古材と戯れ♪その2(* ´艸`)

昨日、|ω・`)チラリ・・っとお見せした

米俵置き板(スノコ)

勉強不足の私では手に余ってしまうのでぇ(´~`ヾ)

棟梁かっちゃんに見に来て頂いた♪

下部の脚はアリ接ぎですね?ただ、コレだけで

2枚を接いでるとは思えない3か所くらいで

ホゾか?蟻ホゾで接いでるんじゃないか?

(つまり、苦労してアリ脚を抜いても外れない)

ってアドバイスを頂いて・・・・φ(°ρ°*)チマチマ

蟻ホゾの脚ごと半分に切ってみた。(*´д`*)フゥ

やはり、スノコの脚部は天面接ぎとは別で

天板同士を3か所ホゾ組してた♪(≧∇≦)bアンガト!

んで、裏返してみると・・・・( ̄Д ̄;)エッ?

棟梁かっちゃんもビックリ!判るかなぁ?これだけ

ぶ厚くて大きいと製材所で挽いたのか?と思いきや・・

大引き手鋸の切り口が!つまり、これ大きいノコギリで

人間が手で切り分けた後。

( ̄Д ̄;)スゲェ!

その昔は山で直接、板に加工してφ(°ρ°*)ギコギコ下山したり、

戦国のお城とかの時代は、製材機械じゃ無くて全部が

手作業で挽いてた訳だから当たり前っちゃあ当たり前

なんだけど、450幅もあるのに木芯が全く無いので

相当に大きな巨木だったって訳ね。

(≧∇≦)bウンウン♪

こう言うのは「だから高価&貴重」ってだけで無く

当時は、現代の設備は無い訳です。その中で色々と

工夫して施してる訳です。

β(□-□ ) フムフム

例えば「こんな巨木をどうやって降ろしたのか?」

「ピラミッドはどうやって作られたか?」そー言う事を

理屈的に想像する学者も多いけど・・・

違うんだよなぁ。今の効率とか合理とか良い機械とか

大掛かりな設備も無い時代。今では考えられないほど

非効率でもそれしか無い時は、そうやってた筈。

全く別の視点での知恵があった。って意味ね。

β(□-□ ) フムフム

現代の知識を微塵でも知り得た頭脳では計り知れない。

って話。思いを馳せるだけでも面白い♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

んで、こう言う貴重な部材を譲って頂ける場合は

その貴重な有難さと、現代の価値、そしてソレらを

活用して製作する付加価値の付け方、それらをMIXして

考えないとダメで、それが難しいって事です。

( ̄~ ̄;)ウムム

簡単に言うと「貴重で値打ちがあるのは判るけど・・」

では誰も価値を見出せない。持ってるだけじゃあ無意味で

どうやって価値を出せるか?ココは木工技術や目利きとは

別の「付加価値を付ける技術&知恵」が要るって話です。

(´~`ヾ)ムズカシィ!

んま、難しい事は抜きにしてぇ(* ´艸`)ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

例えば、コレは(和箪笥の側面板から得た)

無垢ケヤキの厚板を使った底面。

コレは現在製作を進めてるオーダー品の・・

アクリルショーケースの底面に採用予定。

本来なら、相当なコストが掛かる部材でも

「安定させる為のある程度の重量」と

「反りの出ない幅広板」が良いので敢えて採用します。

こんなの単純コストなら全く赤字でアウトですが

こー言う時に、たまぁーに使える。(≧∇≦)bイイネ♪

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