ラワン柾目で ( *´艸`)

えーっと・・・昨日に引き続き ( *´艸`)

木の種類&柾目の話ね?

イメージ的には・・・そーだなぁ ( ̄~ ̄;)

今までは調理材料に、安価で美味しいイワシや

アジをメインに使ってたけど、たまには・・・

マグロやタイも美味いよ?って感じ。

ゞ( ̄∇ ̄;)ドーイウ・・カンジダ!

して・・・ラワンの柾目。(≧∇≦)b

木質的には、ラワンは杉や松よりも硬くてヒノキに似て

ピンッ!っと角が立つ感じ。そして少し重い感じ。

そそ!「ラワン」って聞くとラワンベニヤ板を想像

する人も多いけど、そもそもラワンと言うのは

「南洋材」の意味で、熱帯地域で伐採されてる

フタバガキ科の総称ね?(≧∇≦)b

フタバガキ科ってのは、羽子板の羽根みたいな形で

クルクル回りながら落ちる特殊な熱帯種の科ですね。

ヽ( ´ ▽ ` )ノクルンクルン

SPF材=スプルース&松&モミの総称と同じように、

似た伐採木種が多過ぎるから、アッチのマレーシアやら

ニューギニアとかの熱帯雨林「その辺りで自生してる

似たような熱帯巨木」の総称=ラワン材にゃの。

ヽ( ´ ▽ ` )ノゴチャマゼ♪

因みにインド仏教で有名な沙羅双樹(サラソウジュ)

=レッド・ラワンも、この中に含まれます。( ̄Д ̄;)ヘェ・・

元々、未開発の熱帯雨林に巨木として自生してたラワン類は

チークやマホガニと同じで「先進国が乱獲しまくって」 (#`Д´)ノノ

今や・・・希少で絶滅&枯渇の危機。

(*´д`*)ヤメテケレェ

んま、その乱獲の代表格が、今の中国よりも傲慢成金だった

日本だったんだけどね?( ´,_ゝ`)プッ

伐採しまくり&輸入しまくって、数十年前にはラワン無垢

(硬くて重い無垢材)も国内では安価で使いまくってたw

今やラワン=安物&ペラペラの積層イメージですが(´~`ヾ)

良質な巨木ラワンは当時の日本が全部輸入してたんじゃね?

って位にw・・・・安価で良質なラワン無垢も多かったの。

(´~`ヾ)ゼータクナハナシ・・・

んで・・・・当時のありがたーい分厚いラワン板を

φ(°ρ°*)チマチマ・・・私が挽割って・・・

良質ラワン材の薄板を製材した!って訳♪

(≧∇≦)bイェイ!

この薄さでも、杉や松より断然、硬質です。

んま、硬いからこそ、精度良く&薄く出来る訳です。

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

んで、ちょっと話は前後するけど・・・

「薄い(軽い)木板で箱を作れませんか?」と

言う問い合わせと・・・

先日の「アラレ組み」にも通じる話で・・・

硬い&重い→薄く作れる→結果的に薄く&軽く出来る

のですがぁ・・・あんまり木板が薄いと、今度は

「接着面積が減る」のね?当たり前だけど。

( ̄~ ̄;)ウムム

薄い相手には釘やビスも効かないし、木工ボンドごときでは

どうしても構成強度的に足りなくなって来る。

(´~`ヾ)ソッカァ・・

なので、ココで!接着接合面積を大幅に増やせる

「アラレ組み」が生きて来るわけです。

(≧∇≦)b

そう。見掛け倒しの自慢飾りの為じゃあ無くて・・・・

薄くて軽いモンを作る時や接合強度が必要だから

接着接合面積を稼ぐために「アラレ組み」や「フィンガー

ジョイント」ってのが必要にゃのだ。

(≧∇≦)bナルヘソ!

んでからぁ・・・

薄板でφ(°ρ°*)チマチマ平面板も接いでます。

ココまで接合面が薄くて少ないと、エマルジョン系

(木工ボンドの類)では接着強度が足りないので

これらはエポキシ系やシアノ系で強靭に接着します♪

(≧∇≦)bバシッ!

んで、コレでトランク形状を作ってみます。

重い&硬質なラワン部材だけど、全体的に杉材の

半分以下の部材厚みで構成出来るから・・・・

正に「軽くて頑丈」に作れる訳です♪β(□-□ ) フムフム

コレは、まだ箱状だけの基本構成ですが、

めちゃ軽いし、かなり頑丈だったりします♪(≧∇≦)b

こーなると、そこらの木工所と同じくらいに

コストが掛かって来ちゃうのですが、私の従来品よりも

遥かに良いモノも作れちゃうって訳。(≧∇≦)b

逆に言うと、「あー出来るだけ安く・・・(*´д`*)アワワ」

とか「ベニヤ材でも良いんですぅ(*´д`*)セコセコ」じゃあ

作る価値が出てこない。 ┐(´ー`)┌

「もっと簡素で良いから安くて・・・」って思う人も

居るかも知れないけど、部材コストを下げても

手間代は殆ど同じだけ掛かちゃう。 ( ̄~ ̄;)

例えば、木箱でも80センチと40センチだったら

大きさは半分だけど、作る手間は同じだけ掛かる。

大きさは半分でも、値段も半分・・・とはならない。

半分で済んでるのは材料コストだけ。

(*´д`*)アマーイ

木箱に限らず、全ての木工の工程数や製作のべ時間の

話で、だから、あんまり「安くて簡素でも良いんです」

(*´д`*)セコセコ・・・ってオーダーを断るのは(依頼側に

「そのものを見てる価値が低すぎる」と言うのも

あるのですが)そんなんじゃあ手間賃が出ないだけの事。

┐(´д`)┌

「最低構成可能価格」と言うのは、その意味です。

それより予算が低いと、材料をケチる以前に、手間代が

足りなくなって来る=「作ると赤字」ってラインですね。

(ソコまでギリギリな設定も・・・どーかと思うケドw)

( *´艸`)アハハ

それだったら、自分でDIYで作った方が安いだろうし

それが出来なくて私に依頼してるなら、私の手間代を

「メチャクチャ下に見てる」って事になっちゃうの。

(*´д`*)ソッカァ・・・

良い部材を使って高いモノを売りたい。って話では無くて

今も昔も、私は、その時の価格に合わせて良いモノを創る。

だけど、正直、低価格だとコスト的な制約で、どうしても

安価な材料しか使えない。(ノД`)・゜・。

手間も惜しみなく注ぎたくても、それだけの手間賃が出ないと、

パフォーマンスの出しシロが乏しい・・・・ ( ̄~ ̄;)

つ~かね? ( *´艸`)クスクス

もう・・・そろそろ・・・低価格ばっかりじゃあ無くて

「もうちょっと良いモン」を皆さんも欲しても

良いんじゃねーかなぁ?って単純に思うから。

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

元々、高価でも安価でも手間賃をほぼ同じで

工程計算してるから私の利益は大差ないんだけどぉ

(´~`ヾ)タハハ

どーせなら(≧∇≦)bもーちょい良い部材を使って、

良いモノ「も」創れるようになりたいなぁ?って

意志です♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン

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