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試作テスト窯

えーっと・・・色々と水面下で同時進行してるので

載せる順番がズレちゃってたらゴメンなさい。

(* ´艸`)モゴモゴ

以前にチョットだけ書きましたが、実姉apoisの

九度山町古沢の喫茶店「オールドストリーム」敷地内に

私がピザ窯を自作して併設しよう!って話の進捗状況。

春先には・・・っと思って準備してましたが、逆算すると

寒い2月頃に着手の計算。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

さすがに雪が舞う屋外工事は辛過ぎるので(*´σー`)エヘヘ

チョットだけ3月まで延期してましたが・・・

木工オーダー製作の合間に、いよいよ!

本番の前の「試作テスト窯」に着手。

(´・ω`・)エッ?

やはり、やってみないと見当も付かないので・・・・

今回はサイズ感と燃焼具合を把握する事を目的として、

「簡易でバラせる、組み立て式のテスト窯」を

先ずは作ってみる事に!ヾ(*´∀`*)ノ

んで、実際に燃焼させて試作ピザでも焼いてみて・・・

おおよそのサイズ感と燃焼効率の感覚を掴む。

それから本格的に設計&制作に着手する、その「前段階」です。

最終的なサイズを割り出すべく、最もポピュラーな

「基本ブロック8枚基礎(1140×1170)」で

簡易基礎を作って、この上に耐火レンガ約100枚で

6枚縦並び長手3列並びの簡易窯を作ってみます。

こー言う火床のサイズ感ね?本番はもっと屈まなくて

良い位にブロックで高く積んで作るけど、今回は接着せずに

積むだけの簡易テスト窯なので、万が一にも倒れない為に

今回は、この低さから積んでいきます。

大きさも大きいような小さいような・・・色々な意見が

あるでしょうけど、先ずやってみないとね?

β(□-□ ) フムフムゞ( ̄∇ ̄;)ソーイウコト!

最終的には、外周も蓄熱の為に一回りレンガで囲って

結構大き目の本格的なピザ窯になるんだけど、実際の中身の

窯のサイズを確かめてる。って意味ね?

積み重ねてるだけので、アッと言う間に「仮テスト窯」が

完成。コレは目地接着もしてない仮組み状態だから

倒れないように台座無しの地面設置状態です。

何度もになりますが、コレは「テスト窯」で完成では

ありません。テスト後は跡形も無く解体します。

β(□-□ ) フムフム

本番の窯製作時には、この程度の高さ(腰高さ)までブロックを

積み上げて、その上に窯を製作する予定。

ヾ(*´∀`*)ノ

一見、まろっこしいように感じるかもしれませんが、

こんなのは「ある程度、予見できる事」もありますが、

実際にやって、私自身が体感して「想像上では無く」

感覚的に理解する。と言うプロセスが重要なの。

これは今どきの大人にも多いんだけど、ネットで情報が溢れ

自分で体験して無いのに、判ったような気になったり・・・

やった事も無いのに、このくらい簡単だろうと想像したり、

一発目から失敗せずに成功出来るのでは無いか?と勘違い

してしまい気味。

何度も言うが、もし、そうなれば最も無駄な労力やコストが

省けて効率的で素晴らしいとは思うけど、それこそ、

経験して無いがゆえの安易な楽観的予測。

実際、現実は、自分の実体験に基づく「体験した経験」が無ければ、

そうはならない。

人生の全ての経験値は、自分が実際にやって体験した事でしか

判りようが無く、どれだけ知慮深く空想や憶測を巡らせても、

所詮は「現時点で未体験の自身が知り得た経験から空想&想像

するしか出来ない。」だから、見当違いで的中率は低く、

恐ろしく失敗回避が低く、成功確率が精度が低くなる。

┐(´∀`)┌ソーイウコト

コレは将来的にも絶対にAIやビックデーターや情報では補えない。

楽しい事も、苦しい事も、幸せも、不幸も、全てね?

限られた人生、時間の中で自分が体験できる事は限られるので

余計に失敗しないように、慎重に先回りして情報を搔き集めても

自分が丁度良いサイズなんて誰に聞いても判んないし、何処にも

書いてない。失敗を避ければドンドン成功確率は遠のく。

でも、実際にテストでもやればスグに明白に

正解と言うより、感覚的に自分に納得の行くカタチで判る。

その為に、私はよく事前にテストや実験をやってるの。

それこそ、最終的な成功確率を上げる為にね♪

ヾ(*´∀`*)ノ

ピザ窯β(□-□ )

えーっと・・・ひょんな事から私がやる事になった

「ピザ窯製作」( ´,_ゝ`)プッ

初めてなのと、稼働後、相棒として自分で使う事になるし・・・

そもそも自作DIYの焼き窯なんて・・・・

作り方に正解があって無いようなモン。

┐(´∀`)┌ソーイウモンゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

一応、それっぽい雑誌とかも読み漁ったり

ググって先人たちのブログ等も見てますが・・・

何と言うか・・・・

杓子定規に人がやった完成&成功の真似を

する事に全くの魅力を感じないっと言うか

( ´,_ゝ`)プッ

専門書や先人のアドバイスさえ必ずバイアスが

掛かるモノなので、ソレが必ずしも正しいとは

限らない。

私の経験上、成功した側を真似たりアドバイスを

参考しようにもやってもない今の自分に全ては

汲み取れないモノで、結局は同じようなトコロで

躓いて頭を打って悩むと言うプロセスを省く事は出来ません。

「失敗を恐れず、何事にも挑戦」の根本で

一見、先人の失敗を糧に全てのリスクを避けたいトコロですが・・・

実際に自分が失敗して困って、そこで初めてやっと、先人達の英知

に対して意義や有効性が理解できるので、どうやっても

最初から専門書を教科書的に読んで頭でっかちに

知識だけ詰め込んでも

初めての癖にw「一発目で大正解」を求めすぎるのは

根本的に無理な話です。

そうした方が合理的?っと思うかも知れないが、それは

「すべてを知らない無知だからこその高望み」で、

そもそも合理的ロジックは破綻してたりします。

ソレを結果論で論じても小学生のガキに

人生の選択をさせるのと同じような事。

現にピザ釜が上手く作れるのか?商売として上手く

やって行けるのか?なんて・・・・やってもない事柄を

現時点で、この世の誰にも判りません。

β(□-□ ) フムフム

もしかすると、数年後に大成功だったり、逆にやめておけば

良かった結果だとしても、それもやってみないと誰にも

判らないし、やったからこそ結果的に判断できる事。

準備万端で・・・・は理想論であって、現実にはしたくても、

誰だってそうならないモノ。だと自覚する方が大事です。

致命的な勘違いが出ない程度の基礎知識を元に、あとは

結局、試行錯誤で独学&独自で設計&施工する事になります。

んで、その後にやっと自分が学んだノウハウや経験が生きるのですが、

これまた、ソレを次の初心者に伝授したくても本人には大事な部分の

一割も理解できないし出来たとしても、今度はソレの利点を上手く

生かす技術が足りなくなるモノです。

結局、遠回りのようで一番早いのが「早めに小さな失敗や頭打ちを

経験する」しか無くて、逆にソレが自身を成長させる最短のような気が

してます。

知ってる&経験者からはもどかしいものですが、人に教えるのと

人を育てるの根本的な違いに似てますね。

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

回りくどい・・・面倒な・・・苦労して・・・は

何のためか?誰が為か?

ド田舎の半身ポンコツの木工おやぢがなんでピザ窯から

作ろうとしてんのか?って事ね?

ソコに元々合理性なんて存在しないの。成功する確証なんて

現時点では、そもそも存在しないの。

半身ポンコツになっちゃった木工おっさんが、どうにか頑張ろうと

自分でピザ窯から作ってピザ屋をしようと言う話に・・・・

こうすれば良いだの、コレが正解だのは良いの。

モチャモチャ、あーだこーだ言いながら、色々考えて手伝って貰って

そのプロセス含めて全部が物語、ストーリーなのだし・・・

自分でやってみる意義。←コレ大事。

ホントに美味しいピザを求めるなら本場仕込みの名店や

まぁ・・・ジョリパスタやピザハット頼めば済む話。

料理と言うか食事も「作る側」が卓越しても、それを

消費者が、その違いや付加価値を理解しなきゃ無理なの。

本格的を目指したトコロで、本場ナポリからピザ職人

が食いに来るんじゃ無いんだし、例えば丸亀製麺のうどんを

「こんなの、本当の本場のうどんの美味さでは無い!」っと

叫んだところで・・・

「何言っての?」「じゃあ食うなよ」で終わりなの。

主婦が朝から頑張って仕込んだ力作料理も旦那や息子が

「アソコの方が美味い」と言ったトコロでよ・・・

( ´,_ゝ`)プッ

話はえらく飛んだが、要はどのくらいのサイズにしようか?

奥行きは?開口部は?広くしたら、それだけ熱が逃げたり

輻射熱効率が下がったり、そもそも焼き難かったり・・・

方程式&黄金比とかじゃ無くて「炉内より開口部は低く設定する。」

「火床が低いと腰が痛くなる」とか、バランスを見ながら

アレコレ想像してワクワク設計する過程にこそ楽しみがあり

設計図面通りに作るのでは無くて、見なくても設計の段階で

原理や肝の部分が自分で良く判ってる事の方が大事。

とはいえ、「大は小を兼ねる」で大きく作れば、ソレだけ

温まり難く、予熱に時間が掛かるし、冷めやすい。

だからと言って、こじんまり小さく作れば、そもそも

窯を作り利点が薄れてしまう。一時間に何十枚も焼くような

オペレーションは、そもそもしないし出来ないですしね。

(*´σー`)エヘヘ

ロケットストーブと組み合わせるにも、ロケットストーブは

火口が奥まってて狭い筒状構造だから引き込み流が発生し

二次燃焼する事で高効率に燃焼する仕組み。

実際、そこそこの生木や大き目の木片を突っ込めないと

イチイチ営業中ずーーっと火の管理が大変になっちゃう。

( ̄~ ̄;)ウムム

唯一「どちらも炉内を蓄熱材で高温に保温する」が共通点

程度で、炉内は真逆の要素が大きい。

前回のロケットストーブ実験では、最終、炉内は限りなく

狭い筒状が一番高効率なのは判ったが、まだまだ長時間の

燃焼実験してみないと融合させる利点が見い出せませんからね。

(*´σー`)エヘヘ

とは言え、年末年始は有難い事にオーダーに追われるので

年明けくらいからテストしていく予定です。

(* ´艸`)タノシミー♪

そうだ。ピザ窯を作ろう!

いきなりネタバレしてますがw

( ´,_ゝ`)プッ

そう。開店当初から実姉apoisに、ずーっと

私が事ある事に提案してきた「ピザ釜」製造。

ヾ(*´∀`*)ノ

大自然に囲まれた山中だから焚火しても、ご近所から

苦情も一切ないオールドストリームの立地が断然有利。

β(□-□ ) フムフム

例えば、街中にあって交通アクセスが良く行きやすい店

と言う無いものねだりの立地を求めるよりも、街中には

真似できない「大自然で焼き立てピザ」とか・・

絶対に美味いはず♪

美味しいコーヒーと、もう一つの魅力メニューになる筈!

オーガニックな焼きたてピザも美味しいし、地元の野菜を

ふんだんに使ったピザとかジビエとか、家族向けや

キャンプ向けのピザ焼き体験教室とかも出来るぜ!

山奥のお店に「ワザワザ来てもらう理由」にピッタリ。

っと・・・・今まで力説して来た訳ですが・・・・

ナカナカ実姉の手間も時間も人材も無くて頓挫のまま。

(ノД`)・゜・。

悔しいと言うよりもどかしい、「惜しいなぁ&勿体ないなぁ」

っとズーっと思ってたの。

人里離れた自然の中、美味しいコーヒーも良いけど・・・

わざわざ行く理由と言うか・・日々お忙しい皆様に「そうだ!

アソコに行こう」と思ってもらえる刺激と言うか・・・

アクティブな動機付けが大事なのになぁ・・・っと。

( ̄~ ̄;)ウムム

ですが、去年末に私が脳梗塞で一気に仕事の体制が変わったので

( ̄~ ̄;)ウムム

「ピザ窯の案、出来そうにないから、いっそラフちゃん(私)

が率先して、やってみてよ?」って事になったの。

(´・ω`・)エッ?

誰かが営業時間中、常時、火を管理して、実際オーブンに

火を入れたり&ピザ焼いたりしてくれる人員が足りない

って事だったので・・

「あ・・・・そっか・・・・俺がやれば良いだけか?」

っと言う事で決定。( ´,_ゝ`)プッゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

つー事で、実姉apoisのオールドストリームの運動場に

私が本格的なピザ窯をイチから作ります。

平日は木工で・・・・土日のオールドストリームの営業に

合わせて併設して私が火の番をしてピザを提供する事に。

「ねーちゃんの店の隅っこを間借りして土日限定でピザ窯をやる」

つー事になりました。

基本的には経営も別で、私が実姉にお店として場所賃料を払う形態です。

お客様的には、夏炉冬扇くんのスイーツのように、お店の中に

別のお店があって「選べるメニューが増える」ような感じです。

(*´σー`)エヘヘ

ピザは初めてだけど、私が元料理人だし、親友がピザも焼いてるパン屋と

最高の条件なので、オペレーション的な不安は無いですが、

先ずは作った事の無いピザ窯をイチから私が作ります。

あー・・・・ピザ窯と言うのは、簡単に言うと、追い炊きオーブンの事で

窯自体は耐火煉瓦のドーム空間を焚火で数百度に加熱して、そのレンガで

蓄熱した輻射熱を利用した保温式オーブンの事です。

岩盤浴とか・・夏場の車の屋根で卵を焼くとか・・・と同じ原理。

300~350度でクリスピー生地のピザなら数十秒で焼けます。

基本的に熱源は熱したレンガの「輻射熱」なので直火では無いです。

っで、徐々に蓄熱した窯が冷めて来るので、下部に焚口を追加して

追い炊き加熱出来るようにしたタイプ、あの2段式ピザ窯を作ります。

窯の縁に追い炊き時に炎は見えますが、炎で焼いているのは無いです。

ヾ(*´∀`*)ノ

それと・・・これまたどうなるか?は未知数なんだけど、

以前、私は「ロケットストーブ」と言う高効率なストーブを

研究&実験してましたよね?

いくつか改良は必要なのですが、その知識を生かして

ロケットストーブを併用した高効率のピザ釜をつくろうと

模索します。

(* ´艸`)

要は窯のドーム状の上部分を超高温にすれば良いので・・・・

ロケットストーブの二次燃焼した高温燃焼ガスをドーム部に

ブチ当てられれば、短時間で高温燃焼して高効率になる筈。

(* ´艸`)

まぁ・・・私の実費でアレコレ試行錯誤しながらの自作ですから

「春までに完成予定」くらいのアバウトな状態ですが、どうせなら

レンガ窯の製作過程も動画撮ろう!と言う事で・・・

みんなでワイワイ新プロジェクトとして動き出してます。

乞うご期待♪