以前から、蘭ingで飼ってる日本ミツバチ。
親父は元々、その蜜よりも「受粉媒介=ポリネーション」として日本ミツバチを
可愛がっていたのですが・・・・・沢山、日本ミツバチを飼ってるのに何年も
「全く、蜜が採れない」と言うのも何なので・・・・(~~;)>
今年は、私も巣箱作りなどを協力して、分蜂(蜂が巣ごと増える事ね?)を複数回、
成功させました♪(^o^)/
っで!「今年こそは!!」っと言うことで、今日、採蜜作業をしてみました。
現在、5個ほど巣箱があるのですが、今回は以前から分蜂を繰り返している
強いグループの2つ。
この巣箱は、私がコッチに帰ってくる前からある、相当に古い巣箱なのですが、
うち1つは、採蜜を考えた「重箱式の巣箱」では無い巣箱なの・・・。
意味が判り難いと思うので、先ずは「重箱式」巣箱の方から、採蜜しました。
とりあえず、重箱式の一番上の段を切り離して、コチラは採蜜成功♪
蜜がギッシリ!ズッシリと重いです。暑いので蜜が溶けて滴ってます(笑)
日本ミツバチ(アジア・ミツバチ)は崖や木のほこらなどに、上から下に何枚かの
巣をツララ状に作ります。一番上が食料になるハチミツの貯蔵庫。真ん中付近に
さなぎ&幼虫。そして一番下が卵。っという風に、一枚の巣の中に分布してます。
この日本ミツバチの習性を利用した「重箱式の巣箱」で育てて、採蜜するのだ。(^o^)/
つまり、先ずは巣箱を、おせちの三段重のように作って積み重ね、ソコに蜂をおびき寄せて
重箱の中に巣を作って貰う。
っで、毎年、徐々に重箱の下の段に向いて、ツララのように新しい巣が伸びて来たら、
その下に、さらに新しい巣箱を差し入れて、下に新しいスペースを作る。
そして、一番上の重箱だけを切り離して取り出せば、貯蔵してる上のハチミツだけが
キレイに採れるって寸法。コレ、考えた人って偉いねぇ?
西洋ミツバチは、横向きに箱を作って、仕切りに巣を作らせますが、それとは違います。
普段は温厚な日本ミツバチでも、巣箱を触ると、流石に刺しに来ます。
だから、親父も私も完全防備をしてるんだけど・・・・・ぶ厚い手袋なので、
スマホのシャッターが下りなくて・・・途中の写真は「蘭ing」のサイトの方を
見てください。(アッチはデジカメなので、途中の画像があります)
じゃーん!!これが一段目の中身。すんげー!!ハチミツが満載だぁ♪(#^o^#)
一番上の「ハチミツ貯蔵層」だけなので、殆ど、幼虫やさなぎ、いわゆる「蜂の子」は
居ません。更にハチミツは凝縮され、熟成されているので、琥珀色になってます。(最高級)
因みに「ツララ状の巣を切ったら、巣が全部落ちないの?」っと心配されるかも知れません
・・・・が!ちゃーんと画像の中心付近に横棒を刺してあるでしょ?壁面にも巣が密着
してるので、上を切り離しても、それらの何処かに繋がってるので巣は落ちないのだ♪
んで、ハチミツ貯蔵層は、ミツバチ達がちゃんと蓋をしてるので・・・・・
包丁で「バスン!」っと蓋ごと表を切り取ると・・・・ドバー!!っと蜜が溢れ出す♪
それを、網に入れて上から吊るして、蜜を自然落下させます。
トローリ♪濃厚な蜜が滴り落ちます。
養蜂所さんなんかは、遠心分離機とかで一気に搾り出すんだけど、夏場なので
暑さでハチミツが柔らかく、ソコまでしなくても、一晩で自然落下するそうです。
また、強引に、このまま絞るオッサンも多いらしいのですが、慌てなきゃ、これで十分だし
絞ると、残った巣そのものや、数匹混じった鉢の子などの不純物で濁るもん。
ただ、盗蜜と同じなので、他の蜂や、元の持ち主の蜂が寄って来るので、ダラダラ
してるだけではダメですよ?蜜で溺れて、大量に蜂が死んじゃいますからね。
こんな感じで、自然落下で蜜が採れてます。
タップリ採れてますねぇ♪これで、まだ一つ目の巣だけです。
この後、もう1つの大所帯の巣箱を採蜜したのですが、コッチは「重箱式」では
無い「ただの箱」だったので、一苦労でした。
結局、「いつかは重箱式に移さないと!」って事で、巣箱から総ての蜂を一旦、
追い出して(ムチャクチャ攻撃してきますw)いくつかの巣を残して、巣箱ごと
破壊・・・(ToT)頼む!!新しい巣箱に引っ越してくれー!っと願って・・・破壊w
結局、3個分の巣を吊るしました。結構!初めてにしては結構、採れました♪
んま、本当はもう少し早い時期に採蜜しなきゃ、残された蜂たちが冬場を越せないリスクが
あるので、来年はもう少し早く採蜜しますね。
んで、私的にはハチミツの最高級である「混じりっけ無し!!超~純粋な日本ミツバチの
百花蜜」も嬉しいんですが、それよりも!!搾りかす!!「蜜蝋」の方ですよ!!(#^o^#)
これでまた!「日本ミツバチ自家製の蜜蝋WAX」が作れると思うと、嬉しくて♪(ワクワク)