「試作品」カテゴリーアーカイブ

軽量な小箱 ( *´艸`)

えーっと・・・

本日は・・・・軽量な木箱の続き(≧∇≦)b

ヒノキの柾目を使った薄板のアラレ組み木箱。

( *´艸`)チッチャイ♪

こー言う小物系の時にアラレ組みの接合利点が

生きます♪(≧∇≦)b

因みにアラレ組みの場合は、組む時に少し表に勝たせて

(飛び出して)から、後で側面を整える方が

キレイに仕上がります。β(□-□ ) フムフム

画像は接着前のまだ仮組み状態。高精度だから

コレでも箱として構成強度が出てる ( *´艸`)スゲェ!

薄板採用&アラレ組みで市販並みの軽量な小箱ですじゃ♪

んでからぁ・・・今回は今までは、あまり

採用して無かった「着色ウレタンニス」もテスト。

( *´艸`)ムフフ

前に|ω・‘)・・チラリとお見せした大き目の薄箱も・・・

2色でニス仕上げにしてみました♪φ(°ρ°*)ヌリヌリ

手前の小箱は「ケヤキ色」で♪

ピニーより少しマホガニーに近い赤っぽい木色。

因みに良くケヤキ色と言ってますが、ケヤキの木肌は

元々、杉やヒノキに似た肌色です。( ̄Д ̄;)エッ?

それが2~3年経年(酸化)劣化すると、こー言う

味のある赤み&黄色みが出て来る感じですね。

因みに・・・「ニス」って呼んでるのは

「ワニス」の略で同じ意味。

因みにバーニッシュを日本語訛りでワニスで

コレも同じ。

( *´艸`)メリケン?アメリケン?アメリカンw

古来からの松脂(ロジン)をテレピン油で

薄めたのもニスだし、ギターのシェラック・ニス

(カイガラムシ原料)もニスだし・・・・

( ̄Д ̄;)エッ?

ウルシ樹液ワニスが語源のラッカーも、近年の

ポリウレタン・エポキシ樹脂も・・・・

アルキド系染色のキシラデコールでさえ広域で

言えば「木材表層保護膜」全てがニスって事です。

(日本人お得意の言い換え単語ですね)

┐(´д`)┌ヤレヤレ

ココで言う一般的な「木工ニス」ってのは、

一液ウレタンの着色ニスを指してますが・・・

要は「商品名」であってニスと言う、何か他とは

違った塗料や被膜を指すカテゴリーでは無いです。

現在では「木目や見えるつやつやした仕上がりの

ウレタンクリアーに染色塗料を混ぜたモノ」ですね。

( *´艸`)アハハ

アラレ組みと相まって学校のレトロな備品みたいで

カワユス ( *´艸`)

このままだと、既製品のオバハンっぽいので、これから、

この色味を生かして、もっと可愛い感じに仕上げますゾ♪

後ろのラワン柾目薄箱の方は、メープルっぽい色ですね。

これも狙ってた通りの「備品っぽい」色味に塗れてます♪

(≧∇≦)bイェイ!

ニスを使っちゃうと、どうしても私の得意な「つや消し」

じゃ無くて艶&テカリが出ちゃうのですが(´~`ヾ)

それも又良しです♪

コレもカッコよく仕上げる予定でーす♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノワクワク

新作トランク ( *´艸`)

えーっと・・・

従来とは違う構成で(木製にしては)超~軽量な

木製トランクの新作!大&中&小サイズ(≧∇≦)b

似たような構造は、以前にも|ω・‘)・・チラリ

作った事があるんですが、更に軽量化したバージョン!

トランクと言うのは、頑丈に作れば良さそうだけど、

それだと「重い」(*´д`*)ヒィ!

重く作ると「中身よりトランクの方が重いじゃねーか!」

(# ゚Д゚) ってなっちゃうのも無論なんだけどぉ・・・

重い構成だと、負担が大きくなっちゃう。

例えば、それで・・・・

重さに耐える頑丈な取っ手にしたとする。

すると・・今度は、その取っ手の付け根に負担が来る。

んで、ソコを補強しちゃうと四角構成の本体そのものに

負担が掛かる。

木箱の片面を外に (#`Д´)ノノオリャー!っと押し広げる感じね?

蓋の相が悪くなったり、四角が捻って本体も歪む。

それに、そもそも、トランクは片手で持つしか無いので

重量をガチン系の男子であろうが、か弱い小柄な女子で

あろうが、片手で取っ手を持つしかない。 ┐(´ー`)┌

それで、中にギューギューに詰め込めるだけ (#`Д´)ノノムギュー

詰め込んじゃったり、クソほど重たいモノを入れると・・・

ちょっと落としただけでも、簡単に壊れてしまう。

┐(´д`)┌ソリャソーダ

無論、私が創る木製トランクと言うのは、旅行などに

使えるほどのプラ製の既製品トランクほども強度が無い。

「持ち運びにも使える」レベルで、例えば毎日使ったり

放り投げたりすれば、簡単に壊れます。( ´,_ゝ`)

つーか・・・昔から木製では壊れる&重いから・・・

革製になったり、近年になってプラ&ファイバー製に

置き換わって来てるモノなので、それで現代の強靭な

市販トランクほどの強度&耐久性を求めても無理。

それが大前提なんだけど(´~`ヾ)それでも、少しでも

(強度をあまり犠牲にせず)「軽く」作ると言う事が

とても大事。(≧∇≦)b

ある程度は木製は重いと判ってても、軽い方が誰でも

嬉しいし、軽ければ(重くなるので心理的に)妙に

詰め込もうとしないし、軽ければ、少しぶつけた位なら

(重量応力が減るので)壊れにくくなる。

軽く・・・っと言うのは、それだけ加工が難しく&

難易度が上がるんだけど・・・大本命なのだ♪

(≧∇≦)bガンバレー!

これは、オーダー依頼の試作段階テストなので、後に

カワユスにしてぇカートで販売する予定です♪ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

古材の挽割り(≧∇≦)b

えーっと・・・先日から・・・

柾目の挽割りとかもテストしてるのですがぁ・・・

(≧∇≦)bキレイ!

古材を上手く挽き割れないか?も、テスト中。

上のは古材の厚板を3枚にスライスした状態。

β(□-□ ) フムフム

なんて事無いようだけど・・・本来、こー言う

スライスは大型バンドソーで行うモノ。

しかし、私はバンドソーを持って無いし(´~`ヾ)

これだけ分厚いとフトコロ(加工できる高さ)を

超えるし、これをフトコロの大きい大型バンドソーで

挽くとしても・・・危険極まりない。

( ̄~ ̄;)ウムム

なので、独自の方法を編み出してスライスしてます。

(≧∇≦)bイェイ!

なんと言うか・・・知らなきゃ「へぇ・・( ̄Д ̄;)」

だと思いますが、以前では出来なかった加工なので

実に成功して・・・嬉しい♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

古材の両面の表層も生かせるし、中板も取れる!

 

古材の質感は良いんだけどぉ・・・・

だけど大抵の古材は厚みが有り過ぎて重くなる。

でもぉ・・・(≧∇≦)b

こー言う風に薄くスライス出来れば、カナーリ

軽量で(ハリボテでは無い)古材の質感を生かせる♪

「半分の薄さにスライスすれば良いんじゃねーの?」

口で言えば簡単なんだけど・・・薄くスライス剥ぐと

言うのは、実はカナリ難しかったりする。

┐(´д`)┌ソーナノ

何でも頭使わんといかんなぁ ( ̄~ ̄;)っと

しみじみ思いました♪(´~`ヾ)