月別アーカイブ: 2024年2月

ガラス建具のお盆トレー

えーっと・・・・久しく新作が無かったのですがぁ(*´σー`)エヘヘ

先日の解体とは別に、懐かしのガラス建具を数枚入手したので

こんなん作りましたぁ♪(* ̄(エ) ̄*)ポワーン♪

昭和レトロがムンムンの(* ´艸`)波板ガラスの

ガラス建具を一旦全バラ分解してφ(°ρ°*)チマチマ

通常、ガラス建具ってガラスがスコンと抜ける

ようになっているのですが、ガラスを嵌め殺し

して再構成してガラス全周にシール後、封入してます。

なのでガラス部がガタガタする事無く、ガッシリ!

お盆としてモノを載せられるし、先ず常識の範囲で

丁寧に使えば割れる心配も無いはず。

ヾ(*´∀`*)ノスゲー

表面は、懐かしの建具の見た目を保ちつつ・・・

前後側面を45度斜めカット&左右両端を極限まで

抉って持ちやすさもUP。

コレ、構成した状態から持ち手になるように

半円で抉ってるんだけど、通常は出来ない加工

なのでムチャ頭を捻って編み出しました♪

(* ´艸`)ムフフ

こー言うのは具現化、つまり現物として出来てる

のを見ると、何てこと無いと気にもしないですが、

実は作る側は「どうすれ普通では絶対出来ない加工を

どうやって施せるのか?」みたいな事が沢山あります。

例えば、こんな事せずに4辺とも45度斜めカット

加工すれば簡単なのですが、それだとお盆として、

持ちにくい。正確にはモノを載せて運んできて、

置く時に指の引っ掛かりが浅くなって持ちにくいの。

( ̄~ ̄;)ウムム

建具の見た目は壊したくないケド、使いにくいのは

ダメだと思うので、どーにか加工方法を考える。

そー言った「言わなきゃ判んない努力」ってモノを

作る場面で沢山出てきます。

特に私の場合、作り手としてソコは妥協したくないし

「どうにか加工する方法がある筈」っと言う方向に

頭を捻ります。

ソコの努力が、ちょっとした意外に使いやすかったり

見た目ほど重く無かったり、丁寧に使えば長持ちしたりする。

だから単なる苦とは思わず、率先して日々、頭を捻ってます。

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

チョットした事、考え方なんだけど、ソレが他の加工時にも

応用が効いたり、ワンオフで絶対に失敗できない時にも

ノウハウとして生きてくる。

因みに・・・このリス印のガラス注意の紙帯も

エイジングしてますが、コレ専用に私が自作した

印刷物。いかにも感が出てるでしょ♪

(* ´艸`)ムフフ

マメ・・・っと言うより、貼ってあるだけで昭和の

雰囲気が醸し出せるなら頑張って作ります。

モチロン糊で貼ってるだけなので購入後は外してね♪

ヾ(*´∀`*)ノ

ステンドグラス額縁2種

えーっと・・・・毎日ブログ更新が出来て無くてスミマセン。

(*´σー`)エヘヘ

ホント、今になって思うが毎日、製作して→撮影して→更新

出来てた過去の自分のバイタリティーに感心しちゃうw

( ´,_ゝ`)プッ

まぁ・・・更新が滞ったトコロで何も作ってない訳でも、

進んでない訳では無くて、日々黙々と製作してます。

水面下で全く別の飲食関連も進めてるしね?

(*´σー`)エヘヘ

コチラは先日、解体入手した貴重な良質檜材から

額縁×2を製作。

やっぱりシッカリ乾燥した良質の歪みの全くない

建具材だとバシッっと精度と強度が出ますね?

一応、全ての四角にカンザシ補強を施してますが、

必要無いくらいバシッっと強度が出てますね。

材料が良いとホント気持ちが良い。

ヾ(*´∀`*)ノ

ただ、良い事ずくめでは無く・・・ ( ̄~ ̄;)アマーイ

当然、良い部材は原価コストを圧迫するので、

(運搬して解体して製材して・・新材より手間掛かってます)

常時、良質材って事には行かず、たまたまラッキー

っと言う事で。

(* ´艸`)

ここら辺がね?ナカナカ難しいトコロで・・・

いつでも入手出来る訳でも無いですが、少なくとも、

例えば、ご依頼時のご予算上限がギリギリだと

良質材を採用しようともならないのでw

その辺りのセンシティブな部分は汲み取ってください。

(* ´艸`)モゴモゴ

セコイ話では無く、最低限でご予算をケチる=

材料の良さや手間や価値の差を判って貰えない

→なので判って貰える方に優遇するって事です。

総額うんぬんでは無くて、その人の価値観の問題ですね。

┐(´∀`)┌ザンコクネェ

やはり世の中、美味いモノを知ってる人は良さや違いが

判るから価値を見出せる=何かに執着出来るのだし・・・

逆に安価なモノで、スグに「メッチャ美味い」とか

言っちゃう底の浅い舌ボケの違いが判らない人は、所詮、幾ら

金額を出そうが何処まで行っても美味いモノにはありつけない。

100円の寿司と10000円の寿司の違いが判らなければ

それは仕方のない事ですからね。

日々、100円の寿司しか食った事無いのに、本当の良さが

判ってないのに無理に虚勢を張って背伸びをすれば・・・・

煽てられて騙されてボッタ喰られるw世の常です。

私の場合、騙すって話では無くて、少しでも良い部材は

違いが判ってくれる依頼に優先する。オーバースペックは

双方にとって不利益ですからね。

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

話は戻って・・・・

コチラの依頼者さまは、シッカリした10mm厚の

外周枠でしたが、10mm厚をシッカリ内包できるまで

深く彫り下げバシッ!っと水平&直角で構成。

サイズが小さい縦向きなので、立てる事も想定して

自立スタンドもセットで製作しました。

よく見て貰えばヒマワリの花びらが立体になってますよね。

額縁を製作させて頂く度に、ご依頼者さんのステンドグラスの

高難易度もレベルアップされてますね♪(* ´艸`)

コチラの依頼者さんはゴージャスでボリュームある

大判サイズの大作。大判はそれだけ自重もあるので

日数も費用も手間も時間も掛かると思いますが、

やはり大判が好きな人は基本、大きめサイズが多いですw

(* ´艸`)アザース

それだけに、大判の額縁は受け持つ重量や平面強度も

必要なので、ただ単にサイズが大きく作っただけ・・・

とは・・・実は単純じゃ無かったりします。

コチラも良質材を使い、細部をカナリ現物合わせで

ライン修正したので、バシッ!っと直角&水平ラインが

キレイに出てます。

ちょっと失敗ミスとも言えない些細な部分や

気になるトコロなど、隅々まで全てを把握してる

ステンドグラスをご自分で作った依頼者さんから

「わぁー見違えるよう」と言って貰えた時点で

全ては報われます♪(*´▽`*)ニャハーン♪

せっかく時間を掛け趣味で製作された一点モノを

重箱の隅を突きたいのでは無く・・・・

隅々まで良く観察&測定し、一番キレイに見えるように

良いバランスになるように考えて設計して製作し

最後はφ(°ρ°*)チマチマ手彫りで現物合わせした苦労が

やっと報われる瞬間。

化粧メイクと似てるのかも?どうやったら欠点を隠せて、

より魅力が出るのか?

ステンドグラス額縁は、そー言った意味で作り手として

相性が良いように思ってます♪

ヾ(*´∀`*)ノアザース