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サンドブラストの実力

っで・・・早速、汚ねぇーバイクのホイールを

各穴を養生してφ(°ρ°*)チマチマ

自家製サンドブラストに入れてみる。(* ´艸`)

コレ、判んない人には判んないだろうけど、

17インチのタイヤ付きホイールでも楽々入る。

これはカナリの大容量で、自家製の利点!

(≧∇≦)b

巷で安価市販されてるサンドブラストでは

モチロン入らない=施工不可能なの。

サンドブラストは、もの凄い粉塵なので、

蓋を開けたまま&はみ出して・・・なんて横着は

絶対に出来ない。

全部メディアが吹き出して漏れちゃいますから。

( ̄Д ̄;)ソッカァ・・・

その容量の差が「施せるパーツの限界サイズ」に

なるのでワザワザ大きいBOXを自作したと言う訳。

(≧∇≦)bイェイ!

っで・・・早速、施してみたら・・感激!!

正に、ケルヒャーで洗うみたいにキレイに

塗膜&錆び&汚れ共に吹き飛び、キレイな

アルミ素地が出てきます♪

今回は、以前の珪砂メディアを全部抜き取って、

#80のアルミナメディアを使用。

これぞ!サンドブラストの実力♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノスゲェ!

こー言う鋳造浮き文字もシッカリ!クッキリ!

凸凹や曲面&入り組んだ形状でもキレイに

「塗膜ごと一層剥がす」事が出来ました♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノキャッキャ♪

慣れないのでモチャモチャしたり、吹き残しで

またし直したり・・・で余計な時間が掛かりましたが

慣れればホイール1本30分ほどでキレイになる。

判んない人には判んないだろうけど、コレ、

ワイヤーサンダーやベビーサンダーを駆使しても

ホイール一本で半日は掛かる大仕事にゃの。

( ̄Д ̄;)ヘェ・・・それが30分って驚異的にゃの♪

ただ、威力が強すぎて、じーっと同じ個所を

当て続けると、アルミ素地まで削れてしまうのでw

注意が必要と言うより・・・慣れですね♪

あまりにキレイに削れて行くので・・・・

面白いので無心に削っちゃいますφ(°ρ°*)シュワー!

っで、後日、下地ホワイトサフェイサーを吹いて

ホワイトに塗り直してるんだけど←途中。

まっさらみたいでキレイで気持ち良いでしょ♪

まだまだ使い道は沢山あるんだけど、錆びサビや

ガビガビに剥がれたのも、何でもキレイになっちゃうw

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

「アルミナ」と言うのは酸化アルミの事で、安価で

紙やすりのザラザラはコレです。それを直接、強烈

エアーで吹き付ける訳ですから、超~強力。

っで、モチロン、メディアも削って行くと割れて

ドンドン鋭利な角が取れて粒子が小さくなり、研磨力が

落ちるんだけど・・・・逆に研磨力が落ちると

粗番手を上げる事と同義なので(時間は掛かるけど)

より削る粒子のキメが細かくキレイに仕上がるし

例えばブリキみたいな薄くて柔いパーツにも使えるので

無駄は無いです。

今の研磨力だと空き缶とか、簡単に穴が開きますからw

(´~`ヾ)ソリャソーダ

自分で創ってみて、今更ながらに効果絶大!に

我ながらビックリしてまふ♪

名刺作成のご依頼

えーっと・・・度々、ご注文をくれる後輩から

「名刺作って貰えませんか?」とご依頼。

ヽ( ´ ▽ ` )ノアザース♪

んま、今や専用用紙やアプリを使えば、自分で

編集して、自家プリント印刷も可能。

β(□-□ ) フムフム

もっと数百枚とか必要なら・・・

アスクルや数多のネット印刷に原稿デザインを送って

発注すれば、街の印刷屋並みにキレイでシッカリした

名刺が数日で格安で印刷されて送られる時代。

( ´,_ゝ`)プッ

んま、紙の名刺なんて古典的儀式が今後も必要か?

と言えば微妙だけど、名刺を常識に感じてる方や

なんだかんだでネットやSNS拡散よりも地元のクチコミ

やDM&フライヤーの方が効果絶大なのも事実。

β(□-□ ) フムフム

っで、あれやこれやと印刷業界も新しい提案を

推し進めてるけど・・・・問題は印刷の手間では

無くて、デザインや思ってる理想に近づける行為、

その知識と時間が無いってのがある。

正直、PCやアプリに慣れて無いと、文字を打ち込んだり

サイズや配置を変えるのも億劫だし、ましてや配色や

デザインなんて、雛形使った無難なデザインになって

しまう。アイデア発想が限られるので、どちらかと言うと

提案して貰ったり、幾つかの案から、好みを選んで

後は細かい所も、そつなくこなしてくれる方が有難い。

( ̄~ ̄;)ウムム

これはデザイナー的な事と似てるんだけど、

依頼=任せて自分の負担を転嫁したいが主眼。

煩わしい打ち合わせや、希望を聞いても答えにくいし

その難しい工程を経るよりも、直感的に「良い」

と言う判断だけで、後は全て任せたい。

β(□-□ ) フムフム

まぁ、オーダー木工にも似たトコロがあるんだけど

全部お任せにしちゃうと、それはそれで主導権が

不明瞭になるので、依頼の満足点(目標)が見えず

具現化するのに時間が掛かると・・・

「一度、カタチにしてみて後から修正」の試作って

のが出来ないので、同じように考えないでね?

(´~`ヾ)ダネェ?

ただ、今回のようなPC作業&印刷の場合は

幾らでも修正&2案も3案も作ってみる行為に

製作ロスは(モノを創るよりも)少ないので

幾つかのデザイン案を送って・・・・

ソコから選んで貰い、ワガママなご要望に沿いながら

修正するスタイル。

まぁ・・・無理難題もあるんだけど、大抵の事は

技術的な問題でカバー出来るのが大きな違い。

物体の場合は、物理法則が絡むので、ご要望に

物理的に沿えない場合もあるんだけど、PC上の

場合は技術と知恵さえあれば、ほぼ不可能は無い。

名刺と言う限られた中に、全ての要望を盛り込むのは

無理だけど、依頼側もイメージが付きやすいので

木工の依頼よりも数倍、楽。

(* ´艸`)ニャハハ

っで、凄く大事なのは、デザインやコーディネイトの

接客&商用の場合、「依頼者側の好み&要望」が

必ずしも「実際の相手のお客さん」がどう感じ取るか?

は別物。

もの凄く判り易く言うと、依頼者さんがセンスが無くて

悪趣味だとしても、依頼者の好みに合わせれば依頼は

完了します。

自分好みのオーダー家具なんかもそうですね。

例え、使いにくくても依頼者がOKだったらOKなの。

でも、私のセンスを汲んでご依頼頂けてる以上、

「対、お客さんの反応」と「依頼者のご希望」の

両方の擦り合わせをしながら、良い落としどころを

探らなきゃいけない。

木工の場合は、ココが(全てに試作案が出来ない分)

難しいんだけど、こんな事言うとWebデザインナー各位に

怒られちゃうけど・・・PC上だと、ホントに楽。

んま、個人情報満載なので画像掲載はしませんが、

気に入ってくれて、OKが出たので、

A案と、その変形B案と、カッチリしたタテ型名刺の

3種類をそれぞれ、8:1:1で100枚を

取り合えずの初期ロットで印刷。

(≧∇≦)b

ココが100枚単位で発注しなきゃ印刷できない

大手印刷と違う小回りの良さ。

自家プリントでも、私はカラーレザー印刷ですから

素人印刷にありがちな滲みも色移りも殆ど無い。

(≧∇≦)b

気に入って使って、また必要になったら枚数刷れば

良いし、例えば「今度はちょっとココを変更して」も

即座に刷りたい枚数だけ幾らでも対応出来ます。

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

カウル補修

えーっと・・・本日は木工と全く別!趣味の話。

(* ´艸`)ニャハハ

コチラはFZR250と言う(私の青春期当時)

昔のバイクのアッパーカウル。バイクの顔の部分ね?

β(□-□ ) フムフム

もう30年以上前のバイクなので総レストア中。

φ(°ρ°*)チマチマ

んで、今や製造メーカーYAMAHAにも純正部品は

無いし、そもそも、この当時のバイクにはカウルが

付いてて、軽くコケけても確実に割れるものなので

ヤフオク中古の流通量も少ない。

この辺は中華コピーカウルか?むしろ極上の当時モノが

美品=希少とされ、妙に高騰してるのが現状。

( ̄~ ̄;)ウムム

このカウルは、残念だけど左の耳みたいな部分がポッキリ

折れてて(走行上は問題無いけど)キレイに仕上げたとしても

ココが折れたままだとボロい感じが出ちゃいますのでぇ・・

(´~`ヾ)ダネェ・・

マニアック的な話をすると、この部分はミラー取付部で

当時のバイクにしては珍しくミラー基部がアルミ製で

剛性がある分、ミラーが折れずにココが割れる

っで・・・

私ならでは(?)の補修が出来ないか?っと言う訳で

自動車屋さんからスクラップの自動車のバンパーの

一部を分けて貰った。タント?NーBOXだったか?

これらバンパーはPP(ポリプロピレン)製なので

カウルと同材。

これから欠品部品を複製しようと言うお馬鹿な発想。

(* ´艸`)アハハ

運よく、反対側(右)は残ってたので、それを

鉛筆で3D状に型を写し取ってφ(°ρ°*)チマチマ

このカウルの上のラインには透明の風防スクリーンが

付くので、細い上に縁状に段差が付いてスクリーンを

支えるフチ&ミラー取付基部も兼ねてます。

つ~事で、乗車ライダーからカウル内側も見えるし

スクリーン用の曲線ライン段差もある。

その上、ミラー基部を兼ねてて、ココまでは内側に

金属製のカウルステーが付いてココから先は

この(補修して足す)耳だけでスクリーンを支えるので・・・

テキトーに裏からガチガチに補修と言う訳には行かない。

( ̄~ ̄;)ウムム

なので、こー言う形状にワザと、ステーの2本の

取り付けボルトの半分掛かる位置(ミラー取付部の

半分の位置)で敢えてギザギザでカットし直して・・

ココに複製の耳を繋ぐ面積を増やすと言う戦略。

以前紹介した溶着補強と樹脂ボンド&溶剤を

駆使して、ある程度のしなりを持たせて3D曲面

で繋ぐと言う究極に難しい接ぎ方でφ(°ρ°*)チマチマ

見事に補修完了。(≧∇≦)bスゲェー!

前面にも傷があったので、ソコも補修して

プラサフ塗って・・・後は塗装し直せば

何処を補修したか?判んないくらい♪

モチロン裏面も・・・

コッチが右側のもともとで・・・

裏から見ても、殆ど補修が判らないくらいに

複製できました♪(≧∇≦)b

たぶん一般には判らないと思うけど・・・

PP製で適度なシナリ剛性がありつつ・・・

細い上に段差&しかも3D曲線で複製して

繋ぎ直すなんて、バイク屋さんでも出来ない補修。

今後は益々、新品&お金出せば済むような修理が

減って、更に、こー言う特殊で細々イレギュラーを

こなせる業種は減っていく一方ですからね。

っで、見事に補修完了♪

後はキレイに塗装し直し、消えちゃったロゴ

マークも作り直し、新品純正並みに仕上がりますね♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

モチロン、趣味の域なんだけど・・・

年々、大人の遊びと言うか趣味が陳腐化し

お金を掛けず=ショボい妥協を許す風潮が

増えてますが・・・・

「あー、趣味なので(´~`ヾ)」の逃げが

「所詮、趣味レベル」と陳腐化を助長する。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

自分の好きな事に妥協してしまうのは、結果的に

そのジャンルの地位、ひいては自分の楽しみを

目減りさせる事になるので、意識して「ココまで

するか?」で徹底的に拘る方が自己満足も大きい。

誰でも出来る&気軽に出来る。は敷居を下げ

間口を広げ、絶対数は増加するけど、同時に

陳腐化も生む。

DIYとか手作りブームと言うのも、正にコレ。

( ̄ω ̄;) ギクッ!!

誰かれが悪いのでは無くて、金銭的&労力&時間を

大の大人がケチって妥協すれば、それは他人から

見ても妥協の産物に過ぎず、誰からも評価されない。

ひいては、それが自己満足&達成感&優越感を

目減りさせ、飽きを呼び・・全体が廃れさせてしまう。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

多肉植物や消しゴムハンコ、ミニチュアも、

そーやって、皆で悪気なく廃れてしまったでしょ?

その根源は「妥協」にゃの。

傷つきたくないから逃げ場を設ければ、責任感が

薄れる。没頭出来ない。

でも、本当は責任感があるから、手塩に掛けてこそ

コストも時間も労力も惜しまず注ぎ込むからこそ!

その何倍にもなって達成感&満足感がある。

(≧∇≦)b

「趣味にマジになるなんて・・」( ´,_ゝ`)プッ

その斜に構え、すまし顔が「正しいのでは無く」

それをするから・・・陳腐化して飽きちゃうの。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

それは仕事でも遊びでも同じ

お勤めの場合は、自分が誇れて没頭できる事は

難しいだろうけど・・・(本当はソレも変な話w)

自分の趣味に没頭出来なきゃ、何処で本気出すんだ?

出来るだけ高い理想であればあるほど、達成感は

大きく充実度も増す。手間も費用もシッカリ注ぐ。

安く&手短に済ませちゃあ・・・結局は中途半端で

飽きて&廃れさせて&人気が無くなって自滅しちゃうの。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

仕事でも遊びでも、大の大人が100%の本気を

出さなくなってるから、何でも陳腐化して

満足できなくなってる事に・・・ソロソロ気付こう♪

私がワザワザ数万円の中華コピーを買わない選択も

高騰した純正美品に飛びついて交換だけで済ませないのも

そう言う価値観ロジックがシッカリしてるから。

単純に「やってみたい」が先に勝つ。愛着が沸く。

シンプル発想で、やりがいがあるし達成感もある。

同じバイクの人に「これ、どうやったんですか?」と

言われた時に「あー、大人の趣味だからねぇ?マジよ?」

って言えなきゃね♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪