「トタン加工」タグアーカイブ

アレもコレも(*´д`*)

えーっと・・・・

乾燥した良い気候になって来たのでぇヽ( ´ ▽ ` )ノ

部材の乾燥も進めつつ・・・・・(* ´艸`)ルンルン♪

サイズ指定の睡蓮鉢メダカ蓋×4枚のオーダー品は

チキンネット居込み&圧接着ちうφ(°ρ°*)チマチマ

強力なボンドなのもそうですが、チキンネットを

サンドウィッチ状に挟む構造なのでネット抜けや

弛みは心配ご無用!(≧∇≦)b

他にもアレもコレも進めてるのですがぁ・・・

撮影パシャッ! Σp[【◎】]ω・´)を忘れた(ノД`)・゜・。

そそ!先日の折り曲げ居こみしたトタンパネルも・・・

施工完了!ジャストフィット!(≧∇≦)bイェイ!

コレで画鋲じゃなく、マグネットで掲示出来ますね♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノアザース

巻き込み鈑金プレート(* ´艸`)

えーっと・・・・ご存知(≧∇≦)b

カフェ&ギャラリーAQUAさんからのご依頼で・・・

既存の外部提示板を「マグネット式」に変更できないか?

ってご依頼。

要は貼り付け面をブリキで作れないか?ってご希望。

ただ・・・どーでも良い事なんですが、皆さんが良く

「ブリキ」と称してるのは、実は「トタン」です。

ブリキと言うのは薄鉄板にスズをメッキした鉄板で、

トタンと言うのは薄鉄板に亜鉛をメッキした鉄板です。

トタンの表面に亜鉛の複雑な結晶紋(スパングル)が

出てるのが、トタンの証拠。

昭和の衣装箱とか、ビンテージ系のアレも「トタン」です。

響きが悪いのと、皆がブリキと称してるので、世の中的にも

トタン=ブリキの意になってますが、本来は別物です。

(´~`ヾ)

何処がどう違うかと言うと、スズは鉄より酸化しにくいので

メッキしてます。トタンは亜鉛の方が酸化しやすく鉄の代わりに

酸化被膜を形成してます。(犠牲防食)

β(□-□ ) フムフム

ブリキは昔の玩具や缶詰など普通、塗装や透明コーティングが

施されていて、素地は稀で、缶詰や防災バケツくらいかな?

(´~`ヾ)ソーナノ

因みに、外壁では塩害&錆に強く、見た目がキレイな

最近多い「ガルバリウム合板」と言うのも米ベスレヘムが

開発したアルミ&亜鉛&珪素をメッキした鉄板。

簡単に言うとトタンにアルミをプラスした鉄板です。

( ̄Д ̄;)エッ?ソーナノ?

んで、トタン素地や白だと、屋外では乱反射しやすく

また、掲示するモノが白の紙モノが多いと言う事で・・・

ブラウン色の大判カラートタン板を買ってきた。

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

画用紙より大きいくらいのサイズ時は、この

建築用材の大判サイズしか市販されてないから。

(´~`ヾ)タハハ

んで、ご指定の610×900にφ(°ρ°*)チマチマ切り出し。

加工時に傷が付きやすいので全面養生テープ貼り。

カラートタンの薄板そのままでは、切り口が危ないのと

ペラペラ過ぎて使えないので、内部に4mmベニヤ板を

芯入れして、周囲を折り曲げます。

(≧∇≦)bナルホド!

因みに、鈑金の常識ですが(´~`ヾ)折り曲げる鈑金の

場合は「折り曲げた厚みもプラスされる」から、その

折厚みも計算に入れないと駄目ですよん。

┐(´д`)┌アマーイ

んで、裏返して周囲を折っていきます。

これは、たぶん鈑金屋とやってる事は同じかと?

中に入る4mm分を空かせて巻き込み折してます。

ただ、独学で独自のノウハウ&道具で行ってるので

このやり方が正解って訳でも無いと思う。(* ´艸`)

一辺の巻き込み折が完了したら、ソコから正確に

直角90度に2辺目を折ります。φ(°ρ°*)チマチマ

んで、それを基準に正確にマイナス寸法を

割り出したベニヤ板を接着&居込み。φ(°ρ°*)チマチマ

上手く貼れましたね♪←ココが超~むずい。

後は、残り2辺を同じように巻き込み折すれば・・・

完成♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ

これは裏面になりますが、この状態でジャスト!

900×610で厚みが5mmです。(≧∇≦)bウンウン

そそ!いつもこー言う作業を掲載してるので(´~`ヾ)

「さすがプロ!慣れてる」なーんて思うかも知れませんが

こんなの生まれて初めて「一発勝負」ですよ?

( ̄Д ̄;)エッ?

無論、事前にテストしたり、暇があれば加工をアレコレ

試しますが、イチイチ練習する訳に行かないし、

ブリキ屋に修行に言った訳でもない。

失敗したら倍の材料が必要になって、完全に赤字です。

(´~`ヾ)

だから常に!こーするんだな?こーなるのか?プロのコツや

仕上がりをよく観察し「こう加工すればこうなる」ってのを

色んなジャンル&分野で考えて実践してます。

また、例えば・・・サイズが小さかったり予算が見合えば、

市販品のホワイトボードを寸法カット加工する手段も考えられる。

鈑金だから・・・木工だから・・・なーんて制約はない。

(* ´艸`)アハハ

恐らく、全てが全て、毎日の作業、加工一つ・・・・

毎日違うご依頼にぶっつけ本番?と言うと

普通はビビると思いますが、私のやってる生業はコレです。

(≧∇≦)bギャハハ

逆に同じ事&前にやった事がある事の方が遥かに少ない。

ご依頼は常に違うし、色んなマテリアルや色んな用途や

要望に合わせる。「初めてなんでゴメンナサイ(´~`ヾ)」

なーんて全く通用しない。完璧に仕上がってこそプロ!

ちゃんとした、お代金を頂戴出来るの(´~`ヾ)

逆に言えば、人に教わったまんまを真似るとか、

慣れた仕事なんて全然楽しいと思わないし・・・

同じ事を2度やったら飽きるw

完璧には仕上げますが、だからこれで満足・・・

なんて考えもしない。┐(´д`)┌

常に勉強、常に努力、死ぬまで修行。

鈑金屋さんなら出来て当たり前だけど、こー言う依頼が

毎日来る訳じゃあない。

何か単一の職種、それだけで食って行ける時代では無いし、

今や、小回りの利く建具屋も鈑金屋も大工もドンドン減る。

色んな事が完璧に出来て当たり前。色んな知識やノウハウも

加工技術もセンスも全部あわせ持つ。

それが近年のプロ職人のあるべき&目指すべき姿だと思います。

(´~`ヾ)エラソーニ

じゃあ、数多の色んなマテリアルや色んな特殊加工。

一発で完璧に成功させるには?

そりゃあ・・・バカ程、失敗するんです。人の何倍も。

( ´,_ゝ`)プッ・・・もう嫌になるくらい。永遠にw

そして何故そうなったか?そうなるか?を考えて対策する。

確実に出来そうなら、敢えて更に高度な方法を模索する。

だから本番で失敗しない。しても直ぐに対処できる。

┐(´д`)┌ソーイウコト

だから私の生業はとても特殊で誰でも出来る職種じゃあない。

だ・か・ら・私が居るの。

(* ´艸`)ニャハハ