プレーナー掛けです。

今日は、木工材料の加工です。

棟梁かっちゃんの秘密基地?(* ´艸`) 「キザミ作業場」に来てます。( ̄∇+ ̄)v

プレーナー機とは、平削り機の事。平たく言えば電動カンナのデカいバージョンです。

荒材の野路板を「四方プレーナー」掛けてます。

*「荒材」とは・・・

山から木を切り出して、製材所で規定寸法に切り刻んだ状態が「荒材」

しゃくば(紀北方言で木のトゲの意)が、出たままの野路板とか角材とか・・・

安くて、仕上げが、どーだって良い木材の状態。当然、KD(強制乾燥)させてないので

グリーン材(生木を切っただけの湿ってる状態)が殆どで、カビ&虫が出易いです。

サイズも、例えば12mm厚でも13・5mmもあれば11mmしか無い場合もある程、

安価ゆえに、寸法にバラツキがあります。

*四方プレーナーとは

両面と左右面、4面共にプレーナーを掛けた状態。4回プレーナーを通すので、面倒(笑)

でも、コレで一気に安物の「荒材」から「仕上げ材」に生まれ変わり、大きくランクUPします。

「チューイィィィィーーン・・・」っと、一気に薄皮が剥けます♪ヽ(´▽`)/

私も、手押しの電動カンナなら大&中サイズの2台持ってるんだけど・・・・

プレーナーの良い所は、

①半自動送りなので早い!・・・・厚みをセッティングして、入り口に差し込めば、後は

ローター刃が引き込みながら削ってくれるので、木材を押したり引いたりしなくて良い。

このプレーナーは280幅なので、90mmの板なら3枚!!同時に削れます♪

 

②表面が一定&反りを消せる・・・・厚みが一定のまま削れるので、表面が一定になる。

手押しの電動カンナだと、押し始めと終わりで、裏のアテ板のズレが出て、厚みが微妙に

変わってしまいやすいのと、電動カンナ自体が、木に対して完全な水平&直角に、手で

保持して押すのは不可能なの。手押し電動カンナは「表面を取り合えず一定に削る」だけ。

厚みに起伏があっても「それなり」にしか、削れません。(~~;)>

対して、プレーナーは木材を挟み込んで上面を削るので、必ず水平&一定に削れるの♪

 

③厚みが一定・・・・っで、片面が終われば、反対面を掛ける。つまり、プレーナーを両面

通った木材は、全て同じ厚みになる。コレは、「箱組み」する時に、非常に大事な精度!

プレーナーの最大の強みは「厚さを全て一定に出来る」と言うこと。これはデカい差です。

 

少々、カビが生えたり&表面に傷が付いてる木材&古材なんてのも、表面を削れば、殆ど

生き返ります(* ´艸`) 木材の厚みを調整出来るというのは、ホントに、木工屋さんなら絶対

に欲しい機械!だけど、重いし高い!

それを快く貸してくれる棟梁かっちゃんが居てくれるお蔭で、私の木工の精度が上がるの♪

 

細い側面も、反りが出てる場合が多いので、プレーナーを掛けます。機械の横に側面削り

用のオマケ機能が付いてるので、ソコで削ります。幅が一定なのに反ってると言うことは、

例えば、両端が削れる(膨れている)なら、その反対面は真ん中が削れるので、両面とも

削ります。当然、数ミリ・・幅は狭まりますが・・・・真っ直ぐになる方が大事です。

これで、120枚!!厚みが均一で、キレイな杉板が出来ました♪(#^o^#)

今回は、シャビーな使い方もするので、完全にキレイに削るほどでは無く、

出来るだけ厚みを確保して、厚みを一定にする事に重点をおきました。

たった、約2時間で完了♪手押し電動カンナでは、こうは行きませんヨ?

ありがたや。ありがたや(^人^)棟梁かっちゃん!サンキューです♪

 

さぁ!木箱やマガジン・ラックなどなど・・・・作る材料が大量に出来ました♪

ワクワク(* ´艸`) 何から作ろーかなぁ?ヽ(´▽`)/

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