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換気扇の修理 ( *´艸`)

えーっと・・・

オーダー品やら新作も製作中ですがぁ(*´д`*)ヒィ!

いよいよ暑くなる前に・・・・

前から導入したかった「天井上部の熱気抜き」の為に

換気扇を導入してみよう!(≧∇≦)bつーネタ。

( *´艸‘)

以前に扇風機を改造して換気扇モドキを作った事が

あるんだけど、やはり風量&連続運転に難ありなのと、

取り付け場所に難ありで違う場所につけてあるので。

(´~`ヾ)

今回は!理想の位置に設置&常時運転OKにするのが目的です♪

んで、頂いて来た中古の換気扇。 ( *´艸‘)

三菱製ですね。カナリ年季が入ってますが(´~`ヾ)

ただ・・・「まだ使えそう?」なのに壊れてるらしい。

( ̄~ ̄;)ウムム

軽く洗浄して羽根を外してみた。φ(°ρ°*)チマチマ

モーターは動く。スイッチも入る。ただ・・・

こー言うタイプはご存じのようにOFFの時は閉まってて・・・

紐スイッチを引くと、排気窓が開いて羽根が回る。

もう一度引くと、排気窓が閉じて羽根も止まる。

(≧∇≦)bウンウン♪

トコロが・・・・

紐を引っ張っても・・・・カチン!と止まらずにスルーして

蓋が閉まっちゃう。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

紐をずーっと引き続けてたらONなんだけどね? ( *´艸‘)ダメダロ!

要は、引いた後にカチンと排気窓が止まらない。(*´д`*)アワワ

引っ掛かりが無いような感じで閉じちゃってOFFになっちゃう。

( ̄~ ̄;)ウムム

ならば・・・・修理すんべ!(≧∇≦)bイェイ!

先ずは・・・上部の排気窓の開閉機構β(□-□ ) フムフム

下の紐とは、リンゲージで繋がってて、バネとテコ。

複雑なようで・・・単にテコの原理で3枚のスリット蓋を

連動開閉させてるだけ。β(□-□ ) フムフム

クタびれちゃってるけど、何かしらパーツが摩耗してたり

欠損は無いし、動かしてみて構造を想定してみても・・・

どうやらコッチでカチン!っとなる仕組みではなさそう。

β(□-□ ) フムフム

つ~事は・・・コッチの下側の紐スイッチ部分。

上下のアームのリンゲージが先の上のテコを

引っ張ってる構造ね?(≧∇≦)bナルホド

機構的にも、羽根モーターのON&OFFと排気窓の

開閉連動を分けてるとは考えにくい。β(□-□ ) メイスイリ

(壊れると蓋が閉まったまま廻ったり、止まって蓋が

開きっぱなしになるような故障を引き起こす原因だから)

しかし・・・・想定してたリンゲージを引っ張る

プラ製アームは特に問題なくストロークしてる。

そんなに内部が複雑な訳が無い。っとなると・・・

ココにはスイッチング端子&配線しか入って無い筈だと

予想して・・・・分解。φ(°ρ°*)カチャカチャ

開けると・・・案の定、スイッチング端子と

配線。それとリンゲージを引っ張るアームパーツ。

ご親切にスイッチング端子は配線とは分けて付け替え式。

ただ・・・・

何だコレ? ( ̄~ ̄;)ハテ?なんだろ?この変なパーツ裏形状。

なんかありそうだなぁ?β(□-□ ) フムフム

っと思いながら分解していくと・・・・

「コロンっ!」っと小さなボール球が出て来た。

「ハハーン ( *´艸`)」コイツだ!←特定!(≧∇≦)bピコーン!

白いのがリンゲージアーム基部。ココにボールが入る。

向かい合わせで「変な形状の溝」が彫ってあるのが

開閉の引っ掛かりの機構。(≧∇≦)bミッケタッ!

つまりは・・・こうです。(≧∇≦)b

スイッチ紐を引っ張ると・・・このミゾに沿って

ボールが動く。向かい合わせのパーツは左右一直線だけ

溝が切ってある。ボールの軌跡に干渉しない為ですね。

リンゲージのアームパーツが下に動けば・・・

右か左の分かれ道から下に下がり・・・・

下の三角にはまり込む。コレでスイッチが入り、且つ

リンゲージが最下段(排気窓が開いた状態)で引っ掛かる。

β(□-□ ) フムフム

もう一度軽く紐を引くと・・・下の三角から外れて・・

左右どちらかの溝に沿って(リンゲージ上のバネの

上に引っ張るチカラで)最上部まで行く。

スイッチが切れて、排気蓋もパシャ!っと閉まるって仕組み。

リンゲージアームが上下する度に中のボールが、

左右に動きながら、さっきのような軌跡を通って

一回引っ掛かって、二度目はすり抜けを繰り返す。

リンゲージアームの途中(ボールを挟んでる四角)が

側面のスイッチングを兼ねてて、止まると通電する仕組み。

良く考えてあるでしょ? ( *´艸‘)クスクス

コレを応用して2WAY端子にすれば、1度目の通過ONで

正回転(排気)2回目の通過ONで逆回転(吸気)と言うのも

出来るって訳。

因みに ( *´艸`)たまぁーに・・・

紐引っ張ったのに「カシャカシャ ( ̄~ ̄;)アレ?」ってのは

下の三角形の途中でボールがまだ引っ掛かってるんだなぁ?

ってのも・・・予測が付きますね? ( *´艸‘)アルアル!

恐らく(カバーが割れてたから)換気扇を無理くり

取り外したのかな?その拍子に中のボールがスコン!っと

ミゾから抜け落ちちゃったんだろうね? ( *´艸`)ハンメイ!

たぶん・・・今時の人は、きっと何か電気仕掛けの

特殊な切り替えスイッチング基盤とか入ってる?とか

思ってるだろうケド・・・

┐(´д`)┌シロートガ!

チゲーよ。こー言う量産品で且つ、使用頻度が高い

パーツには壊れやすい基盤なんて使わない。

至ってシンプルで壊れにくい原始的な機構が多い。

現に電源スイッチング端子は汎用基盤で端子から

単体交換できる仕組みだった。さすが国産&三菱製。

(≧∇≦)bコーイウトコロ!

だから日本製は壊れにくいし、高寿命。

今回のなんて、多分、解体か?何か換気扇を外す時に

素人が無理矢理カバー割れる程に引っ張ったから、

パーツに隙間が出来てボールが抜けて壊れただけ。

┐(´д`)┌アホラシ

普通に外してれば(コレからも)まだまだ長く使えそう。

修理と言うか、原理を探りながら原因を特定して

結局、一旦バラしてボールを入れただけで修理完了。

( *´艸`)アハハ

ただ・・・順序をワザワザ載せてますが、無論、換気扇を

修理したのは初めてですよ?誰かに教わった訳でも無い。

でも、仕組みを理解して消去法で調べれば必ず原因があるし

何より「へぇー?こーなってんだ? ( *´艸‘)」ってのが

メーカーさんの工夫が観れて面白い♪

リアルタイムで撮影しながら・・・なので面白いでしょ?

こんなの専門学校でも教えてくれないし、下手な電気屋なら

通電確認は出来ても、このストッパー機構を理解できずに

アッセンブリ交換とか新品交換とか言うだろう。

(んま、だからコレが廃棄されてた訳ですが ( *´艸`))

昔のベテラン電気屋さんとか、私みたいな奴なら

「あーコレ、こー言う仕組みなんすヨ♪」とか言って

チョチョイで直しちゃうんだけどね? ( *´艸‘)

んま、今の市販中華安価品だと、先ず分解出来ねーし、

こうは治せない。 ┐(´ー`)┌

自慢じゃ無くてね?こー言うのは、その場でその時に

学ぶモノで、違う換気扇だと違う構造だろうし、全く

別の機械でも、このスイッチング方式を採用してるかも

知んない。何事も実践あるのみ。

ググっても出る訳ねーし(←だから今回ワザと掲載してます)

電気屋や三菱の従業員ですら、知らないかも知れない。

イチか?バチか?では無くて、パーツや構成から

機構を見抜いて原因を探る。β(□-□ ) フムフム

だから私は色んなモノが直せるヽ( ´ ▽ ` )ノイェイ!

また今回も勉強&修理ノウハウのひとつになった♪

ともあれ・・・・修理完了♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ

コレで夏場に暑くなる灼熱原因の「屋根付近の熱気」を

屋外に引き抜ける。 ( *´艸‘)

んま・・・真夏の炎天下だと焼け石に水だろうけど・・・

多分、今までの作業場での「居るだけでも暑い(*´д`*)アヂアヂ」

よりは・・・少しはマシになる筈。(≧∇≦)b

使えないモノを使えるように修理する。リサイクルする。

(≧∇≦)bスゲェ!

誰でも理想ではあるけど、それには膨大な広範囲知識と

経験値と言うかノウハウと言うか実践が必要にゃの。

ヽ( ´ ▽ ` )ノソーナノヨン♪

だからって・・・・

「らふさんに頼めばパパッ!っと修理してくれる?」

嫌だよ。今回はたまたまタダで直せただけだし。( ´,_ゝ`)プッ

それこそ、自分で出来ねーなら、これら技術を下に見過ぎw

タダで貰って来たモノをタダで修理したとも言えるが

8千円ほどする換気扇。その捨てるしかない中古品を

もう一度ちゃんと使える(8千円分相当)ように直してる。

錬金術並みとも言える。

特技でタダなのでは無い・・・・技術にゃの。 ( *´艸`)アハハ

そして、それは詰め込んで苦労して覚えるのではない。

必ず直せると言う自信に満ち溢れてるのではない!

(*`ε´*)ノ_彡☆パシパシ!!

「なんでだろぉ? ( *´艸‘)」「どーしてだろう? ( *´艸‘)」

ワクワクしながら&想定しながら&考えながら実践する。

創った人、設計した人の意図を探る・・・。

だから一発で覚えるし、あてずっぽの見当違いが起こらない。

また次の難関に挑むノウハウを獲られる。

ヽ( ´ ▽ ` )ノ

「知る&学ぶ」ってのは、そもそも面白いのだっ!(≧∇≦)b

イレクターでリビルド ( *´艸‘)

うむむ・・・・ウチの愛猫の

(Φ∀Φ*)゚キジっちょと、(Φ∀Φ*)゚へしこは

歳は離れてるが親子じゃあ無いし、性格も

まったくの正反対なのに・・・ ( ̄~ ̄;)ウムム

長く一緒に住んでるからなのか?ホントの親子みたいに

仲が良いし&何か・・・・似て来た。 ( *´艸‘)

2匹して「ご飯にゃい!(# ゚Д゚)  」の無言アピール。

( ´,_ゝ`)プッ

最近帰って来たら、この光景で・・・なんかジワるw

( *´艸‘)クスクス

して・・・本日は(≧∇≦)bツギィ!

半径台のワゴンの修理(リビルド)(≧∇≦)bアザース♪

んま、大して壊れて無さそうだけど・・・・

実は、構成脚がグラングラン・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ

「ネジがバカになっちゃってて、ダメっぽいし・・・

ついでに高さを、もう少し高くしたい(´~`ヾ)」

ってご希望なので・・・・

分解してみた。つーかね?んま、店舗で使ってるから

扱いは雑くなるし、何とか簡易な修理してでも無理くり

使いたい気持ちも判るが・・・・

この手の補修&リビルドで、意外に厄介なのが ( ̄~ ̄;)

素人がガムテープのグルグル巻きや、テキトー接着剤の

補修痕。(TωT)シクシクコレをキレイに剥がすだけでも・・・

30分以上掛かっちゃう。

(そんなんで直る訳が無いのに)もう、イラン事せずに

持って来てくれた方が、この手間が掛からんのだが?

( *´艸‘)イッチャウ?ソレ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

して・・・検証してみた結果、こー言う脚固定の

構成。上下共に右ネジ式で、意外と、どのネジ山も

痛んでない。( ̄Д ̄;)エッ?

ただ・・・設計上の不備と言うか・・・ ( ̄~ ̄;)ウムム

上のネジも下のネジも右ネジの友回りネジ式。

だけど、その友回りネジ自体も・・右ネジ受けだった。

┐(´д`)┌

つまり、脚ごとクルクル回せば、上下の右ネジが締まる

んだけど(ココまでは良い)そのネジの付け根も

右ネジだけだから・・・締め方次第で抜けて来る。

抜けて来るから更に締める。そうすると差し側ネジが

台座から抜けて、幾ら締めても空回って締まらない。(ノД`)・゜・。

┐(´д`)┌

んま、中華製だろうけど、台座側にチョン付け溶接でも

ネジを固定してるか?受け側を逆ネジに設計してれば、

こーならない筈なんだけどね?んま、値段なりって事。

( *´艸‘)アハハ

んま、洗浄&問題のネジ根元を固定するだけでも、

直るには直るんだけど・・・

今回は「台の高さを、あと10センチ上げて欲しい」

ご希望だから・・・脚ごと換装しまーす♪β(□-□ ) フムフム

こー言う30パイ以上の円柱木製に換装だと、

意外に高く付いちゃうのでぇ・・・(´~`ヾ)ソーナノ

矢崎化工の「イレクター」で脚代わりに換装します。

イレクターってのは、ホームセンターでも売ってる

組み合わせパイプ組みシステム商品の事ね?

(≧∇≦)b

要は、スチールパイプにプラ(AAS樹脂)製のコーティングが

施されてて接ぎ手パーツは全てプラ(AAS)製でジクロヘキサノン

の溶剤を流し込んで、溶解接着で固定するDIYパーツ。

作ろうと思えば、室内ジャングルジムも作れちゃうアレね?

( *´艸‘)アー!シッテルゥ♪

んで・・・接手パーツとパイプで4本脚を構成。

恐らくネジ締め式だと、また壊しちゃうだろうから

接手で棚板にガッチリ固定!これで緩む事は無いし

プラ(AAS樹脂)ながら、溶解接着はプラ一体成型と

同等の強度があるので、カナリ頑丈なのだ。( *´艸‘)

それと、元の35mm直径の脚を、28mm直径の

イレクターに換装したので、その痕跡を隠す為もある。

(強度は十分保ってると言うか、この固定の方が

元の脚より遥かに頑丈になってます♪(≧∇≦)b)

天板&棚板は白のポリウレタン樹脂塗装で、まだ

キレイだし、私の設備ではその塗り替えは不可能なので

そのままキレイに洗浄だけ行って再利用。

(≧∇≦)b

最後に、天板をタッチアップ&脚を白に塗装して・・・

・・・完成♪(≧∇≦)b

元からこーだったのか?って感じでしょ♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ

以前より丈夫になって、もう緩む心配も無し!

キャスターもメンテUPしておきました。

お待たせしました♪(≧∇≦)bアザース♪

んま、イレクター材料費だけでも¥2000を

超えちゃいますが、捨てずに新品並みに直って

希望の高さに&以前より丈夫になって長く使えるなら

・・・っとご理解頂ける方なら!

リビルド修理もアリですヨン♪ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ

テーブルのリビルド(≧∇≦)b

えーっと・・・・

今日は、美味しいパン屋「アークティック」店主で

私の友人の「ボブ」君から(店舗改装を進めてるので)

不要になったメインテーブルを譲って貰った♪(≧∇≦)b

わぁぁ(*´д`*)カントリーっすねぇ?(´~`ヾ)

4人掛けのリビングテーブルくらいかな?

天板高が700あるし、天板も大きい目ですね。

つーか、10年だったかな?相当に使い込んでて

クタびれ状態なのと・・・・β(□-□ ) フムフム

思いっきり脚が折れてますやーん(°◇°;)ゲッ!

んま、譲って頂いた以上、文句は言えませんしぃ・・・

私のリビルド術の良いネタ宣伝になって頂きましょう♪

( *´艸‘)アハハ

先ずは、脚を分解してみる。β(□-□ ) フムフム

ボルト連結なんだけど、締め過ぎ&強い外力で

ヒビが入って→余計に締めちゃって→余計に壊れる

パターン。┐(´д`)┌

んま、こーなっちゃうのも判るけど、この手の壊れる

一番の原因は「必要以上に締め過ぎ」だよ?

んで、こーなっちゃうと素人では直せない。

ボンドを付けようがテープでグルグル巻きにしようが、

連結の一番応力が掛かるトコロが強度不足では・・・

弱いまま。ボルトが意味を成してない訳です。

根本的に連結部を強靭に作り変えないと、幾ら締めても

締まらないですからネ?(≧∇≦)b

つ~訳で、脚のデザインは残したいので、

割れた箇所の2倍、部分的に欠きこんで取ってしまい、

新たに内部に補強を入れた材で構成し直しました♪

φ(°ρ°*)チマチマ

右側のボルトの位置が補修箇所で成型まで進めてます。

んで、新たにボルト穴を開けて、居込みナットを

新たにねじ込み完了♪(≧∇≦)b

コレで初めて、同等のボルト結合力が蘇ります♪(≧∇≦)b

脚のリビルドは完了ヽ( ´ ▽ ` )ノ

続いては・・・天板。

カナリのクタびれモードで、木目が浮いて来るほど

使い込んでますねぇ(´~`ヾ)

しつこい汚れもあるし・・・ただ、SPF材(パインが主)の

接ぎ合板なので(スゴく良い部材では無いんだけど)

ぜーんぶ、一旦バラバラに分解して・・・・φ(°ρ°*)

一層まるまる!!全面を剥き直しました。(*´д`*)ハァハァ

コレで平滑で、木目の凸凹も全部消えてます♪

(≧∇≦)bウンウン♪

んで・・・・・バリサンダで塗装し直して・・・

こんなん出来ましたぁ♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪

脚はガッシリ!元に戻って、アンティーク風に新しく

生まれ変わりました♪(≧∇≦)b

んま・・・・・ココまではリビルド=再生術。

出来ない事も無いけど、結構、手間が掛かるので

リビルド金額も掛かりますから、余程に思い入れが

無ければ、新調する方が安いかも知れません。(´~`ヾ)

ただ・・・私の場合はココで終わらない。( *´艸‘)ムフフ

つ~訳で、次回に続く。( ̄Д ̄;)エッ?