「電動工具」タグアーカイブ

高速カッターの修理♪(≧∇≦)b

えーっと・・・ちょっと更新が遅れてるので・・・

電動工具ネタなんぞを ( *´艸‘)クスクスゞ( ̄∇ ̄;)テ・テメェ!

「高速カッター(高速切断機)」ってのは・・・・

大きい横向きのサンダーみたいな、鉄とか金属を切断する機械。

355とか305の規格サイズの大きな刃を高速で回転させるので

火花を一杯出しながら・・・鉄柱とかでも切断出来ちゃいます。

ヽ( ´ ▽ ` )ノチュィィーン!

んで、以前の私の建築のお仕事「軽天」でも毎日使ってたし、

今も、鉄製で何かを作る時には高速カッター」を使います。(≧∇≦)b

通称「ジャン」っと言うくらいに「ジャーーーーン」っとウルサイのですが

とても早く束ねたボルトとか切れるので、便利♪ ( *´艸‘)

今や「マキタ製」や「日立製」が主流ですが、軽天業に限らず、

建築で昔から良く使われてて信頼性が高いのは「新ダイワ製」

んで、それの修理(ベアリング交換)方法(≧∇≦)b

普通に使ってれば、先ず壊れにくいのですが、毎日&何年も

使ってれば、そりゃあ故障もしますし、例えば不慣れな新人君が

力任せに(切れる速度よりも)押しまくって切ってると・・・・

内部の軸受けベアリングの奥側が逝っちゃいます。 ( ̄~ ̄;)

新ダイワ製は、非貫通なので、刃側から分解します。

安全カバー内側の4本の長ネジを外して、ギア部を抜いて

センターのモーターシャフトを抜くと・・・・

こーんな感じ。

「ガラガラガラ」とか鳴き出して・・・「ギュルルルー」とか

カン高い金属が擦ってるような音がなってたら・・・

一番奥側でモーターシャフトを支えてるベアリングが壊れてます。

画像で言えば、一番右側端のベアリングですね。

( ̄~ ̄;)

切りながら、無理なチカラで押切りしてると・・・・てこの原理で

歯から一番遠い、反対側のベアリングに負担が掛かっちゃう訳。

┐(´д`)┌アリャリャ・・

この高速カッターは十年以上選手で、今尚現役 ( *´艸‘)

先日、素人の実兄に貸したのがマズかったみたい。

(ノД`)・゜・。ンモー!

「ギュルギュルーーー」っと異常な金属が擦ってる異音が

するので・・・・ホラっ!やっぱりベアリングが逝ってます。

逝ってベアリングが回らなくなってるのに無理に回すから

ベアリング外輪ごと、本体の嵌め込み穴の中で回転してたらしく・・・

ベアリングがズタボロです。軸受けケース側も少し削れてます。

(ノД`)・゜・。カワイソーニ・・・

私は、こー言う場合はベアリングプーラー(引き抜く専用具)なんぞ

使いません。どうせ交換ですから、ベアリングをそのまま叩いて

シャフトから叩き抜いてます。 ( *´艸‘)

普通は、ベアリングに品番が刻印されてます。(≧∇≦)b

コレは「JAPAN」「NACHI」「6200ZE」って書いてます。

日本の「NACHI製(大手メーカーです)」の6200シリーズ。

後ろのZEは片スチール・シール付。ZZEだと両スチール・シール

って意味。

恐らくココは、ケースの端になるので片シールで良かったんだろう。

( ̄~ ̄;)

因みに、ベアリングはJIS&各メーカーに規格があって、

「内径(d寸法)10mm」「外径(D寸法)30mm」で、

「厚み(B寸法)9mm」と言う(一番良く使われてる汎用サイズ)

のをイチイチ覚えて無くても「6200」ってだけ合えばOK。

ZZEでもZEでもサイズ自体は同じなので適合します。

(≧∇≦)b

ただ、6202とか、数字は、ちょっと違うだけでも寸法が

違って来るので、絶対に合いません。(*´д`*)

ホームセンターで探してきたけど・・・・

一番汎用性の高い「6200ZZE」しか無かったですね。

( ̄~ ̄;)

因みに「6200ZE」だとモノタロウで300円以下。 ( *´艸‘)

これはホームセンターで700円前後でした。( ̄Д ̄;)エッ?

んで、このベアリングに嵌めかえて(コレも片側面一なので

単にシャフトに嵌めてシャフトを木槌で叩き込んで挿入しました。)

本体ケース側もやや偏摩耗してたので、自作のシムを入れて

ベアリング外径の空回りを防止してかち込んでます。

んで、試運転すれば・・・おお!新品並みに静かに軽快に

高速回転します。実は「芯振り」もコレで直せます。 ( *´艸‘)

こー言う道具は、長く使えるモノは使えば良いし、新品買えるなら

買い替えもアリだろうケド・・・たった数百円のベアリングを自分で

打ち変えれば、難なく後、数年は使えます。(≧∇≦)b

モノを大事にする・・・とか以前に、その位、構造を知ってた方が

道具の扱いも良くなりますし、応用も効きます。

私は別にケチケチしてるんじゃあ無くて、こーやってスグに

分解して原因を特定して(大抵はベアリング)を修理してます。

ベアリングを使ってると言う事は、経年劣化で痛む回転部分で

逆に言えば、ソコだけ交換すれば致命傷に成らずに直る確率が高い。

とも言えます。

本当はメンテナンスすれば、寿命も長いんだろうケド、ナカナカ

日々の忙しい中、壊れても無いモノを分解洗浄なんて出来ないのも

事実。 ( ̄~ ̄;)

壊れちゃったら「早い目に修理する」事で、故障個所&原因も

特定しやすいし、実際・・回転する機械はベアリングが原因。

そんな何十年も無交換のベアリングなんて存在しませんし、

ベアリングと言うモノは摩耗する消耗品。だから安価なの。

簡単な修理なので、是非、交換してみるのも良いかも?

ただ、私は修理屋でも無いし、自分の事は他力本願では無く、

自分で調べろ!って意味でコメント等の質問には一切答えません。

┐(´д`)┌

これ見て判らんようでは、自分で修理なんぞ出来ませんぞ。

湿度90%気温48℃( ̄Д ̄;)

えーっと・・・・そろそろ梅雨明けなのか?

ジリジリと ( ̄~ ̄;)暑いムシムシした日が続きますねぇ?

(´~`ヾ)アヂアヂ

皆様も、熱中症には、十分、気を付けて下さいネ♪(≧∇≦)b

しっかし・・・・・ ( ̄~ ̄;)

こーも暑いと・・・なんだか眠くなっちゃいますよね?(/0 ̄) ネムネム

( ̄Д ̄;)エッ?ソレッテ・・・

そうなんですっ!(*`ε´*)ノ_彡ワラッテラレーン!

ほぼ屋外のオンボロ小屋アトリエ(* ´艸`)ボロボロ

冬は、隙間風で、水が氷っちゃうほどの極寒! (((( ;゚Д゚)))ガクブル

夏は、照りつける日差しで灼熱地獄・・・・( ̄Д ̄;)グフッ!

んで、去年冬、あまりにも隙間が多くて寒かったので、ある程度

隙間を塞いだのが逆効果で・・・・(´~`ヾ)アリャリャ

ただいまの作業場は湿度90%で気温が48℃。(°◇°;)ゲッ!

っと言うか・・・実際のトコロ(´~`ヾ)

温室用の温度計なので目盛りを振り切って測定不能だから・・・

恐らくは、50℃を超えてる筈。ゞ( ̄∇ ̄;)コノジキニ?

ちょっとヤバい。(´~`ヾ)だから何だか・・・眠くなる。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

先週くらいまでは笑ってられたのですがぁヽ( ´ ▽ ` )ノアッチィ!アッチィ!

いよいよ、夏本番前に早くも、どーにかせんと生死に関わる。 ( ̄~ ̄;)

(*`ε´*)ノ_彡アホカァ!ゞ( ̄∇ ̄;)シヌゾ!

オーダーも多数、お待たせしちゃってるのですがぁ・・・

眠くて寝ちゃったら・・・・たぶん・・・

もう作れなくなっちゃうと思うのでぇ(ノД`)・゜・。サイナラァ

急遽!(≧∀≦ゞ;!!暑さ対策を考えます。(≧∇≦)bイソゲェ!

考える・・・とは言っても、なんでこんなに暑いのか? ( ̄~ ̄;)

屋外の木陰の方がまだマシ・・・・┐(´д`)┌ドーユーコト?

つまり、屋根は透明のポリカーボネイト波板でサンサンと

照りつける太陽熱 ( ̄~ ̄;)

作業場の屋根付近の空気が常に暑い。夕方でもまだ・・・

でも、本気で遮光すると大掛かり。明り取りの意味合いもあるし

それは仕方ない。( ̄~ ̄;)アキラメル

ただ・・・ドアを全開にすれば、屋外なので風が入って来ても

良い筈が・・・殆ど空気の対流が無い。( ̄Д ̄;)ドンヨリ・・・

だからドンドン室温が上がる。 扇風機を回しても熱風。( ̄~ ̄;)

これは暑さ対策と言うか、室内換気循環や流体力学の鉄則。

「抜かなきゃフレッシュな空気は入って来ない」(≧∇≦)bソコダ!

例えば、部屋の空気の入れ替えは片側だけでは無くて、

対面する両方の窓を開ければ・・・風が通り抜ける。β(□-□ ) フムフム

クルマのラジエーターも・・・より高性能なのを付けるよりも、

エンジンルームから空気を抜いた方が遥かに効果がある。(≧∇≦)b

室内の空気を抜く・・・つまり、換気扇を付けようかと?(* ´艸`)

ただ・・・換気扇って、結構しますしぃ・・・

なんつーか100を求めてない。どーせ暑いんだから

せめて、ちょっとでも対流すれば、今ほど上がんない筈。

っと、まぁ・・・ケチな事を誤魔化しつつ(* ´艸`)

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もう使わなくなったボロボロの扇風機を分解(≧∇≦)b

そんなに古いモノでは無くて20年前くらいのかな?

「リズム(周期強弱)」とか変な機能が付いてます(* ´艸`)クスクス

今や、¥2000前後から売ってる程、相当に安くなってますが、

まだ、この頃のは、モノ(部品)が良くて丈夫そう。ヽ( ´ ▽ ` )ノ

さすがに基盤&ボタン剥き出しだと危ないのでぇ(´~`ヾ)

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専用のカバーとボタンを木製で自作♪(* ´艸`)

ピッ!ピッ!っとちゃんと機能しますしランプも点灯♪

んま・・換気扇としてなら最強固定&直結でも良いような?(´~`ヾ)

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んま、タイマー機能もあるので、機能は全部生かして

配線もまとめ直してます。(≧∇≦)bイイネ!

んで・・・

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バラした扇風機を換気扇に改造。ヽ( ´ ▽ ` )ノ

羽根を、もっと効率の良いモノに作り変えたり・・・も

考えましたが、換気じゃ無くて送風の方が良いかも知れない。

んま、テスト段階なので、本体モーター&羽根はそのまま、

ダメだったら逆向けて送風機に使うか?羽根を改造すれば良い。

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んで、作業場の斜め屋根の一番高い位置に排気向きに

セット。(≧∇≦)bテストー!

コレで、室内上部の暑い空気層を引き抜く。すると・・・

おっ?( ̄Д ̄;)

明らかに涼しいフレッシュ空気が、全開ドアからサァーっと

入って来るじゃん♪ヽ( ´ ▽ ` )ノセイコー!

んま、非力な年代物の扇風機ベースなので、これで万全とは

行かないだろうケド・・・取り敢えず、眠くならなそう♪(* ´艸`)クスクス

遊んでないって・・・必死で言い訳してますが・・・

遊んでるのと一緒ですね?(´~`ヾ)スミマチェン

とにかく、冗談抜きで(≧∇≦)b

ある程度の暑さ対策を施しつつ・・・

余りに暑い昼間はホームセンターに涼みに買い出しで退避!

水分&ミネラル&睡眠も十分にとらなきゃいけませんね!

ヽ( ´ ▽ ` )ノキヲツケマース♪

おさらい(* ´艸`)

えーっと・・・ちょっと前に記事にしたのですが、

質問&難しいとの事なのでぇ・・・(´~`ヾ)

「おさらい」ッス(≧∇≦)bイェイ!

先ずは・・・・ブルーイングの件。 ( ̄~ ̄;)アレカァ・・・

以前、ブルーイングとは、こー言う事でこうですよ?的な話を

書きましたがぁ・・・鉄鋼業種の方からすれば、それって

「テンパーカラーの事だよね?」つー話。(* ´艸`)ソウソウ

そうです。テンパーの青色=ブルーイングって事です。(≧∇≦)bアタリ!

テンパーカラーってのは、鉄鋼やステンレス、チタンとか・・・

バーナーで炙ると金属の表面に色が付く現象。β(□-□ ) フムフム

正確には焼き戻し=テンパー処理(tempering)の事で

熱処理による硬度&ヤングの意味。(≧∇≦)b

そー言えば・・・・

2016-06-25 17.30.08

コレ、私愛用の「皮すき(ケレン)」です。

コレは、研いだ状態で、鉄の素地(銀色)が出てます。(≧∇≦)b

これを・・・・バーナーで焼き入れを施すと・・・

2016-06-25 17.31.14

酸化被膜(黒錆)が出来て、錆び難くなります。(* ´艸`)

つまり・・・眼では鉄の硬さは判らないけど、高温で

大気曝露させると、例によって、鉄は酸化被膜が出来る。

この黒錆の酸化被膜層の厚さで、色が変わる。

2016-06-25 17.31.25

虹色みたいに見えてるけど・・・・

濃い程に焼き戻し温度が高い=酸化被膜層の厚みって事。

正確には、鉄の素地(銀)の反射色と、極薄く形成された

酸化被膜の厚みによって屈折が変わるから、色が変わって見える。

だから、テンパーカラー(酸化被膜の厚みによる色味の変化)を

みれば、おおよそ何度の焼き戻しを施したか?硬度がどの位か?

を色で推定できるって事。(≧∇≦)b

(ステンレスやチタンは、厳密には、またちょっと違いますが(´~`ヾ))

実際の拳銃も製造時にブルーイング=低温焼鈍を施してるって事。

要は、テンパー(低温焼鈍)も、ブルーイングも、四酸化三鉄(黒錆)も

用語として別っぽいけど・・・ほとんど同じ意味です。

(´~`ヾ)ソッカァ

次は・・・・(≧∇≦)bツギィ!

2016-06-26 18.16.59

アラレ組み(BOXジョイント)の冶具の話。(´~`ヾ)

加工が難しい(精度と修正が利かないのが)と言いましたが・・・

2016-06-26 17.17.34

例えば、コレ、18mm厚のパイン合板を接ぎました。

こーすると、単純に接合部面積が2倍に増える(≧∇≦)b

更に、受けた応力を互いに食い込みつつ、均等に分散するから

・・・・角強度がすこぶる高い!(`・∀・´)エッヘン!!

私の体重で、このL字に接いだトコロにぶら下がっても折れない。

アラレ組みって、すげぇ!って話。(* ´艸`)スゲェ!

2016-06-26 18.12.25-1

だから、単面木口をビスや根太ボンドでくっ付けるよりも

遥かに強靭だし、凸凹の底面に嵌め合う事で、接合部の

垂直側の直角&水平側の直角も両方、正確に一発で決まる。

(逆に言うと・・・・加工精度が低くて狂うと、修正出来ない)

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良い事ずくめのアラレ組み(BOXジョイント)なのですがぁ・・・

先に言ったように、加工精度が高くないと意味が無い。

┐(´д`)┌ソーナノ

んで、その精度の為にφ(°ρ°*)チマチマ時間を掛けるのも・・・

これまた意味が無い訳です。(*`ε´*)ノ_彡バカモーン!

んで!(≧∇≦)b

(ココを書かなかったから意味が判らなかったかな?)

2016-06-26 18.19.25

左手で回すダイヤル。これを回す→ボルトが回って

ネジが回った分だけスライドする仕組み。

矢印を書いてる位置がゼロ点。これを一回転回すと

97P(9.7mm)スライドするって意味。

上に「凹5凸7」って書いてるのは・・・

冶具にセットして・・・5回転分切って、7回転分空転、

そして、また5回転分切って、7回転分空転させると・・・

ピッタリ!等間隔で正確に凸凹に切れる。

嵌め受けの逆スタートの時は、7回転空転させてから

スタートすれば、これまた必ず合う。(≧∇≦)bナルホド!

歯車を介して凸凹サイズを変更させる事も出来ますが(´~`ヾ)

要は、高精度な加工なのに、鼻歌謳いながら・・・・

5回切って・・・7回回す・・・を繰り返しやってるだけ。

(* ´艸`)カンターン!その為の冶具です。

前に紹介したルーター(トリマー)用の冶具の方が

(刃が10mmなら必ず10mm幅が彫れるので)簡単なのですが、

テーブルソーの方は、ルータービットでは不可能な、

最大85mmと深い欠き込みが一発で出来るし、加工枚数も多い。

ヽ(´▽`)ノワーイ♪

スライド量さえ正確なら、刃もセット変更せずに、この冶具を

テーブル・ソーに乗せるだけ。

後は、5回切って・・・7回回す・・・これだけ。

(≧∇≦)bカンターン

また、例えば・・・中仕切りの格子の切り込みとかも

目盛りを観ながらコレで切れば正確で早くなる(* ´艸`)ウホホ

こー言う事を簡単に正確にする為に作った冶具で、

その為にバックラッシュがどーとか・・・グダグダ書いてた訳。

(* ´艸`)ソーナノヨン♪