「ベルトグラインダー」タグアーカイブ

RYOBI BDS―1010修理

えーっと・・・カナリ以前、2017年頃にも修理した

RYOBI(現=京セラ)社製のBDSー1010「ベルトディスクサンダー」

先日も2017年当時の記事に新しくコメントを頂きましたが・・・

そう言えば、当時からもう8~9年使ってるので、いよいよ

振動&騒音が大きくなって来てまして、この際に「オーバーホール」

メンテナンスしようと思います。

壊れてから、ベアリングが焼き付いてから、慌てて修理だと、余裕がなく

思ったようにシッカリ修理に時間が取れませんし・・・

(*´σー`)アセルゥー

うーん・・丁度良い言葉が思いつかないのですが、動いてる内に

予防的にメンテした方が安上がりだし、壊れた余波で各部に負担が

掛かる前に主要パーツを交換した方が、被害が各所に及ばず

全体的に傷みにくく、結果、寿命が延びます。

んま、前回は、たまたま機械ごと新品に交換できたので(笑)

コグベルトだけしか直してませんでしたが、今回メンテナンスとして

「全ベアリング交換」して見たかった。っと言うのもあります。

まぁ・・・あれから9年も酷使出来るんだから、労いを兼ねて

って事で。

(* ´艸`)ウンウン

以前にも書きましたが、DIYなどに最適な比較的安価な木工機器全般、

サンダーとか丸ノコとか、回転する系は「ベアリングが命」です。

殆ど全てのモーターなどの回転軸の応力を敢えて交換可能な

ベアリングに支持、応力集中させる事で「汎用性の高いベアリングさえ

交換していれば」カナリ持つ構造なのです。

初心者にとっては「ベアリング交換」と言うのは、全バラシする必要が

あるので大掛かりに感じて嫌煙されますが、私的には、逆に主要部分でさえ

ベアリング交換だけで新品並みに簡単に直るので有難いと思うんですけどね。

(*´σー`)ソーナノ

って事で、このBDSー1010(京セラ&SKなどのOEM同型も同じく)

には、主要モータ同軸(右側=側面ディスク駆動・左側=コグベルトを介して

メインのベルトサンダー駆動)に左右に「6003ー2RS」が一つずつ

(内部モーターを分解して交換します)とコグベルトを介して上部のベルト

サンダーを駆動させるの後ろ側、駆動ベルトローラーに「6001-2RS」が

3個の計5か所、今回はベアリング交換します。

ヾ(*´∀`*)ノ

あと厳密にはベルトの前側ローラーにも内部にベアリングが入ってますが、

ベルトにつられて回転してるだけで負担が殆ど掛からない箇所で、点検して

みてもベアリング含め、全く痛みも無いので、今回は交換しません。

今回、異音と振動が多くて気になった個所はベルト駆動の

後ろ側ローラーのベアリング。

ここはローラー左右に1つずつベアリングと、コグベルト

から駆動を受け&ベルトを立てたり水平に可変する片持ちになる

可動部軸側(画像の円形ホルダー内)にもう一つ、並列にベアリング

が入ってます。

多分、異音でベアリング交換となると、ココの3つのローラー側の

ベアリングか?のちの内部モーター左右の2個のベアリング交換に

なるでしょうね。

今回はそのモーター側左右ベアリングも気になるので同時交換します。

以前にもベアリングの説明を詳しく書きましたが、

自動車から家電まで、殆ど全ての機械の主要部品ですが、

内部の内部、一番の内部部品なので見る機会が無いので

一般的には馴染みが少ないと思いますがぁ・・・

ベアリングと言うのは、回転軸を回りやすくする部品で

交換が容易で比較的安価で特に日本製は高性能であり、

ネジなどと同じく各生産メーカーから大量に汎用規格生産

されていて、自動車や機械製造メーカーが内部の各部に見合う

汎用規格ベアリングを採用すると言うスタイル。

なので、マキタに採用してるベアリングと日立のベアリングは

メーカー品番が違うだけで汎用品なのでサイズが合えば使えます。

β(□-□ ) フムフム

心情的にはマキタ純正のベアリングの方が安心?と思いますが

実はベアリング自体はHONDAのベアリングであろうがマキタで

あろうが、NSK(日本精工)とか大阪のNTN、NMB(ミネベア)等

各ベアリングメーカーが製造してるので、信頼性は全く変わらず

ただの思い込みw専用部品、ブランドイメージと言うだけで

2倍以上の価格ですが、実は適合品番を調べなくて良い程度の差です。

(コストカット目的で電工機械メーカーが止む無く安価なベアリングを

採用している場合もあるので、ソコを高性能ベアリングに変えるだけで

性能UP&寿命UPする事もあります。)

なので、分解展開図面やパーツリストが無くとも旧ベアリング表面に刻印

された規格品番と同等を選べば、どこのベアリングでも適合します。

っで、コレがベルトサンダー台座本体から外して分解した

内部の心臓部モーター。

ココの大きいモーター軸の左右ベアリングが最も傷みやすいです。

ウワン・・・ウワン・・・と周期異音なら先ずココが怪しいです。

そして、外し方ですが、ベアリングと言うのは

回転軸と外側ガイドの間にコロとして空回りしないように

圧入や焼き嵌めして刺さってるので、簡単には抜けません。

引き抜く場合は、ベアリングプーラーと言う専用工具で

抜くのが簡単&確実です。

強引にガンガン叩いて抜く場合もありますが、モーター軸や

回転軸を叩くと、やはり芯ブレなど致命傷になりかねません。

専用工具は持って無いと高額に感じるもので、ついAmazonで

良くある安価な3爪アーマチュアベアリングプーラーとか

ポチりそうですが(笑)安物買いの・・・やめた方が良いですよ。

上画像のようなベアリングセパレーター使う方が断然、容易です。

専用工具のベアリングプーラーについて・・・

回転軸側に嵌ってるベアリングを抜く場合と、

回転軸を差し込む軸受側にベアリングが嵌ってる場合とで

別の工具が必要なのですが・・・

今回のように回転軸側のベアリングを引き抜く場合。

例えばバイクのギアパーツでセパレーターが入らない程、狭い箇所なら

爪で引っ掛けるアーマチュア式も使えなくも無いですが、そもそも

ベアリングやプーリー交換の大半は分解して、回転軸を引き抜いてから

作業するのでスペース的にはあまり関係なく、ベアリングを押し上げる

部品が左右から下面で押さえるのと、爪先でベアリングの縁に少しだけ

無理やり引っ掛けるのでは・・全然作業効率もベアリング損傷も違いますからね。

初心者ほど、安価でやり難いアーマチュア式工具でやろうとして失敗します。

(* ´艸`)ウマウマ

先にも書いたように慣れない内は、どうしても心情的には

「全部、分解して・・・面倒だなぁ?」っと嫌煙されがちですが、

木工機器以外でも乗り物や家電など機械ものの交換補修前提パーツの

ベアリング交換を避けるのは無理で、どちらかと言うと、ドッシリ腰を据え

シッカリ良い工具を揃えて直す癖を付けた方が結果的に良いです。

そんなその場しのぎのコチョコチョで労せず誰でも簡易で直るんだったら・・・

誰も苦労はしませんって。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

なのに、甘い考えで、それこそ一度しか使わない爪アーマチュア工具に

3000円とかで買う方が勿体ない。一生モノだと思うならシッカリ選択を。

( ´,_ゝ`)プッ

とは言っても、本格的なベアリングセパレーターも今やモノタロウで

一万円ほどで買える時代。( ゚Д゚)マジカ!

即席でブロックを左右に敷いてガンガン軸をハンマーで殴るよりも早くて確実。

ベアリング交換する筈が・・・心臓部のモーター回転軸が歪んだり、コイルを

傷つけたら本末転倒ですよ。

コチラが交換したモーター軸左右のベアリング「6003ー2RS」です。

後ろの2RSとは「両面接触ゴムシール」の意で同等品なら何でも良い。

左の赤い新品べアリングはモノタロウ製で¥200程です。

木工機器のベアリングは、ほぼ全て防塵性の高い両面接触シール式で

また、殆どが6000番台ベアリング(前回のヒコーキ製ランダムサンダーは

6001ベアリングでしたね)なので6001~6003辺りの2RSは

価格も数百円程度なので予備に持っておいても良いと思います。

因みにコチラもモーター軸はベアリング故障と言うほどでも無かったのですが、

外してみると、やはりゴロゴロ感が出て渋く、交換時期だったみたい。ついでに

交換して良かったです。

ヾ(*´∀`*)ノ

このベルトディスクサンダーは掲載時現在、実質2万円ほどで買える

手頃さで木工に限らず売れてるサンダー機器だと思いますが、

私的には価格以上の性能だと思います。

ですが、初心者頻度も高くて、使われ方が荒く、強引にチカラで押し付けて

ゴリゴリ削ろうと無理して酷使して故障する事も多いと思います。

定格が低く安全策でブレーカーも装備されてますが、頻繁にブレーカー

が落ちるようなら無理させ過ぎで、無理に押しつけてモーター負荷を

掛けるのを避け(ベアリングも急速に痛みます)

出来るだけ新しいベルトに交換頻度を上げて、無理させなければ

価格以上に長持ちしますし、今回のように全ベアリング交換すれば、

半永久的。今回のベアリング交換で振動も騒音も新品並みに静かに直り、

快適にあと5年は楽々使えると思います。

電動工具は壊れてからではなく、定期的なベアリング交換で快適に。

今回は正に典型例ですね。

ヾ(*´∀`*)ノルンルン♪