えーっと・・・・かねてから修得しようと思ってた ( *´艸‘)
ジアゾ感光剤による「シルク・スクリーン」の自作テスト(≧∇≦)b
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んま・・・「消しゴムハンコ」もソコソコ彫れるしぃ・・
ミニサイズながら高解像度の印面が作れる「ポムリエ」(≧∇≦)b
それに、高解像度の「ステンシル」も上達してるのでぇ(´~`ヾ)
色々な印刷技術を習得してるんだから ( *´艸‘)ウマウマ♪
今更、新技術を覚えるほどでは無いように思いますがぁ・・・
( ̄Д ̄;)
シルク印刷には、シルク印刷ならではの利点も多い!
まずは・・・「大量に簡単に複写できる」(≧∇≦)bサァー!
インクをスーッと一往復で印刷完了ですからね。( ̄Д ̄;)スゲェ!
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次に・・・・カナリ細かい文字まで正確に転写可能。β(□-□ ) フムフム
これは「高解像度ステンシル」や「ポムリエ」でも再現不能な
小さい文字まで転写できる。この利点はデカいです。(≧∇≦)b
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んでから・・・手書きでも、実物でも、パソコン出力でも対応可能。
( *´艸‘)スゲェ!
光によって感光硬化させて印面を作るので、簡単に言えば、
マジックで手書きでも、OHPシートに画像データー印刷でも、
現物そのものを置いた影でも・・・とにかく影ならなんでもOK!
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
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つ~訳で、とにかく習得したいんだけど ( ̄~ ̄;)モゴモゴ
ナカナカ時間が裂けなくて・・・早2年(°◇°;) ゲッ!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
もう、いい加減に感光に最適な夏場も終わっちゃうのでぇ・・・
(ノД`)・゜・。ソンナァ・・
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んで、早速!実験しまーす♪(≧∇≦)b
先ずは、「感光剤」の調合。
今回はアマゾンなどでも市販されているジアゾ感光剤。
ジアゾと言うのは、光(紫外線)によって重合硬化する樹脂で
簡単に言うと、タミヤの「光パテ」と同じで、最近、流行の
「UVレジン(コッチは透明ですよね?)」の元祖と言ったトコロ。
( *´艸‘)アレネ?
古くは「青焼き」とか「輪転機」ってのは、このジアゾ感光現像の事。
「シルク印刷」自体は、Tシャツプリントや、印刷屋さんや・・・
昔、年賀状で大ブームだった「プリントごっこ」と同じ原理です♪(≧∇≦)b
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ただ、自分の覚書&実践したい人の参考に記事にしますが、
この習得には「失敗」「トライ&エラー」で学ぶしかありませんし、
不器用な方や、子供と一緒に楽しくDIY的なヽ(´▽`)ノワーイ♪
簡単なモノでは無いですので、覚悟&ご理解を。m(__)m
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真似るだけなら「初心者キット」や、もう既に焼き版が出来てる
「Tシャツ君」などで十分だと思います。(´~`ヾ)ムズカシィ!
まず、ジアゾのA液となる感光剤(粉末)を水で解く。
(恐らく中身は、ジアゾと、色付けの黄色染料だと思います)
ぬるま湯でも何でも良いです。ダマなく溶ければ良いだけ。
ココで計測してみたら、(左)乳剤250gに、希釈した感光液が約25g
10倍希釈って事ですネ♪β(□-□ ) フムフム
科学反応薬品には違い無いのですが、希釈は水でOK。(≧∇≦)b
版を作る時も、手に付いたり道具洗うのも水でOKです。
(安全と言う意味では無いですよ?当たり前ですけど)
逆に言うと・・・・
粘度が上がって硬くなれば水で希釈出来るし、感光前の
ベース版製作、また感光後の「洗い」も水洗いでOKって事。
感光して硬化してしまうと、専用リムーバーが必要ですぞ?
乳剤と混ぜると、こー言う風にキレイな黄色に着色されます。
「色が無いと硬化具合が判らないので着色してるだけ」で、
メーカーによってピンクやグリーンもありますが全部、同じ成分です。
( *´艸‘)アハハ
お次は・・・(≧∇≦)bツギィ!
版のベース版にポリエステル紗(テトロン)を貼ります。
テトロンってのは、東レ(株)とテイジン(株)の開発商品名。
目の細かさ&強靭さから、シルクスクリーンの定番です。
今回は、オーソドックスな「180メッシュ」を貼ります。
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目の粗いモノは60~80メッシュ、細かいので200メッシュとか
ですが、細かいのは、後で判明しますが・・・・
「他の技術も全てが伴う」必要があるので、プロで無ければ
80~180メッシュ位で大抵はカバー出来る筈かと?(´~`ヾ)
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この「ピーン!っとテンションが掛かった貼り方」も難しいのですが
日頃のメッシュ貼りや布地貼りなどで、私は既に貼るのが上手いです。
(*´д`*)ヤクダッタ♪
ジアゾ感光乳剤をまんべんなく均一に塗ったら、乾燥。
もう、この混ぜた黄色の乳剤の段階から光に反応しますので
常に暗く、出来るだけ光を当てないように注意します。(≧∇≦)b
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この混ぜた感光乳剤は、この時点では「乾燥」だけさせます。
(水で希釈したのだから、ドライヤーでも乾かせますヨン)
塗る時はベトベトした乳剤ですが、乾燥すれば手で触っても
引っ付かないです。(乳白色が消え、黄色が若干透き通る感じ)
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ココまでで、ベース版の準備は完了。
もう、光を当てては、版が反応硬化してしまうので、絶対に放置はダメです。
(この日は、作業を夜にして、乾燥後は箱の中で保管しました)
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んで(≧∇≦)bヨクジツッ!
製版に移ります。φ(°ρ°*)チマチマ
テストショットとは言っても・・・全ての手順は知っているので
ソコソコ上手く行くのは判ってますから・・・実験(≧∇≦)b
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パソコンでオリジナルのハーレーのシルエット(グラデーション有り)
細いスポークや細かいパーツや陰影があるのでテスト用です。
文字は、「コレが印刷できればスゴイ!」って言うギリギリまで
細かい文字を羅列。(* ´艸`)
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コレをOHPシートに印刷して、一枚だと透けるので2枚を重ねます。
僅かにでもズレると、版も2重になるので、完璧にピッタリ重ねて
セロテープで貼り付け。(≧∇≦)bピッタリ!
感光の間、ズレないように重しにするガラス板は、
安物の額縁から流用。アクリル板だと日光で反って来るし、
私の使ってるアクリルはUVカットですしね?(´~`ヾ)ソッカァ
んで、昨夜、乾燥が済んだベース版にピッタリ!
動かないように、図柄を印刷したOHPシート(2重)を
置いて・・・ガラス板でサンドイッチ!(≧∇≦)b
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下には、タウンページ&私のボロTシャツ(紺か黒)で
反射光を防ぎ、その上に・・・いよいよセット!(≧∇≦)b
感光スタートです。
一体、どの位が適切なのか?判んないので、取り敢えず
晴天で2分放置β(□-□ ) フムフム
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もう、感光して欲しくないので日陰に避難。(*´д`*)スタタ
おっ?感光硬化した部分の色が変わってる( ̄Д ̄;)スゲェ!
(緑っぽく写ってますが、カメラの補正で、本当は透けた
「クリアーイエロー」みたいな感じに近い色です)
この差を見る為に、何かしらの色が付いてる訳です。
ガラス&OHPシートを剥いで・・・すぐさま水で洗浄!
モタモタしてたら感光が進みますからね。(*´д`*)アワワ
洗剤は無しで、水&タワシ&スポンジ&手で優しく・・・
そして出来るだけ素早く・・・・
(濡れタオルで光を遮って、ふやかせるのも有りです)
片面だけを洗うのでは無くて、両面から何度も
「メッシュに詰まった感光してない部分を洗い落とす」
為に洗います。(感光してる部分は無理に擦らないでね)
すると・・・黄色なんだけど透き通った硬化した部分と
完全に洗い流され、文字や絵の部分だけ抜けてメッシュだけに
なってます。
このメッシュ(今はポリエステル)部分にシルクを使ってたから
シルク・スクリーンって言います。
コレで、版が完成ヽ(´▽`)ノワーイ♪
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後で判った事なのですがぁ・・・・
1・版に乳剤を塗る時にムラがあると、感光にも
ムラが出る(反応する厚みが違うから)
乳剤の塗り方もあるけど、紗のテンションが足りない。
2・感光時間をもっと厳密に!
今回、テストで同じ柄で感光反応時間を
晴天4分間と晴天2分間の2種類を試しました。
結果的には・・・・4分間だと、文字が死んでます。
これだけ細かい文字だと、感光しきってはいないんだけど
滲むように周囲の感光反応に影響して・・・白い文字部分の
メッシュが抜けず、詰まってしまっています。(ノД`)・゜・。
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今日は暑いカンカンの残暑日だからなぁ・・・ ( ̄~ ̄;)
2分間でも長すぎる。っと言うか・・・乳剤の塗り方もだな。
コチラは2分間で抜いたハーレー画像ヽ(´▽`)ノワーイ♪
一見、上手く抜けてそう?だけど・・・・ ( ̄~ ̄;)ウムム
スポーク部分やグラデーション陰影が死んでます。(ノД`)・゜・。
4分間は文字すら出ない。Σ(゚д゚lll)ガーン
2分間でも・・・コレ。(ノД`)・゜・。英字は読めなくても良いケド
せめて「英字の細かいの」が判らないと、汚れみたい。(ノД`)・゜・。
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つ~訳で・・・・初回は、見事に全敗┐(´д`)┌
ただ、気付いてるとは思いますが ( *´艸‘)私の事ですから
もっと無難な柄なら100%成功するのは判ってます( ̄▽ ̄)ゞ
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そんな判り切ったテストには何の意味も無い。 ┐(´ー`)┌
これはカナリ高度な版から、テストしてるので失敗して当然だし、
これで多くの事を学んでます。(* ´艸`)ムフフ♪
↑これが、以前から言う「ワザワザ失敗して学ぶ」と言う事です。
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とても有益な実験でしたが、結果的に失敗。(´~`ヾ)
なので、明日は絶対に完璧に克服&習得しちゃる!
(#`Д´)ノノマカセンシャーイ!