日別アーカイブ: 2012年8月7日

遂に!百花蜜採ったどー!!

以前から、蘭ingで飼ってる日本ミツバチ。

親父は元々、その蜜よりも「受粉媒介=ポリネーション」として日本ミツバチを

可愛がっていたのですが・・・・・沢山、日本ミツバチを飼ってるのに何年も

「全く、蜜が採れない」と言うのも何なので・・・・(~~;)>

今年は、私も巣箱作りなどを協力して、分蜂(蜂が巣ごと増える事ね?)を複数回、

成功させました♪(^o^)/

 

っで!「今年こそは!!」っと言うことで、今日、採蜜作業をしてみました。

現在、5個ほど巣箱があるのですが、今回は以前から分蜂を繰り返している

強いグループの2つ。

この巣箱は、私がコッチに帰ってくる前からある、相当に古い巣箱なのですが、

うち1つは、採蜜を考えた「重箱式の巣箱」では無い巣箱なの・・・。

意味が判り難いと思うので、先ずは「重箱式」巣箱の方から、採蜜しました。

とりあえず、重箱式の一番上の段を切り離して、コチラは採蜜成功♪

蜜がギッシリ!ズッシリと重いです。暑いので蜜が溶けて滴ってます(笑)

 

日本ミツバチ(アジア・ミツバチ)は崖や木のほこらなどに、上から下に何枚かの

巣をツララ状に作ります。一番上が食料になるハチミツの貯蔵庫。真ん中付近に

さなぎ&幼虫。そして一番下が卵。っという風に、一枚の巣の中に分布してます。

この日本ミツバチの習性を利用した「重箱式の巣箱」で育てて、採蜜するのだ。(^o^)/

 

つまり、先ずは巣箱を、おせちの三段重のように作って積み重ね、ソコに蜂をおびき寄せて

重箱の中に巣を作って貰う。

っで、毎年、徐々に重箱の下の段に向いて、ツララのように新しい巣が伸びて来たら、

その下に、さらに新しい巣箱を差し入れて、下に新しいスペースを作る。

そして、一番上の重箱だけを切り離して取り出せば、貯蔵してる上のハチミツだけが

キレイに採れるって寸法。コレ、考えた人って偉いねぇ?

西洋ミツバチは、横向きに箱を作って、仕切りに巣を作らせますが、それとは違います。

 

普段は温厚な日本ミツバチでも、巣箱を触ると、流石に刺しに来ます。

だから、親父も私も完全防備をしてるんだけど・・・・・ぶ厚い手袋なので、

スマホのシャッターが下りなくて・・・途中の写真は「蘭ing」のサイトの方を

見てください。(アッチはデジカメなので、途中の画像があります)

じゃーん!!これが一段目の中身。すんげー!!ハチミツが満載だぁ♪(#^o^#)

一番上の「ハチミツ貯蔵層」だけなので、殆ど、幼虫やさなぎ、いわゆる「蜂の子」は

居ません。更にハチミツは凝縮され、熟成されているので、琥珀色になってます。(最高級)

 

因みに「ツララ状の巣を切ったら、巣が全部落ちないの?」っと心配されるかも知れません

・・・・が!ちゃーんと画像の中心付近に横棒を刺してあるでしょ?壁面にも巣が密着

してるので、上を切り離しても、それらの何処かに繋がってるので巣は落ちないのだ♪

んで、ハチミツ貯蔵層は、ミツバチ達がちゃんと蓋をしてるので・・・・・

包丁で「バスン!」っと蓋ごと表を切り取ると・・・・ドバー!!っと蜜が溢れ出す♪

それを、網に入れて上から吊るして、蜜を自然落下させます。

トローリ♪濃厚な蜜が滴り落ちます。

養蜂所さんなんかは、遠心分離機とかで一気に搾り出すんだけど、夏場なので

暑さでハチミツが柔らかく、ソコまでしなくても、一晩で自然落下するそうです。

 

また、強引に、このまま絞るオッサンも多いらしいのですが、慌てなきゃ、これで十分だし

絞ると、残った巣そのものや、数匹混じった鉢の子などの不純物で濁るもん。

ただ、盗蜜と同じなので、他の蜂や、元の持ち主の蜂が寄って来るので、ダラダラ

してるだけではダメですよ?蜜で溺れて、大量に蜂が死んじゃいますからね。

こんな感じで、自然落下で蜜が採れてます。

タップリ採れてますねぇ♪これで、まだ一つ目の巣だけです。

 

この後、もう1つの大所帯の巣箱を採蜜したのですが、コッチは「重箱式」では

無い「ただの箱」だったので、一苦労でした。

結局、「いつかは重箱式に移さないと!」って事で、巣箱から総ての蜂を一旦、

追い出して(ムチャクチャ攻撃してきますw)いくつかの巣を残して、巣箱ごと

破壊・・・(ToT)頼む!!新しい巣箱に引っ越してくれー!っと願って・・・破壊w

結局、3個分の巣を吊るしました。結構!初めてにしては結構、採れました♪

 

んま、本当はもう少し早い時期に採蜜しなきゃ、残された蜂たちが冬場を越せないリスクが

あるので、来年はもう少し早く採蜜しますね。

 

んで、私的にはハチミツの最高級である「混じりっけ無し!!超~純粋な日本ミツバチの

百花蜜」も嬉しいんですが、それよりも!!搾りかす!!「蜜蝋」の方ですよ!!(#^o^#)

これでまた!「日本ミツバチ自家製の蜜蝋WAX」が作れると思うと、嬉しくて♪(ワクワク)