カワユイしぃ~・・・ドコでもぶら下げるだけで・・・
オサレにキマっちゃう人気の「よりどりエア・プランツ」♪(#^o^#)
今週末の「ガネ福市」&再来週の「陽だまり市」にも持っていく予定♪
・・・・・んで、手入れが殆どいらないし、ナカナカ丈夫で枯れない♪
忙しい女子にはピッタリでっス。☆⌒(*^∇゜)v
ですが・・・・いっつも思うんですが・・・・・
植物の管理って・・・人によって受け取り方がバラバラ( ̄□ ̄;)
「お水は少なめに・・・」っと言っても、
「一日、一回しかあげてませんよ?」っと、毎日あげちゃう人も居れば、
全くのゼロ!カラカラで完全な放置・・・・で、忘れちゃう人も居ます。(~~;)>
サボテン等の多肉植物や、このエア・プランツ・・・高温多湿な日本では、
大抵は「水をやり過ぎて腐らせて枯らせてしまう」ので・・・・
ソコで!一般的にも知られるようになった「エア・プランツ」ですが、
販売する側として、「取り扱い説明」を書いておきますネ♪(^o^)/
○ほとんどが「パイナップル」の仲間です。
名前の最初に「T」が付いてるのですが・・・
「パイナップル科・チランジア属」(Tillandsia)の頭文字です。
エア・プランツの大半が、このパイナップルの仲間です。
○アッチの国の原生です。
ほとんどが、熱帯アメリカ・中南米・アルゼンチン・コスタリカ・メキシコ・・・
大体・・・・アッチのほうです。(* ´艸`)
日中、殆ど雨が降らなくて、わずかな夜露だけでも生きられる・・・
「ワイルドだろ~?( ̄ー ̄) 」・・・・
だから、水が殆ど要らない=エア・プランツなの。
○根っこより・・・葉の全体から水を飲みます。
葉の表面には「鱗片(トリコーム)」って言う細か~い毛が生えてて、
ソコに夜露を貯えて、葉や株の全体で水分を吸収してます。
その他の種類は、葉の間の隙間に貯えたりします。
一応、根っこがあるけど、他の植物と違って「他の木にしがみ付く=着生」の
為で・・・根っこからも吸収するけどぉ・・・って感じです。
○水やり方法は?
1・「ミスティング」(毎日~一週間に1度でも)
・・・・「ミスト=霧」ですね。基本は霧吹きで葉の表面にシューっと吹き掛ける感じです。
夜露で生きてるんだから、夜に霧吹き掛ければ、良いって事です。
でも、「乾燥地帯の・・・・」の話。注意したいのは、基本「ジュクジュク」とか「蒸れ」
には極端に弱いので・・・濡れたまま翌日まで放置とかはNGです。(腐って枯れます。)
2・ソーキング(水に浮かべる)
・・・購入して直ぐ!や、カラカラの水不足で弱ったり・・・・そーじゃなくても
一ヶ月に一回くらい2~4時間ほど、水にそのまま浮かべちゃうって事。
たまには、「雨季」のように、ガブガブ水を飲みたいって時もある訳で・・・・
でも、最長8時間くらいまででしょうか?そのくらいでOK。溺死しますゾ?(* ´艸`)
そりゃー・・・人によって、育て方は違うでしょう。
両手ほどの大きさに育てて、株分けしたり・・・花を咲かせたり・・・
普通の植物のように、もっと頻繁に水やり&液肥を与え、温度管理をして・・・
ベストな環境で育てれば、大きくもなりますし、エスレルとかの開花薬を
あげれば、100円均一のエア・プランツでも、見事に咲きます。(#^o^#)
・・・・っが・・・それなら、花屋で買ってください。(~~;)>
私は、「カワイくて、飾るだけで・・・・オサレで、ソコに植物がある」事に
意味を感じて、木工でコラボしてますので・・・ご理解をm(__)m
ただ、植物なので、(今の空調完備された室内では)「全くの水分ゼロ」では枯れるし、
マイナス温度の真冬に、そのまま放置すれば、寒さで枯れるので注意してください。
具体的に言えば、雪が降るほどの真冬なのに、トイレとか玄関とか出窓とか
外気と変わらない寒い場所に、そのまま放置してたら枯れます。
(耐寒温度5~0℃前後が限界)
窓の無いトイレなど・・全く、空気の対流が無い密閉空間もNGです。
日光が好きな種類も多いので、たまに日光浴も良いですよ♪
・・・それでも、真夏の直射日光はNG!! さすがに葉焼けを起こして枯れます。
照明の明るさや、レースのカーテン越しとか・・・やさしい光が一番、適してます。
っと言う風に、他の植物より、圧倒的に世話は必要無いのですが・・・
たとえば、冬場だけでも、温かいリビングに移動してあげるとか(=´∇`=)
寝る前に「おやすみ~」ってシューっと霧吹きを掛けてあげるとか(^◇^*)
その程度で良いんですが・・植物ですから「造花のように放置」するのはNGです。
○ウンチク&ポイント
水やりは少なめでOKとは言え・・・・丈夫で辛抱強いので∠( ̄∧ ̄)
枯れるまで、気付かないではダメなので・・・・
・「鱗片(トリコーム)がある種類」は、基本的には、水やりが少なくてもOK。
もし、水が足りないと少しでも空気中の水分をかき集めようと・・・
鱗片(トリコーム)が多くなり、見た目が白っぽくなります。
逆にソーキングして可愛がり過ぎると、鱗片(トリコーム)が怠けて、
ドンドン取れてしまいます。
・ 「葉がツルツル系」や「細い葉がボーボーの種類」は、水が少ないと水分の蒸発を
抑えるために、葉の広がりが小さくなり、見た目がスマートになります。
・細い葉ボーボーの種類には、開花前に「葉が赤く紅葉する」品種が多いです。
・たいていは開花すると、扁平状の桃色~赤色の花苞が幾重にも膨らみ、その先に
薄紫~青紫の小さい花弁の花が咲きます。
「トリコロール」の種類は、葉が赤、花苞がピンク、花弁が紫・・・3色=トリコロールらしい。
○販売中の「よりどりエア・プランツ」の種類(全6種類)
・画像左
T・ストリクタ
エア・プランツの代表格。日光好き&水好きで育てやすい。
耐寒は8℃。
・画像真ん中
T・ブラキカウルス
恐竜みたいな名前(* ´艸`) 熱帯アメリカ~アルゼンチン生まれで
耐寒は10℃。花が咲く前に葉の先が赤く紅葉しまーす。
水好きですが、水のやり過ぎで腐る事が多いので、葉がグリン♪グリン♪
曲がってきたり、鱗片が濃くなったら「水くれー!」のサインです。
・画像右
T・コットンキャンディー
コレだけは原種じゃなくて「ストリクタ」と「レクルビフォリア」の交配種。
両方の特徴を兼ね備えて丈夫。耐寒は10℃
・画像左
T・シルシナータ(別名 パウシフォリア)
水好きで中南米育ちなので日光&高温好きです。
うまく咲かせれば、紫色の花が咲きます
・画像右
T・カプツ-メデューサ
メデューサの髪みたいに葉がクネってるのが特徴。
ミスティングは一週間に一回程度でOK。日光好きなので
冬以外は屋外でもOKです。0℃の寒さでも耐えます。
・画像には無いですが・・・
見た目はネギっぽくて、実はパイナップル葉みたいに硬いヤツで・・・
T・メラノクラテル
メキシコ~中南米のラテン系で水好きで、乾燥すると
葉が全体的に閉じてくるので「水くれ!」のサイン。
コレも開花前に、葉先が赤く紅葉します。
以上・・・・長々と書きましたが、「よりどりエア・プランツ」を
ご購入頂いた方に「あれ?コレって水好きだったかしら?」って時に
でも見直して頂ければ幸いです。
より詳しい「着生植物のプロ」による育て方については、直接
「蘭とバラ園 蘭ing」に聞いてください。