「日本ミツバチ」カテゴリーアーカイブ

トトロの寝床

もののけ姫の木霊・・・(о゚。)(。゚ο)(ο゚。)゙カタカタカタカタカタカタ

が出てきそうな「丸太をくり抜いたオーガニックな什器」

2013-04-20 08.23.05

前回、ヒノキの丸太を、なんとかくり抜いて・・・・((φ(..。)コンコン

シコシコ・・・ひたすら磨いて・・・ココまででしたが(´~`ヾ)

 

更にぃ・・・・ひたすら磨いてぇ・・・・

2013-04-30 11.33.06

やっと、磨き終わりましたぁ♪(* ´艸`)ウフフ

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比較に500円玉を置いてますが、割と大き目です♪

一本枝が出てますが・・・裏の2面を平らに削ってあるので、

コッチ向きでも・・・

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こちら向きでも、どっちでも陳列OKですぢゃ♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ

 

素地だと、手垢&汚れが付くと取れなくなっちゃうので、

フィニッシュに自家製の日本ミツバチ蜜蝋WAXでコーティングしてまふ(* ´艸`)

2013-04-30 13.07.15

価格は、膨大な手間が掛かっちゃってるので、コチラの木板バージョンと

セットで8500円です。

「出来ると思います」っと、安請け合いしたものの・・・・もうコリゴリ(´~`ヾ)フミュー

んま、冗談ですが・・・(* ´艸`)アハハ

 

でもぉ・・・(≧∇≦)b

正直、丸太の一本から複雑にクリ抜こうとせず、例えば分割式にして、

横から見るとL字に直線的に切り欠くだけ&後から両側を輪切り丸太で

塞ぐなら、繋ぎ目が見えちゃいますが・・・

半分以下の時間&高精度で作れたかも?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 

両耳を残すリクエストが、「地道に彫って行くしか他に方法が無い」と

ココまで追い詰められるとは・・・・筋トレ&良い勉強になりました♪m(__)m

 

でもでも!こんなに手間が掛かった丸太の什器はナカナカ無いので、

凄いオリジナリティーですぞっ!ヽ( ´ ▽ ` )ノオーガニック♪

 

*丸太は、そのままだと乾燥に従って割れて来るので、裏面に「背割り」を

入れています。少し部分的に「アク」が出ていますが、天然木の風合いとして

ご了承下さい。

「日本ミツバチの蜜蝋」を作ろう!

今日は、何たって「8月8日」!!ハチの日です!!

っで、昨日、採蜜した日本ミツバチの巣。

猛暑のお蔭で、自然落下だけでも、殆どの蜜が採取できたので・・・・

 

いよいよ!お楽しみの(?)「日本ミツバチの蜜蝋」作りです!!

 

・・・・・っと言っても、実に簡単♪熱して濾すだけです。(~~;)>

詳しい事はメニューの「日本ミツバチ」の方に書いてますが、要は蜜蝋、つまり

蜂の巣を溶かす融点は65℃なので、その温度で巣を熱します。

先ずは、巣をそのまま鍋にかけると、溶けるまでに焦げちゃうので、

鍋に半分弱のお湯(65℃以上)を沸かします。

っで、65℃を超えたお湯に、ドボーン!っと昨日、採蜜した「蜂の巣」を

放り込みます(* ´艸`)

前回と違って、採蜜したてなのと、大雑把に不純物を濾したいので、

採蜜時に吊るした網ごと入れてます。(賢くなったでしょ?)

往生際の悪いミツバチや、サナギや幼虫が・・・幾分か混じってるので、

この行程で「煮出す」ような感じで濾すと、後の作業が楽です。

 

・・・・・甘いハチミツの香りと共に蜜蝋成分が、アッ!っと言う間に溶け出します。

(↑この作業時に、残ったハチミツの甘い香りがしますが、実際の蜜蝋には

この臭いはしません。香料とかを入れない限り・・・・・(笑)はね?)

アレだけあった「巣の抜け殻」がアッ!っと言う間に溶けてました。

十分に溶けたのを確認したら、それを網で濾します。

「豚の角煮」を作るときに、浮いた脂分やアクを取るように、上に浮いた油(ロウ成分)

だけを、お玉ですくい取ります。

 

この時に、網の下に冷たい水を用意して、油を濾しながら冷却→凝固させます。

多少のお湯(油(ロウ)じゃない成分)が混じっても、ロウ以外は固まらないので

大丈夫ですヨ♪)

まるで、「天ぷらのサンプル模型」を作るように、天かすみたいに浮いて固まります。

んま、やってる事は「熱いロウを冷たい水にポタポタ落とす」なので、原理は同じですね。

うわぁ~!!ホントに、「天かす」みたい~ぃ!!(* ´艸`)

コレで、蜜蝋だけを分離&凝固させられました♪

簡単なようだけど、このロウ成分は65℃以上のお湯で無いと、洗剤でも落ちないので

別に、お湯を沸かして、そのお湯で用具に付いたロウ成分を溶かして洗いながらの

作業です。その洗った鍋も、お湯で洗わなきゃダメなので、結構・・・面倒です(~~;)>

結局、2つ(ウチ1つは2個分くらい巨大だから、巣3個分くらいに相当)の採蜜で

バケツ(ラップしてるヤツね?)約4杯分のハチミツと、コレだけの蜜蝋が採取できました♪

先ほど濾した「天かす」のような蜜蝋を、更に(今度は、お湯を入れず)に鍋に入れて

熱して溶かし、容器(ウチは灰皿です)に移して冷却→凝固させれば完成♪

入れる容器は、タッパでは無く、金属製&ガラス製にしないと、容器から

取れないときに、ゼリーみたく容器を熱して外す事が出来なくなりますからね。

この形で20個分くらい純粋な蜜蝋が取れました♪(大漁♪大漁♪)

 

いくつかの蜜蝋は、次回の巣箱製作時に「蜂をおびき寄せる」為に使うので、

残して、それ以外を今度は「蜜蝋WAX」にします。

(採蜜時もミツバチが寄ってきますが、この蜜蝋作りの最中も(巣の材料を取りに)

ミツバチが寄って来るので、気をつけましょう!)

さっき、濾して灰皿に凝固させた、純粋な蜜蝋を再び、テフロン加工の鍋に入れて

65℃まで熱します。純粋な蜜蝋になってれば、そのまま鍋に入れて火にかけても

焦げる前にちゃんと溶けます。

ソコに「エゴマ油」や「亜麻仁油」や「ボイル油(亜麻仁油を酸化重合させた油)」で

薄め(割り)ます。2倍~3倍くらいでしょうか?テキトーでもOKです。

 

ロウ成分が多いと、撥水性は高いですが、固くて塗り込みにくいし、薄め過ぎると

クリーム状から凝固しないので、塗り込み易いですが、ロウとしての働きは弱まります。

どれが正解!と言うのは無いので、各自のお好みで。(#^o^#)

 

今回は、同じ亜麻仁油成分のワトコ・オイル(ダーク・ウォールナット)を適量混ぜて

「色付き蜜蝋WAX」を作りました。右が「濃いブラウン」左が「薄めのブラウン」って感じに。

ココで着色させるのは、顔料でも良いのですが、「ワトコを塗って→蜜蝋仕上げ」の時の

塗り&拭き上げを一発で済まそう!って安易な考えです。(~~;)>

食器や子供用の木工には、別に「亜麻仁油」オンリーの自然派WAXも作りました♪

画像は精製直後で、熱いので濃い色の液体ですが、この後、固まったら白っぽい

クリーム状になります。

うーん・・・・コレって・・・完全に「木工屋さんに限定された」蜜蝋WAXですねぇ・・・。

「売って欲しい!」って人は、直接言ってください。数に限りがありますから。

 

そそ!「純正 百花蜜」は、ビン詰めして蘭ingで販売する予定です。

一応、調理師免許持ってるし、衛生面には気をつけてますが、ハチミツは生ものです。

抵抗力の無い零歳児にはハチミツは厳禁ですので、ご理解頂ける方に限ります。

 

販売許可かぁ・・・何かイチイチめんどーなので、販売するか?微妙かも?

まーホントに「食の安全」と称して、法律で雁字搦めにしちゃった近年。。。。

折角、作っても・・・・・売ろう!って気が失せちゃうわ(~~;)>

 

めちゃくちゃ新鮮で、香り高くて、甘いのにコクがあって、後味のキレが良い、最高の

ハチミツで美味いんだけどなぁ・・・(ボソソ)

遂に!百花蜜採ったどー!!

以前から、蘭ingで飼ってる日本ミツバチ。

親父は元々、その蜜よりも「受粉媒介=ポリネーション」として日本ミツバチを

可愛がっていたのですが・・・・・沢山、日本ミツバチを飼ってるのに何年も

「全く、蜜が採れない」と言うのも何なので・・・・(~~;)>

今年は、私も巣箱作りなどを協力して、分蜂(蜂が巣ごと増える事ね?)を複数回、

成功させました♪(^o^)/

 

っで!「今年こそは!!」っと言うことで、今日、採蜜作業をしてみました。

現在、5個ほど巣箱があるのですが、今回は以前から分蜂を繰り返している

強いグループの2つ。

この巣箱は、私がコッチに帰ってくる前からある、相当に古い巣箱なのですが、

うち1つは、採蜜を考えた「重箱式の巣箱」では無い巣箱なの・・・。

意味が判り難いと思うので、先ずは「重箱式」巣箱の方から、採蜜しました。

とりあえず、重箱式の一番上の段を切り離して、コチラは採蜜成功♪

蜜がギッシリ!ズッシリと重いです。暑いので蜜が溶けて滴ってます(笑)

 

日本ミツバチ(アジア・ミツバチ)は崖や木のほこらなどに、上から下に何枚かの

巣をツララ状に作ります。一番上が食料になるハチミツの貯蔵庫。真ん中付近に

さなぎ&幼虫。そして一番下が卵。っという風に、一枚の巣の中に分布してます。

この日本ミツバチの習性を利用した「重箱式の巣箱」で育てて、採蜜するのだ。(^o^)/

 

つまり、先ずは巣箱を、おせちの三段重のように作って積み重ね、ソコに蜂をおびき寄せて

重箱の中に巣を作って貰う。

っで、毎年、徐々に重箱の下の段に向いて、ツララのように新しい巣が伸びて来たら、

その下に、さらに新しい巣箱を差し入れて、下に新しいスペースを作る。

そして、一番上の重箱だけを切り離して取り出せば、貯蔵してる上のハチミツだけが

キレイに採れるって寸法。コレ、考えた人って偉いねぇ?

西洋ミツバチは、横向きに箱を作って、仕切りに巣を作らせますが、それとは違います。

 

普段は温厚な日本ミツバチでも、巣箱を触ると、流石に刺しに来ます。

だから、親父も私も完全防備をしてるんだけど・・・・・ぶ厚い手袋なので、

スマホのシャッターが下りなくて・・・途中の写真は「蘭ing」のサイトの方を

見てください。(アッチはデジカメなので、途中の画像があります)

じゃーん!!これが一段目の中身。すんげー!!ハチミツが満載だぁ♪(#^o^#)

一番上の「ハチミツ貯蔵層」だけなので、殆ど、幼虫やさなぎ、いわゆる「蜂の子」は

居ません。更にハチミツは凝縮され、熟成されているので、琥珀色になってます。(最高級)

 

因みに「ツララ状の巣を切ったら、巣が全部落ちないの?」っと心配されるかも知れません

・・・・が!ちゃーんと画像の中心付近に横棒を刺してあるでしょ?壁面にも巣が密着

してるので、上を切り離しても、それらの何処かに繋がってるので巣は落ちないのだ♪

んで、ハチミツ貯蔵層は、ミツバチ達がちゃんと蓋をしてるので・・・・・

包丁で「バスン!」っと蓋ごと表を切り取ると・・・・ドバー!!っと蜜が溢れ出す♪

それを、網に入れて上から吊るして、蜜を自然落下させます。

トローリ♪濃厚な蜜が滴り落ちます。

養蜂所さんなんかは、遠心分離機とかで一気に搾り出すんだけど、夏場なので

暑さでハチミツが柔らかく、ソコまでしなくても、一晩で自然落下するそうです。

 

また、強引に、このまま絞るオッサンも多いらしいのですが、慌てなきゃ、これで十分だし

絞ると、残った巣そのものや、数匹混じった鉢の子などの不純物で濁るもん。

ただ、盗蜜と同じなので、他の蜂や、元の持ち主の蜂が寄って来るので、ダラダラ

してるだけではダメですよ?蜜で溺れて、大量に蜂が死んじゃいますからね。

こんな感じで、自然落下で蜜が採れてます。

タップリ採れてますねぇ♪これで、まだ一つ目の巣だけです。

 

この後、もう1つの大所帯の巣箱を採蜜したのですが、コッチは「重箱式」では

無い「ただの箱」だったので、一苦労でした。

結局、「いつかは重箱式に移さないと!」って事で、巣箱から総ての蜂を一旦、

追い出して(ムチャクチャ攻撃してきますw)いくつかの巣を残して、巣箱ごと

破壊・・・(ToT)頼む!!新しい巣箱に引っ越してくれー!っと願って・・・破壊w

結局、3個分の巣を吊るしました。結構!初めてにしては結構、採れました♪

 

んま、本当はもう少し早い時期に採蜜しなきゃ、残された蜂たちが冬場を越せないリスクが

あるので、来年はもう少し早く採蜜しますね。

 

んで、私的にはハチミツの最高級である「混じりっけ無し!!超~純粋な日本ミツバチの

百花蜜」も嬉しいんですが、それよりも!!搾りかす!!「蜜蝋」の方ですよ!!(#^o^#)

これでまた!「日本ミツバチ自家製の蜜蝋WAX」が作れると思うと、嬉しくて♪(ワクワク)