月別アーカイブ: 2016年9月

キズの付かない栓抜き ( *´艸‘)

えーっと・・・先日のイベントでお隣ブースだった

ベルギービールの伝道師(≧∇≦)b「ヨッシー」から・・・

「王冠にキズが付かない栓抜きがあるんだけど・・・」

ってお話を聞きました。画像を送って頂いたのが・・・・

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コレ(≧∇≦)b

ベルギービールと言うか・・・オランダのトラピストビール

「La Trappe(ラ・トラッぺ)」と言う銘柄の専用栓抜き。

栓抜きの原理は、普通は、王冠に半分の位置にあてがい

(テコ支点にして)手前の爪を引き上げる。

王冠が曲がると言うよりは、王冠を「への字に曲げる」事で

炭酸が強いビール瓶の内気圧を、ゆっくり逃がしつつ・・・

瓶クチの強靭なカシメでも王冠を犠牲にして変形させれば

簡単に開く。その為に「王冠は使い捨て」なんだもん。

栓抜きとしては、実に合理的。(≧∇≦)bナルホド

比較的、炭酸も弱く、王冠のカシメも弱めの海外ビール等では

もっと楽。(日本のビールは、炭酸もカシメも強い部類なの)

例えば、コロナビールとか、何かに引っ掛けたり、ライターでも

簡単に開きますよね♪(≧∇≦)bアハハ

んで・・・この「La Trappe」の栓抜きは、発想が逆。(≧∇≦)b

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ビール瓶(王冠)の後ろの爪に引っ掛ける。

手前の取っ手を下に押し下げるって事です。 ( ̄~ ̄;)ナルヘソ!

こーすると、支点が王冠の一番手前(つまり王冠自体が曲がらない)

になって、作用点が後ろ側の王冠のカシメ爪だから、テコ原理が

大きく、軽いチカラで下に下げるだけで、王冠は変形せずに栓が抜ける。

(≧∇≦)bナルヘソッ!

お祝いで「バコーンヽ(´▽`)ノオメデトォ!」的に豪快に開けるんじゃ無くて

法事で厳かに・・・下で「シュコン・・・」っと静かに開けるようなイメージ。

( *´艸‘)ドーイウ、タトエ?

ただ・・・・ヨッシーは関心しきり(≧∇≦)bスゲェ!だったものの・・・

私は、画像を観てスグ・・「あぁぁ・・・それか・・・」┐(´д`)┌

これ・・・木工に詳しい人なら知ってますよね?(´~`ヾ)

単に、木に「ジョイント・ボルト」を取り付けてるだけです。

┐(´д`)┌ソーナノヨ?( ̄Д ̄;)エッ?Σ(゚д゚lll)ガーン

ヨッシーが「作れるモノなら作れませんかねぇ?(*/∇\*)」

って言うもんだから・・・・作ってみました。(≧∇≦)b( ̄Д ̄;)エッ?

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んね?だから、簡単に自作出来てしまう。(* ´艸`)クスクス

えええええええぇぇ・・・・( ̄Д ̄;)マジカ!

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取り付け位置も、噛み込みも参考と同じ寸法に合わせてます。

(≧∇≦)bピッタリ!

つ~事は・・・・つまりは、本物と全く同じ使用感です。(´~`ヾ)

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んま、オリジナルは結構な、お値段がするらしいし、

別にジョイントボルトは、何処でも手に入る話。 ┐(´ー`)┌

これの変形で引っ掛け部分に曲げ釘を用いた形状の

デザイナー栓抜きが昔あったような? ( ̄~ ̄;)チガッタカナァ?

因みに、ジョイント・ボルトは上下から(六角レンチで)

補強する為の「挟み込むタイプの合いボルト」なの。

時計とか、革の装飾パーツとしても有りますよね♪(≧∇≦)b

(言ってしまえば、引き出しのツマミと同じ事です)

当然、引っ張り強度もカナリ高いので、ビールの栓抜き程度なら

ココが壊れる事は皆無。先に木が割れる筈です。 ( *´艸‘)

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つ~訳で・・・クラフトらふの屋号シルク印刷バージョン。

( *´艸‘)フフフ・・・

こー言う為にシルク印刷を習得した訳でも無いし・・・・

こんなの作ってる場合じゃあ無いんですが(´~`ヾ)

(上部の雄ボルトを鍋頭に替えれば、ほぼ一緒になるし)

アッサリと・・・数分で模造自作は出来たので ( *´艸‘)モゴモゴ

これはコレで実に、理に適ってるし、王冠が変形しないのは

ベルギービール王冠コレクターには、有り難い話。

どうせなら、もっとカッチョ良い機能的なオリジナル栓抜きも

次回は作ってみたいなぁ?・・・・とか ( *´艸‘)クスクスゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

台風直撃?( ̄Д ̄;)ヒィ!

本日は・・・・・逸れるかな?っと思ってた台風が

紀伊半島に迫ってる( ̄Д ̄;)タラァ・・・なんかヤバそうな予感。

午前中は笑ってられたのですがぁ・・・ ( *´艸‘)

午後から上陸!一気に雲行きが豹変( ̄ω ̄;) ギクッ!!

雨もスゲーが、風がスゲェー!ヽ( ´ ▽ ‘ )ノケラケラ

もはや・・・・吹きっさらしのオンボロ小屋では(´~`ヾ)

身の危険を感じるのでぇ・・・展示温室に避難。(≧∇≦)bフゥ

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先日、出来上がったばかりのラボ温室が・・・

早くも・・・崩壊の危機?(* ´艸`)ケケケッ

本当は、丁度良い耐候テストくらいに思ってるんですがぁ(´~`ヾ)

何せ、基礎の無い単管で組んだだけの軽いハウス構造物ですから、

この強風で浮いてしまわないか?心配しましたケド。

(* ´艸`)アハハ

んで、夕暮れ前には・・・・通り過ぎヽ( ´ ▽ ‘ )ノ

嘘のような静けさ♪(≧∇≦)bタイフーイッカ!

ただ・・・

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蘭ingの木が・・・倒れてんじゃねーかよっ!Σ(゚д゚lll)ガーン

そういえば・・・・昨日、ブログには載せませんでしたが(´~`ヾ)

区長の蘭爺「(〒Д〒)」ナンヂャトナ?に頼まれて、近所の桜の

巨木(放置木)の枝が道の上に伸びすぎて、どうにも危ない!

って事で、区長の権限で(≧∇≦)b

(許可を得て)チェンソーで大きな枝を数本、切ったんだけど・・・・

良かったぁ・・・

落ちるとクルマがペチャンコになる巨木枝だったので、

間違いなく、昨日、切って無かったら・・・・( ̄Д ̄;)タラァ・・・

大参事になるトコロでした。(´~`ヾ)ヨカッタァ・・

その大枝を、軽装の親子2人だけで、スパン!スパン!と

切っちゃったってのも、良く考えれば危ねぇ話ですな。(* ´艸`)

んま、何にしても大した被害が出なくて良かった♪ヽ( ´ ▽ ‘ )ノ

ただ・・・吹きっさらしのオンボロ小屋アトリエ内は、吹き込んで

酷く散らかっちゃったので、Σ(゚д゚lll)アングリ・・

明日は、掃除&片付けから始めねば・・・

(ノД`)・゜・。メンドクセェ・・トホホ

シルク印刷用バケット自作 ( *´艸‘)

今日は、祭日なんですってね?

聞けば、シルバーウィークだとか?( ̄Д ̄;)シランカッタ

休み無しの私には・・・・全く関係の無い話で無頓着ですがぁ(´~`ヾ)

「わぁ・・・アクリルとかの発注が遅れそうだなぁ?Σ(゚д゚lll)」とか、

「入金確認(反映)が、ズレてしまうなぁ?┐(´д`)┌」

「今週は、雨天が多くて、乾燥やシルク感光が進めにくいなぁ? ( ̄~ ̄;)」

とか、そんな事の方が気になってますケド ( *´艸‘)クスクス

とは言え、作業を進めてるのですがぁ・・・・

ちょっとバタバタしてるので、違うネタでも。(´~`ヾ)ゴミン

以前、記事に書いたように・・・

シルクスクリーン印刷には、シワなくピーン!っと張った

テトロン紗を貼った表面(裏&表に)・・・・

均一に・・・紗の目を塞ぐ為に、薄ーく、ジアゾ感光乳剤を

塗るのね?(≧∇≦)b

それがムラも気泡も無く、薄ーく均等に塗るのが、大事!

ムラは、版の弱さ&スキージーの刷り難いさとして、

気泡は、ピンホール&ドット抜けとして、

厚みがあれば感光不足、逆に薄ければ描写欠けとして・・・

版の仕上がりや耐久性の差として出ます。ヽ( ´ ▽ ‘ )ノダイジー!

んで・・・本来(Tシャツ屋さんなど専門職は)

乳剤をテトロン紗に、均一にスゥーっと塗る為に・・・

専用の「バケット」と言うステンレス製の箱みたいな道具を使います。

ただ・・・書いたように、(ただのステンレスの箱なのに)(´~`ヾ)

5千円超えと・・・実に高価( ̄Д ̄;)タケェ!

んで・・・・以前、(数を作らない簡易であれば・・)

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アルミのコの字アングルの両端をテープで塞げば

簡単に代用できるよ♪(* ´艸`)って、ご紹介しましたがぁ・・・・

じゃあ、バケット自体が無意味なのか?っと言うと、

そんな事は無い。(≧∇≦)b

ちゃんと意味があるから専用品な訳です。

んで、今度は・・・・ ( *´艸‘)その「バケット」を安価で

自作してみます♪(≧∇≦)bギャハハゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

バケットと言うのは、簡単に言うと、タダの箱。

ただ、テトロン紗に押し当てる側だけ、少し角度が付いてる。

単に、垂らしてヘラで塗ると、テトロン紗の乳液の付き具合に

ムラが出るし、その紗の細かい目の中に上手く乳液が入らない。

何度もしごけば、その内にキレイに塗れるけど、感光以外は

出来るだけ、余計な作業の光すら当てたくないし、しごくと紗が痛む。

なので・・・要は、テトロン紗にタップリと乳液を押し当てながら・・・・

そのエッジで余分な乳液をスゥーっと、しごき取る。そう言う仕組み。

ステンレス製なのは、最後に乳剤は水洗いするから。(≧∇≦)bナルホド

以上の要点を踏まえて・・・

誰でも作れる安価&簡易バケットの自作(≧∇≦)b

材料はアルミ複合板(看板やサッシのドア下に貼ってるヤツ)

私は仕事で使うので仕入れてますけど(´~`ヾ)

少量なら切れ端で良いので、看板屋さんやサッシ屋さんに

行けば、恐らく千円以内で分けてくれると思います。

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普通の紙の箱組と同じように、カッターで切れます。

ただ、山折り線(内折りで使うので裏面側)は、芯材の

ボリカーボネートの両面に貼ってるアルミの片面だけ

切ります。そうすると、内面アルミは切らずに折れます。(≧∇≦)b

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箱組の保持&表面には補強を兼ねてアルミ粘着テープ

を貼ります。山折りした角も(接点が内側なので角が出る)

保護を兼ねて巻き込んで貼ってしまいます。

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ホラね?(≧∇≦)bスゲェ!金属製のバケットほどの

強度はありませんが、ちゃんと使えるだけの強度は出ます。

内面アルミが谷折りになるので、切り目も最小限に♪

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最後に、この「紗に押し当てて、しごく角」だけ、しっかりと

エッジを立てて、尚且つ!紗が破れないように微妙に丸めます。

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んね?コレで完成♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪

業者さんは、一度に大量に版塗りしますが、所詮、

10枚以内のちょっとしか塗らないなら、これで十分♪(≧∇≦)bイイネ!

ホントは溶接や、ハンダ&ろう点けで本当に金属製で

作る事も出来るんだけど ( *´艸‘)今回は、即席で(≧∇≦)b

良いモノは良いですし、専用品には、必ずそれなりの意味がある。

だけれども、何でもかんでも、最初から道具を買い揃えては

まんまと・・・「必要ないのに買い揃える」器用貧乏に陥ります。

先にも書きましたが、ジアゾ感光自体は簡単ですが、材料代が高い上に

専用道具もカナリの出費ですから、版が一枚出来るまでの総額が幾らよ?

って話になっちゃう。 ┐(´ー`)┌

モノを作るなら、この位、自分で作れんだろ?って話。(* ´艸`)

(無論、この件に関しての質問コメント&メールは一切お断りします。)

んで、前回のジアゾ乳液は使い切っちゃったのでぇ(´~`ヾ)

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別メーカーのテトロン紗とジアゾ感光乳剤を仕入れました♪

(* ´艸`)コッチは、業者さんが良く使う大容量タイプらしい。

業務用&お徳用・・・っと言うよりは、ネットで良く売ってる

趣味向けの小瓶タイプが、実は、カナリの割高なのね?って、

後で気付きます。(* ´艸`)デスヨネェ?

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ジアゾは他社と同じく、水で溶くタイプで、黄色です。

この製品には、より紫外線透過性を上げて、ピンホール&

感光具合が判り易い、青の染料付き(≧∇≦)bキガキク!

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白い乳剤に・・・・

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ジアゾ感光水溶液を混ぜると・・・・いつもの黄色♪

んで、今回は、付属の青染料を半分添加(≧∇≦)b

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某アメリカ製の感光乳液とソックリなグリーンに♪(≧∇≦)b

恐らくは、ジアゾ剤は基本は黄色、乳液は乳白色。

ソコに紫外線透過を上げる為に青色染料を入れるから、

各社、黄色orブルーやグリーン系が多いのかも?

( *´艸‘)

確かに、ピンクや薄黄色よりも、青系の方がピンホールを

見つけやすいです。(≧∇≦)bナルホド!

つ~訳で、ドンドン!シルク印刷技術向上に努めつつ・・・

より良いオサレでカッチョ良い!「手作り離れした手作り商品」を

目指しますね♪(≧∇≦)b