日別アーカイブ: 2024年10月26日

サギを集らせる台

えーっと・・・ディップアート(アメリカンフラワー)教室の

ご依頼で、鳥の鷺の作品を飾る為の止まり木的な台の依頼。

ヽ( ´ ▽ ` )ノアザース

ディップアートって聞き慣れない人も居るかも知れないけど

針金で骨格を作ってソコに透明の樹脂膜を纏わせて

お花や蝶や羽根の一枚一枚から作る鳥など、繊細な教室アート。

モノ自体のサイズが大きくても中身が空洞なので、ソコまで

重量級と言う訳でもない。

ただ、専用のアクリル製の止まり木台は2万円越えと高価。

同じ機能を持たせて木製で安く作れないか?っと言う内容。

元のアクリル製専用台を参考にほぼ同サイズで

木製で2台作った。下の台はケヤキで丸棒はタモ材です。

止まり木をT字に繋ぐのは、それほど難しく無いし

土台の円形切り出しも私には得意な加工。

ただ、そのまま木製だと、やはりある程度の重量物を

T字にたからせるとなると、木材そのままでは軽すぎて

転倒しかねない。

なので・・・・

土台は更に裏からくり抜いて、重量を稼ぐ重しに

不要になった丸ノコ刃を埋め込んでます。

最終的にガチガチに接着して蓋をするから見えないです。

ソレと、不要とは言え、何で丸ノコの廃品かと言うと、

真ん中のT字の止まり木を着脱できるように裏面から

ビス止めしたかったから。(真ん中の穴開きが必要)

コレでコストを抑えつつ、ある程度ドッシリした

安定感のある台が出来ました。こー言う時に

「そーだ。丸ノコの刃を錘に使おう」とかアイデアが

スグに出るのが私の利点。

元のアクリル専用台の4分の一で製作出来て、味気ない

プラ製より趣があって良いと大変喜んで頂けました♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノ