最近、公開NGが多いので(* ´艸`)モゴモゴ
またバイクネタwキャブレターの続き。
(´~`ヾ)タハハゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
斯くしてキャブレターを分解OHした訳ですがぁ・・
予想通り、失火してた4番シリンダーに供給する
4番キャブレターのパイロット&スロージェットが
詰まってたの。
( ̄Д ̄;)ヤッパリ・・・
厳密に言うと、真鍮のジェット(通路)パーツが
詰まってるだけでは無くて、キャブレター本体の
バイパスポート通路も微妙に詰まり気味だったので、
それも洗浄しシッカリ通るようにしたの。
モチロン、全てのキャブレターも同時に確認して
通路やパーツもシッカリ洗浄してますよ。
・
本来はキャブレターOHしたらエンジンが始動するか?
ドキドキらしいけど・・・エンジンに組んでセルで
あっさり始動。撮るのも忘れてた(´~`ヾ)アリャリャ
まぁ、自分でやって確信あるから「当然」だけど。
(´~`ヾ)
っで、書いて無かったけど、私のバイクは4気筒なの。
っでキャブレターも4連な訳です。
4連と言っても、ケイヒン製のキャブレターが4つ
連動連結されてるだけです。
工業規格と同じく、同じ能力のキャブレターを4つ
付けてるだけの事ですw
( ̄Д ̄;)ヘェ・・
ココで大事になるのが4気筒。つまり4気筒同時に
爆発するんじゃ無くて4ストロークでクランク角があって・・
まぁ・・・規則正しく順番にエンジンは爆発(燃焼)
してる訳です。
(´~`ヾ)
っで、それぞれの気筒も4つとも全く同じ排気量。
250ccで4気筒だと62.5ccずつ。
400ccだったら100ccずつですね。
それぞれバラバラのシリンダー(気筒)に
接続されてるキャブレターも、それぞれ独立
してますから、全く同じキャブレターでも
微妙に誤差がある訳です。
(厳密に言うと外側2気筒と内側2気筒でも
熱膨張や気化率に微妙な誤差がありますが)
なので、4つのキャブレターがピッタリ!
寸分の狂いもなく「シンクロ(同調)」しないと
1番は高くて2番が少し低くて3番4番が
丁度。とかだったら、エンジンがスムーズに
回らずバラつく訳です。
β(□-□ ) フムフム
んで、バラつくと・・・・上に揃うんじゃ無くて
下の足りてない気筒が足を引っ張る感じになって
アイドリングが安定しない&吹け上がりが悪い&
重い感じで回る&エンジン音もキレイじゃ無い。
パワーも出ないし燃費も悪い。その内に調子崩す。
っと悪い事ずくめになっちゃうの。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
なので2気筒以上のキャブレター式エンジンは
「同調」調整が必要なんですがぁ・・・
イメージで言うと、スロットルバルブが
パカッ!っと開き始めるタイミングがピッタリ
同じだったら、理論上は合う訳です。
ただ、このピッタリが、ホントのピッタリ
じゃないといけない。コンマ秒、コンマmmの誤差もダメ。
┐(´д`)┌アマーイ
エンジンは爆発気筒順に別々に燃焼してる訳ですが
このバイクは1分間で1万8千回転まで回ります。
通常回転数の状態でも目にも止まらぬ速さで
ほぼ同時。だからピッタリ同時でギリギリ許容誤差
って感じなの。
β(□-□ ) フムフム
バイクの場合はアクセルを捻るスロットル、
自動車だったらアクセルペダルにワイヤーで
キャブレターに繋がってて・・・・
それが各キャブレターのスロットル機構に
連結されてるんだけど、ココに僅かに誤差と
言うかワイヤーの張りを調整出来る機構が備わってる。
・
ただ、調律と似てて1と2、2と3、3と4と
言う風に調整出来て、隣同士ずつ合わせるんだけど
3と4を弄ると1と2とのバランスも微妙に狂う。
なので少し合わせて→全体のバランスを合わせる。
みたいな感じ。4だけとか単独調整は出来ないの。
β(□-□ ) フムフム
3と4が合ってないとして、じゃあ1と2は合ってるのか?
ひょっとして4だけ合ってて他が低いのかも知れない。
だからメーカーが指定してる基準気筒を目安に逆算で
全体的なバランスを合わせる(同調)する感じですが
闇雲に弄ると基準が判らなくてグチャグチャになるので
難易度は高め。
機構と原理、そして完調した状態を知ってニュアンスを
汲め無いと・・・ドツボに嵌るので躊躇するメカ好きも多い。
・
っで、私は我流で、そのキャブレター4つが
ピッタリ同じタイミングで開き始めるように
目視で調整するんだけど・・・王道は
キャブレターに備わってる負圧通路に
バキュームメーターを4個繋いで・・・・
「4つとも同じ負圧かどうか?」で見るらしい。
β(□-□ ) フムフム
昔のバイク屋さんの同調調整してくれるのはコレ。
タイミングを目視じゃ無くて、それぞれの負圧で
測定する。コレなら誰でも合わせやすいと思う。
ただ、やってる事、目指す目標は同じですね。
( ̄~ ̄;)ウムム
私は自分で我流で目視調整して・・・それから
エンジンに組んで耳を澄まし、感覚的なんだけど
高い方を下げたり低い方を微妙に上げたりする。
φ(°ρ°*)チマチマ
ココで判ったけど、4番キャブレターの同調が
やや高い。つ~事は中古このバイクの前オーナーは
以前から、この4番シリンダーに不調を抱えてて
バイク屋に持ち込み・・・意図的に応急処置で
4番を上げた。と言うのも判明。素人が弄ったか?
キャブレター開けたか?どうかも見れば判るの。
(* ´艸`)ナルホド
っで・・・音で合わせて同調が合って来ると、
聞き馴染みのあるフォン!フォン!って澄んだ
規則正しいエンジン音に合ってきて(相乗効果が出て)
全体的に、やや回転数が上がる。
4つの気筒、4つのキャブレターが、それぞれキリッ!っと
足並みが揃う感じ。
「よしっ!完璧♪」っとなってからぁ・・・・
(≧∇≦)b
面倒だけど、「自己流同調で感覚で合わせてる
だけだったら正確性に欠けるかなぁ?」っと思って
高価な同調用4連バキュームメーターで計測してみたら
・・・見事に誤差も無くピッタリ!
( ̄Д ̄;)エッ?
まぁ・・・コレで私の我流でも正確に合ってたと
言う自信にはなったけど、この4連メーター、
実は結構、高額な買い物だったのになぁ・・・
(ノД`)・゜・。イラナカッタ?
ま・まぁ、自分の耳が悪くなるかも知れないしw
見る人が見れば判ると思いますが、同調も
ピッタリ!バッチリ!合ってます♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノイェーイ♪
つ~訳で、私のバイクは絶好調♪
昔の古いバイクでエンジン掛からない車体でも
キャブ車なら、ほぼキャブレターOHで掛かったりする。
エンジンの内部まで壊れてる・・・ってのは
本当に稀で、大抵はキャブレターの詰まりで
エンジン不調になってるケースが殆ど。
・
因みに、このバイクも「初爆あり&不動」で
ヤフオクで破格値で購入したけど、(他にエンジン
内部の劣化は少なかったので)結果的に、
現役バリバリの絶好調エンジンになった♪
・
あー、久々に当時のキャブレターφ(°ρ°*)チマチマ
分解して楽しかったなぁ♪
つーか、当時の日本の技術にあっぱれ!
ちゃんと直せばちゃんと直るんだもんw
コレだよ!コレ!THE!JAPAN製ってのは♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪
因みに・・・錆びてたり、汚かったので
全てのボルト&鉄製パーツは錆落として磨いて
「自家亜鉛メッキ」を施してます♪
画像撮るの忘れたけど、錆びやすいビスや
細かいパーツはピカピカでスッキリしてます。
(≧∇≦)bイェイ!
コレで後数年は大丈夫♪自分で太鼓判押せるし
またいつか調子が悪くなったら自分で直せば
良いだけ♪
・
世間はキャブレター診てくれるバイク屋なんて
あるのかどうか判んないし需要も少ないけど、
自分で直せないと費用と不安が付き纏う。
それだけでも利点かなぁ♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ