えーっと・・・オーダー品のTVボード。
依頼者さんのご希望で、思い入れのあるベットの
着脱脚をオーダー品に流用採用して欲しい (人ゝω・)
って事で・・・・
コチラがお預かりした・・・既存のベットの脚です。
うわぁ・・・直にボルト穴の捻じ込み式ですネ。 ( ̄~ ̄;)ウワァ・・・
コレは簡素で良いケド、もしネジ込みが緩くなったら
アウトですネ。(*´д`*)ソンナァ・・
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しかも、適合ネジピッチが汎用規格の
2/5インチでも6mmでも合わない特殊なボルトのピッチ。
( ̄~ ̄;)ウヌヌ・・・
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なのでぇ・・・ココは、清く!(≧∇≦)b
一番、汎用性の高い6mm金属ボルトに
換装してしまいます。ヽ(´▽`)ノワーイ♪
先ずは、ボール盤で同じ中心上に9mmドリルで
拡大穴開けし直して・・・φ(°ρ°*)チュイーン
「鬼爪ナット」をシッカリ中心に直角に居込みます。
(≧∇≦)bグリグリーン!
コレは、良く組み立て家具などにも採用されてるので
知ってる方も多いかな?(* ´艸`)
木材に金属ボルトを居込む為の特殊ナットです。
そーすると・・・・ボルトをキチンとネジ込めます♪(≧∇≦)b
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そそっ!これで「穴がバカになっちゃった(*´д`*)」って
経験をされた方も多いでしょう?( *´艸`)アハハ
この鬼爪ナットの取り付け方のコツと言うか・・・
重要なのは(≧∇≦)bキモッ!
差し込む相手方(今回は底板側にも鬼爪ナットを居込む)
のボルトの長さを鬼爪ナットとキッチリ切り揃える事(≧∇≦)b
そして、今度、居込む相手方の穴の深さもピッタリにする。
・
何を言ってるのかと言いますとぉ・・・・ ( ̄~ ̄;)
コレが木材の中にねじ込まれてる状態の透過図。
・
こー言うのを使ってる量産品は機械で彫ってるので
(彫り足りないと面倒なので)穴を彫り過ぎてる。
そーすると、上画像のようにボルトに余裕が出てしまう。
┐(´д`)┌
そーなると(ツイツイ締めすぎ)ボルトが過剰に
ねじ込まれた分、逆に、鬼爪ナットを無理に押し上げて、
爪の部分の木が割れる。
ガーΣ(`・ω・Ⅲ)ーン
コレが・・・・
「ツイツイ、揺るんじゃ嫌だからとキツく締めすぎちゃって
逆にボルトが空回り&鬼爪ごと外れてガバガバになる」
原因なのら。(≧∇≦)bナルホド!
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それを回避するには、ボルト長さがナット深さとジャスト!
だと、先に、木材同士が接触する上に・・・・
ボルト自体も底打ちするので過剰には人間のチカラでは
締められない。(≧∇≦)bナルホド!
だからガッチリ!固定され、感覚的にも「締まった感」があり
それ以上、締めすぎる事が無いって訳。
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ホンの僅かな事なのですが(´~`ヾ)工場生産だと
先ず、深めに穴を掘る。もし浅いと・・・
締めきれず隙間が開いちゃう不良品ですからね。
(だから、その余裕分「もうちょっと締めれそう?」に
思ってツイツイ締め過ぎる)
┐(´д`)┌シャーナイ
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でも、手作りですから、(≧∇≦)bピッタリに切り揃え、
相手方の彫る穴もボルト長さとジャストにすれば、
実現できますからね♪(≧∇≦)bキガキク!
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逆に・・・・・市販品で、このボルト着脱式の場合は、
「締め過ぎると、壊れてしまう」ってのを(≧∇≦)b
念頭に、絶対に締め過ぎない事!
また、緩く感じたら、既に問題が生じ始めてるので ( ̄~ ̄;)
・
「もっと!もっと!キツく締める」では無くて、緩くなってる
爪部分に瞬間接着剤を流し込んで、鬼爪ナットを締め直す等の
修理すれば軽度で済みますよん♪(≧∇≦)b
完全に、ガバガバになっちゃったら、もうワンサイズ大きい
ボルト&鬼爪ナットに全て打ち変えなきゃあダメですからね?
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んま・・・幾度となく、この「鬼爪ナットを壊したから修理してぇ」
を頼まれてたので、このナットの弱点&回避&対処は
熟知してますぞ♪(* ´艸`)ウンウン♪
・
んでからぁ・・・本棚のオーダー品は
下塗り塗装まで進めてるのですがぁ・・・・
本日は台風の影響か?また大雨(ノД`)・゜・。
こーなってくると、梅雨時と同じで狭い作業場が
もっと狭くなっちゃいますな。(*´д`*)ヒィ!