モルフォ蝶の構造色

先日、|ω・‘)・・チラリと書きましたが(´~`ヾ)

最近、レクサスの50万台達成記念モデルとして

「Structural Blue」っと言う鮮やかなブルーの限定色が

発売されたのね?

何たら学園やら発砲事件うんぬん・・・まぁ、そんな

くだらん話題よりも余程に興味深い&画期的な話題。

( *´艸`)ワクワク

「モルフォ蝶」ってのは南アメリカに生息してる蝶で

自然界にはあり得ないほど鮮明なブルー色で有名です。

それもその筈、そもそも世の中の植生物の大半は色素で

色を出してるのですが、例えば七色に光る玉虫や・・・

例えばイワシの銀色や・・・モルフォ蝶の色は「構造色」

と言って、そのものに、その色では無くて光が反射する時に

微妙な干渉や屈折が起こって、その色に見えるって事。

アワビ内殻の虹色やイワシの銀色は多層膜干渉といって

例えば、イワシの銀色はグアニンの板状結晶と細胞質の積層に

よるモノで、金属の色では無い。アワビ殻も炭酸カルシウムが

何層にも重なってるだけで目に見える金属が入ってるのではない。

シャボン玉や水に油が浮いた時に見える虹色は薄膜干渉。

薄膜の極うすい表面と裏面に反射の干渉現象でそう見える。

流体は流れで薄膜の厚みが変わるのでウニョウニョみえるでしょ?

CDの裏面や七色に見えるオーロラ・シートや虹色に鏡のように

反射するバイクのヘルメット・バイザーも・・・・

例えばCDの裏面にはアルミ蒸着させた薄い膜に、情報を書き込む

為にメチャクチャ細い溝に「0101」信号の凸凹を彫ってる。

判り易く言うと・・・

大きい溝がレコード。それを細かくしたのがフロッピーディスク。

それより細かくしてレーザーで読むのがCD。それを更に細かくしたのが

DVDで、更に細かいのがブルーレイなのね?

( ̄Д ̄;)ナール

んで、CDくらい細かい溝あたりから・・・その溝に光の反射干渉が

起こって虹色に見えるって訳。バイザーも同じ原理。

以前に色の事で説明したと思うケド・・・そもそも色と言うのは

物体に光が当たって反射した時の波長が色。

難しくなっちゃいそうだけど・・・紐解くと・・・

夕焼けが赤いのは、西の遠い位置に太陽があって、地球表層の

水分やチリなどで最後に一番光の波長が長い赤が届くから。

太陽の色も空の色も本当は何も変わらない。景色も全体的に

赤っぽくなるケド「そう見える」って事。

逆に波長が短いのが青ね?その間に7色あるのが可視光線。

因みに、この青より波長が短すぎて肉眼で見えないのが紫外線。

赤より波長が長すぎて肉眼で見えないのが赤外線って言います。

っで、要は、その青から赤までの波長の中に7色ほどに判別できる

波長帯の事を可視光線。この色で反射して見えてるモノを色と言うの。

なんだか難しそうだけど・・・実に面白い。 ( *´艸`)

つまりね?モノに光が反射する時に100%乱反射を起こすと

(色が多過ぎて判別出来ない時を含めて)色は白に見える。

逆に光をすべて吸収して反射しないと黒に見える。

極端に言うと、白い紙にプスっ!っと穴を開ければ黒になる。

紙は乱反射して白なのに、穴だけは突き抜けて反射して無いから。

穴が大きくなると向こう側の反射光が見え出して黒には見えなくなる。

( ̄Д ̄;)アー・・・ナルホド

んで、(他を吸収して)ある一定の波長だけを反射すれば

赤や黄色や青や緑に見えるって訳。

太陽光やライトの光は、ほぼ全色の波長を出してるんだけど、

それぞれには色は無く、それぞれの物体の反射加減が・・・

色として見えてるのね。 ( ̄~ ̄;)ヤヤコシイ

光を反射じゃ無くて、ライトやモニター画面みたいに直接、

色の波長を肉眼側に照らす照射だと、反射とは見え方が

違って来るけど、目に届く波長はほぼ同じ。

んで規則正しく乱反射を起こせば、金属っぽい色に見えて、

そのまま真正面に反射させれば鏡になる。磨き倒して

凸凹を消せば100%反射に近い「顔が写る」って事。

そう考えると、色素と言うモノ。ペンキや顔料やインク。

それらも「そのものの色」とも言えるけど、本当は

「そのような色に反射する表層をもつ」とも言える。

( ̄~ ̄;)ウムム

古代なら、赤は血の色で再現したかも知れない。

その血と言うモノもヘモグロビンの酸化鉄の色で、

酸化鉄から弁柄を作っても赤になる。漆に混ぜたら朱色ね?

β(□-□ ) フムフム

顔料も元は天然鉱物だったり、染色なんかもそう。

化学変化や何やら・・・・でその色が出る。

っで終わりでは無くて、「その色に反射して見えてる」

とも言える。

オーロラやプリズムのような虹色を連想しちゃうかも

知れないけど、それだけでは無くて、ハッキリその色と見える

色にも同じ事が言える。例えば牛乳は白色だけど、

本当は分子レベルで乳化エマルジョンで光が乱反射するから

白に見えてるだけ・・・( ̄Д ̄;)ソッカァ・・世の中全ての色がそう。

難しい事は判らない。草木染めや油絵画家、スピリチュアルな

感性や芸術的な分野からすれば・・・受け入れ難い部分かも

知れないけど、元々「色」と言うのは、そうなってて・・・

根源は1つ「(光の反射で)波長が色として見えてる」以外は無い。

ウィキペディアでは「顔料の発色とは違う分野」と

記されてるが「違う=別物」なのでは無い。

突き詰めれば顔料と言う表面にすら、何らかの「そう見える」

構造があるから、顔料の色がそう見える。

β(□-□ ) フムフム

ソコまで探求が進んでないだけ。進まずとも使えてるから

そのまま使ってるだけ。麻酔と同じで解明されてなくても

なんとなーくでオボロゲでも・・人類は良く使うw

それが人知を超える原理の多くは神秘性と解釈し、崇めたり

信仰する事で解釈を止めるが、本当の原点は一つしか無く、

それが科学や人知で少しずつ解明されてきてると言う意味ね?

んで、構造色と言うのは、赤を書くのに血を使う。

木の色を書くのに木の搾り汁を使う。青色の鉱石を砕いて

塗る・・・顔料や塗料の原始的な発想から、もう一歩進んだ分野。

つまり、モルフォ蝶にもレクサスの「Structural Blue」にも

青色の色素や青に見える物質は・・・・全く入っていない。

構造色と言うのは、そう言う事で反射制御なの。初期の段階では

マジョーラなんかもそうですね。(5層積層として表面50%と

塗膜内部の50%の反射干渉が組み合わさってあのように見える)

して・・・モルフォ蝶の青ってのは、研究が進んで・・

羽根の鱗粉が、電子顕微鏡で見ると、ジグザクの積層壁で

その間隔が青色波長の半分の0・2マイクロメートル。

ソコに光が当たる事で・・・反射した光が干渉現象で

分光分析上でも同じ、鮮やかなブルーメタリック色を

発するってのが判ったのね?

( *´艸‘)スゲェ!

それを日本の松井教授が、ナノの世界の、この複雑な

構造を集束イオンビームでナノカーボン積層して同じ

積層壁を作る事に成功。見事に同じ色に発色したの。

( *´艸`)スゲェー!

んで、ナノカーボン積層だと時間が掛かり過ぎるので、

それをTOYOTA(レクサス)が研究を進めて(恐らく

特殊なナノ表層のプレス金型を開発かな?)今回!

世界初の市販車の外装パネルに施す事に成功って訳。

(≧∇≦)b

今後の技術次第で、理論上は可視光線の7色全て

(色によって光の反射干渉構造が、それぞれ違う筈だから)

再現出来ると予想される。

ヽ( ´ ▽ ` )ノスゲェ!

その青が、色としてキレイなのもスゲーけど・・・

顔料塗装では無いので、直射日光でも暑くならないかも

知れないし、紫外線劣化の影響を理論上は受けないので

青空駐車でも色落ちが全く無いかも知れない。(知らんけど)

もしかすると、モルフォ蝶にも判別できる色の筈なので

沢山の蝶が集まって来るかも知れないですね? ( *´艸‘)

ただね?これを50万台記念の1500万円のレクサスに

採用する辺り・・・・流石はトヨタ(レクサス)は、

客層セグメント分析がしっかり出来てるなぁ?っと感心する。

つまり・・・フツーにブルーメタリックが好きとか嫌いとか

好みの問題では無く、この上記を理解し評価する知識人の

富裕層に敢えてターゲットを絞ってるって事ね?

ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラシィ!

あっ?判り難い?あのね?もう世の中に色んな色も自動車も

溢れかえってるのね?だからレクサスを買える富裕層には

「見た目」だけでなく、その次の「付加価値として」の色が

必要だったって意味ね?

きっと、その層にはご理解頂けるであろう。

だからこそ「あの綺麗な青を人工的に真似た」のでは無く、

「その神秘を解き明かし、市販車に再現した事を高く評価出来る」

高学歴な知識人をターゲットにしてると言う意味。

単純に考えれば判る。1500万円の高級車で、無論、ちょっと

擦っただけでも、近所の鈑金屋ではリペア塗装すら出来ない。

完全に、レクサスディーラーに持ち込んで、補修パネル丸ごと

交換と言う「高額で完璧な修理を頼む方」しか相手にしてないw

「えー?青は、あんま好きじゃ無い」とか ( *´艸`)

「難しい事は判んなーい」「幾らすんのよ!高いわ!」

なーんて知識低層がほざくのを尻目に・・

優雅に理解した上で敢えて、このモルフォ蝶の色を纏う。

スンゲー贅沢。 ( *´艸‘)

逆に言えば、この解説を理解出来ない&評価出来ない層には

コレだけの数十年&億を超える研究を評価するには足りぬ。

って訳。

2極化なんて単純な話では無い。富裕層とは資本の違いでは無く

「知識(つまり、それを高く評価出来る事による付加価値&自己満足)」

が大きなセグメントの差になる。

1500万円って言ったら、分譲住宅一件買えちゃう値段 ( *´艸`)

世の中、銭金だけでは無いが、それをポン!っと買える富裕層は

確かに、それだけ心に余裕(自分を満たす金額)があるし・・・・

それを「知識で理解して高く評価出来る」からこそ!とも言える。

私はソコまで強烈なセグメント分けを狙っては無いが、やはり

価格だけで見比べ、あまりにも知識が足りな過ぎる人には

評価して貰いようが無い。

( ̄~ ̄;)

「デフレで目が曇った方」「価格比較購買のオバハン」と

愚弄して相手にしないのは、その為で「無知は罪」だし・・・

「知識があるからこそ、より満足を獲る」と言う事を

お客さんの立場に立って理解してるから、この商売をしてるの。

( *´艸‘)

今回の話題は凄く興味が沸くし、ココをご覧の私のお客様も、

難しくても ( ̄~ ̄;)何となくとでも・・理解するのが楽しい筈。

( *´艸`)ウンウン♪

さっきの話の途中に出たDVDよりも溝が細かい「ブルーレイ」が

虹色より青に近いのも、きっと・・( ̄Д ̄;)アッ!

構造が理解出来れば、謎が繋がり・・・面白いでしょ? ( *´艸‘)

だから・・・この色が10年後に安価車種&軽四に採用される事は・・・

絶対に無いと思う。

┐(´д`)┌ソリャソーダ

また、芸術や違う分野で「色」と言うモノに携わってる方々には

神秘やスピリチュアルな部分や感性・・・それも大切だが

その1つ「色」と言うモノが、塗料&顔料&ペンキなどの色調より

一歩大きく前進したと言うのは、受け入れた方が良い。

(≧∇≦)b

受け入れずも構わないが、これがあの画家がワザワザ生涯

探し当てたあの鉱物の事かも知れないし、求めてた青かも知れない。

( *´艸`)カモカモ?

「絵の具の金銀は邪道」絵描きにとっては当然であるが、

じゃあ何故なのか?上記を理解出来れば自ずと答えは出る。

金属光沢と言うのも自由電子の・・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

そんな事まで知らなくても良いが、色と言うモノを

曖昧な知識で学ぼうとせず、神秘的な固定概念で

誤魔化すのでは「天動説を信じてるのと同じ事」だよw

「解体新書」があったからこそ医学も進歩したの。

答えがいくつもあるのでは無くて、どちらの根本も同じで

解明されるのを、ただ拒否するのでは時代に逆行してしまう。

( ´,_ゝ`)プッ

その先に進める芸術や表現に生かす方が、より素晴らしく

より高度で有益だと思うの。

まだまだ人間の英知と言うのは未熟で、完璧な分野など

存在しない。ただ、その恩恵があってこその現代であるし

これからもドンドン進んで行く。

自分が学んだ事、覚えた知識や常識。それを元に人は

生きて行くのだが、それは常に刷新されて行く必要がある。

ただ、人は楽を好み、それを苦に思いやすいし、変革を嫌う。

前に進む度に「今で良い」と拒む逆行があり、2歩進んでは

1歩進み・・・としか進まない。常識も信仰も価値観も政治も

全て。ただ、それが進化を遅らせ、やがて取り残されると、

自分以外の世の中が間違ってる!っと老害や鬱になりかねない。

私が知ってる上記ですら、数十年後には違う解明がなされて

間違い&刷新の必要が出て来るかも知んない。そー言うモン。

きっとコレを読んだ方は、信号待ちで鮮やかなブルーの

レクサスを見たら立ち止まる筈。 ( *´艸‘)ワタシモ

「けっ!金持ちが粋がって!(# ゚Д゚) ムカッ! 」では無くて、

へぇ・・・ドライバーさんはこの色を理解して高く評価し

買える方なんだな?っと・・・少し違う見方になる。 ( *´艸`)

無知では・・・

「はぁ?あの青?どこが?一緒じゃね?(# ゚Д゚) ワカンネー!」

は評価しようが無い。┐(´д`)┌ヤレヤレ

価値ってのは知識なの。

何でも知って無きゃならないって言う意味じゃ無くて・・・・

「なーんも知らーん!わかんなーいヽ( ´ ▽ ` )ノ」では

そりゃあ・・・価格しか基準に出来ないだろうし・・

安ければ安い方が・・・が正しいと思ってるだろう。

(ノД`)・゜・。

100円均一の折り紙の青とモルフォ蝶の青が同じに

見えてるなら・・・そりゃあ・・・可哀想な話。

 

 

なにも頭に知識を叩き込むのでは無くて「えーっ?(# ゚Д゚) 」

っと、スグに「何でも考えるのを拒絶する癖」を辞めれば良いだけ。

だって、その先に価値観ってのがあるんだからさ♪(≧∇≦)b

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