えーっと・・・・以前から親戚に頼まれてまして・・・
「柿の葉寿司の押し木箱」のオーダー品(≧∇≦)b
何だか?奈良の名産品っぽく世間に広まってますがゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
和歌山県のココ!柿が名産 ( *´艸‘)「紀北地方の伝統郷土料理」
だったりします。(´~`ヾ)ジモト♪
簡単に言うと・・・サバ寿司を一貫ずつ柿の葉で包んで、
木箱に入れてた押し寿司。柿の葉を剥けば・・・・
ほのかに柿の葉特有の良い香りと、柿の葉の殺菌効果で
数日間、美味しく頂けるって言う感じ♪(≧∇≦)b
昔から、事ある行事で、何処の家でも家庭料理で作られてて・・・
秋にはゴージャスに ( *´艸‘)松茸の炊いてスライスした具が
「当たり」的に入ってたり、サバじゃ無くて鮭が入ってたり・・・ ( *´艸‘)
んま、たまぁーに「サバが無いから蒲鉾(何故か鳴門)だったり・・・
柿の葉を剥くまで・・・中身の具が判らないので(´~`ヾ)
「あー松茸♪ヽ( ´ ▽ ‘ )ノアタリ♪」とか「おわっ!蒲鉾( ̄Д ̄;)ハズレ」とか
今考えると・・・中身が判らなかったり、食べた後に大量の柿の葉が
出たり・・・面白い感じでしょ? ( *´艸‘)
んで、昔から「嫁に嫁ぐ時に持って行く」くらい、何処のご家庭にも
一家に2箱とか3箱くらいはあったモノですが・・・(´~`ヾ)
今や、あんまり食わなくなったし、前日に仕込みしなきゃいけないので、
地元の人でも簡単なお土産に「柿の葉寿司の店」で買ってきて
済ませる始末。 ( *´艸‘)
でも!伝統は今も脈々と残ってて(≧∇≦)b大阪の親戚の方も
ご近所さんを呼んで料理教室的に(?)作って食べてるらしいの♪
んで・・・基本的に柿の葉寿司は、前日に1家庭分を仕込むので・・・
量が多くて・・・・「木箱がデカい!」( ̄Д ̄;)ソリャァ・・
↑押し木箱ってのは・・・こー言うのです(≧∇≦)b(実家のヤツです)
ココに一貫ずつ柿の葉で包んだ寿司を、キレイに敷き詰めて行く訳です。
押すって言うより、上からの自重で、勝手に押されるって感じ。
ですが・・・・コレ・・・本当は柿の葉寿司専用じゃあ無いんです。( ̄Д ̄;)エッ?
ココ観れば・・・欠き込んで嵌めて(鋲の下には)釘で打ってます。
んま、昔の既製品だったらしいのですが(´~`ヾ)
本来は寿司=酢なので、鉄だと錆びちゃうのと、中身の寿司を
ある程度(自重で)押すので・・・
側面板にホゾが突き抜けて、カンヌキで留めてる形状が正解。
(仕込む時に、既に押し寿司の型で押すので)そんなにも
押しませんが、中から木箱を4方に押し広げるチカラは、ずーっと
掛かるので、カンヌキ状に「広がらないカタチ」が先人の知恵です。
普通の箱寿司みたいな木箱じゃ無くて、押し寿司なのですから、
外力よりも(押すので)内圧が高いので、そう言うカタチになってます。
でもぉ・・・・箱蒸篭みたいに・・・箱から四方が飛び出てる・・・・ ┐(´ー`)┌
私なんかは子どもの頃から見慣れてるのですが(´~`ヾ)
主婦的には「収納する時に、妙に邪魔な突起」って思う筈です。
本当は、突起には意味があって、一番適してて壊れにくい!(≧∇≦)b
先人の知恵で・・・今、私が考えても、一番の理想形状だと思います。
押し型のアリほぞのアラレ組みとかも、内圧には強いですネ♪(≧∇≦)b
んでも、いつしか・・・大して押す必要もないし、間に合わせ的に・・・・
上記の形状や、アラレ組みした木箱でも代用してるんじゃないかなぁ?
んで、昔は「嫁入りに持たせた」って位で・・・・この辺の大工さんが
良く作ってくれたらしいのですが・・・・今は・・・何処に( ̄Д ̄;)イネェ!
つ~事で、吉野杉のネット販売とかでも買えちゃうのですがゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
いにしえの? ( *´艸‘)柿の葉寿司の押し木箱(≧∇≦)b
この辺の大工さんも、杉で作ってたので・・・杉材です(≧∇≦)b
ただ・・・コンパクトなのと軽量化をお望みだったのですが(´~`ヾ)
1センチ厚じゃあ、さすがに弱いので・・・2センチ厚にしてます。
んで・・・こんなん出来ましたぁ♪ヽ( ´ ▽ ‘ )ノデケター!
さっきまで散々、「ホゾ貫通カンヌキ形状が一番良い!」って
言っておきながら・・・昨日、アラレ組をマスターしておきながら( ̄Д ̄;)エッ?
アリ接ぎで作ってます♪ ( *´艸‘)クスクスゞ( ̄∇ ̄;)テ・・テメェ!
いや・・・一度、カンヌキ形状で作りかけたが失敗したので
コッチの方がシンプルで強いかな?って事で・・・(´~`ヾ)
蓋と底面は、一枚モノの木板が歪まないように、アリほぞ補強。
モチロン、四方角の接手もアリ接ぎしてます。(≧∇≦)b
側面板が飛び出してるのは、アリほぞの場合は、切り落とす訳には
行かないので・・・・仕方ないです。(´~`ヾ)ゴリカイヲ
一応・・・釘もビスもボンドも使わずに組めましたが・・・・
(あっ!木工ボンドは乾いててもエマルジョン系なので水には弱いし、
酢酸成分なので、酢にも弱いです。)
今の時代は(≧∇≦)b
錆びないステンレス製ビスも、耐水性のあるボンドや、シアノ・
アクリレート(要は瞬間接着剤)もありますから、無害で耐久性のある
補強をプラスしようかなぁ?って思ってます ( *´艸‘)
因みに・・・「らふさん・・・・何処に向かってんのよっ!( ̄Д ̄;)」
って心配になっちゃう方もいらっしゃると思いますがぁ ( *´艸‘)クスクス
コレ!節目を避けたり、結構、接手加工にも手間が
掛かってるのですが・・・・もう作りません。( ̄Д ̄;)エッ?
だってぇ・・・吉野の木工所さんや、柿の葉チェーン店のお土産で
フツーに¥4000くらいで売ってますもん(ノД`)・゜・シクシク
初めまして、奈良県橿原市の西本と申します。
先日、実家(吉野)の物置を掃除していたら、古い柿の葉寿司の押し木箱があり使えるかなと思いましたが、無理でした。
母親が箱あったら作ったるでと言い、探していましたがありませんでした。
ネットで検索したところCraf Traf-クラフトらふ-さんのHPに載っていたので、メールさせていただきました。
1箱作っていただくのにおいくらぐらいかかりますか、お教えください。
よろしくお願いします。
>西本さん
えーっと・・・恐らく吉野の木工屋さんとかで、押し箱のネット
販売してますし、¥3500前後からとお求めやすい価格ですよ?
私が作ると倍は掛かってしまいますが、どちらかと言うと、
サイズ指定してこそ。です。
特にサイズの指定が無い汎用であれば、他社さんの方が安く
製作出来るので・・・・ソチラがお薦めです(´~`ヾ)
柿の葉寿司って、ご存知だとは思いますが、一層単位で平面じゃ
無いと、半端個数が出ると押せないんです。(´~`ヾ)
・・・なので、例えば一回の仕込み量が、家族伝来の寿司酢
レシピや、炊飯器に合わせて2合であるとか・・・
一回の仕込み量=サイズの指定なので、その利点が生かせないと
さほど製作が上手でも無い私に頼む利点は減っちゃいますし、
ご来店頂くか?別途送料が発生しちゃいます。 ( ̄~ ̄;)
その点をご考慮の上、ご検討頂けると幸いです。