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またベアリング(* ´艸`)

えーっと・・・ちょっとと言うか・・・・

また今度説明しますが(´~`ヾ)多忙&ハードスケジュールの

上に更にイレギュラーな問題が重なっちゃって・・・ ( ̄~ ̄;)ッタク!

その対応で予定がズレるので4月までが超~過密スケジュールに

Σ( ̄ロ ̄lll)ヒィ!

とにもかくにもMAXスピードで頑張ってますが、メール返信等も

遅れ気味でゴメンナサイ。

(*´д`*)アリャリャ

つ~訳で、本日のブログネタは数日前に先に書いてた電動工具ネタ。

(´~`ヾ)スマーンゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

っと言う訳で何事も無かったように・・・(* ´艸`)アハハ

先日、リョービ製トリマーのメンテナンスで

内部ベアリングの入れ替えをしましたがぁ・・・

(≧∇≦)bソウソウ!

今度は、ほぼ毎日ペーパー掛けで酷使してるφ(°ρ°*)ウィィィーン

「日立製ランダム・サンダー」から微妙に異音&振動してるので、

これまたベアリング交換です。

(≧∇≦)bイクゼッ!

先ずは、ペーパーが付く、ランダム円(回転しながら

楕円軌道を描く偏心回転運動)のプレートを外すと

φ(°ρ°*)カチャカチャ

こー言う風に偏心構造が出てくる。

周囲についてるのは、モーター冷却&粉塵排出用の

フィンですね。β(□-□ ) フムフム

ランダム円の構造は至ってシンプル。モーター&フィンは

普通に真円で回転してるんだけど、プレートの中心に芯が

ズレた偏心カムを内蔵してて、それでプレートが回転しながら

楕円軌跡を描く仕組み。

一定に研磨するのでは無く、広くまんべん無く研磨する用に

こー言う軌跡を描く=ランダムって事です。

( ̄Д ̄;)ナルホド

ただ、モーター自体は真円に回転させてるんだけど、プレート

から偏心カムで楕円軌道になってるその軸受け、つまり

ベアリングが真円のモーター回転を楕円に変換する、

振り回すような応力をモロに受ける。

( ̄~ ̄;)ソッカァ

だから普通のラジアル・ベアリングよりも痛みが早い。

β(□-□ ) フムフム

んで・・・内部のベアリングは(* ´艸`)ヤッパリ

またしても6008DW(軽接触ゴムシールタイプ)

リョービのトリマーに純正装備されてたのと

サイズも仕様も全く同じ。

( ̄Д ̄;)ホントダ!

因みに・・・・このベアリングは電動工具には定番なので

マキタの工具にも「全く同じベアリング」が良く採用されてます。

(≧∇≦)bアハハ

つ~事で、前回、予備に購入してたベアリングをソックリ

入れ替えるだけ。(* ´艸`)

んま、このサイズの両シールベアリングが定番中の定番サイズなので、

これ以外にも丸鋸やらスライド丸鋸の内部ベアリングも殆ど共通。

だからまとめて予備購入してたんだけどね?(≧∇≦)bカシコイ!

あー・・・画像を撮るのを忘れたけど、このベアリングは

アルミ製の冷却フィン部品パーツ中心に圧入されてます。

β(□-□ ) フムフム

こー言うアルミダイカスト(アルミ鋳造)に圧入してる汎用

ベアリングは(自動車やバイクなども同じく)ベアリングプーラーは

使わずに、ドライヤー等で(手で触ると火傷するくらい)温めて

「アルミの熱膨張で緩くなってからスコンと抜きます。」

( ̄Д ̄;)ヘェ・・

んで、即座に(冷めない内に)新品ベアリングを圧入すると、これまた

圧入しなくても、すんなり入る。

ヽ( ´ ▽ ` )ノスコン!

だけど、アルミパーツが冷えた頃には熱膨張が収まりプーラーでも抜けない程、

シッカリ!圧入できちゃいます。β(□-□ ) フムフム

んで、抜いた定番ベアリング「6008DW」

ホント、殆どの電動工具メーカーに納品してんじゃね?

って位に・・・・良く見ます。この緑ベアリングはw

んで、コレは摩耗してて再利用不可。破棄するので・・・

ついでに「ベアリングの中身」を見てみましょう。(≧∇≦)b


両サイドのゴムシールを捲ると、こー言う感じ。

ゴムと言っても耐油&耐熱ゴムだからプラみたいな硬さ。

んで・・・ベアリングの構造は内側の金属輪。ココに

シャフトが入る。

んで外側の金属輪。ココがパーツの穴に嵌って軸受けになる。

んで・・・その内側に9個の鋼ボールが入ってる。

大小の輪っかの内側にボールころが付いててスムーズに

分散して回る。

ヽ( ´ ▽ ` )ノクルクルクル

だからスムーズに回る訳です。(≧∇≦)bナルホド

因みにボールが9個と言うのもギアの「互いは素」と

同じく応力分散の為に奇数です

んで・・・これ自体も回転する訳だから・・・・

内部の回転してるボール同士が接触しちゃうとマズい。

もし自動車の前輪と後輪が接触したら・・・逆回転同士で

大変な事になっちゃうでしょ?(*´д`*)ソッカァ・・

なので、ボールが互いに接触せず定位置で回転するための

「保持器」ってシャンプーハットみたいな形状のリングが

入ってる。んで・・・外周輪&内周輪の溝だけでは無く

コレの摩擦抵抗があるから、ベアリング内部はグリスで満たす。

(≧∇≦)bナルホド

んま、この保持器を省く画期的なベアリングも日本人が開発

したんだけど(≧∇≦)bスゲェ!んま、安価汎用ベアリングは

まだまだ、この保持器内蔵タイプが主流。

ネジも何もない。嵌めてるだけで、絶対に分解しない構造。

それぞれの加工精度、組付け精度、そして特に鋼ボール球の

真円&寸法精度が抜群に良いから日本のベアリングは世界一!

(≧∇≦)bイェーイ!

そうなってくると・・・この内溝&外溝に保持器と鋼ボールを、

どうやって(嵌め殺しなのに)組み立ててるのかな?とか・・

興味&面白くなってきますよね♪(* ´艸`)アハハ

だからどう?って事では無いんだけど(´~`ヾ)

「へぇー?こーなってんのかぁ?β(□-□ ) フムフム」それだけでも

面白いし知識になり、回転するモーターから変な音が鳴ったら

「あー?たぶんベアリングが摩耗して芯ブレしてるのかしら?」

っと、おおよその見当がつく。

「変な(叫び声?悲鳴?)」って漠然とした擬人化では無く

何かの部品が壊れて、修理する必要があるかも?ってのが判る。

因みに、少し前に流行った指で挟んでクルクル回す

「ハンドスピナー」ってのは、3方向に遠心力が増すように

ウェイトが付いてるだけで、正に、中身はベアリングそのもの。

だったりします。(* ´艸`)アハハ( ̄Д ̄;)エッソーナンダ?