今日は、朝から棟梁かっちゃんから
TELがあって・・・ ( ̄~ ̄;)ハテ?
「ちょっと来てみ? ( *´艸`)」って事で
作業場にヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ遊びに行くと・・・
ドドーン!とヽ( ´ ▽ ` )ノ
極上の「天井板」を譲って頂いた♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪
天井板ってのは、畳板(床のベースに使う平板)
の薄い板バージョン。
薄く&軽く&広い面積・・・天井に貼るのに適した板ね。
(≧∇≦)b
以前から書いてるように、薄い=何度も製材するので
コストが掛かるし、幅が広い一枚板=と言う事は
それだけの巨木って事なので、それも原価が高くなる。
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聞けば、もう90~100年前に挽いた板だそうで
完全に乾燥収縮が完了しているし・・・・
見て判ります? ( *´艸`)
木幅が300mm以上と幅広。つまり、コレだけの
節の無い良木をワザワザ薄く挽いてある貴重な部材。
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挽いた当時にはベニヤ板なんて、まだ世の中に無かった
訳ですから(´~`ヾ)ソリャソーダ
フツーに「板を貼る」と言えば、これしか無かったとも
言えるし、コレが当時のスタンダードだったとも言える。
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因みに・・・ベニヤ板(針葉樹&ラワン&シナ問わず)
ってのは、大根のカツラ剥きと同じ要領で丸太を薄く
剥いた薄材を積層して作るの。(だから「反る」の)
あの幅の直径910mmの巨木なんて使って無いですよ?
せいぜい直径が数十センチの間引き材を剥いて作ってます。
(´~`ヾ)
逆に言えば、昔のラワンベニヤとかは、人の背丈ほどの
直径の貴重な巨木まで剥いて使ってたらしい。( ̄Д ̄;)スゲェ!
もう・・・数百年スパンで再び巨木が育つまで2度と
無い巨木まで・・・世界各地で伐採しちゃいましたからネ。
勿体無い話。 ┐(´ー`)┌
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なので・・・
そもそも、コレだけの樹齢50年を超える木材を
ワザワザ薄板に挽いてしまうなんてゴージャスな事は
現代では、なかなか無い。 ┐(´ー`)┌
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判り易く言うと、リンゴ箱くらいの高さの
木箱でも側面を接がずに作れちゃう程の幅広!
ヽ( ´ ▽ ` )ノスゲェ!
余程に保管状態が良かったのか?反りもほぼ無い。
( *´艸`)スゲェ!
100年近く保管していた良質の天井板。
貴重なだけに・・・少し気後れしちゃうケド ( *´艸`)タハハ
折角、棟梁かっちゃんが私に託してくれたのだから、
大事に使おうっと♪(≧∇≦)bイェーイ!