えーっと・・・
各オーダー品の製作を進めながらぁφ(°ρ°*)チマチマ
春のイベントの新作も(≧∇≦)b製作準備に入ってます。
それと、カート掲載の商品強化も進めてるのですがぁ(´~`ヾ)
どーにも一人なので、ノロノロです。 ( *´艸‘)ゴメンチャイ
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んで、今日は木工機械のネタ(≧∇≦)bイェイ!( ̄Д ̄;)エッ?
一般の方には全く関係の無いネタですが、使ってる人には
とても有益な情報なのでご紹介♪ ( *´艸‘)
コレは、私が愛用しているリョービ製の
「ベルト・ディスクサンダーBDS-1000」(≧∇≦)b
帯状のグルグル回るヤスリ(側面にはディスクやすりが付いてます)
の機械。(≧∇≦)b大活躍してくれてます。
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んで、画像は、その回転軸ドラムを駆動させてる
タイミングベルトです。
「5分解図番 1860035 分解図番号35番」 ってヤツ。
(モデルチェンジしたBDS-1010も共通部品)
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ただ・・・このリョービのタイミング・ベルトの
交換用ベルト規格の品番が不明。┐(´д`)┌
タイミングベルト&駆動ベルト&シンクロベルト・・・
んま、色々な呼び名がありますが「コグドベルト」の事です。
β(□-□ ) フムフム
プーリーとベルトに歯車が付いてる滑り難いシンクロベルトで
エンジンのカムトレーン等にも良く採用されてますね。
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んで、ココはチカラ強く研磨ベルトを回すドラム回転トルクと、
それに押し当てて、モノを削る負荷も同時に掛かる (#`Д´)ノノ
だから、その分、消耗が早くて、画像ではゴムの歯が飛んでます。
(°◇°;)ゲッ!
こーなっちゃうと、歯飛びを起こしやすく、また歯飛び・・・
そして、歯がドンドン無くなって空回りします。
(ノД`)・゜・。
故障・・・っと言うよりも「消耗品」で、結構、酷使しても
ナカナカに持ってくれた方だと思います。(≧∇≦)b
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んで・・・当然、このベルトを交換。っとなるんだけど、
ちょっと調べてみたかったので(´~`ヾ)
「リョービの純正交換部品」と
「同じベルト規格の同じ品番」を取り寄せてます。
(ひいては他社の同類品ベルトディスクサンダー補修部品)
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恐らく、ベルト品番「150XL037(バンドー製)」だと
思うが・・・説明書には記載が無い。 ( *´艸‘)
確証がない。だから、敢えて、調べてみる!(≧∇≦)b
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何を言ってるのか?つーと・・・
こー言う部品は、言っちゃうとリョービで自社でベルトを
作ってる訳でも、専用の特注部品でも無い。
(そう思ってる素人の方も多いけど(´~`ヾ))
こー言うのは、工業製品規格の中の、どれかの品番である事が
殆ど。┐(´д`)┌
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つまり・・・「リョービ純正」と言うブランドを無視すれば、
同じベルト規格の(バンドー社製)同じ品番だと
リョービ純正の半値以下。より品質的に良いモノにも交換できる。
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こういう工業製品には、それぞれ分野のサイズ規格がある。
今回のベルトの場合は・・・・
ベルト形状が「XL型」で、ベルト呼び長さが15インチで「150」
ベルト呼び幅が37で「037」
つまり、ベルト品番が「150XL037」って訳(≧∇≦)b
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っと言う事は、ベルト規格から詳細スペックも判るので、
ベルト幅は9,5mmで、ベルト高さは2,27mmで
ベルトピッチ周長が381mmで、歯数が75山。
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細かく言うと、ベルト自体が1mmで歯山が1,27mm。
歯のTOP幅が1,37mmで、歯の間隔が5,08mm。
歯山の相対角が50度、使用温度帯は-30~+90度。
最大速度は30m/sec。最小プーリは16mm径まで。
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なんと・・・品番が判れば、規格サイズ&スペックがココまで判る。
後は、数社あるバンド製造メーカーの同じ品番で注文すれば
メーカーを経由せず、ベルト単体で購入出来ちゃうって訳。
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このリョービのベルトディスクサンダー「BDS-1000」は、
安価で機能も良く、木工や鉄細工(ナイフ製作)でも使えるので、
個人ユーザーが多い。
ぶっちゃけOEM製品なので ( *´艸‘)イッチャウ?ソレ?
藤原産業さんのSK11「BDS-100N」とも共通っぽい。
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OEM生産の(東南アジア生産の)機械。
モーターや詳細は違えど、藤原さんのSK11とリョービは
(品番のBDSから察するように)見た目の違いだけで
中身は同じ機械。恐らく作ってる海外工場は同じ。 ( ̄~ ̄;)
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そして使ってるベルト部品は、バンド製造メーカーの規格サイズ。
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じゃあ・・・メーカー純正って、どー言う事よ?(# ゚Д゚) ムカッ!
ってなっちゃいますが、より良い部品に安く交換できる方が
(ココは消耗部品で、また交換する筈だから)良いと思うので。
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「リョービ純正」は、ベルト規格も判らない素人向けに
絶対に合う純正補修部品(っと言うブランド力で)で、全く
同じバンドー製の全く同じ部品なのに約1600円と高い。
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逆に言えば、ベルトの規格もなーんも知らない人は、
これを買うしかない。差額は「無知さ分」とも言える。( ´,_ゝ`)プッ
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恐らく、殆ど見た目も機能も同じ「SK11(藤原産業)」の
ベルトディスクグラインダーも(使う部品箇所は同じなので)
全部、同じベルト規格の同じ品番であると思う。 ( *´艸‘)
(部品番号:75 ベルト規格150XL037って書いてるし)
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つまり・・・SK11の純正ベルト部品(これは700円前後)と
リョービ純正ベルト部品(1600円前後)もベルト規格さえ
合うなら、同じバンドー製の品番(650円前後)と共通かも?
つー・・・お馬鹿実験。( ´,_ゝ`)プッ
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んで・・・(≧∇≦)b
画像左が「バンドー社の150XL037」
画像右が「リョービの純正ベルト交換用」
真ん中は、元々の交換するベルトね。(≧∇≦)b
比べてみると・・・・やっぱり同じモノ!(≧∇≦)b
ベルト厚みも歯山も・・・ピッタリ。
っと言う事は、リョービの
1「ベルト・ディスクサンダーBDS-1000」
と、同製品のマイナーモデルチェンジした
2「ベルト・ディスクサンダーBDS-1010」
と、藤原産業のSK11シリーズの
3「ベルト・ディスクサンダーBDS-100N」
の駆動用コグドベルト(タイミングベルト)は
ベルト品番「150XL037」で共通と言う事が
確定。
(≧∇≦)b
特に、リョービの補修ベルトの品番がハッキリしなかったので
検証したのですが(´~`ヾ)コレでハッキリしました。
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こー言うのは、別にリョービがボッタ喰ってると
言いたいのでは無くて、機械本体を設計&製造するには
膨大な技術力が必要。販売網&アフターサービスを含めてね。
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その中で、自社の商品の、このサイズの駆動ベルトとして、
このベルト品番のベルト(バンドー製)を採用してるだけの話。
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ケチケチの話では無くて、ココまで書いたベルト規格を
全く知らなくても、リョービの交換部品を頼めば、間違いなく
交換が可能。安心&安全と「無知でも」買うなら高くない。
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一方、今回、たまたま見当が当たったので良かったけど
コレを浅知恵&思惑だけで、もし品番が違った場合。
無駄な買い物をしてしまう事になる。でしょ?
(´~`ヾ)ソッカァ・・
こんなのはリョービ社に聞いても、藤原産業に聞いても、
バンドー社に聞いても、自社以外の事は判らない。
無論、ネットを検索しても判らない。 ┐(´ー`)┌
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コレは私が(どうせ、後々また交換するであろう)
¥800ほど先行買いした事で判明した事です。
( *´艸‘)ウマウマ♪
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こー言うのは、別にコレに限った話では無く、
専用設計で無いパーツ部品、ベアリングやシャフト、
モーター・・・単体パーツは、大抵こーなってます。
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それで色々な規格を知って、製造メーカーから
取り寄せるのも、面白いし安くなる場合が多い。
私も、今回でコグドベルトに少し詳しくなったし、
ココに書かなくても、ひとつ選択肢&知識が身に付く。
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逆に、もし煩わしいと思うなら、純正部品を買えばいい。
何も悪くない。
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だけど、知らないのにケチケチと自己責任を持てない人は
「損してる」「ボッタくられてる」とか憤慨する前に
世の中の仕組みや、工業製品の規格や設計意図を
学ぶべき。
私が面白がって検証してみて
更に親切心で文章化してるだけ。リンク広告も無いでしょ?
(≧∇≦)b
コレを有益に感じて、交換時に真似るのも良いが
「タダでネットで親切に書いてるモノを見て真似ただけ」
と言う事は自覚してほしい。 ( *´艸‘)チクリ