日別アーカイブ: 2020年8月24日

排熱機構を考える

えーっと・・・店舗のアロマ用のディスプレイ棚の

オーダー品。

基本は既存のカラーBOXをベースに、大きく改良を施し

正面&各棚にUVカット透明アクリル板を採用して・・・・

基本構成は固まってるんだけどぉ ・・

( ̄~ ̄;)ウムム

ご依頼者さんの「営業時間外の空調が効いて無い時に

庫内の温度上昇(ムレ)は避けたいらしい。

アロマオイルは高温多湿でスグに劣化しちゃいますからね。

β(□-□ ) フムフム

ご希望は判るんだけど、高級感とホコリが入らない為に

密閉ディスプレイなのに・・・真逆のリクエスト。

┐(´д`)┌デショ?( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

んま、簡単に対処するなら背面板を抜いたり、スリットや

穴開きにすれば良いんだけど・・・それじゃあ扉付いてんのに

庫内にホコリが余裕で入って来ちゃう。

( ̄~ ̄;)ウムム

それとディスプレイは「背面」がメインに見えちゃう。

陳列商品を映えさせる為の「背景」でもある訳です。

ソコに、ゴチャゴチャとスリットや穴開いてたりすると

商品よりも「なんだろ?」とソッチに目が行っちゃう。

それじゃあディスプレイ棚の意味まで消失してしまう。

┐(´д`)┌ソーイウコト

なのでぇ・・・

庫内に熱気が溜らないように・・・加えてホコリが入り難く

各段、棚板の仕切りを超越して換気出来て、見た目も

気にならないようなアイデアが必要になる。

( ̄~ ̄;)ポークポークポーク・・・

っで!(≧∇≦)bピコーン!

先ず、背面板を縦長に3分割して、左右の2枚だけ

既存の背面板の溝に差し込んで固定します。

β(□-□ ) フムフム

んで、それを10mmの隙間を設けて、それらを

フルカバーするように一枚モノの背面板を

貼り付けると・・・・・

立体的な2重スリットになる。β(□-□ ) フムフム

こー言う風抜きは日本庭園の壁板などにも使われてますね。

(≧∇≦)bウンウン♪

上から覗き込むと・・・・こーなってる訳です。

各棚の透明アクリル板は手前で止まる訳だから

最下段から最上段まで棚板が何段あろうがスルーで

空気のバイパス通路が出来るって仕組み。

(≧∇≦)bキテレツー!

しかも正面から見ても背面が少し段違いになってる程度で

言われなきゃ気付かない程度。

(* ´艸`)ウンウン♪

温度の高い空気は勝手にスリットを抜けて上がってくるので

特にファンなどの換気設備も必要ない。

これで、万が一、空調が効いていない営業時間外でも

熱帯夜でも、庫内に熱気が溜る事無く・・・

最上段裏のこの排気穴から熱気が抜けてく仕組み。

(≧∇≦)bテンサイテキー!

ココは通常では最上段の真裏で、下から覗きこまないと

見えないので丁度良い排気位置にゃの♪

これで、密閉しつつ・・・・

庫内の各段に熱気が溜らない工夫のアイデアが

実現♪(≧∇≦)bイェーイ!

続けて、各部パーツの仕上げ工程に入って行きますね♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノガンバルルー♪