「ベアリング」タグアーカイブ

またベアリング(* ´艸`)

えーっと・・・ちょっとと言うか・・・・

また今度説明しますが(´~`ヾ)多忙&ハードスケジュールの

上に更にイレギュラーな問題が重なっちゃって・・・ ( ̄~ ̄;)ッタク!

その対応で予定がズレるので4月までが超~過密スケジュールに

Σ( ̄ロ ̄lll)ヒィ!

とにもかくにもMAXスピードで頑張ってますが、メール返信等も

遅れ気味でゴメンナサイ。

(*´д`*)アリャリャ

つ~訳で、本日のブログネタは数日前に先に書いてた電動工具ネタ。

(´~`ヾ)スマーンゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

っと言う訳で何事も無かったように・・・(* ´艸`)アハハ

先日、リョービ製トリマーのメンテナンスで

内部ベアリングの入れ替えをしましたがぁ・・・

(≧∇≦)bソウソウ!

今度は、ほぼ毎日ペーパー掛けで酷使してるφ(°ρ°*)ウィィィーン

「日立製ランダム・サンダー」から微妙に異音&振動してるので、

これまたベアリング交換です。

(≧∇≦)bイクゼッ!

先ずは、ペーパーが付く、ランダム円(回転しながら

楕円軌道を描く偏心回転運動)のプレートを外すと

φ(°ρ°*)カチャカチャ

こー言う風に偏心構造が出てくる。

周囲についてるのは、モーター冷却&粉塵排出用の

フィンですね。β(□-□ ) フムフム

ランダム円の構造は至ってシンプル。モーター&フィンは

普通に真円で回転してるんだけど、プレートの中心に芯が

ズレた偏心カムを内蔵してて、それでプレートが回転しながら

楕円軌跡を描く仕組み。

一定に研磨するのでは無く、広くまんべん無く研磨する用に

こー言う軌跡を描く=ランダムって事です。

( ̄Д ̄;)ナルホド

ただ、モーター自体は真円に回転させてるんだけど、プレート

から偏心カムで楕円軌道になってるその軸受け、つまり

ベアリングが真円のモーター回転を楕円に変換する、

振り回すような応力をモロに受ける。

( ̄~ ̄;)ソッカァ

だから普通のラジアル・ベアリングよりも痛みが早い。

β(□-□ ) フムフム

んで・・・内部のベアリングは(* ´艸`)ヤッパリ

またしても6008DW(軽接触ゴムシールタイプ)

リョービのトリマーに純正装備されてたのと

サイズも仕様も全く同じ。

( ̄Д ̄;)ホントダ!

因みに・・・・このベアリングは電動工具には定番なので

マキタの工具にも「全く同じベアリング」が良く採用されてます。

(≧∇≦)bアハハ

つ~事で、前回、予備に購入してたベアリングをソックリ

入れ替えるだけ。(* ´艸`)

んま、このサイズの両シールベアリングが定番中の定番サイズなので、

これ以外にも丸鋸やらスライド丸鋸の内部ベアリングも殆ど共通。

だからまとめて予備購入してたんだけどね?(≧∇≦)bカシコイ!

あー・・・画像を撮るのを忘れたけど、このベアリングは

アルミ製の冷却フィン部品パーツ中心に圧入されてます。

β(□-□ ) フムフム

こー言うアルミダイカスト(アルミ鋳造)に圧入してる汎用

ベアリングは(自動車やバイクなども同じく)ベアリングプーラーは

使わずに、ドライヤー等で(手で触ると火傷するくらい)温めて

「アルミの熱膨張で緩くなってからスコンと抜きます。」

( ̄Д ̄;)ヘェ・・

んで、即座に(冷めない内に)新品ベアリングを圧入すると、これまた

圧入しなくても、すんなり入る。

ヽ( ´ ▽ ` )ノスコン!

だけど、アルミパーツが冷えた頃には熱膨張が収まりプーラーでも抜けない程、

シッカリ!圧入できちゃいます。β(□-□ ) フムフム

んで、抜いた定番ベアリング「6008DW」

ホント、殆どの電動工具メーカーに納品してんじゃね?

って位に・・・・良く見ます。この緑ベアリングはw

んで、コレは摩耗してて再利用不可。破棄するので・・・

ついでに「ベアリングの中身」を見てみましょう。(≧∇≦)b


両サイドのゴムシールを捲ると、こー言う感じ。

ゴムと言っても耐油&耐熱ゴムだからプラみたいな硬さ。

んで・・・ベアリングの構造は内側の金属輪。ココに

シャフトが入る。

んで外側の金属輪。ココがパーツの穴に嵌って軸受けになる。

んで・・・その内側に9個の鋼ボールが入ってる。

大小の輪っかの内側にボールころが付いててスムーズに

分散して回る。

ヽ( ´ ▽ ` )ノクルクルクル

だからスムーズに回る訳です。(≧∇≦)bナルホド

因みにボールが9個と言うのもギアの「互いは素」と

同じく応力分散の為に奇数です

んで・・・これ自体も回転する訳だから・・・・

内部の回転してるボール同士が接触しちゃうとマズい。

もし自動車の前輪と後輪が接触したら・・・逆回転同士で

大変な事になっちゃうでしょ?(*´д`*)ソッカァ・・

なので、ボールが互いに接触せず定位置で回転するための

「保持器」ってシャンプーハットみたいな形状のリングが

入ってる。んで・・・外周輪&内周輪の溝だけでは無く

コレの摩擦抵抗があるから、ベアリング内部はグリスで満たす。

(≧∇≦)bナルホド

んま、この保持器を省く画期的なベアリングも日本人が開発

したんだけど(≧∇≦)bスゲェ!んま、安価汎用ベアリングは

まだまだ、この保持器内蔵タイプが主流。

ネジも何もない。嵌めてるだけで、絶対に分解しない構造。

それぞれの加工精度、組付け精度、そして特に鋼ボール球の

真円&寸法精度が抜群に良いから日本のベアリングは世界一!

(≧∇≦)bイェーイ!

そうなってくると・・・この内溝&外溝に保持器と鋼ボールを、

どうやって(嵌め殺しなのに)組み立ててるのかな?とか・・

興味&面白くなってきますよね♪(* ´艸`)アハハ

だからどう?って事では無いんだけど(´~`ヾ)

「へぇー?こーなってんのかぁ?β(□-□ ) フムフム」それだけでも

面白いし知識になり、回転するモーターから変な音が鳴ったら

「あー?たぶんベアリングが摩耗して芯ブレしてるのかしら?」

っと、おおよその見当がつく。

「変な(叫び声?悲鳴?)」って漠然とした擬人化では無く

何かの部品が壊れて、修理する必要があるかも?ってのが判る。

因みに、少し前に流行った指で挟んでクルクル回す

「ハンドスピナー」ってのは、3方向に遠心力が増すように

ウェイトが付いてるだけで、正に、中身はベアリングそのもの。

だったりします。(* ´艸`)アハハ( ̄Д ̄;)エッソーナンダ?

まさかの( ̄Д ̄;)エッ?

えーっと・・・進めておりましたオーダー品の

アクリル透明板の折り畳みディスプレイ什器。

φ(°ρ°*)チマチマ

トコロがぁ・・・作って行くと僅かな設計ミスが発覚。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーンゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

つ~訳でぇ・・・

新たに設計修正して・・・作り直し(* ´艸`)アハハ

殆ど見た目は同じなんですけどね?(´~`ヾ)

こー言う微妙な差と言うか机上と実際との違いが

私の考慮不足で、たまぁーに出ちゃう。

(´~`ヾ)タハハ

コレは、既に透明アクリル板を壁面に居込んで

保護シートを貼ってる状態。

手前にある5mm厚板が中間棚になります。

やっと基本構成が整って、折り畳み機構も仕込んで

後は取り外し可能の中間棚を施します。(*´д`*)フゥ

まだ色合わせ塗装が終わって無いですが(´~`ヾ)

最終的には、ココまで簡単&コンパクトにペッタンコに

畳めます♪ヽ( ´ ▽ ` )ノもーちょっと待っててくださいね。

(* ´艸`)スミマチェン

いやぁ・・・久々にやらかしたなぁ・・・(ノД`)・゜・。

丸っきり、もう一台分の部材が余っちゃったので

(´~`ヾ)タハハ

コレはコレとして新たに設計し直して、次回の新作什器

として再利用しようっと。φ(°ρ°*)ンーット・・

んでからぁ・・・(≧∇≦)bツギィ!

モノタロウに1個単位で発注してたベアリングが到着♪

( ̄Д ̄;)ハエェェ!

んま、資材屋に頼めば、何処でも買えるんですけど

個人レベルで一個単位で&カナリ特殊なモノまで

(品番さえ知ってれば)買えるって素晴らしい時代ですね♪

大体、このクラスのベアリングは、汎用サイズに

限られるんだけど、ホームセンターで一個¥500前後。

モノタロウで買えば大体¥150~250前後。

(↑資材屋でも同程度。コッチがメーカー単体定価ですね。)

一個ずつ買えるので全部バラバラに3種買ってみました。

前側の大きいベアリング「6002」の方は

一番左が純正を外したもの。次がNSK製。

次がNTN製の接触型両面ゴムシールタイプ。

一番右がNTN製の両面鋼板シールのZZタイプ。

こー言う風にバラバラに比較したり、違いを見たりも

出来ますね。(* ´艸`)

後端の小さいベアリングはNSK製とNTN製の

2種類を試そう。β(□-□ ) フムフム

無論、シールの違いだけで、各社全てサイズピッタリ。

知らないと何だか難しい事をやってそうですが、

ベアリングと言うのは規格で厳格化されてて、

もっと言うと、C3などのラジアル&アキシアル・

クリアランス(内部すきま)や充填グリースなど

使用環境や用途に細かく規格化&ラインナップされています。

β(□-□ ) フムフム

しかし、逆に言うと・・・・・

「自動車用」「自転車用」「釣りリール用」と言うような

専用的な区分けでは無く、品番が同じであれば、電動工具も

自転車も全く同じベアリングです。

それ専用じゃないと心配・・・ってのはド素人感覚で(* ´艸`)

そー言う風には元々ラインナップされていない。

ベアリングに限らず工業製品全般がね。

┐(´д`)┌

自動車や自転車や工具など、色んなメーカーそれぞれが、

何処にどの規格ベアリングを採用するか?で設計してるので、

余程に特殊なベアリング以外は、どんなジャンルであろうが

品番が同じなら同じ共通ベアリングです。

因みにこのベアリングは、某ロードバイクの前輪ベアリングと

全く同じだし、某ボール盤の昇降軸のベアリングとも全く同じです。

んで・・・ベアリングと言うのは、簡単に言うと

原始時代の重い石を動かす「丸太ころ」と原理は同じで

(ニードル・ベアリング)それを棒状では無く、小さい鋼球に

して円周に配したのが・・・

今回の最も使われてる深溝ボールベアリングって訳。

逆に言うと・・・どんなに高速回転したり、工場&風車みたいに

ヘビー重量級だろうと、全てベアリングの中の小さい鋼球それぞれ

が回転しながら僅かな点のような接地点で支えてるって事。

( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

だから転がり抵抗が少なくスムーズでカナリの重量&速度にも耐える。

β(□-□ ) フムフム

そして、その小さい鋼球が隣の鋼球と接触せず、全ての鋼球が

マイクロメートル(ミクロン)レベルで全て同じサイズじゃあ

無いと・・・ベアリング品質は保てない。

もっと言うと、内部の鋼球は硬い金属ながら、僅かにタイヤのように

潰れながら接触してるし、ベアリングを圧入する&軸が蓄熱する事で

金属とてマイクロメートル(ミクロン)で微妙に膨張してクリアランスも

変わる。だからC3とかC5とかベアリング内部クリアランスまで

更に細かく厳格化されてる訳です。

β(□-□ ) フムフム

今回、取り上げたベアリングは簡素な汎用ベアリングで、ソコまで

精度や細かい区分けは必要なく規格品番さえ合わせればOKですが、

ベアリングは簡単でありつつ・・・・凄く奥が深い。

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

これはギア(歯車)でも潤滑油(オイル)でもシャフト(軸)でも

モーターでも・・・なんでも同じだけ広く、そして奥が深い。

規格化され交換OKな工業製品ながら・・・・

それぞれに、とても奥が深く、日本はそのノウハウ&製作精度の

高さがあったから世界トップレベルの品質だったの。

今や殆どの工業業種の大半は東南アジアに工場を移し、個々の

製造工員の技能レベルなんて全然ダメダメになっちゃったけど

( ´,_ゝ`)プッ

ただね?例えば、ナノレベルの精度。

高性能CNCで真っ直ぐ自動で機械で加工すれば出来る・・・・

っと思うでしょ?しかし、実は回転する切削工具ではどんなに

高性能であっても、慣性モーメントや加工時の蓄熱で、正確な

1ミクロン(マイクロメートル)までの平滑面は加工できない。

( ̄Д ̄;)エッ?

また、その機械の、そもそもの基準値&定規と言うのも必ず必要。

その基準が僅かに数ミクロンでも狂ってれば全自動の牙城は崩れる。

┐(´д`)┌

そう言う時には、人間が手で鋼をφ(°ρ°*)チマチマ

ミクロン単位で均一に削る「キサゲ」って言う手作業技術が

必要不可欠にゃの。( ̄Д ̄;)エッ?

素人目に見れば、全て全自動の最新加工を装備すれば、人間の

知恵や技術なんて一切必要無く、完璧な高精度なモノが出来る

ように思うかも知れないけど、実際は違う。

その大元になる数ミクロンまで正確な基準は・・・・

φ(°ρ°*)チマチマ卓越した人間の手作業技術が不可欠にゃの。

(* ´艸`)オモロイ

人間は曖昧でありながら、ある意味、ものすごく繊細。

簡単に忘れたり&見間違い&勘違いするほど曖昧で不正確なのに・・・・

手で触って0.1mmの段差は一般人でも気が付くw

この根幹を一番知ってて、大事に継承しなきゃいけない日本人が

こんな事すら知らなくなって他人任せになって不器用になる。

ギアのモジュール計算はプログラムで誰でも出来るけど、その

設計計算や実際の加工となると・・・・全自動では無理な事にも

気付かない。

人工知能やAIとか、ほざいても・・・・

その大元の「何が正しくて、何が不正解なのか?」を定義する

プログラムを人間が構成する限り、完全に自立独立した人工知能など

出来やしない。┐(´д`)┌ソーイウコト

世の中の他人任せなウワベと、本質的な部分(現場&実際)には

大きな乖離があり、それは加速度的に増えて、綻びが止まらない。

今回のように自分で設計して自分で創るものですら・・・ね?

(* ´艸`)クスクス

MTR-41分解(* ´艸`)

えーっと・・・本日はホームセンターで1万円前後で売ってる

リョービのMTR-41(新型42も殆ど構造は同じ)のメンテナンス。

(≧∇≦)b

あー・・・先に言っておきますが、木工マニアの質問には

答えませんよ?(´~`ヾ)

「こー言うメンテナンスもキチンと自分でやってますよ。」っと

言う宣伝=ブログのネタですので。

(≧∇≦)b

先ずは、分解するので、左右のカーボンブラシを外す。

φ(°ρ°*)

んま、このトリマーは木工を始めたら先ず手にする!と

言うほどの安価&定番品で(* ´艸`)ソウソウ

そりゃあ、もっと高価な高性能ルーターとかと比較すれば

安価なんちゃって電動工具なんですがぁ(´~`ヾ)

製品としては「この価格で、このバランス」は入門的にも

簡易な実用範疇なら素晴らしい。ヽ( ´ ▽ ` )ノソーイウコト

私も買ったのや、譲って貰ったりで同機を3台持ってます。

(* ´艸`)アハハ

あっ!そそっ!トリマーってのは、コレットチャックで

先端刃物を付けて彫るモーターみたいなもんです。

β(□-□ ) フムフム

分解して引き抜くと・・マジに構造はモーターそのもの。

(* ´艸`)

左が外層ケース。右が本体後端のスイッチ部。

んで、真ん中がセンターシャフトで、正にモーターの芯。

コレットチャックのすぐ後ろには冷却用フィンが付いてますね。

んで・・・・高速回転する電動工具なので当然、回転軸受けの

ベアリングが痛む。痛むと芯振りを起こして振動&騒音が増え

いずれは壊れる。(*´д`*)

そもそも、こー言う軸受けと言うパーツは負荷が半端無いので

何年も何億回転も耐久性があるのでは無く、消耗品&交換品

なの。洗濯機や自動車、世の中の回転するモノほぼ全てに、

ベアリングが採用されてますが、適時、交換するモノです。

(≧∇≦)bナルホド

んで、日本は世界屈指のベアリング生産シェアを誇ってて、

「NTN」「ミネベアミツミ」「NKC」「KOYO」「ナチ」など

品質&生産共に素晴らしいメーカーが沢山あります。

どんなに耐久性&高精度を持ったベアリングでも摩耗して

いつかは交換する。だから規格が決まってるし単体は安価。

逆説的に言うと、ココに負担を集中させてるからこそ、

高価で交換が難しいシャフトや駆動部ギアが壊れにくい

とも言えます。β(□-□ ) フムフム

モーターシャフトは構造上、必ず、前後で棒を支える

構成なので、この後端側と前側の2か所にベアリングが

入ってる。β(□-□ ) フムフム

コッチは根元の本体軸受け部になるので、負担が少なく

ベアリングも小さい。んま、ココが先に痛む事は

先ず無くて、前側の大きいベアリングが痛んで芯振りを

起こしてから痛む感じ。交換しなくて良い場合も多い。

んま、だいたいココは根元側で、その前の中間にモーターの

ブラシがあるので、ココのベアリングが痛む前にモーター

シャフトそのものが先に逝っちゃってます。

(* ´艸`)アハハ

ベアリングと言うのは大抵はサイズピッタリで

プレスで「圧入」されてるもの。なので、通常は

ベアリング・プーラーって言う専用の引き抜き工具を

使いますが・・・交換する場合はスパナ突っ込んで

コンコン優しく叩けば、そんなに難しく無いです。

んで、外した後端ベアリング。600番台かな?

んま・・・コレでは老眼では判り難いので(* ´艸`)

マジックで側面刻印を塗って浮き出させる。

微かに・・・KOYO製で「608ZL」って書いてある。

ベアリングには必ず側面のシール部分に刻印があるので

コレと同じベアリングに交換すればOK。

(≧∇≦)bカンターン♪

さっき600番台と言ったのは、サイズ的に、

ミニチュア・ベアリングの600番台だな?って意味。

前の数字の608はサイズ規格。後ろは「側面シール」の意。

600番台の内径8mmで片側鋼板シールって事ね?

手前の数字は全国各社共通(平たく言えば数字さえ合ってれば、

必ず内寸&外寸&厚みは同じサイズです)だけど・・・

後ろのシール表記が各社違う。

んま、ベアリング構成そのものは精度に依存し各社技術的に

大差無く、シールやグリス&耐久性がセールスポイントだから

「わが社独自の特殊シールは・・・」てな感じでバラバラにゃの。

┐(´д`)┌

ZZって言ったら両面鋼板シールでZだけなら片面。ただ

ナチはZZEって表記するし樹脂&ゴムシールだとバラバラ。

その上、OEMや特注製造の場合はZLとか規格に無い表記も

多い。ただ目で見て片面鋼板シールだと判るので問題なし。

片面だけなのは、片面側にしか汚れやホコリが侵入する

恐れが無い&片面開放型の方が放熱性が良く蓄熱し難いのもあるけど・・

要は無駄にコストを掛けないから片側ってのが存在する。

( ´,_ゝ`)プッ

別に贅沢にZZでも良いけど値段が上がるだけで、無駄に蓄熱したり

メタルシールをゴムシールに替えると溶けるかも知れないので

あんまり意味が無かったり、蛇足だったりする。

前のサイズ数字は絶対100%同じじゃ無いとサイズ的に入らないけど、

後半のシール表記は「出来るだけ合わせた方が無難」って感じ。

なので、608と言うサイズだけ見れば、全国各社どのメーカーでも

内径8mm外径22mm厚みが7mmで面取りが0・3mmです。

この手の工具や機械に一番使われてる一般的なサイズですね。

β(□-□ ) フムフム

因みに608って言う数字がそのままサイズ表記では無いよ?

ベアリングと一口に言っても横向きタテ向きなど色々あるので

先頭の6はベアリングの種類、一般的な深溝玉軸受けタイプの意。

次の0は直径系列番号で内径と外径の比率の意で、パっ!と

見た目で、この形状の丸いベアリングは「60・・・」から始まると

思って間違いない。

ただ数字そのものがサイズ数値では無いのでサイズ表を見ないと

直ぐには直径や内径のサイズは判んない感じです。

┐(´д`)┌アマーイ

しかし、ベアリングそのものが製品精度の高いモノなので

刻印が見えなくてもノギスで正確に測れば、実測から

同じサイズ=品番特定も出来ます。(≧∇≦)b

んで・・・今度は肝心の前側。恐らく芯振りの症状の

大半は、ココのベアリングの偏摩耗の可能性が高い。

コレットチャックで刃を装備して高速回転してモノを

削って行く側ですからね。痛むのは当然。

コッチは本体ケースの裏側のプレートの中に挿入

されてるので、外れ防止プレートを外すだけ。

コッチは6000番台で大きいベアリング。

OEMの片面系接触ゴムシール「6002DW」で

NSK製ですね。

コチラも一桁大きい6000番台の定番サイズ。

6002なので内径15mmで外径32mm、厚み9mmは

どのメーカーでも共通サイズ。

高速カッターや丸鋸、大抵の電動工具のモーター軸受けに

使われる「シュイィーン」って回る電動工具の定番サイズです。

コレはマキタや日立にも多いし、自転車やスクーターにも使われてます。

またまた末尾がDWなんて市販規格に無いですが、両面シールの

DDW(軽接触両面ゴムシール)やDDU(接触型両面ゴムシール)

などでも大した差は無いので流用出来ますね。

つ~訳で、今度、適合する新品ベアリングをモノタロウ辺りで

発注しようっと♪(≧∇≦)bイェイ

つまり、回転する系はベアリングが痛みやすく→壊れるなら

先ずココからで→必ず交換できる構造になってるので→

同じ規格の新品ベアリングと交換するだけの事です。

β(□-□ ) フムフム

メンテナンスと言うか回転する機械系はベアリング交換が

自分で出来ると、随分長持ちしますし本来の性能を長く発揮できます。

釣りのリールや自転車に限らず、掃除機も洗濯機もバイクも

自動車や電車、風力発電に至るまで。

ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラスィ♪

自転車で言えば、前後車輪の軸。それからハンドルを左右に切る

軸の上下。ペダルがクルクル回るトコロの軸。

少なくとも6個以上は付いてる。( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

換気扇や冷蔵庫やエアコンのファンやモーター軸にも。

フィーンって回るモーターが付いてれば、ほぼ確実に入ってます。

機械モノや自動車だったら50~100個を超える場合も。

玄関ドアやパっと見、回転しなさそうなモノまで含めて、世の中の

ありとあらゆる製品に使われて、ココの精度が良いから日本製品の

高品質の要とも言えます。日本が世界に負けてない数少ない分野。

ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラスィ!

逆に言うと、芯が振っても・・・・

修理もどーする事も出来ずに無理矢理に誤魔化して使ってると、

その内にベアリングが焼き付いたりシャフトが曲がったり、

モーターが異常発熱したりと、最終的にぶっ壊れちゃう。

┐(´д`)┌

メーカー修理に出すのも良いけど、自分で出来るなら自分で

すれば良いし、また一つ工具の構造が判って扱いが良くなる。

メーカー修理は有償で高価って声も多いけど・・・・

私に修理を持って来て修理させるなら、そりゃあメーカー修理代

と同等くらい頂かないと割が合わないです。自分で出来る人は

全員同じ事を思う筈。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

メカに無知なまま自分の手は汚さずに、面倒な部分を

「メーカー(他人)にやらせる」んですから、当たり前。

ベアリングが数百円でも故障個所の特定、本体の分解&

ベアリングの引き抜き&圧入&試運転&その他のチェック

まで・・お姫様並みに「他人に金で代わりにやらせる」んだからね。

ケチ臭いと言うか、原価だけ見て工程やノウハウを無視しちゃってる。

やらない&知らないから、どれだけ面倒な作業なのか?判んない。

「なんでも直せちゃうのね♪(* ´艸`)」って甘えてくる人も多いけど

たぶん・・・本当に自分で学んで、自分で出来るようになれば判る。

メーカー修理代くらいでは、気軽にハイハイと承りたいとは思わない筈。

┐(´д`)┌ソーイウコト

自動車の整備と同じで、私が自分で出来る事でも他人に依頼する時は

ちゃんと費用を払います。それが当たり前。(≧∇≦)bニャハハ

しかし・・・リョービの東南アジア製の安価品とて

モーターの重心バランス取りまでしてあるねぇ?

こー言うのをしてるか?してないか?見かけ&表示で

中華製だの国産だから安心だの・・・ウワベでは無く。ね?

(´~`ヾ)タハハ

価格の割に良いベアリングを採用してたり、単体個別の

バランス取りまでしてるし、あれだけ酷使しても3台とも

大した故障も無く使えてんだから、1万円前後なら良品ですね♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノソーイウコト