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金属切削の続き

えーっと・・・先日から進めてる更なるCNCによる

金属切削テスト。(* ´艸`)

実際に試す事でポキポキ高価なエンドミルを何本も

折ってるのも確かなのですがぁ(ノД`)・゜・。

色んなテストでノウハウも増えて来た。

β(□-□ ) フムフム

こー言う真鍮板から抜き出し加工出来るように

なったし・・・(≧∇≦)bスゲェ!

CNC精密加工の限界(小ささ)も更に上がった♪

以前は、この小ささは加工出来ませんでしたが

機械的限界とは違ってデータ改良によって解消出来たの。

そして加工時間も経路見直しで30分は短縮出来てる。

(≧∇≦)bイェーイ!

こー言うノウハウってのは、何処かで習えば教えて

貰える訳でも無いし書物に書いてるモノでは無くて

自分で試しながら探求してノウハウとして得るモノ。

結局、機械も道具も使い方次第だし、この手の場合は

手先の技術とは違い、データの精査と実際の金属の特性も

両方とも理解して無いと、なんでそうなるのか?探り難い。

( ̄~ ̄;)ウムム

もし、当初の私がいきなりコレを試したら、もっと

何本もエンドミルを折ったり、最悪、機械を壊してたかも

知れない。ココまで実際に切削可能なのか?の予測も

つかなかっただろし辿り着かなかった筈。何事も経験。

失敗してこそ!!

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

特に近年、効率化を求めるあまり、コレを遠回りのように

感じたり、即最良の答えを欲しがるけど・・・・

まぁ・・素人で知識が無い程、在りもしない「近道」

「最短距離」を求めたり、それでは、例え現状のベストが出た

としても、それがベストなのか?どうかも判らなくなっちゃう。

( ̄~ ̄;)ウムム

ましてや、その「不足を埋める」ような知識&学び方だと

余計に安定を求めて冒険と言うか探求出来なくなる。

モチロン、ココのブログで全てを載せてる訳では無いし

コレだけ出来ればOKなんて終わりは無い。

(≧∇≦)b

もっとこう出来ないか?コレが無理なら違う方法が・・

っと言う風に好奇心、探求心は尽きない。

イメージ的に言うと「知らぬ間に辿り着いた」に近いw

逆に言うと技術やノウハウ、コツって、こうじゃないと

修得出来ないと思うの。

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

「誰でも最初から出来なくて当たり前」なんだけど・・・

今の時代、教育して育つまでの寛容さは仕事では排除され

オペレーションそのものを簡略化させるか?即戦力以外は

育つ暇も与えて貰えない。

モチロン、商売や仕事でも失敗して学ぶなんてロスに

なると考えちゃうし、そんな余裕も誰もが無い筈。

また、修得する側も身構えて「ココまで」と言う仮想目標を

立ててしまうから、それ以上は伸びなくなってしまう。

そうなると向上する為に欠かせない「好奇心」「探求心」が

まるでダメな事のように錯覚してしまう。

つまり勉強や仕事は「辛いモノで辛くて当然」みたいなw

┐(´д`)┌ソーイウコト

時給が支払われる訳では無いので、時間と労力の無駄、

高価な部材やエンドミルをダメにしちゃうからロスなんだけど

その位の対価を支払ってでも獲る意味がある事を知ってるから。

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

こんなの頼まれても無いし、イヤイヤ無理にやってるんじゃない。

飯を食べるのを忘れちゃうくらい・・・単純に面白いの。

難しいほど面白い=ドMじゃない!克服する達成感じゃ無い!

ただただ面白い。予測と反したり予測以上だったりするから

新しい発見や発想が見つかって、ますます面白い。

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

私って子供っぽい好奇心旺盛らしいけど・・その好奇心が

この年齢まで保ててる事は、本当に有難い事で生かすべき。

まだまだ探求は続くのだ♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

飯盒炊飯(* ´艸`)

えーっと・・・・実兄から実家の納屋を整理してると

こんなの見つけた♪ヽ( ´ ▽ ` )ノっと・・・

懐かしの飯盒炊飯w(* ´艸`)

実は・・・・特別な思い出がありましてぇ(´~`ヾ)

私達、兄弟が幼少の頃、両親が共働きで、まともに

家族旅行やレジャーが出来なくてw

夏休みシーズンに苦肉の策で・・・

家の庭に穴を掘って、テントを立てて「自宅家族キャンプ」

をやった記憶があるのw

(* ´艸`)ギャハハ

コロナ禍の現代なら、やる家族も居るんだろうけどw

まぁ・・・30年近く前、そんなイカレタ事をする

家族は実に稀・・・家の兄弟の黒歴史みたいなもんw

( ´,_ゝ`)プッ

別に恥じてるんじゃ無くて、実は「楽しかった」のを

覚えてるw昭和の頃は林間学習とかで青年の家とかの

レクリエーション行事で飯盒炊飯とかもまだまだあったし。

(* ´艸`)ナツカシィ

っで・・・その黒歴史時に飯盒炊飯した時のがコレw

もう懐かしくって「おお・・・おおぉ・・」って

家族皆で感動したw

久々なので、飯盒炊飯を覚えていない人の為に

(≧∇≦)bカイセツ!

この飯盒は、ごく一般的なタイプでアルミニウム製の

アルマイト(ヤカンと同じ素材)で4合炊きですね。

軍用&登山&被災用でもあるから暗黙の決まりで

「内蓋すり切りで米2号」「外蓋すり切りで米3号」なの。

んで・・・本体の水切り線の下が2合の水の目安で

上のラインが4合炊きの水位の目安。

(≧∇≦)b

つまり、二合炊きなら内蓋で米を掬って測って、

洗米後、浸しを30分くらいして下のライン水位で。

四合炊きなら内蓋で2回、個目を掬って測って。

同じく浸して上のライン水位まで水を入れて・・・

焚火や直火で30分くらいで炊きあがり、

そのまま上下をひっくり返して余熱で蒸らして

出来上がり♪

火力が強いと吹きこぼしたり蓋に重石が要るけど

まぁ・・・大抵は(少しおこげが出来て)上手に炊けるw

コレね?炊飯器でしかご飯を炊いた事が無い人は

ビックリするほど簡単で、土鍋並みにご飯が美味い♪

昭和の時代は、コレで大人1人(4合)も白米を

食ってた。んで、内蓋はおかず入れにも使える。

このまま、腰にぶら下げて山を登ったり、これを

何個か?並べて焚火に入れても上手く対流するように

こー言う凹んだ独特な形状なのね。

実に理に適ってて便利グッズ。説明書なんか無くても

誰でも使えた。現代では考えられんでしょ?

(* ´艸`)

っで、実兄も甥っ子も面白がって、今度、屋外で

意味無く「飯盒炊飯しようぜ!」って事になった。

( ´,_ゝ`)プッ

昔はね?ココに測ったお米だけ入れて、後は沢の水で

洗米して水汲んで、その場で焚火して食ってたの。

沢の水は綺麗だし、そもそも煮沸殺菌できるしね?

β(□-□ ) フムフム

今のアウトドア用品とか安価だとチャッチイし

ガスコンロだの色んな装備で反って嵩張るけど

昭和の飯盒炊飯の方が遥かに便利グッズじゃね?

40年後でも使えるwとか思っちゃった。

(* ´艸`)クスクス

ホイール磨き(* ´艸`)

えーっと・・・・先日、私の友達から

「知り合いのバイクのホイールを磨くから工具貸して?」

って事で磨き工具を貸したのですがぁ(≧∇≦)bイイヨ♪

翌日になって工具返却と同時に・・・・

何故か?私に丸投げ (#`Д´)ノノオイィィ!

取り合えず磨いたけどコツが判らないから見本で

磨いて? (人ゝω・)とか何とか上手い事言って・・・

┐(´д`)┌ヤレヤレ

ただ・・・・嫌味じゃ無くて「全然・・磨けてない」

( ̄Д ̄;)エッ?

普通の無垢アルミなら誰でもシコシコ磨けば輝くんだけど

以前にも書きましたが、アルミと言うのは空気中の酸素と

結び付いて強靭な酸化アルミ層を自己生成します。

それを意図的に形成させたのが「アルマイト処理」

ミクロの気泡が軽石状に出来て、ソコに染色したのが

「ヤカンの真鍮色」だったり紫や赤のアルマイト仕上げ。

んで、更にソコにメッキを施してギラギラなのもありますね。

β(□-□ ) フムフム

なので、その酸化層のお蔭で錆びにくく、市販のアルミ材や

サッシのアルミは艶の無い、あんな(安っぽい)銀色と言うか

アルミ色なの。

β(□-□ ) フムフム

どちらにせよ、アルミニウムと言うのは無垢では1円玉と

ほぼ同等で柔らかいので、ジュラルミンなどの合金が大半ですし、

更に、表面を酸化させて強靭な硬い層を形成させたものが

アルミ製として市販されてる訳です。

(≧∇≦)bナルホド

んま、バイクのクランクケースとかは、無垢に銀塗装だったり

するので、塗膜を剥げば比較的簡単にコンパウンドで磨くだけでも

輝くんだけど・・・・

こー言うホイールとかは(恐らくアルマイト&メッキ)

なので、先ず、その硬い皮膜層を剥がなきゃ磨けない。

彼なりに頑張ったようですが・・・・

見て判るように白っぽいヌガーみたいな被膜がガッツリ

残ってるでしょ?これじゃあ素地まで届いて無い。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

言ってしまえば「硬い層をワザワザ磨いて剥いだだけ」

で苦労が報われてない訳です。この状態では磨いても

磨いても・・・輝く訳が無い。

(ノД`)・゜・。

んま、知らなきゃ判んないのも判りますがぁ(´~`ヾ)

先ず、強靭な被膜層は極薄でもメチャクチャ硬いので

#120程度の粗目でガシガシ!素地まで削り落とさないと

駄目。錆や傷はその下の無垢アルミ素地に付いてるんだから。

┐(´д`)┌ソーイウコト

ココが最終的にピカピカに輝く「アルミのバフ掛け」の

一番難しいトコロで・・・クソ硬い極薄層を剥ぐんだけど

捲れた途端、1円玉程度の柔らかいアルミ層に届くので

力任せにガシガシ削るとゴッソリ削り過ぎたり、妙に

深い磨き傷が残って苦労するハメになっちゃう。

( ̄~ ̄;)ウムム

んま、慣れるしか無いんだけどヤスリの食いつきが

変わったら(素地に到達するとグっっと食い込みます)

優しく丁寧に剥ぐ感覚。

んで、粗方、硬い層を剥ぐと・・・今度は

「面出し」をしなきゃいけない。

アルミと言うのは大抵は「キャスト成形」だったり

これの場合は「パンチング打ち抜き&絞り加工」なので

必ず微妙に「ヒケ」「歪み」が残ってます。

層自体は数ミクロンなんですが・・・クッキリ出ちゃうので

コレを可能な限り、シッカリ取ってキレイな平滑面を

出します。これが面出し。アルミの点錆びや細かい打撃痕が

出て来てるでしょ?この無垢アルミ層に到達してこそ!

この傷を消して、磨けばピカピカになる訳です。

β(□-□ ) フムフム

「磨けば何とかなる?」と簡単そうですが、皮膜層を

知らなかったら無駄な労力で結果が出ず、疲れて

諦めちゃうの┐(´д`)┌モッタイネェー!

っで、指南的に(≧∇≦)b

先ずは#120のペーパーでガッツリ(とは言っても

極薄)硬質な被膜層を剥ぎます。

んで、そのまま#320に変えてφ(°ρ°*)チマチマ

その次に#400までφ(°ρ°*)チマチマ研ぎ出します。

ココまでで先の磨き傷や微妙なムラや傷を取り除いて

平滑な面出しもほぼ完了してます。

更に#800→#1000まで研ぎ出します。

この#1000までで確実に当たってない面が無い

平滑な状態にしておかないと、後々大変になっちゃう。

まだまだココからφ(°ρ°*)チマチマ

更に#1500→#2000まで耐水ペーパーで

水研ぎして・・・φ(°ρ°*)チマチマ

ココまでで完全にヤスリが当たってない箇所が

全く無い状態まで磨き込みます。

(*´д`*)フゥ・・アト、モーチョイ!

コレね?慣れて無いと(輝かないので)ツイツイ

先に進めたいけど#2000まででシッカリ粗下地を

創っておかないと・・・この後磨いても(落として

おかなきゃいけない磨き傷が残ってて逆戻りしたり)で

結局、時間が掛るので、シッカリ!丁寧に根良く

φ(°ρ°*)チマチマ磨きます。

っで・・・いよいよ(≧∇≦)b

青棒(研磨材)で磨き始めると・・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

簡単に輝き始める。これをシッカリ全面磨いて・・・

最後に「ピカール」で磨くと・・・ヽ( ´ ▽ ` )ノビカビカ!

依頼仕事では無いしバイクのホイールは、この程度で

OK。

装飾品とかだったら更にコンパウンド(粗目&中目&仕上げ)

更にポリッシャーで微細コンパウンドで磨けば鏡ソックリにまで

ビカビカに輝きます。(≧∇≦)b

まぁ、これも放置しておくだけで酸化被膜が形成されるので

このままでも良いし(汚れたら、また磨けばOK)

深い錆びの進行や洗車を楽にしたかったら、シッカリ脱脂後に

透明クリアーでコーティングを施せばOK。

(*´д`*)フゥ・・

結局、仕事でも無いのですが(ブログのネタとして(* ´艸`))

面白がって指南&ホイール一個分(左右)を磨きましたが

律義に差し入れを頂きました♪ヽ( ´ ▽ ` )ノアンガトー♪

コレを見本に今度はリアホイールを自分で磨いて

みるそうです。何事も経験ですからね♪

(* ´艸`)ガンバレー♪