段々什器その1

えーっと・・・水面下でコンスタントに(* ´艸`)

ご好評いただいてるオリジナル・アイデア什器の

「段々什器」

この什器、元々は名刺サイズの台紙カードに付けた

ピアスやイヤリング等を展示販売する用だったけど・・・

「ポストカードを展示出来るようにカスタム出来ますか?」

ってご依頼。ヾ(*´∀`*)ノアザース♪

β(□-□ ) フムフム・・・・名刺カードサイズ→ポストカードに

拡大して、それと「会議机等に展示出来るように、

会議机の奥行きサイズの450mm以内で」・・・・

っとの事なので、全奥行きをサイズ450mm規制として

その制限の中で設計して見ます。

φ(°ρ°*)フムフム

まぁ、単純計算でポストカードが約100×150なので

150×3段とすると、平面単純計算でソレだけで450mmを

超えますが・・・・実際はカードを置く面は段々でそれぞれ

傾斜角度が付くので・・・ギリギリ入る設計に。

(* ´艸`)ギリギリイケル♪

段々什器は側面の加工がムズイので、先にパーツとして

切り出して下塗りまで済ませてます。

説明するのが難しいのですが、段々什器の斜めの面は

下辺が前の段の斜めに切り出した仕切り板の下側に

入り込む構造なので意外に難しかったりします。

(*´σー`)エヘヘ

こーなる単純な構造なんだけど・・・シッカリ

強度が出る構造です。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

今回はコレで約100×150mmのポストカードが

4枚並び×3段=12枚陳列。

っで段々什器は2枚一組のセット販売なので

1セット当たり、12枚陳列×2枚=24枚陳列も

陳列出来ちゃいますね♪

β(□-□ ) フムフム

今回はポストカードに合わせてカスタマイズ対応ですが

モチロン、違うサイズや段数を変えたり・・・

ご要望に合わせて、ご自由に設計しますヨン♪

ヾ(*´∀`*)ノマッテテネー♪

形見の机リメイク

えーっと・・・・私と同年代のお兄さんを

若くして亡くされた弟さんからのご依頼で

「形見の折り畳み机をリメイクして欲しい」

っと言うご依頼。

幼少期から生前、お兄さんがご愛用してたらしく

思い入れのある折り畳み机。

弟さんが形見として今も出店イベントでご使用中。

面白い構造で、裏面の脚を引き起こして、更に

回転して起こした木板をストッパーとする簡素ながら

良く考えられた作り。今でも現役で使えてます。

戦前では無いと思いますが、昭和の中期以前の品かと?

ただ、心無いお客さんのお子さんが乗ってしまったらしく

思いっきり天板にヒビ割れが出てて・・・・

天板が反り反ってしまってガタガタで使いにくいとの事。

お客さんの子供のした事だから・・・っと商売上、

許すほか無いでしょうが何事も「覆水盆に返らず」

謝って済む話では無いのに、お客さんは知る由もない。

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

温厚な弟さんですが、昨年亡くなったお兄さんの大事な

形見を踏まれて壊され・・怒り心頭だった筈だが

それよりも「直せるものなのか?」ご心配のご様子。

β(□-□ ) フムフム

正直、どんなものでも修復して直せますが、思い入れのある

一点もの。絶対に失敗は出来ないし、やり直しも利かない。

そんなの誰でも仕事として、やりたくないってのが本音。

手間と万が一のリスクを考えると、ホントは数万円頂いても

割に合わないのですが、今回は知り合いの困り事ですから。

(*´σー`)エヘヘ

細部を見たトコロ、そんな特殊構造でも無いし

正直、製作時のミス(釘が中心からズレて強度不足)

もある。出来れば手間が増えるので分解しない方が

楽だが、折角なら天板の反りも直したい。

なので、結局は全バラ分解。(*´σー`)エヘヘ

やはり既製品のような寸分の狂いも無いような

高精度では無く、職人の手作りだと判る。

「釘を一本も使わず・・」なんて良く言いますが

昭和初期でも、そんなモノは少ないし、美化では無く

感覚的に言うと「当時高価な鉄くぎを使っていない」

のは当然で、釘を使える位になったからこそ、庶民が

買える日用品が増えた・・・程度の事。

プレミア付くような匠の技では無くて、当時は

「無かった故の苦肉の策」を持て囃してるだけの話です。

(*´σー`)エヘヘ

コレもメクラ栓を外せば各部に鉄製のマイナスネジが

普通に使われてました。(当時は加工が簡単なマイナスネジが

圧倒的に多い)

ただ、嵌め込みの補強材のネジがセンターに打ててなく

錆びも酷くて、強度が余計に落ちてたので、コレも修復。

さらに・・・・

割れて反ってしまった天体は、それ自体の強度が落ち

折り畳み機構含め、机そのものの強度も落ちちゃってるので

補強&反り修正の為に目立たぬように側面に「サネ補強」

を新たに追加加工しました。サネ材は強度のあるカシ材で。

φ(°ρ°*)チマチマ

当初は、修復と今後の利便性を考えると、天板は

磨き直して再塗装の予定でしたが・・・

修復&補強が上手く行ったので・・・

味のある思い出の詰まった天面はそのままに

硬質2液ウレタンのクリアーコーティングに

しては?っとご提案。

「残せるのであれば残したかった」と喜びの声。

ヾ(*´∀`*)ノ

っと・・・言う訳で

シッカリ!硬質コーティングまで済ませて・・・

無事にお引き渡し完了。

コレ、たまたま上手く行ったけど、毎回直せる

保証は無いし、胃がキリキリ痛むほどのリスクと

直したトコロで見栄えがほとんど変わらないので

高額な修繕費ではナカナカ納得しにくいのが本音。

裏面の折り畳み脚も修復&補強を施し、スムーズで

シッカリ完璧にリメイクしたので、今回は

メチャメチャ喜んでくれました。

ヾ(*´∀`*)ノ

なので、形見や唯一無二くらいに余程に思い入れが

無いと成立しないし、逆に、そうであればこそ

余計に失敗も許されないので・・・そもそも商売として

成立しにくい。

誰でも簡単に治せると思われても困るし、それなら

ご自分でやって。っとなっちゃう。

色んな知識や技術も無いとダメな上、やり難い事この上ない。

「修理&復元&リメイク」は難しいモノですよね。

(*´σー`)エヘヘ

ブレイクスルー後日

またブログ更新が滞ってますが(*´σー`)エヘヘ

例の左足のブレイクスルーがあってから数日が経過。

今は、普通っぽく歩けてる事が本当に有難く嬉しい。

ヾ(*´∀`*)ノ

「普通っぽく」と書いたのは、さすがに完治して以前の

ように元通りに・・・っと言う訳はなくリハビリを経て

やっと苦労して歩いてたよりも、遥かに歩きやすく、

見た目も殆ど判らないくらい。っと言う意味。

決してパッと回復して元通りになった訳でも無いし

これからも、ずーっと元には二度と戻らないです。

失った脳みその運動神経が戻る筈もなく、これからも地道に

コツコツ続けてイチから学習し直すしかないのは変わらないです。

私も嬉しすぎて少し舞いあがって書いたので、そう言う風に

読めたかも知れませんが、そんな甘い話では無いですよ。

(*´σー`)エヘヘ

パァーッっと嘘のようにスッキリそうなったら最高なんですが・・・

そんなお気楽な話では無いです。

Σ( ̄ロ ̄lll)ソウヨネェ・・

ただ、判って貰い難いとは思いますが、日々のリハビリって

正解も無いし、医学的に具体的な目標や回復すると言うような確証も

何も無いんです。自分でやって合ってるかどうかも、希望も確証も

何もないまま、やってるのでホントに暗中模索状態。

コレ、今どきの一般的な合理的思考だと・・・続けるのは難しい筈。

「あれ?何を目標にやってるんだっけ?」みたいになる筈。

だから、誰も続けないんです。だから結果も伴わない。

;つД`)ダヨネェ・・

まぁ・・・何の確証も手応えも無いまま、ずーっと地道に続けると言うのは

リハビリに限らず、起業とか未知に挑戦する事、何でも全部そうですけど。

だから、実直に地道に続けて来て、その先に光明と言うかブレイクスルーが

あった事がメチャクチャ嬉しいし、肯定感が出て、凄く励みになった話。

ヾ(*´∀`*)ノ

そう言う意味で、もしかするとコレを続けてたら、数年単位のロングスパンで

最終的に遜色ない程に回復(それともリカバー?)するかも知れないし・・・

もしかすると、逆にリカバーした限界がココまでで、頭打ちかも知んない。

( ̄~ ̄;)ウムム

ただね。コレも続けてないと判んない事だし、この先も続けて自ら明らかに

するしかない。

皆さんの心情的には、何か医師からのアドバイスや適切な説明や具体的な回復例でも

あれば・・とは思うんだけど、そんなに世の中は甘くなく誰も何も教えてくれない。

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

もしかすると、スンゲー遠回りかも知んないし、必死にやってるソレが効果的では

無いかも知れない。そもそも進む方向が間違ってるかも知んないし、そもそも結果が

ポンとハッキリ出ないかも知れない。

ふと、世の中の殆どは先駆者が居て解明され答えが判ってるかのように見えるけど

ホントは世の中の殆ど人間は判ってないし、確証が持てないモノだらけ。

つーか、植物や動植物、進化や発明の全てが、その先までちゃんと判っている

なんて事は、先ず無い。判らないから探求するのであって、上手く行かなかったり

&コッチはハズレだった・・・っと言うのも、これまたやって見ないと判らない。

( ̄~ ̄;)ウムム

誰でも結果論的に人生や行動、一度も読み外さず、正解&当たりだけ引き続けたいけど

ソレが当たりである事も、ソレが最短距離だとしても、ソレに気付いて知るには

ハズレを引いたり遠回りをして、失望してロスを痛感しない限り・・・判り得ない。

つまり、ひたむきに地道にやってるから判ったのでは無くて、ココに記しても無い

色んな事も同時並行でやってて、それらは結果が伴わず終わってる。

(´・ω`・)エッ?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

その中の一個が、たまたま上手く行ってブレイクスルーだったと言う話で

こんなもん狙って一発で出せる訳無いし、万時上手く行ってるなんて事も無いの。

99個の無駄打ちがあって、その中のたまたま一個の方向があって報われただけの話で

実に非効率。だが、これ以外にズバリ当たりを引いたり、毎回やっただけ報われる

確率を上げる方法はない。

こんな気の遠くなる何の確証も無い事、確率が無茶苦茶、低いモノにでもフルBET

しなきゃ報われないし、生きてりゃそんなの日常茶飯事の当たり前。っと言う話。