ダイニングとキッチンを、対面式に区切ったり・・・・
色々と使い道がありそーな(* ´艸`)薄型 カウンターのオーダー品です。
幅は300mmで、高さが(目隠しを兼ねるので)1200mmありまーす。
下から、300mm、250mm、200mm、200mm・・・っと高さを変えた棚で・・・
最終的に、天板も棚のような形になりまーす。ヽ( ´ ▽ ` )ノ
左右、背面には杉板を貼りますぞ(* ´艸`) カワユスー♪
幅は、当初・・・900mmだったのですが、後から変更で1000mmに
100mm延長してます。(´~`ヾ)フミュー
・・・んで、サイズ変更時のお願いと言いますか・・・ジレンマがありまして・・・
ご予算を伺って、オーダーを承って、製作する前ならサイズの変更は可能なのですが、
今回のような場合、「たった100mm延長しただけ」なのに、価格がボンっ!っと
上がっちゃう事が多々あります。(´~`ヾ)ゴメンナサァーイ
「ぼった喰っちゃってるんですかっ!(*`ε´*)ノバシッバシッ」・・・・では無くてぇ・・・ゞ( ̄∇ ̄;)
なんでか?って言うと・・・「木の棒」は、大抵がメートル単位です。2mとか4mとか・・
ですが、棚板とかの「木の板」は、300mm(303mm)の倍数。
900(910)mmが基本の単位なの。
SPF材とかパイン合板などの輸入材は、基本はヤード・ポンド(フィート)単位
(30.48mm)で、日本建築の木材は、「尺」や「寸」の尺貫法(303mm)と
微妙に違うのですが・・・
僅かな差・・・つまり、すべてが「300~303mm(約30センチ)」が基本にゃの。
303×3=「909(ほぼ910)」とか・・・910÷2で「455」とか・・・
メジャーに赤い印がありますよね?アレが基準です。( ̄(エ) ̄)ゞ
例えば、ベニヤ板や、パイン合板など、畳の一畳と同じで「910×1820」が基本です。
3尺×6尺でサブロク板とか言います。
それが2枚(6尺×6尺)を・・・・・世の中では「1坪」って言います。
杉板105幅の2mだと・・・「17枚が1束」って言う、実に半端な枚数で売ってますが・・・・
実は(平たく敷き詰めると、面積で)ちょうど、1坪分だからです。
そーです。建築が尺貫法なので、木工の木材(特に木板)も準じてるって訳。(≧∇≦)b
だから、300×910の棚板だったら、一枚から6枚取れる計算で、原価コストを算出して
「だいたい・・・○○○○○円くらいですね?」ってお見積もりをご提示させて頂いた後で・・・
たった100mm延長するだけでも(正確には1センチだけでも)一枚から3枚しか
取れなくなっちゃう。単純に・・・・1枚でOKだったのに、2枚なければ製作できない。
必要な材料コストが2倍も掛かっちゃうって事になります。(ノ_<。)アリャリャ
(以前の子供机の時のように)たまたま残りが次のオーダーに上手く使える時は
良いのですが・・・ナカナカ・・・ロスが使いまわせる・・・・そうも上手くいきません。
500を600に変更するのとは、コストの掛かり方が全然違う「ヤバい寸法」って訳です。
倍の値段に見積もりし直すなんてのも・・・無茶なので、どーにかロス分を苦労して
差し引いてます。どーにか、上手くロスを使い切れれば良いのですが・・・・(´~`ヾ)
次のオーダーでも半端が出て・・・その次も半端が出て・・・ってなったりします。( ̄Θ ̄;)
逆に言えば、このロスを嫌って「決まった寸法で大量に作ってる」から、既製品には
お望みのピッタリのサイズがなかったりする訳ですが(* ´艸`) ・・・
だから、出来るだけ、皆さんのご希望の寸法に(ロスが沢山出ても)ピッタリにしてこそ!
オーダーの価値があると思ってます。コストが倍でも、倍も頂いてません!
q(≧∇≦*)ガンバレーッ!
ですから、難しい事は、イチイチ覚えて頂かなくても良いのですが・・・(´~`ヾ)
「あー・・・それだとコストが・・(´~`ヾ)」って私が言ってる時は、
「倍の値段でボッタ喰ってやろう(* ´艸`) イヒヒ・・・」では無くてぇ・・・・
こー言う「コストが2倍」にハネ上がっちゃう時に言ってます。ヽ( ´ ▽ ` )ノゴメーン
1m・・・・キリが良さそうで、実は、ロスが沢山出るモッタイ無い寸法だったりします。
単純にコスト面だけで言えば、1mでも1、8mでも同じだけコストが掛かっちゃいますもん。
どうか、ご理解くだちゃい。m(__)m