白くて四角な雨樋

今日は、朝から棟梁かっちゃんと、KM様からご依頼の「ホワイトで角い雨樋」を

買いに行ってました。実は、先日も買いに行ったんだけど・・・・事の発端は・・・

 

ご依頼は「雨自体では問題ないけど、雨で下の泥を弾くので、せっかくのデッキが汚く

見える」との事でした。雨樋は不要かな?っと思ってたのに・・・そうか・・・泥が撥ねるのね?

じゃあ、やっぱり、雨樋をつけましょう!って事になったのですが、ご指名は「色は白色。っで、

安っぽい丸型では無くて、四角い感じで」っとの事でした。早速、地元の知り合いに注文したら

「白で?四角?そんなの10本単位じゃないと売れ残るからダメ!」っと言われちゃった。

他も当たるが、大体、同じような返答・・・うむむ・・・こう言う融通は田舎では難しい・・・。

ならば!っと言う事で量販店で探してみたけど、さすがに田舎なのでナカナカ無い(トホホ)

 

ネットでも散々探した結果、実にポピュラーな商品なのに、何故か?白色が全然無いのよ!!

問い合わせてみたら、取り扱い停止&もしかしたら廃盤らしい・・・・。っで、再度、一店舗

だけ残ってた店に、今朝、改めて買いに行った・・・っと言う二度手間でしたw

そして、そのまま午後からKM様宅に行って、取り付けまでしてきましたよ♪

ちょっと当初の予算の見積もりが甘くて(意外に材料費が高かったのだ)赤字になっちゃった

ケド、喜んで頂いたので良し!って事で。(←思いっきり反省してますけどw)

 

そして!先日、KM様から預かってきた木製の机をリビルド(補修)です。

お客様の趣味のお手製なのか?購入した物なのか?不明ですが「色をデッキと同じ白に

塗り直して」ってご依頼だったのですが、ベニアの天板が剥がれ、脚も腐って来ていたので

作業場に持ち帰って、リペア&塗装しました。

あまりにリビルド前が酷かったので、リペア後の画像だけにしますね。(~~;)>

一旦、剥がれかけてたベニア天板を完全に剥がして、内部のチェック!なーんだ・・・

フラッシュ構造(ハリボテ)じゃん!でも、内部までは腐ってない。

おそらく、室内用(ベニア天板だしね?)を、お客様が雨ざらしのお庭で使っていたのかな?

ベニア天板の側面から水が回って、ベニア天板がわいて(裂けて)来たのでしょう。

って事で、キレイに剥がした後、新品のベニア天板にボンド&フィニッシュで貼り替え!

そして、隅の防水処理として、天板を貼るときに5mm全周に目地を空かせて、その目地に

変性シリコンで天板全周をシーリング。

コレで側面から水が入ってベニアがわいて(裂けて)来なくなります。

後は、ベニア天板表面を幾重にもペンキ塗り。

そして、脚も下から腐ってきてたので、下から約1cmをカット。意外にも見た目ほど酷くなく

奥まで腐食は進行してなかったので、切り口をヤスリ掛けして、再度念入りにペイント。

これで、まだまだ野外でも当分は、使えるはずです。

ただ・・・(今回に限らず、木工製品全般に言えることだけど)直に地面(土など)には

置かないで欲しい。シロアリも腐食菌も水分も・・・・土から入ってきます。

だから「地切り」と言ってコンクリートや石やゴムなどで「直接、木材が土に着かないように

&スグ乾くように」しないと・・・どんなに丈夫な木材でも、スグに腐りますよ。

 

あー!肝心の雨樋の写真撮るの忘れてた・・・・(ToT)ぐすん。

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