「脳梗塞」タグアーカイブ

忘れるw忘れるw

昨日書いたのは、先日ココに書いたように数日前から

左手の人差し指と中指辺りの神経が戻って来たから。

不必要な心配して、私が小心だと晒すハメに(* ´艸`)

私の記憶の整理もあるから重複しちゃうけど(*´σー`)エヘヘ

全体的な整理をすると、私の推測なんだが手足を

自由に動かすには、脳からの指令が必要で・・・・

たぶん、脳ダメージが深いと幼少期から育んだ

膨大な指令のフローチャート(考えなくても意志だけで

普通に手足を動かせるアレね?)が脳梗塞の脳細胞壊死で

抉り取るように大部分を失いリセットされてしまう。

β(□-□ ) フムフム

ダメージが浅ければ、麻痺で動きにくいながらも

「がんばれー!」と、まだ念じるだけで動くんだろうし、

私がリハビリ入院で進めた一般的な歩行&作業リハビリは

ココだと思う。

β(□-□ ) フムフム

でも私の場合、本当は、実はもう一段階深いダメージで、

その命令系統自体も損傷してたらしく、

集中治療室のベッドの上で左半身を動かそう!程度では、

全く動かなかったし、まるで電気の入ってないPCみたく

反応が全く無かったです。

まるで左半身が自分のじゃない肉塊っぽくて、意識しようと

しても「無」って感じだったの。

っで、自身で編み出した「各筋肉に直接指令を送る」方法。

我ながら、コレで随分、結果的に救われたわけですが・・・

でも、このやり方だとイチイチ全部に指示しないと動かねーし、

当然、全部に指令が要るので、ゆっくりした歩行とかの動作でも、

頭の中の指示はドラムの演奏より忙しい感じなのね。

(↑コレが脳が疲れるってボヤいてましたね)

(;´Д`)ヒィ

歩行でも十分早いので指令が間に合わずリズムが狂ったり、焦って

ひとつでも指令を飛ばしてしまうと見事に反映されて動作不足で

あっけなく転んでしまう。

( ´,_ゝ`)プッ

歩くだけでも指令にリズムと言うかテンポが重要で、

カナリ集中してるので、最初は療法士さんの世間話が

全く聞く余裕が無く、喋ることも出来ない位。

もう退院できる数週間前の回復期リハビリの後半の頃でも、

階段とか、あの小さい一段が跳び箱くらいに感じてました。

跳び箱みたいに高く感じるのでは無くて、助走して→踏み台を

つま先で蹴って・・みたいな段取り(指令)が似てると言う意味。

モチロン、筋肉に直接指令を送るなんて慣れて無いし独学だから

筋肉とか筋とか専門的には判らないので、療法士さんに動作を見て貰い

「あーその時に、ココの裏の筋肉も使うんですよ」とかのアドバイスを

自分なりに脳内で指令に変換して、調整してました。

だから筋肉の名前とかは判ってませんし膝裏や肩のメチャ小さかったり

中にあって判らなかった筋肉も多かったです。

しかも、その名前も知らない筋肉の動かし方もおぼえにゃならん・・・

っで、その指令にも慣れて来ると、指令する脳?部位?の付近に

ぼんやりとフローチャートが増えて行き、チョットした自動モードみたく

一連の動作にイチイチ指示が要らなく成ったり、指令が多少遅れても、

ある程度はカバーしてくれるようなイージーモードっぽい感じに

なって来た。雰囲気的には動作の「こなれてくる」感じと似てると思います。

そうなると当初、全部イチイチ指令の事を思えば、ある程度

同じ動作はループ化されて脳の負担はスンゲー楽になります。

っが・・・やはり気が抜けないと言うか、そうは言っても、

基本的にはやっぱり指令を送らないと動かないし、複雑な速い

(歩く程度の速度)動きだと指令も徐々にコンガラガッテ

無茶苦茶になると動きも変になって出来なくなります。

ある一定速度以上の複雑な動作は指令の限界があって無理になる。

この頃は「歩きでコレなら走ったりは先ず無理だろう?」っと諦めてました。

この感じが「左手はマジックハンドで左足が竹馬乗ってる」感じと

言ってたの。

何と言うか・・・自然にスッとは動けない、最初の一歩が先ず出ない

と言うか、例えば、何か左側のモノを取ろうとした時、普通は左手を

伸ばすのと同時に少しだけ身体も左に向く・・・みたいな時に、

ワザワザ指令で左に向けたり左足を曲げたり、遠かったら左足を前に

出したり・・と一連の動きの際に指令を送るのを忘れたら、

指令の無い足はピタッと止まったまま。

前につんのめりそうになったり「あっそっか?」っと気付いて

左足をワザワザ前に踏み出すようにしないといけない。

一言で言うと「どんな些細な動きや部位も連動しないのでイチイチ指示」

しなければダメで自分の動きを鏡で映してみたり、他の人の歩行や

仕草や動作も良く観察してました。

右手使ってる時の左手(不自然では無く普通に佇んでるような仕草)も

イチイチいちいち、茶碗持ったり持ち替えたりも、全部です。

(自然に見せる為にワザワザ左にちょっとした姿勢も指令するみたいな)

もーホントにメンドクセーし、脳が休まる間が無い。

特に左手は脳ダメージが酷かったので、何も指令しなかったら

筋に引っ張られて手首や腕がトグロを巻いて来てしまう。

ずーっと伸ばす方向に意識しないと中風患者のように

ドンドン腕や手首の縮む方向に勝手にチカラが入って

巻いて来るので、何も動作して無くても、常に伸ばす方向に

チカラが入るように特に意識してました。

β(□-□ ) フムフム

他人が外目から見ると何か筋肉が強張ってトグロを巻いてる

ように見えるけど、実際は、反対に伸ばす指令&筋力が足りなくて

縮側の筋力が圧倒的に強いので勝手にトグロを巻いて来る感じです。

だから、何もしていない時も巻いてこないよう、常に伸ばす方向に

意識して気を付けていました。

・ 

発病後1か月以上は寝たきりで筋力も落ちてるのもあったけど、

歩行訓練の時は、非力な足の筋力スタミナが尽きるか?

頭が指令でダレて疲れてしまうか?どちらかがバテて終了。

大半は脳が疲れてあくびが出て眠くなって終了って感じでした。

(*´σー`)エヘヘ

頭が疲れてしまうと、脚の運びが遅くなったり膝が上げたりなかったり

要は、微妙に足を引きずる感じになります。

あと疲労が続くと徐々に活舌が悪く呂律も劣るようになります。

なので慣れて、徐々にフローチャートが出来て来た頃は、

幾分かは指令が楽だけど、不器用な左手でイチイチ、イチイチ

指令を送らないと動かないし動いたところで・・・・

ぎこちなく半人前以下なので

( ̄~ ̄;)ウムム

作業復帰して間もない頃は、バリバリ左手を使ってリハビリしようと

意気込むが、結局は「箸で筆を摘まんで文字を書く」ようなもどかしさ

&マドロッコシイく、イチイチ指令するのが億劫に感じがして、

いっそ全部、右手右足だけでやっちゃおう!みたいな体たらく(笑)

にも一時期陥りました。

(*´σー`)エヘヘ

結果的に、それでは片手作業と同じで非効率で、さらに左手を

使わないので、ますます上達しない元の木阿弥状態でした。

この時に「あー・・残念だけど、健康な時の自分の手足のような感じでは無く

ずーっと、左手はマジックハンドで左足は竹馬に乗ってるような操縦感覚で、

一生、この左半身には筋肉指令が要るんだろうな?」っと半ば諦めに似た?

感じにもなりました。

っが・・・・半年経ったある日から左足の親指、次に左手の親指と

徐々に(指令を送っても反応の悪いのに頻繁に使う部位から)

神経が繋がり始めた。

本当に末端神経が繋がっているのか?ただ単に右脳の中でシナプス

的な結合があったのか?は判らないが、その部分を中心にㇺズ痒くなり

時々、チクチクしたりボワァっと部位全体が痺れたりします。

β(□-□ ) フムフム

これがまた、前触れが無いので「あれ?なんで痺れる?なんでだ?」

っと急に怖くなる。

今思えば、トータル三回とも全て、2週間程度なった後に

神経が戻って以前より良くなってるんだが・・・・

「もしや再発?悪化?」みたいに恐れて、怖いのは拭えないですね。

(*´σー`)エヘヘ

っで、ココからが、書き残したい事なんだけど、上記の後、再び神経が

繋がるのか?脳梗塞前の普通の感じで左手&左足が動くようになる。

もうね?感激で涙が溢れてくるの(ノД`)・゜・。

「あー・・・そうそう!これ!この感じで動いてたよなぁ・・」みたいに

懐かしくて心地いいみたいな。

そして触覚&痛覚など感覚も(麻痺が取れて以降とは比べ物にならない位)

戻って、ちょっと触れたり、汗が流れたり、蚊に刺されたのが判るように

なってくる。

感じで言うと、先に書いたフローチャートの上位互換って感じ。

もっと命令は必要無いし、それと共にフィードバックも急に増えて、

例えば今まで不可能だった、左足一本でバランスを取れるようになったり、

左手に水の入ったコップを持って歩いても零さないようにバランスさせる

など、普通の事(笑)が出来る。

そして、最大の変化は「筋肉に直接指令を送らなくて良くなる」

コレは本当に大きく、大幅に脳が楽。

フローチャートの時は楽にはなっても基本、指令は必要でフォローも

必要。だけど、コッチは昔みたいに自分の意志で念じるだけで当たり前に

動かせる。あのメンドクセー指令自体が要らなくなる。

だから、先に書いたような「不意に・・・」の時に上手い具合に連動もする。

フラついてもバランスとって立て直せたり、例えば押されても

壁に手をついて壁に当たるのを防ぐみたいな事げ指令が無くても自然に出来る。

ヾ(*´∀`*)ノ

逆を言えば、それ以前は、上記みたいなのも無理で、フラついても自分で

バランスが取れず(受け身も出来ず)見事にバターンと倒れるし、

冗談でも壁に押されると、防ぎようが無くそのまま鼻が壁に当たってました。

後ろ向きにも何度かコケましたが、普通だったらコケないような程度でも

バランスも受け身も全く取れないので豪快にバターンとコケちゃってました。

それが、皆さんと同じように瞬間的に踏ん張ってバランスが取れるようになる。

ヾ(*´∀`*)ノ

色々試してる最中だが、脳の直接指令→指令は必要だがフローチャートが出来る

→の上位互換になるのか?皆さんと一緒、以前と一緒で自分の手足として

意志だけで(ワザワザ指令を送らなくても)普通に動く!!

(≧▽≦)

実に喜ばしい事なんだけど・・・・・

こうなると以前までの「筋肉に直接指令を送る」が

全く(使えなく?)使わなくなる。

命令は必要なく、頭からっぽで左半身を動かせるからスンゲー楽。

ただ、以前のリハビリで(筋肉指令で)覚えた左手指パッチンや

左手で洗濯ばさみを付ける動作(とは指令が違うからか?)

アレだけ練習して上手くなったのに、全部ヘタクソ(リセット?)に

なってた。

(ノД`)・゜・。

ソレと、今までは歩行の指令を送る際に意識して左足首を毎回高く

上げてたのだが・・・指令自体が必要なくなったので、左足を上げる意識は

最初に戻った感じ。だから意識したらずに足首が上げ足らなくなって

急に躓き始めたので注意が必要に。

ソレとは全然違うが左足親指→左手親指→左手中指と神経が復活した今

左半身にワザワザ筋肉に直接命令を送る必要がなくなった事で、

(逆に左手がこうなる少し前は、左腕&左手&指先だけは指令が

必要だった)一切、筋肉に指令を送らずとも、左も動かせるように

なった。左手で触った手触りとかチカラ加減とかは脳梗塞前と同様。

β(□-□ ) フムフム

っと同時に左半身の胴と言うか左の腰回り&腹筋も指令が

要らなくなってるし、なって気付いたが左の味覚(舌)も

数日前より格段にリアルで敏感で、以前の板前時代並みに

味覚が鋭くなった。

酒&たばこを辞めたのもあるんだろうけど、食事でモノを

飲み込む際に明らかに味覚や舌触りが以前より敏感になってる。

っと言う事は、逆に数か月前から味覚は治ってると

思ってたのに、軽く味覚にフィルターが掛かった状態だった事が

判明。どちらにしても凄い事で脳梗塞以前の感覚に近付いてる。

っで、先に書いたように、アレだけ散々苦労して覚えて

(ある意味、前人未到の達人の域に達したと自負してた)

我流の筋肉に直接指令は一切必要無くなり・・・・

(*´σー`)エヘヘ

同時にどうやって使ってたか、具体的な感覚を(数日前から

全く使わなくて良くなったので)恐ろしい位に忘れるW忘れるw

シッカリ覚えてて今後も併用出来れば特殊な指導員として

公演に回れたかも知んないのにWゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

冗談さておき、もう必要無いから、なんだろうけど・・・・・

忘れてしまっても良いのかな?なんか惜しい気がするし

誰かにこういう時はこうすれば良い的な具体的なアドバイス

が出来る筈が・・・・もう殆どどうやってたかもアヤフヤW

(*´σー`)エヘヘ

しかし、これまでの説明で判って貰えたと思いますが・・・

あの時、急性期リハビリの課題を(本当は動かせない筈の私が)

無理やり我流で曲がりなりにも筋肉を動かせたことで、

一般の歩行などのリハビリメニューを淡々とこなし、軽傷と

変わらぬ進行スピードで大幅に課題を前に進めた事で、

自立歩行まで進めた感じ。

動くか動かないかの最初に、曲りなりにでも動かせたから

リハビリの一般プランに進め結果的に奇跡的な回復で退院できた。

逆の見方をすれば、最終的に回復度の差はあれど、直接指令なんぞ

曲芸みたいな技を編み出さなくても、時間は掛かるだろうが

徐々に少しずつでも回復したかも知んない。

でも、それだと2週間のリミットには間に合わず、動作全てを

丸ごと覚え直ししなければならないとすると・・・

やはり、強引でも動くように進めた事が結果的に良かったのかな?

とも思う。

また退院後も毎朝の体操や素行練習を欠かさなかったから

刺激療法のように左足親指の神経が戻り出し、そうなったから

ジョギングも出来るように、仕事も復帰できた。

そう出来て、チカラ仕事も率先し、まだまだリハビリを

続けてたからこそ、左手親指、そして更に今回で左人差し指

それから左半身丸ごと指令を送らなくても

普通に動かせるようになった。

ヾ(*´∀`*)ノ

今思えば、あの無理くり編み出して独自で修得した

筋肉に直接指令を出す方法と言うのは、自転車の練習で言えば

補助輪アイテムのようなモノだったのかも知れない。

まだ乗れない(動かせない)私を補助して、一般のリハビリが

こなせるまでに格上げして貰ったようなモノなのかな?

あの時、何も工夫せず、動けー!っと念力っぽいだけで

「うーん・・・先生、いくら頑張っても、やっぱ動きません」

だったら、電気刺激療法から初める事になっただろうし・・

今ほどの回復は無かっただろう。

無理くりでも動き、少なくともチカラが入ってるのを先生達に

見て貰い療法士さんに「おっ?行けそうだね?」と感じて貰えたから

リハビリを進められた訳で、今やっと本当に神経が繋がって、いずれは

以前のように快適に動けるようになる。

(現在進行形で判らないが、たぶんそうだと思う)

退院前に医師から「そのうち、また昔みたいに意識しなくても

気軽に歩けるようになりますよ?」っと言われたけど

「バーカ、指令はやっぱり必要だから、そうはならねーんだよ」

っと捻くれて思ってたが・・・・

神経が戻って増々、以前のように自分の手足として馴染めば・・・

結果的に「昔の感覚が戻って来た」のと同じ事になる訳で、

ホント、以前のように鼻歌混じりであくびしながら散歩出来るかも?

ちょっとまだ、左手で掻くと血が出るほどでwチカラの入れ具合の

調整は必要ですね。昨日の今日なので、アレコレまだまだ慣れが

必要っぽいです。

でも、以前より道具や工具使っても、この前までとは比べ物に

ならないくらいに左手にチカラが入るようになってます。

継ぎ目や僅かな段差を左手の感触でも判るようになって来てます。

でも、嬉しくて使い過ぎて右手が疲れて痺れたり・・・

急に運動量が増え左足の筋力がヘトヘトでダルくなったりすると・・・・

あれ?「こんな超~回復してると思って勇んで書いてたけど・・

実は悪化してた」みたいな事にならないか?

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ツイツイ悪い方向にトラウマで不安になってしまうのは

半身麻痺が完治したとしても、治りそうにないなぁ。

(*´σー`)エヘヘ

書き残そう1

去年末の脳梗塞発症以来・・・・出来るだけ

些細な事でも変化や感覚的なモノを書き残そうと思ってます。

発病した当時と、今では先の見通しの見え方が全然違うので

そもそもの感情が違いますし、心に余裕が無かったと思います。

些細な変化に過敏になりすぎたり・・・取りこし苦労も沢山W

それと、面白い事にあんなに苦労して唯一縋れた「筋肉への

直接指令」さえもドンドン忘れてしまう。

まぁ・・・・もし、死んだり再発したら、ソレが予兆と言う事で、

そんなに運良く脳梗塞を患った人に直接届くとは思わないけど

何かの役と言うか情報として残すべきだな?っと勝手に

思って書き残してます。

一番は、夜間発症して救急搬送され、tPA剤が効いたのに

発症からの時間が結構経ってて(恐らく4時間以上)

脳ダメージが深刻で左半身麻痺になっちゃった時に・・・

「動かない四肢に念じるのでは無くて、該当する各筋肉に

直接指令を送って強引に動かす方法。」

を自己流で編み出し実践したのね。

脳梗塞には普通、手術は無いので、翌朝までに経過観察と

並行して症状確定&診断されて、あれよあれよと・・・

急患でも無いようなフワフワした扱いになり・・・

区切りなく、そのままリハビリに移行します。

診断と言うか、今後の治療方法とかの説明はありますが

医師も言いにくい事なのでハッキリとは言ってくれないし、

そもそも現状(左半身麻痺状態)は自分で判りますから・・

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

でも自分の身体の症状や、昨夜、脳梗塞で運ばれた現状把握と

言うか・・・・昨日の今日でナカナカ受け入れられず、

心と身体が全然間に合って無いので、半身麻痺は徐々に

消えるモノなのか?回復はどの程度望めるか?全然判りません。

正直、似て起きたら重篤な身体障害者・・・・・

その現実を受け入れたくない、ドッキリや夢では無いよね?

状態です。

その日は「マジかぁ・・・(*´Д`)」って100回はため息で

その度に今後の絶望、明日からの仕事や生活に不安を感じ

物凄く落ち込む・・・・

いっそのこと自殺しようにもベッドから起き上がる事さえ

できない・・・・イヤイヤ、こんな事でくじけるな!っで

その繰り返しだったように思います。

(ノД`)・゜・。

動かなくなった自分の左手&左足を見つめると・・・

じわーっと涙が溜まって来ます。

昨日まで「チカラ仕事は俺に任せろ!」だった筈が、

翌朝には半身麻痺の重篤な身体障害者ですから、無理もない。

まる一日、ベットでずーっと泣いてました。

「これから仕事はどうしよう?収入無くなるよな?モノを

作れないだろうな?嫁に介護して貰わなきゃいけないのかな?」

グルグルぐるぐる、どうして良いのか全く分からない。

「どうにか少しでも、俺の左身体また動いてくれれば・・・」

の逃げと言うか現実逃避っぽい感覚だったと思う。

いつものように腕を上げたり足を上げるように念じても・・・

ウンともスンとも全く反応しない。

完全に痺れてるし右脳の中も壊死してリセットなんだから

電源入ってない機械と同じで全くの「無」・・・・

(ノД`)・゜・。

「クソクソクソクソっ!動きやがれ!!!」だったと思う。

情けなくて、やるせなくて、暴れたいような、叫びたいような・・

その時にホンの僅かに左足の指がピクンと動いた(ような気がした)

そして、( ゚д゚)ハッ!っと高校生の時にバイク事故で左足切断寸前で

集中治療室に居た時の事を思い出した。

あの時は、事故の衝撃で左足首が殆ど千切れてしまって筋肉も

筋も神経も全部切れてた筈なんだけど・・・・

数日経った治療中、寝てる時にチクッとかピクンと言う微かな

違和感を掴み、無理やり、その感覚を手繰り寄せるようにしたら、

感覚が戻り出しチカラが入るようになり・・・「奇跡だ」とかで

動かない筈の左足が動くようになった事を思い出した。

その時と状況は同じ。いや今度は左半身全部だから相当違うか?

( ´,_ゝ`)プッ

何処にどうすれば何処の筋肉が反応するなんて皆目判らないが

とにかく、アレやコレやとちょっとずつ変化を付けてチカラを

入れてたら、ピクンと動く時がある。

「動かす」と言うより、腕やお尻にギューッと力を入れて

筋肉を硬く(収縮)する感じです。

手足やどこかを「動かす」感じだと全く動かない筈。

「グっ」っとチカラを入れて筋肉を収縮させる事で

つられて動かしたい部位がついでに動く感じ。

ソレをキッカケにパズルを解くように、こうしたら?

んじゃ、コッチなら?あー、そー言う感じね?じゃあコッチは?

って感じで、ちょっとずつピクンと意図的に各部位が動くように、

筋肉に指令を送る方法を覚える。

寝たきりなので、時間は十分にある。

イメージ的に言えば、自分の脳の中に仕切りなんてないですが、

空想でマス目で部位ごとに区切って順番に押すような感覚。

私の場合、左目の奥の奥(裏の裏なら表か?)の奥の方に

左脚が反応する感じで、左のほっぺのちょい下くらいに左手が

反応するトコロがある感じ。指先は右の方に広がって有って・・・

左肩は左目の上くらいの位置だった。

全部、感覚的なイメージだから人それぞれで正確では無いと

思うけど。

「クッ」っと入れるチカラにも緩急付けたり変化させてると

効率の良い、良く筋肉が動く方法が何となく判って来ます。

どうやったら筋力が増減するのか?ずーっと持続させる方法

とか、この時に・・・・何となく要領を掴みました。

筋肉を強張らせる感じになるので部位がポカポカになるし

頭を使うからか?やたらと甘いモノが欲しくなります。

何もせずに、やたらと汗かいて疲れてるので看護師も

不思議に思ったはず。

今思えば、この時の自己流のガムシャラ何が何でも

動いてやるぞ!作戦が功を奏したように思います。

そうすると、曲りなりにでも、ちょっとずつ動けるように

なるので、キッカケでリハビリが進むので希望を持てます。

たぶん、患って無い普通の人は動かなくなった四肢に

「動けー!」っと念力みたいに念じれば動くように思ってる筈。

それしか方法を知らない筈。

ソレで動かないなら外科医も・・・残念ながら動かないモノだと

決めてしまうがそうじゃない!

そう念じて動かない程の深い脳ダメージでも、どうにか

無理くり動かせるし、反応出来れば動くキッカケになり

(こうなってからの指導は、急性期の療法士さんはモチベーションを

上げてくれつつ、諦めずにコツコツに気長に付き合ってくれて

メチャ上手いです。)遅いながらも回復する。

諦めないで!っと強く言いたい。

今だから正直に言いますが、最初のリハビリの時間に

「ココまで動かせそうですか?」の問いに、随分、上記の

荒業で無理やり動かしてたので、療法士さんの進めたい方向に

進まない事が度々あった。

本来なら「アレもコレも先生の言う動作、全部動かねーよ」

ですが、何とか反応して頑張ってる事を見せる。

「あー・・・少し反応してますね?もう少し頑張れますか?」

と聞かれ私は「が・が・頑張ってみます」と誤魔化して

密かに翌朝までベッドで練習して、次の日のリハビリに

間に合わせる。みたいな事をしてましたW

徹夜しても昼間に寝れば良いだけなので無理はしてないですし、

出来るようになれば後は一緒ですからね。

(*´σー`)エヘヘ

MRI画像から推測する症状と違うので変だな?とは思われた筈

ですが、最初のリハビリのコマ数を大幅に進めた感じはありました。

とにかく「発病から2週間、脳が動作を何となく記憶してる間に

出来る限り必死で動いて身体に覚えこませる」のに徹しました。

例えば、療法士さんの優しさで

「あー・・ちょっとコレは早かったかも?焦らなくて大丈夫ですよ?」

っで、軽くリハビリ数か月分は遅れるし、無理をさせない療法士さんだったら

そのまま出来ない事として避け、知らずに甘やかし、後遺症として

一生涯残ってしまうかも知れないの。

( ̄~ ̄;)ウムム

私は、そう言われちゃった事は、その日の内に練習して出来るようにして

翌日には「センセー、やっぱ出来たわW」と見せて巻き戻らないように

報告してました。

センセーが「止めておきましょう」で自分も「まだ出来ない」と

してしまえば(身体的に出来ても)ソレは出来ない事(後遺症)

になりますからね。ホントにセンシティブで難しいトコロ。

(@_@)ギクッ

ホントのトコロ「先生、何処まで治りますか?」の問いには

「やればやるだけ回復しますが、頑張り方は人それぞれですし

出来るのに出来ないように演技すれば療法士は見抜けませんから

「頑張ったがソコまで」と言う事になる」ってのが本音だろう。

人間は弱くなるしズル賢い動物です。

優しいアドバイザー的な担当者が「大丈夫です。障害が残っても

各所申請をすれば国からの援助が・・・」と慰められます。

(*´σー`)エヘヘ

後遺症が無く退院する。と言うのは、聞こえは良いですが、

ハンデを背負ったまま、一般人と変わらぬ大海原に無条件で

放り出されるようなもの。身を粉にして努力する・・・・が

健全者よりも遥かに難しく厳しいとしても自己責任なので。

( ̄~ ̄;)ウムム

ココはそれぞれ、違って当然だと思います。

一生要介護で車椅子生活で「大変だったね?」で慰めて欲しい人も

居れば、私のように皆と変わらず厳しい社会を生き抜こうと思うのも

一つだと思う。

まぁ・・・這い上がって来た経験者ですからベテラン療法士さんでも

見抜けない「ホントは、もう少し回復できたかも?」も何となく

見抜けますが・・・・そんな野暮な事を言っても無意味でしょう。

私も、あと10歳後に発症してたら・・・・

根性も肉体的体力や対処法や心の収め処も違ってた筈ですからね。

っで、話戻って・・・

基本的にリハビリで超人的な運動や一般の普通の人でも出来ないような

運動や動作課題は絶対に無い訳です。ある程度以上の筋力も必要ない。

健康な80歳の婆さんが出来る程度の事しかない。

(私がリハビリ入院中にラジオ体操や縄跳びをしてたのは特例中の特例です)

β(□-□ ) フムフム

普通に基本的な運動として高齢者でも出来る程度の運動や動作。

っと言う事は競技的な熟練度では無くて、指令の送り方やバランスが

悪いだけで筋肉や筋の動き方を意識すれば克服出来ます。

後に回復期リハビリの作業機能回復のテストも同じく、普通の

健常者ならテストとも呼べない程に、当たり前の普通の動作。

β(□-□ ) フムフム

私も知らなかったのですが、大抵の運動や動作と言うのは

どこかの筋肉単体では終わらず、例えば腕を大きく回す動作など、

次々に担当部位や筋肉に指令を出すように連動させたり・・・・・

パンチするように、行って帰ってくるように筋肉の収縮と

切り替えをする反復的な動作がある事など、意外に複雑でした。

整体学になるのか?とにかく人間の身体、筋肉と言うのはホントに

良く出来てて、筋肉が縮む方向と、伸ばす方向、それぞれに違いが

あって・・・・・

例えば肘や膝の関節にモーター付けてるロボットは、絶対に人間工学が

判ってないです。歩くと言うメカニズムはホントに上手く出来てて

何処かの部位をモーターで回す・・・そんな低次元に無いです。

腕を前や上に伸ばすのは真っすぐ伸びるのでは無くて、微妙に

色んな筋肉が作用して回転しながら伸びてたりします。

どんな些細な動きも何処か特定の筋肉ひとつでやってる事は無く

色んな筋肉が少しずつ支え合って補佐しながらバトンタッチしながら

運動や動作って出来てます。

そう言うのはベッドでスマホでググって一生懸命学び、実践してました。

そんな中で「ラジオ体操第一」と言うのは、本当に良く考えられてて

歩くとか、足の筋肉を使う時やストレッチの方法も学びました。

例えば「柔軟」と聞くと「身体の柔らかさ」だと大抵の人は思い込んで

ますが、柔軟の大半は身体の半分、下半身(脚)のストレッチです。

(´・ω`・)エッ?

そういう風に仕組みを理解しながら筋肉に直接指令を送る・・・・

メチャクチャ頭を使います。複雑な動きだと知恵熱出そうですW

歩くとかだと、リズミカルに順序良く指令を切り替えるので必死。

話しかけられるのも辛い程、コッチはガッチャンコガッチャンコと

必死です。

(;´Д`)ヒィ!

っで、コレを続けてると・・・・・ご褒美的に、何と言うか・・・

慣れた一連の指令をパックにまとめたようなフローチャートっぽい

感じが出来てきます。

じゃんけんしようとしたら、その前に手を2度リズムに合わせて振る

みたいな事です。イチイチ指令が要らないので凄く楽に感じます。

そして、退院して(発症から半年以上経過しても)改善は続きます。

私の場合は半年後に左足の親指の感覚が戻りました。

それまでは左足の他の4本の指は動くものの親指だけは動かず、

指で弾けば全くチカラが入らず上下にピョコピョコ動く感じ。

先生も「コレは今は(将来的にも)動かないかも?」で私も半分

諦めてたのに、半年のある日から、2週間くらいㇺズ痒くなった

後に神経が再び繋がって感覚が戻りチカラが入り動くようになった。

コレ、すんごく大事で親指にチカラが入るようになって「踏ん張れる」

ようになります。また歩いたり走ったりジャンプしたりの「蹴り足」

の蹴り、地面から離れる瞬間に親指で地面を蹴る事が出来るように!

バイクを支えてる時にもグっっと踏ん張れるし・・・・

階段でよろけても、グっっと踏ん張れる。クルっと向きを変えたり

最大の利点は「再び走れる」事です♪

まぁ・・・不自由になって初めて判る足の親指の有難みW

また使えるようになって、本当にありがたい。

また、こういう風に神経が再び繋がって感覚が戻り、逆に親指からの

触感とかフィードバックが増えてチカラがちゃんと入るようになると

あの「イチイチ全ての動作に筋肉に直接指令を送る」が不要。

超ークソ面倒なのを省いて、昔のように直観でヒョイと念じれば

普通に手足が動くようになる。

残念ながら・・・そうなる分、あの苦労して修得した、あのクソ面倒な

筋肉指令をもう使わなくなるので・・・アッと言う間に忘れてしまいます。

そう、「左足の親指」次に「左手の親指」そして先日から

今度は「左手の人差し指と中指」と・・・・次々に各部位の

末端神経が再び繋がって、徐々に昔のように直観的に念じるだけで

動かせるようになった分、もろ手を挙げて歓喜する分・・・・

もう、どうやってたかも?忘れるほど、あのクソメンドクセー

筋肉に直接指令を出してた感覚を忘れてしまうの。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

もう不必要なのかも知れないけど、あんだけ苦労して修得し

逆にソレのお蔭でココまで回復出来たのに・・・・・・

なんかスッポリ忘れてしまうのは惜しいような何とも

言えない気分になる。

先に書いたようにお尻にチカラを入れるような感じと言っても

もっと洗練されて0.2秒刻みでも、次々に連続してパートを

切り替える出来るようになります。

音で言えば「ぐーっ」では無くて「ピッピッ」って素早い感じ。

早押しゲームと言うか、太鼓の達人的なリズムゲームで

次々連携してマス目の該当筋肉に指令を送る感じ。

うーん伝わりにくいか?

(*´σー`)エヘヘ

以前に書いたように、この直接指令は本当にメンドクセーし

脳が疲れる。なのにソコまで難儀して、やっと普通に動くだけW

何ともやるせない(笑)まどろっこしくてハンデっぽくて嫌だった。

(*´σー`)エヘヘ

だから逆に、やっと動かせるようになったのに、指令が面倒で

出来るだけ左は使いたくない。っという変なダラけた感じにも陥った。

(*´σー`)エヘヘ

知らない人が「へぇ?後遺症は少なかったんですね?」とか

「随分、回復して「元に戻った」んですね?」なんて言われると

ホントに(この努力を無視されてる事に)ムカついたんだけど。

ソレが不要で、メチャクチャ楽に左手足が動くように

なったんだから・・・喜ばしい事なんだけど・・・

もう再び一回も実践できない程に、スッポリ忘れてしまうのは

何か惜しい。誰かに伝授しなくて良かったのかなぁ?とか思う。

まぁ・・・・誰でも我流で編み出せるとは思うけど、

信念と言うのか「正解か?どうかも判らずに、コレやってて

動くようになるのか?」も判らずに必死に覚えるのって

私も過去の経験が無かったら無理だったと思うモノ。

(*´σー`)エヘヘ

説明書も完成図も無くなったジグソーパズルに挑むような

(しかもピースが全部あるとは保証されてない感じ)

開かれた折紙の僅かな山と谷の折り目から、もう一度折るような

木工で無理難題を言われるような・・・・

問題解決術みたいなのが必要なんだよなぁ・・・

( ̄~ ̄;)ウムム

私も必死だったから、あんな気の遠くなるような方法を

編み出せたんだと思う。

自分でもこの先も覚えておきたいけど・・・・

人間て忘れる生き物で絶対忘れちゃいけないモノでも

忘れてしまうモノ。こうやるのですよ?っで、鼻歌混じりで

出来るくらいだったのに・・・あー・・・惜しい。

さすがに、この超~メンドクセーけどお蔭で動けるようになった

「直接、筋肉を指令を送る方法」は忘れんだろう?っと思ってたのに

全く使わなくて良くなった、たった数日で、もう忘れておぼろげに

なったから、慌てて書いてますW

(*´σー`)エヘヘ

その内に、ココに書き残した事も忘れてしまうかも?

少なくとも「昨日の事のように」ではいずれ無くなる筈。

じゃあ、まだ感覚的に覚えてる間に出来るだけ書き残そう

って事です。

医学的に間違ってる事もあるかも知れませんが、有名な

脳外科医でも経験してない事を経験してますから、信ぴょう性?

再現性はあると思います。

まぁ一生、脳梗塞を患わない人数の方が圧倒的に多い訳です。

数量的に言えば、私の経験談が役立つ人はごく少数です。

でも、運悪く患ってしまった人の周りの家族や親族、友人

と言うのは意外に多いとも言えます。この周囲の方の優しさに

患者は随分救われます。

また、無知で無難な人ほど、何の根拠も無く

「ゆっくり自分のペースで・・・」的な事を無責任に

言い放ってしまう。私も数人から言われましたが無視して

発病から2週間までの期間、必死に励んだ結果が現在です。

もし、あの時、ダラダラ過ごしてしまったら取り返せません。

何となく、その場を繕ったそれっぽい社交辞令だろうから

責任を感じてゴメンなさいとも無い。

でも発病後2週間はホントに大切で、無視して頑張って良かったと

思うし、今さら言い放った相手に「知らんのに適当な事言うなよ」

とも思わない。それもこれも回復した現在があるから。

そして結果論的に言えば予防策など無く、ほぼ運。

100Kg越で暴飲暴食してる喫煙者でもならない人は居るし

90歳超えの元気な隣の婆さんは、私の発症があの夜では無く

30年後に遅れるより、もっと幸福な事なんです。

だから、何処まで有益な情報なのか?判らないけど・・・・・

書き残すくらいはしておきたいな。って事です。

木工と全く関係無くてごめんチャイ(*´σー`)エヘヘ

左手中指も(* ´艸`)

さてさて、度々、脳梗塞の自主リハビリの経過を

ネタにしてますがぁ(*´σー`)エヘヘ

別に、お涙頂戴の俺は頑張ってるんだアピールでも無く

なんつーか・・・

作業療法士の方がリハビリ成果を学会発表するとは

言っても、ナカナカ伝わらないし広まらない。

β(□-□ ) フムフム

イメージ的に・・既に私と同じような患者では遅く、

なった直後、本人的には状況&病状が把握出来て

「半身麻痺?マジで?明日からどうしよう?」の

正に「失意のどん底」の人にこそ!

諦めるな!と、こうやれば回復の見込みがあると

言う事が伝われば良いな?っと思う。

だけど、現実には、例えば失意のどん底で凹んでる

パートナーに「こういう方法があるわよ?」っと

言っても自分の事で一杯いっぱいで聞く耳持たんし

何処の誰で確証出来てるとも言えない方法を素直に

実践できるとも思えない。

だから、ココを見てくれた皆さんが、万が一、私と

同じような境遇に陥った際に「そう言えば・・」的に

思い出して糧になれば・・っと思って書いてます。

そう、私も面食らいましたが、脳梗塞は、これと言った

治療手術をしないので・・・病院側は流れ作業的に

血栓溶解治療継続のまま、原因特定しながら、そのまま

リハビリに移行するので「はい、ココまで」とか、

後遺症はこのくらいで今後進行するとかしないとか、

教えてくれません。

( ̄~ ̄;)ウムム

医学的には、脳の酸欠&栄養不良による壊死損傷は

数時間後の現状は判っているのですが・・

詰まった原因の血栓が、何処で出来ていたか?を

特定して治療しないと進行、再発しかねないので、

「とにかく頑張って」しかないので

何を頑張るのか?今、何が出来て何をしておいた方が

良いのか?今後、どうすれば良いのか?明示してくれません。

( ̄~ ̄;)ウムム

医師側にすれば、詰まる原因因子の血栓原因を特定する方が

先決で万が一再発しても梗塞しないように点滴投薬の

対処療法は続けてくれても「もう今日から大丈夫」

とは言ってくれない。日々、麻痺が進行しないか?チェックが

続くだけ。運動して動いて良いモノなのか?安静にすべきか?

無茶苦茶、判り難い。

私の場合、担当の脳外科の主治医がMRI画像で首の動脈異常に

気付いて貰えて、恐らくはこの血管が細くなったコブから

今回の血栓が飛んだであろうと見立てで、

比較的、早く特定できたが・・・・・

それでも(一番原因として多い)心性の疑いが晴れるまで

約一か月以上、24時間の心電図測定が続いた。

他にもラクナ梗塞など進行したり、脳出血や複合原因も

考えられるからコレが原因とハッキリと特定し辛いので仕方ないの。

だから、患者から見れば「煮え切らない」「ハッキリ言ってくれない」

ように写ってメチャメチャ迷う。

一番気掛かりな「後遺症は残らずに回復しますよ?」なんて

安心できるような断言は絶対にしてくれない。

普通に言えば、医師側が原因特定出来るまで、再発や進行のリスクが

あるので安心は出来ないが・・・・・

それでは回復の決め手となる2週間リミットは安静のまま、何もせずに

過ぎ去ってしまう。

言わば、賭けっぽい部分で、担当主治医が熱い方で私は運が良かった。

加えて、後から判った事だけど・・・・

私の右脳の運動神経ダメージは左手が最も深く、左脚と言語は

比較的(やや後遺症が残る程度で)軽傷だと思われたが、

運動神経の基礎部分(感覚的に手足を動かす)が失われてて

意識で(感覚的に)手足を動かす事が出来なかったの。

コレがもう少し浅ければ、リハビリがこんなに大変でも無かったし、

もう少し深く四肢反応がしなければ、奇跡的な回復劇は無かっただろう。

でも、有難い事に反応があり、経験則から安静の間も試行錯誤

しまくって無理くり、自分で試行錯誤して筋肉に直接指令を出す

方法を編み出し、連携して何とか動くようにして行ったの。

これまた稀な経験。担当のリハビリ療法士にも恵まれ、

こういう経緯で・・・・どうやって実際に手足を動かせて、

どうやって次々と筋肉に連続で信号を送って動きと連動させるか?

関節や筋や筋肉の仕組みなどの肉体的&体育系な知識と・・・・

筋肉に指令を送ったり連動させたりと脳神経的な経験が

両方、実践体験出来たのね?

っで、いま、奇跡的に目立った後遺症ゼロで退院して、退院後も

自主トレを続けてます。

んで、その退院後の自主トレ中で新たな経験も多く・・・・

以前に、左足の親指の感覚が戻ったと言う話を書きましたが

強引でも、むりやり何度も動かしてると、部位が活性化して

(イメージで言うと)右脳の左手足の運動神経野に失われた

のとは別の神経バイパスみたいなのが出来て・・・・

徐々に繋がる(部位が数日間程度パチパチしたり

ムズ痒いですw)と・・・・

痛みなどの感覚神経が繋がって、より身体としてリアル感が増す。

そうなると、今度は(筋肉に指令を出さなくても以前のように

動けと言う感覚だけで)チカラが入るようになってくる。

更に続けてると・・・

感覚的なもんだけど、私的には、あのクソ面倒くさい複雑で

連動させる筋肉へ指令(すごく疲れるから嫌い)を省略して

意識だけで筋肉への指令が要らず一連の動きが実行されるような

超~楽なファンクションキーみたいなのが何となく出来上がり

それが複数、選択式に枝分かれするような感じで増えて行き、

それが出来れば、意識だけで一連の運動が出来るようになる。

β(□-□ ) フムフム

ひとつは、過去にバイク事故で足首が千切れかけた時や

指を切り落とす寸前までケガした治療時にゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

「切れた神経が傷の回復後、ワンテンポ遅れて、植物の根が

伸びるように再び再生して繋がり出す」あの四肢部位の

末端神経の再生と同じように、脳内のダメージ部分も似たように

(諦めかけた頃に)ワンテンポ遅れでリカバー?再生?して

再び神経が繋がる事は実感できました。

β(□-□ ) フムフム

そして、繋がって→チカラが入って→感覚が戻って→鍛える

→筋力がつく→意識だけで動くように、と好循環が生まれ、

多分、難しい事は判らんけど、このフローチャートと言うか

ファンクションキーが数多に増えて行けば、ごく自然に

イチイチ意識しなくても動かせるようになるんだと思うの。

出来ただけではダメで何度も反復しないと(あやふやな感覚的な

モノだから)スケートを一年ぶりにやって、思い出すみたいな

事で、やらないと折角覚えたのに、また忘れてしまう。

β(□-□ ) フムフム

定着すると言うより、意識しないでも動くようになれば定着

したと言う事で、100や1000回では足りないです。

感じで言えば、退院後もずーっと毎朝歩いてますが、やっと

・・「遅い歩行」が連携して動きとして定着してきた感じ。

前に書いた左脚の親指は、あれから一か月くらい続けてますが

まだ定着しきれてない感じ。無意識にするとまだ動かない。

そー考えると・・・まだまだ先は長く、気が遠くなりますねw

っで・・・・ココに来て!ヾ(*´∀`*)ノ

左足親指に続いて、左手中指の感覚が戻り出した♪

実は今の大型バイク(センダボ)は油圧クラッチで

ナカナカの硬さ。非力な女性なら左手が疲れちゃう位。

当然、私もクラッチ操作が辛い・・・っと言うか、現状

「左手握力の持久力」が「航続可能距離」なのよねw

(*´σー`)エヘヘ

っで、毎晩、左手の握力も鍛えてるんだけど・・・・

クラッチ操作で酷使してたからなのか?一番遠い指の

運動量の多い左手中指の神経が数日前から戻って来た♪

これも「中指の神経が戻れば、きっと楽だろうなぁ?」っと

思ってたから、ホントに嬉しい。

ヾ(*´∀`*)ノ

特定部位を酷使したからなのか?意識して切望したからなのか?

好きなバイクを乗りたいのに、コレが障害だと強く認識したからなのか?

なんか判らんけど、また諦めかけた頃にやっと繋がり出したw

(* ´艸`)

こうなると、脚の親指と同じで左手指先にチカラが入りやすく

一気に握力が上がる。

徐々に繋ぐ半クラッチの保持も楽になる。

こうなると断然、頼りに出来るし避けずに多用するので

増々感覚が蘇り筋力も上がって来るので、好循環で

またひとつ、「左手中指が(感覚が戻って)帰って来た」

少しずつ、違和感が消えて行くんだと思います。

皆さんが想像できるような骨折やケガなどで(感覚は

残ったまま)リハビリをするのとは、ちょっと違って

「重くて動かし辛い(久々の感覚の)足や指を動かす」

の、もう一個前段階、伝達神経からのスタートなの。

普通に念じてもピクリとも動かない。ソコからの話。

(*´σー`)エヘヘ

運良く、今回こーやって通しで回復していく様を

経験したので、回復したり、運動したり、動きを覚える

のって、神経と言う構造や運動神経の働きが、こう言う

プロセスなんだ?っと良く判った。

β(□-□ ) フムフム

しかしながら、これを発病の翌日、意識が朦朧として

失意のどん底にいる私には自覚も覚悟も出来てねーのw

ココまで回復出来る見込みも見通しも全然なかった。

ただ、本当にシンプルにおバカで「もしかしたら?」

っと諦めなかったからこそ!なの。

あの晩、泣くだけ泣いて「なにくそっ!!」と反転できたから。

もし・・冷静に考えてたら、現実を受け入れ、リハビリも

ソコソコに障害者手帳の申請しちゃってたかも知んない。

杖ついて伝え歩き出来るだけでも有難い・・・

なーんて・・・そうなってたかも知んない。

私は今でも、それを努力不足とも、頑張れば歩けたのに・・・

とも責めるつもりは全く無い。

だけど、ホンのちょっとの気持ちの持ちようで好転側に

努力できるし、医師が当初から言ってた

「やったらやっただけ回復する」に嘘偽りは無いの。

出来れば、ココをご覧の皆さんや皆さんのご家族やパートナーが

脳梗塞なんてなって欲しくないけど、もし、万が一にでも

もし・・・なっちゃった時は、何となくでもココに書いた内容を

少しでも思い出して実行してくれればなぁ?って思います。

ぶっちゃけ、防ぎようが無いし運命と言えば、それまで。

毎年、人間ドックや健康診断を欠かさず、食事や健康に

気を使ってても・・・・・なる時はなるし、100歳過ぎても

私より遥かに肥満や不健康な人でもならない人の方が多いw

今思い出せば、隠れ脳梗塞の症状が去年中3回も出てたんだから

当時に精密検査を受ければ見つかったかも知んないけど・・・・

残念ながら、未然のそれでは緊急性も幸運だとも実感できない。

失って初めて事の重大さに気付く・・・・人間の性

だから、どの道、軽視してしまったんだろう。と思います。

運や運命なんて言い方をされると、ツイツイ自分の運勢や

幸運を左右出来るかのように思っちゃうけど、もともと、

運に良いも悪いも無く、ましてや日頃の行いも関係なく

理不尽に見舞われた際に納得しがたい自分を納得させる為の

方便でしかない。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

運悪くこの年齢で、運悪く深夜に発症したのは事実で・・・

あの晩、運良く心筋梗塞に至らず、運良く目覚め、運良く

嫁さんに気付いて貰い、運良く救急搬送が間に合い、

運良く良い医師に担当になって貰い、運良く根性があったから

運良く開き直ってリハビリに前向きになれたのだし、運良く

再発せずにココまで見事に回復出来てるんだと思います。

「運気を上げる」「運を使い切った」「運が悪いので」

ぜーんぶ、思い込みw運と言うのは、自分の所有物や

行動でどうこう出来るモノでは無く、もて遊ぶものでは無い。

っで、徐々に回復していくに従い、あの時に感じた事や

アノ時に取った行動や続けて来て判った成果を話のネタ

としてでも、どっか頭の隅にでも「あのオッサンが言ってたなぁ」

だけでも窮地の際には思い出してね。(*´σー`)