「意匠」カテゴリーアーカイブ

流しそうめん作ってますw

えーっと・・・

アレコレ進めなきゃならんのですがぁ(*´σー`)エヘヘ

今年も「そうめん流し」の季節到来!

ヾ(*´∀`*)ノ

実姉apoisのオールドストリームカフェ恒例の

7月開催の昼バルと言えばぁ・・・

そう!そうめん流しなのですばい!

そもそもは、「何か夏の季節に良い催し物は?」って事で

隣接する竹林の所有者さんにお願いして、竹を分けて頂いて

その竹を使った「超~長いそうめん流しを創ろう!」って話。

ヾ(*´∀`*)ノ

ちょっと経緯をおさらいするので長くなりますがぁ・・・

以前にも書きましたが「本物の竹を使ったそうめん流し」で

一番のネックは「竹の切り出し&運搬」なの。

作った事のある人ならピンっと来ると思いますが、

とにかく「竹林に分け入って長い竹を切り出して車に積んで

運搬する」のが物凄く大変なのね?

β(□-□ ) フムフム

軽トラに乗せるとなると(道路交通法的には軽トラだと3・8m

ほどが限界)田舎だから駐在さんに見逃して貰えたとて・・・

竹の長さが4~5mが限界です。

っとなると、後は繋ぐしか無いのですが、竹を半割にしたとて

2本分。僅か数本しか運べない上に、早くから作ると、変色したり

カビが生えるので寿命が2~3日しか持たない。

・・・っと色々考慮すると、10mを超える超~ロングな

流しそうめんって、そう簡単では無いんですよね・・・

しかし!

運良くオールドストリームの真横が数件の竹林なのです。

だから、切り出して、そのまま山から降ろすだけで即使える。

つまり制約の発生する運搬が無い立地条件だから実現できる!

理論上は7m以上もある竹でも、そのまま使えます。

って事で・・・・

ヾ(*´∀`*)ノ

去年まで毎年少しでもそうめん流しの全長を長く伸ばすように

作って来ました。

が・・・去年、元運動場の端から端(20mm弱)まで作った

ものの・・・屋外店舗スペースを斜めに分断する事になって

(跨げませんからねぇ・・)もはや、長さは限界。

っで・・・今年から直線長さは超ロングのまま、次は「ループ

(円周状)形状を目指そう!」って事に。

っとココまでは「誰でも思いつく発想」

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

良くコレを「アイデア」だと勘違いする人が多いけど、

思いつくくらい、何の労力も障壁も無い空想するだけなので、

実は、ホントに誰でも出来ます。

問題はその後「具現化」です。

要は「こんなの良いな?」は誰でも思いつく。ソレを

ちゃんと形にして使えるモノにするまでの工程全てが

整わないと「机上の空論」ですからなぁ・・・

(*´σー`)エヘヘ

これまた面白い事に、そういう突発的なアイデアが出る人の

大半が、その具現化の苦労をした事が無い。

逆に言うとだからこそ、実現未知数でも思いつける事が

出来てるんだけどね?

例えば、車の運転が出来ない人ほど「こんなのズーっと

バックすれば出れるのでは?」とか言い出すのと同じw

そう、着眼点は良い。だけど、ソレを実現するには今度は

現実の物理法則が立ちはだかり「そう簡単には行かない」

事が沢山出てくる。

っで、ソレを「出来ないと諦める」のでは無くて・・・

「それでも出来るように考える」のを「アイデア」と言うの!

↑'(゚д゚)/コレ、スゴク!ダイジ!

今回の場合、(実際の製作はしない)義理兄のこうちゃん達が

さも素晴らしいアイデアのように私に相談して来た。

( ´,_ゝ`)プッ

まぁ・・・誰でもそうなんですけどね?

「そこ!まだナイスアイデアって程でもねーよ?」

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

問題点は、従来、真っすぐ直線なら、水流と勾配(傾き)

両方でバランス出来るけど、ループさせるとなると・・・

1・直線からカーブに差し掛かる屈折点で(水とそうめんには

直線方向に慣性があるので)溢れて零れる。

2・ループ(円状)の区間は、共通の水流なので、早過ぎると

溢れて零れるし、遅いと流れが渋滞してしまう。

3・上記2点から

基本的な水流は強すぎると脱線するので、あまり上げられない。

だからループ区間は勾配(落差)でしか流速をコントロールできない。

って事になる。

っと言う事は、前半のストレート区間は出来るだけ、水流が弱く、

勾配を緩くしてループに差し掛かるカーブで溢れないように設定する。

んで・・・ループ区間は回りながら落差を付ける事で速度を調整する。

のが一番実現可能な合理的手法なのが導ける。

4・って言うか、ココまで作らなくても考えれるレベルを

「机上の空論」って言います。考えも無しで「たぶん出来るだろう?」

は机上の空論以前のレベルで失敗して当然って事になる。

( ̄~ ̄;)ウムム

5・っで、現実問題、直線の竹を組み合わせてループ(円状)を

構成するとなると、多角形組みでは難易度が高過ぎる。

真上から見た角度に切って突き合わせるにも、ソレに下向きにも

螺旋スロープのように3D形状に切って突き合わせないと不可能。

つーか、(水に触れ&飲食するので)接着剤も使えないから

ピッタリ接合部を合わせたとて、どーやって結合すんの?って話

になっちゃう。しかも、一発でループ半径と高低差を(後記)

計算では割り出せない。

6・上記からループ(円状)を竹を斜めに切って構成するのは

現実不可能なので、竹の2節を貫通させて両端の節を残した

半筒に穴を開けてピタゴラスイッチ的に段々に落として行くのが

最も現実的って事になる。

7・先の計算では割り出せないと言うのは、上記のように

最初のカーブの脱線問題があるので、基本的に水流も勾配も必要

最小限に決まってくる。

その上で、直線区間も立って食べられる高さに設定すると・・・

今度はループ区間で(高さが丁度良いので)大人2人、子供も

食べられるよう&排水出来るように。と考えると・・・・

最終の排水受けの高さが最低地上高の最低限に決まって、直線区間

の終わり(つまりループの始まりの高さ)が最高限界って事に決まる。

つまり・・・・スタートが仮に地上90センチで、排水受けが

地上10センチだとすると、そのループ内落差80センチと決まる。

自ずとループ直径は約2mと決まって来るので、一辺の長さと

多角形の画数がやっと決まる。

更に・・・・その落差を出来るだけ低く出来れば、ソレだけ全高も

下がり、丁度良い高さ区間が増えて食べられる人数が増える。

って事は、ループ区間は何度も微調整して高さ制約の中で

「ギリギリそうめんが流れる角度」まで緩めてあげる必要がある。

何のこっちゃか?判らない人は仕方ないけど、こー考えると

ループ(円状)させるのは不可能ではないけど、竹を曲げたり

多角形で滑らかに繋ぐのは難易度が想像よりも高く、ピタゴラ的に

簡素化しても制約が多いのが判ると思います。

1・最初の直線区間は出来る限り正確に緩い勾配で作る必要があり、

2・ピタゴラ螺旋スロープ的なループ(円周)区間は、先ず

竹の水路を何度も微調整して確実に固定出来るようにループ直径の

ガッシリした骨組みが必要。

って事が判ると思う。

っで、ボランティアの皆様に手伝って頂いて、竹林から

長い竹を切り出して貰って・・・・・・1日目は終了。

っで、肝心の翌日には「ループ(円状)区間を固定する骨組み」

を棟梁かっちゃん達と製作してきました。

やはり、予想よりも難しく、何度も落差調整を繰り返して

やっと骨組みが完成♪

んで、本番前日に簡単な直線区間を創るチームと、

既に出来上がった骨格にピタゴラ的に半割筒をセット

するチームと、スタートの蛇口をカッコよく隠すチーム

とで、ぱぱっ!っと作れるように出来た。

ヾ(*´∀`*)ノ

要は、結局、難解になるループ部を実現可能なアイデアで

簡素化して設置するのは、結局、私と棟梁かっちゃんw

( ´,_ゝ`)プッ

( ´Д`)=3 フゥなんとか間に合ったけど・・・疲れたぁ・・・

まぁ・・・直線区間とピタゴラ部分をプラモデルのように

ワイワイ言いながら作れば実現可能になったので、コレで良し。

縁の下の・・・は、判って貰おうとすると、説明が長いし

まぁ・・・その半分も理解されないモノですねw

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

ただね?(作った事も無い)自称アイデアマン達だけでは

殆どのアイデアは具現化出来ないモンです。

( ´,_ゝ`)プッ

今までも、色々と案を出したのに・・・結局無難に落ち着いたりw

色々アイデアが出たのに「やっぱ無理かも?」で断念したりw

って皆さんにも経験があると思う。

ソレはね?こー言う風に裏方に回って、先にパパっっと考えて

身銭切って労力と思考を厭わず「出来ない理由より出来る方法」を

考える人が居ないと無理なの。

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

んで、「なるほど、こうすれば出来るのか?」が経験則と言います。

ヾ(*´∀`*)ノ

「ほらっ、最初からやっぱり無理だったんだよ?」と意気消沈するのは

ダメで無駄なネガティブな経験なの。

そんな経験しかないと「どーせ無理」とか「あー?無理かも」っと

悪い方に共鳴増幅させるので、成功には邪魔な存在になります。

もし、自分や周囲がそういう空気に飲まれそうになったら、

なぜそう言う考え方に陥ってるのか?考えるべきで・・・・

慎重派と経験不足は違いますし、保守派と無難思考も別物です。

( ̄~ ̄;)ウムム

要は、世の中の大半が、思いついた事を困難を乗り越え、最後まで

作り上げて成功した経験が少なすぎるのが原因。

知らない事や経験不足から心細くなり、自分たちが傷つかないように

防御本能として期待値を下げてるだけ・・・それでは妥協になっちゃう。

難しい事を言いたいのでは無くて、物事を作る方法、問題解決の仕方、

私ごときが言える立場では無いモノの、「出来るようにする考え方」を

記してるツモリです。世の中の大半が私よりも高学歴で要領も良い筈。

コッチの考え方の方が色々出来るようになって面白いのに。

って思っちゃう。(* ´艸`)

製材中です。(; ・`д・´)

えーっと・・・朝から必要部材をアレコレと製材してます。

φ(°ρ°*)チュイーン

っが、例の如く撮影忘れて画像無し(ノД`)・゜・。ゴミン

って言うか、ただ単に木材を挽いてる画像なんて

見ても面白くないですもんね?

(*´σー`)エヘヘ

単に必要な寸法材だけを製材出来れば良いのですが、

木の素性によっては死節があったり木目向きで

取り難かったり取り方を変えた方が良いと言う時もあります。

それを挽きながら見て感じて・・製材しています。

φ(°ρ°*)チマチマ

昔は、繊維に逆らってようが反りが出ていようが

強引に必要分だけを切り出してたのですが、やはり、

それでは刃や機械に負荷を掛けるし、後から大幅に

反って来たりと部材が暴れるケースもあり・・・

今では木に沿うように・・・いなすように・・・

無理を掛けずに切り出せるようになってきました。

ヾ(*´∀`*)ノ

ただ、毎回スンゲー木屑が散らかって木粉が舞う中、

アレ用とコレ用とコッチはソレ用で・・・・っと

一気に出来る時にまとめて製材してるので、頭が

こんがらがって来る時もしばしば。(・・?ハテ・・・

こーんな薄くて小さい材なら、その場でササッっと

出来るのですが3~4mの大物を挽くのは、まとめて

挽かないと片付けが大変なんです。

( ´Д`)=3 フゥ

っで、フライヤーが出来上がったので・・・

「ART CRAFT FESTAアートクラフトフェスタ2024」

お馴染みオールドストリームにて新たに発足したイベントで

昔の「高野山クラフトキャンプ」のように作家さん達が

キャンプを兼ね2日間連続開催の手作りイベントです。

なので、夕刻にはテントを張ったり夕ご飯の用意でソワソワ。

作家同士の同窓会?キャンプ合宿?みたいでワイワイ夜中まで

楽しかったクラフトキャンプを懐かしむベテラン作家さん達が

多数出店されます。

2013年だったか?私が木工作家を始めた頃に実姉apois達と

本家の高野山クラフトキャンプに参加させて頂いた思い出が。

カレー焚いたりギター弾いたり呑んで歌って踊ったり・・・

ワイワイ楽しかった思い出があります。

ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

まぁ時代は変わってクラフトキャンプは自然消滅しちゃって・・・・

顔ぶれも随分変わりましたが、当時を懐かしむ、作家同士の

仲間意識と言うかモノ創り仲間の輪を広げよう!

ってなイベントになる予定。

当日までに、もしかしたらピザ窯が出来てないかも?ですが

キャンプ用に色々と料理もする予定です。

ヾ(*´∀`*)ノ

七月ですね♪

あれよあれよと、もう七月!ってか夏ですね♪

(*´▽`*)

コチラは、檜材指定の仏具制作の為に、檜材を

製材してプレーナー掛けしてるトコロ。

φ(°ρ°*)チマチマ

良い部材と言うか、厚みとか幅とか自分が欲しい材は

製材から創るしか無いのですが・・・・ヒノキの柱

モルダー材は、やっぱ重くて取り回しが大変でっす。

(*´ω`)ハァーシンド

一方、コチラは自動車のスピーカー(ツィター)用の

ワンオフ木製マウントの製作。

スピーカーが収まる部分はくり抜きで出来たから

これから形状を涙型に成形予定です。

φ(°ρ°*)チマチマ

こんなのワンオフで作ってくれるトコロなんて、

ナカナカ無い筈。っと言うか、仏具作ったり内装したり

相変わらず何でも作ってますね。

(* ´艸`)

つーか、ピザ窯製作もだし、七月は飲食イベントも多いので

暑さに負けないで水分補給をシッカリして頑張らねば!

ヾ(*´∀`*)ノ