「試作品」カテゴリーアーカイブ

木工旋盤モドキ1

えーっと・・・・妙案の筈が・・・・

ナカナカ上手く行かない円柱に加工する為の

「自作木工旋盤」 ( ̄~ ̄;)ウムム

整理しておくと・・・木工旋盤と言うのは

横向きに芯出しした材料を回転させて・・・

一定の突き出し量をノミのような刃(バイト)を

手で当ててシュルシュルと削って行くのね。

β(□-□ ) フムフム

材料は回転してる訳だから、刃を上手い角度で

当てれば切れて行くんだけど・・・・

なんつーか・・・・世にある自作木工旋盤と

称するモノは、要は回転させる事のみ重点として

(私が以前に創った自作木工旋盤モドキ含め)

「高価な旋盤機を自作する」っと言うモノ。

β(□-□ ) フムフム

だから「上手い塩梅でバイトを当てて削る」と

言う技術的な部分は同じ。要は高くて買えないから

自作してる訳で、技術的な部分は、ちゃんとした

木工旋盤同様に「ウデ(技術)でカバー」する方向。

( ̄~ ̄;)ソリャソーダ

ただ・・・・私が考えてるのは、そうでは無くて

木工工場にあるような自動旋盤や金属旋盤的な

精度と簡素化なのよ。

( ̄Д ̄;)ハァ?(* ´艸`)ニャハハ

つまり、バイトを当てて上手く削る技術方向には

興味が無くて・・・(* ´艸`)アハハゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

要は簡素で正確な仕上がりがキレイなモノが創りたい。

技術的なのは不要でね?( ̄Д ̄;)エッ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

っで・・・・考えられる刃の代わりになる方法として

1・ルーター併用

直交回転するルーターの刃を宛がって、材料を回転させながら

少しずつ削る方法。コレも何度かネットで見た事はあるけど

精度は低いし、材料に対して直交に削るので無理がある。

だけど・・・要はコッチの考え方ね?

2・サンダー併用

刃を当てるのが難しいノミ状のバイト刃では無くて、

回転してるサンダーを刃の代わりに押し当て削り取る。

粉塵は恐ろしいけど、失敗は少ない。だけど宛がうのは

手動なので、結局、精度が落ちる。

β(□-□ ) フムフム

文章で説明するのが難しいんだけど・・・

木工旋盤と言うのは、言わば・・・ろくろの高速って感じ。

回すのは機械で、加工する側は人の手が介入して刃を

コントロールしてるって訳。

んま、ソレが職人の技術であったり滑らかな曲線ライン

だったりするんだけど・・・・任意の太さや幅になるまで、

削っては測って・・を何度も繰り返して精度を上げる。

β(□-□ ) フムフム

一方、金属棒を加工する「金属旋盤」と言うのは、

バイト刃だけを治具に固定して、それをダイヤルで

調整して少しずつ「当たる分だけ削って行く」感じなのね?

だから、精度が高くて量産向き。

もちろん金属旋盤にも相当な技術&ノウハウが必要なんだけど

バイトの当て方程度で技術的な部分に曖昧さが少ない。

ただ、硬い金属だから、強力に回転するチカラと、金属すら

削れるほどの高硬度なバイト刃が必要なの。

( ̄Д ̄;)ハァ・・・?

具体的には、今の木工旋盤でグダグダ手で削ってると、

時間は掛かるし粉塵まみれで・・・・精度が低い。

( ̄~ ̄;)ウムム

なので、金属旋盤っぽいアプローチで出来ないかなぁ?

っと言うアイデアが頭をグルグル回ってるw

(* ´艸`)アホカ

金属旋盤と違うトコロは「固定したバイト刃」では無くて

木材なら、コレを回転する刃で切り削れんじゃね?っと

言う事。ココまでなら誰でも思いつく筈。

っで、上記のルーターやサンダーで試してたんだけど・・・

ラチが明かないと言うか、ソレで何本も複製するのは

技術がないだけに・・・無理がある。

β(□-□ ) フムフム

なので、金属旋盤っぽい動作で「材料を回転させつつ」

「削る刃も回転させる」方向で考えてる最中です。

( ̄~ ̄;)ポークポークポーク・・・・

マイクロ切削技術

えーっと・・・オーダー製作&イベント準備で

忙しいのですがぁ(´~`ヾ)ニャハハ

CNC切削の探求!!マイクロサイズの切削テスト。

判るかなぁ?相当に小さい四角穴くり抜きです。

確かにCNCと言うのは、彫るエンドミルの直径で

彫る繊細さが一番大きく影響するのですが・・・

2mmエンドミルで何処まで精密に彫れるか?を

試してます。

最小で針の先ほどの0・25mmまで彫れるのですが

それはそれで切削が小さすぎて、メチャクチャ遅い。

φ(°ρ°*)チマチマ過ぎて10時間とか超えちゃうのw

なので・・・粗削りしてから周囲を精密に彫るのですが

その粗削り2mmで何処まで早く、何処まで繊細に

追い込めるか?を試してる最中。

直径も何処まで追い込めるか?テスト中。

あー、2mmだと直径2mmの穴は誤差で

掘れないので2mm穴に近しいサイズもテスト中。

コレ、重要なのは「無垢板」に施してるの。

( ̄Д ̄;)アー。。。ホントダ

MDF材や樹脂、金属なら繊維方向性が無いので楽

ですが、それを無垢材で何処まで出来るか?テスト。

こー言う、一見無駄っぽい試作が、具体的に何処まで

小さく正確に施せるか?に直結するのだ。

(* ´艸`)

マス目?格子?

以前からマス目仕切りを作ってますがぁφ(°ρ°*)チマチマ

如何せん、実際の作業精度の難しさって判って貰いにくい。

(*´д`*)アワワ

そりゃあ手間も掛かってるのは判るのですがぁ・・・っで

(数多に世にあるので)結局、ナカナカ判って貰えない。

(ノД`)・゜・。

差し込み式の仕切りや格子と言うのは、ご想像の通り

凸凹の組み合わせなんだけど、切り込む間隔や幅だけ

では無くて、厚みも角度もピッタリに出て無いと出来ないの。

木材の膨張収縮もありますし・・・それが想像よりもカナリ

難しく、0・2mm以下の誤差でも集積すると歪に見えて

ナカナカ上手く作るのが難しかったりします。

(´~`ヾ)ニャハハ

っで・・・ミニチュアサイズになると、どうしても・・・

その僅かな誤差が致命傷になってしまう。

( ̄~ ̄;)ウムム

ピッタリ切り揃えた筈なのに・・・ピッタリにならない。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

計測しても誤差レベルでも見た時に歪に見えてしまうの。

引き出しだったら固くて入らないし、互いに組み合わせて

創るので、何処か一か所でも誤差があるとリカバリー出来ない。

神経を使うし、素人が見ても判らなくても・・私が気になるw

(`・∀・´)エッヘン!!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

っで・・・・

CNCを併用して小さいマス目を作ってみた♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノスゲェ!ピッタリ!

あっ!そうそう、マス目仕切りは、こー言う風な

パーツの組み合わせで創るんだけど・・・・

コレは柔いバルサ材じゃあ無くて固い松材で

ピッタリで製作してます。

まぁ、以前から創ってたので、もしかしたら

「へぇ・・・前から創ってませんでした?」

って思われちゃうかも?(´~`ヾ)タハハ

でも、今回は精度が段違いに上がってて、

全てのマス目がピッタリ20mm角サイズで

狂いゼロ!!接着しなくても合い嵌めだけで

シッカリ剛性が出てます。

(≧∇≦)bソーナノラ♪

んま、実際、指も100円玉も入らないミニサイズで

ミニチュア以外、実用性ゼロなんですが( ´,_ゝ`)プッ

コレを応用すれば、もっと小さなマス目も創れるし

例えば、組み木や格子の模様組みも出来るかも?

(* ´艸`)ワクワク♪

探求は尽きない訳ですが(* ´艸`)モゴモゴ

私は割と、こーやって作ってる風なのを掲載してますが、

例えCNCを持ってても、相当に苦労すると判ってるから。

実際、私も既に幾つも直面して克服してるからw

CNC持ってても、そう簡単には出来ません。

┐(´д`)┌アマーイ

逆に言うと、機器を揃えて、細かい調整をすれば

幾らでも簡単に量産できちゃう。だから市販品の

マス目は「おいおい、こんな値段で出来んだろ?」

って言う低価格を実現出来てるとも言えます。

「たった一つのミスも許されない」息を止めなきゃ

ダメな程・・・シビアな苦労は機械化で出来てしまう。

(*´д`*)アワワ

ある意味、恐ろしい事だし、ある意味、面白い。

(* ´艸`)ケケケッ

モチロン、工場みたいな事は狙ってませんが、

大量生産には出来ない小回りが「市販品同等の

クォリティーで実現出来る」のは、モノ凄い差。

長い修行を経て修得する技術が、全然、別の・・

PCに向かってアレコレ調整する技術の方が上回る。

モチロン、誰でも簡単に・・では無いし、この先

幾ら技術が進もうが、物体に対しての加工は必ず

物理法則と修正が必要なので、その辺りを学んでる

最中なの。やってみないと判りませんからね♪

β(□-□ ) フムフム

もっと早く結果と言うか現物で良いモノが出来れば

判って貰いやすいのですが(´~`ヾ)

可愛いモノや便利なモノでも、先ず精度が要で

特に現代の日本は精度があって当たり前。ですから

ソコにようやくミニチュアサイズでも近しい高精度で

創れるかも?って話。

(≧∇≦)bニャハハ