えーっと・・・・
つ~訳で(≧∇≦)b直径1m超えの円形キャンバス。
(≧∇≦)b
最終的に4枚製作するので、時間が掛るφ(°ρ°*)チマチマ工程を
先行して進めて行きまーす♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノ
先ず、計算して、実際に原寸大台紙で測定確認した
ピースをシビアに正確に切り出し
φ(°ρ°*)チマチマ
それを「雇実(やといざね)」と言って両側に切り込みを
入れてサネを差し込んでφ(°ρ°*)チマチマ接着して行く・・・・
(*´д`*)フゥ
外周で合計24ピースある「角度も長さもピッタリに」合わせて
行かないと真円にはならないので、かなーりシビアな作業です。
(´~`ヾ)フゥ・・・
それでも机上計算通りには行かない誤差が必ず出る。
ましてや木は必ず伸び縮みしますし、ほんのコンマmmのズレが
円周全体に及ぶと、修正のしようがない。だからその都度
確認しながら&微調整して・・・φ(°ρ°*)チマチマ難しいの。
( ̄~ ̄;)ソッカァ・・
それを今度は3ピース×2→で4分の1円。それを×2で半円。
常に微調整しながら・・・φ(°ρ°*)チマチマ
その半円を合体させると・・・・(´~`ヾ)フゥ♪
やっと円形になる。もっと幅広の木板を使えば
ピース数は減らせるけど、強度に貢献しない余分な重量が
増えるのと、コスト的に圧迫してきますからね。
(´~`ヾ)ソーイウコト
んま、コレも木製車輪や睡蓮鉢の円形組みで習得した
独自技術。木工の面白いトコロは、コレが正解では無いし
私なりの作り方で、誰に学ぶものでもググっても載ってませんw
(* ´艸`)アハハ
んで・・・原寸台紙に乗せて見ると・・・・
バッチリ!(≧∇≦)bサスガ!
なんで、こんな面倒な作り方をしてるのか?っと言うと・・・
例えば、最後にベニヤ板を貼るんだから、ソコに
貼って行けば良いんじゃね?とか思うかも知れませんが、
こー言う薄いパネル物は「平面強度」が命にゃの。
・
ベニヤ板とて、平面が真っ直ぐでは無い。微妙に反ったり
捻ったりしてる。シナベニヤでも24mm極厚でも、単板で
全く反りの無い合板なんて実は無いの。
┐(´д`)┌ソーイウコト
もし、それを当てにして完成して・・・・ベニヤの反りなりに
僅かに歪んでたら?こんな薄い平面の曲がりは修正しようがないの。
( ̄Д ̄;)ソッカァ・・
建築だったら、しっかりとした土台(骨組み)に貼り付けて行けば、
多少、板が反ってても・・・修正が効くんだけど、木工の場合は
それ単体で何処にも頼るトコロが無い。
例えば・・・机の天板が僅かに反っててコケコケしてたら、
もう無理矢理、曲がったなりに浮く脚に合わせて3脚を切ると
でも、そうすると天板は反ったままになりますよね?
( ̄~ ̄;)ソッカァ・・
単板で修正のしようがない薄い平面は「平面強度」が命で
それは貼るモノに頼るのでは駄目で、骨組の時点でシッカリ!
真っ直ぐのペッタンコの平面じゃ無いとダメなの。
つまり・・・こー言う事。ヽ( ´ ▽ ` )ノ
輪っかの状態で、既にピシッ!っと真っ平の強度が出てる。
(* ´艸`)スゲェ!
コレ・・・簡単そうで無茶苦茶難しい事だったりします。
その辺のキャンバス画材屋より良い仕事してますゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
こー言う事を独学で工法から加工方法まで、全部自分で
アレコレ考えながら創るのが・・・難しいけど面白い♪
それから・・・今度は中心を支えるセンター骨組み。
コレも90度ピッタリじゃ無いと駄目だし、ぺったり
正確な平面にならないといけない。それから骨を支えるので
縦にも横にも、カナリの強度が無きゃいけない。
β(□-□ ) フムフム
んで・・・それらをφ(°ρ°*)チマチマ高精度に合体させると・・・・・
コレで直径1m(小さいサイズ)×1枚の骨組みは完成♪
後は、この正確な平面にシナベニヤを貼れば1枚は完成。
逆に言うと・・・もう少し大きい直径1160mmを
あと3枚も創らなきゃいけないんですけどね?
(*´д`*)フワァ・・・
ほんで、再び・・・この平面精度&強度♪
最終的にシナベニヤ板を貼る訳ですから出来るだけ
骨組みは軽く。実は指一本で提げられる軽さです。
ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラスィ♪
軽くてスリムで真っ平で円・・・・
単純なようで、無茶苦茶、超~高難易度にゃの。
(´~`ヾ)ジツハネ?
んま、文化祭に使う程度だったらベニヤをドーナツ状に
くり抜いても似たようには出来るけど・・・・
コレは画家さんですから、絵を描いてギャラリーに飾る訳です。
つまり、円形の場合だと、吊るしか方法が無い。円パネルの場合は
センター吊り金具1本に全ての自重が掛かります。
( ̄Д ̄;)ソッカァ・・・
前途のような、やっつけ粗雑なwなんちゃって作りだと
重すぎて無理だし、へにょへにょだと画家さんも描きにくい。
(≧∇≦)bナルホド!
誰が見ても、コインを大きくしたような円形のパネル。
軽くて、しっかりしてるし、ペタッっと置いても何処も
反ったり捻ったりしてない。誰もがそうであろうと言うのが
実際に製作すると、DIY木工や、そんじゃそこらの建具屋では
作れないほど難しい。
しかも特注サイズで、ひとつずつの手作りですが、高精度で
カナリ低価格です。(≧∇≦)bイェーイ!
んま、こんな裏面なんて、依頼者さんも到着時のみ。
後はパネルを貼った面から描く訳ですし・・・・
言ってしまえばギャラリーや美術館の人しか見ないかも
知れないけど(* ´艸`)
これだけ軽くてシッカリしてて、どんなサイズでも
対応してるから(もう作れる職人もドンドン減ってるから)
妙に・・・私にお問い合わせが多い訳です。
( ´,_ゝ`)プッ
最終的に板を貼って、周囲を真円に刳り抜いちゃうと
見えなくなっちゃうのですが、しっかり作ってます♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノイェーイ♪