日別アーカイブ: 2021年6月21日

同調調整(≧∇≦)b

最近、公開NGが多いので(* ´艸`)モゴモゴ

またバイクネタwキャブレターの続き。

(´~`ヾ)タハハゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

斯くしてキャブレターを分解OHした訳ですがぁ・・

予想通り、失火してた4番シリンダーに供給する

4番キャブレターのパイロット&スロージェットが

詰まってたの。

( ̄Д ̄;)ヤッパリ・・・

厳密に言うと、真鍮のジェット(通路)パーツが

詰まってるだけでは無くて、キャブレター本体の

バイパスポート通路も微妙に詰まり気味だったので、

それも洗浄しシッカリ通るようにしたの。

モチロン、全てのキャブレターも同時に確認して

通路やパーツもシッカリ洗浄してますよ。

本来はキャブレターOHしたらエンジンが始動するか?

ドキドキらしいけど・・・エンジンに組んでセルで

あっさり始動。撮るのも忘れてた(´~`ヾ)アリャリャ

まぁ、自分でやって確信あるから「当然」だけど。

(´~`ヾ)

っで、書いて無かったけど、私のバイクは4気筒なの。

っでキャブレターも4連な訳です。

4連と言っても、ケイヒン製のキャブレターが4つ

連動連結されてるだけです。

工業規格と同じく、同じ能力のキャブレターを4つ

付けてるだけの事ですw

( ̄Д ̄;)ヘェ・・

ココで大事になるのが4気筒。つまり4気筒同時に

爆発するんじゃ無くて4ストロークでクランク角があって・・

まぁ・・・規則正しく順番にエンジンは爆発(燃焼)

してる訳です。

(´~`ヾ)

っで、それぞれの気筒も4つとも全く同じ排気量。

250ccで4気筒だと62.5ccずつ。

400ccだったら100ccずつですね。

それぞれバラバラのシリンダー(気筒)に

接続されてるキャブレターも、それぞれ独立

してますから、全く同じキャブレターでも

微妙に誤差がある訳です。

(厳密に言うと外側2気筒と内側2気筒でも

熱膨張や気化率に微妙な誤差がありますが)

なので、4つのキャブレターがピッタリ!

寸分の狂いもなく「シンクロ(同調)」しないと

1番は高くて2番が少し低くて3番4番が

丁度。とかだったら、エンジンがスムーズに

回らずバラつく訳です。

β(□-□ ) フムフム

んで、バラつくと・・・・上に揃うんじゃ無くて

下の足りてない気筒が足を引っ張る感じになって

アイドリングが安定しない&吹け上がりが悪い&

重い感じで回る&エンジン音もキレイじゃ無い。

パワーも出ないし燃費も悪い。その内に調子崩す。

っと悪い事ずくめになっちゃうの。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

なので2気筒以上のキャブレター式エンジンは

「同調」調整が必要なんですがぁ・・・

イメージで言うと、スロットルバルブが

パカッ!っと開き始めるタイミングがピッタリ

同じだったら、理論上は合う訳です。

ただ、このピッタリが、ホントのピッタリ

じゃないといけない。コンマ秒、コンマmmの誤差もダメ。

┐(´д`)┌アマーイ

エンジンは爆発気筒順に別々に燃焼してる訳ですが

このバイクは1分間で1万8千回転まで回ります。

通常回転数の状態でも目にも止まらぬ速さで

ほぼ同時。だからピッタリ同時でギリギリ許容誤差

って感じなの。

β(□-□ ) フムフム

バイクの場合はアクセルを捻るスロットル、

自動車だったらアクセルペダルにワイヤーで

キャブレターに繋がってて・・・・

それが各キャブレターのスロットル機構に

連結されてるんだけど、ココに僅かに誤差と

言うかワイヤーの張りを調整出来る機構が備わってる。

ただ、調律と似てて1と2、2と3、3と4と

言う風に調整出来て、隣同士ずつ合わせるんだけど

3と4を弄ると1と2とのバランスも微妙に狂う。

なので少し合わせて→全体のバランスを合わせる。

みたいな感じ。4だけとか単独調整は出来ないの。

β(□-□ ) フムフム

3と4が合ってないとして、じゃあ1と2は合ってるのか?

ひょっとして4だけ合ってて他が低いのかも知れない。

だからメーカーが指定してる基準気筒を目安に逆算で

全体的なバランスを合わせる(同調)する感じですが

闇雲に弄ると基準が判らなくてグチャグチャになるので

難易度は高め。

機構と原理、そして完調した状態を知ってニュアンスを

汲め無いと・・・ドツボに嵌るので躊躇するメカ好きも多い。

っで、私は我流で、そのキャブレター4つが

ピッタリ同じタイミングで開き始めるように

目視で調整するんだけど・・・王道は

キャブレターに備わってる負圧通路に

バキュームメーターを4個繋いで・・・・

「4つとも同じ負圧かどうか?」で見るらしい。

β(□-□ ) フムフム

昔のバイク屋さんの同調調整してくれるのはコレ。

タイミングを目視じゃ無くて、それぞれの負圧で

測定する。コレなら誰でも合わせやすいと思う。

ただ、やってる事、目指す目標は同じですね。

( ̄~ ̄;)ウムム

私は自分で我流で目視調整して・・・それから

エンジンに組んで耳を澄まし、感覚的なんだけど

高い方を下げたり低い方を微妙に上げたりする。

φ(°ρ°*)チマチマ

ココで判ったけど、4番キャブレターの同調が

やや高い。つ~事は中古このバイクの前オーナーは

以前から、この4番シリンダーに不調を抱えてて

バイク屋に持ち込み・・・意図的に応急処置で

4番を上げた。と言うのも判明。素人が弄ったか?

キャブレター開けたか?どうかも見れば判るの。

(* ´艸`)ナルホド

っで・・・音で合わせて同調が合って来ると、

聞き馴染みのあるフォン!フォン!って澄んだ

規則正しいエンジン音に合ってきて(相乗効果が出て)

全体的に、やや回転数が上がる。

4つの気筒、4つのキャブレターが、それぞれキリッ!っと

足並みが揃う感じ。

「よしっ!完璧♪」っとなってからぁ・・・・

(≧∇≦)b

面倒だけど、「自己流同調で感覚で合わせてる

だけだったら正確性に欠けるかなぁ?」っと思って

高価な同調用4連バキュームメーターで計測してみたら

・・・見事に誤差も無くピッタリ!

( ̄Д ̄;)エッ?

まぁ・・・コレで私の我流でも正確に合ってたと

言う自信にはなったけど、この4連メーター、

実は結構、高額な買い物だったのになぁ・・・

(ノД`)・゜・。イラナカッタ?

ま・まぁ、自分の耳が悪くなるかも知れないしw

見る人が見れば判ると思いますが、同調も

ピッタリ!バッチリ!合ってます♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノイェーイ♪

つ~訳で、私のバイクは絶好調♪

昔の古いバイクでエンジン掛からない車体でも

キャブ車なら、ほぼキャブレターOHで掛かったりする。

エンジンの内部まで壊れてる・・・ってのは

本当に稀で、大抵はキャブレターの詰まりで

エンジン不調になってるケースが殆ど。

因みに、このバイクも「初爆あり&不動」で

ヤフオクで破格値で購入したけど、(他にエンジン

内部の劣化は少なかったので)結果的に、

現役バリバリの絶好調エンジンになった♪

あー、久々に当時のキャブレターφ(°ρ°*)チマチマ

分解して楽しかったなぁ♪

つーか、当時の日本の技術にあっぱれ!

ちゃんと直せばちゃんと直るんだもんw

コレだよ!コレ!THE!JAPAN製ってのは♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

因みに・・・錆びてたり、汚かったので

全てのボルト&鉄製パーツは錆落として磨いて

「自家亜鉛メッキ」を施してます♪

画像撮るの忘れたけど、錆びやすいビスや

細かいパーツはピカピカでスッキリしてます。

(≧∇≦)bイェイ!

コレで後数年は大丈夫♪自分で太鼓判押せるし

またいつか調子が悪くなったら自分で直せば

良いだけ♪

世間はキャブレター診てくれるバイク屋なんて

あるのかどうか判んないし需要も少ないけど、

自分で直せないと費用と不安が付き纏う。

それだけでも利点かなぁ♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ