先に・・・しょーもない話ですがぁ(´~`ヾ)
蘭爺「(〒Д〒)」が「鋤(スキ)が折れたぁ(ノД`)・゜・。」っと
申すので・・・┐(´д`)┌マタァ?
折れた原因は・・・・実に簡単(≧∇≦)b
「抜けないようにビスを打った」事で・・・逆に
水&腐朽菌が軸棒の内部に染み込んで朽ちたって訳。
(* ´艸`)アハハ
抜いてみると・・・ビスを打って突き抜けた穴から、
虫歯のように腐ってボロボロです。 ( ̄~ ̄;)ウムム
浸食されてない位置まで切ってみると・・・・φ(°ρ°*)チュィーン
んま、外はボロくても、大体、こー言う感じにまだ使えます。
んで、パイプ部に刺さる分、直径を彫り下げ差し込み・・・
ビスを打った後に(≧∇≦)bチューモーク!
ビスごと液体ゴム(シーリング材でも可)で塗って、ビス穴への
水分&腐朽菌の侵入を少しでも抑えます。
( ̄▽ ̄)ゞビシッ!
これだけで、同じように腐る確率はグッ!っと減りますゾ♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノオタメシアレ♪
・
えーっと・・・昨日
(*`ε´*)ノ_彡ボコスカ!ボコスカ!して製作した・・・
アイアン取っ手。(* ´艸`)カーン!カーン!
ちょっと気に入らない(懐が広すぎる=出っ張り過ぎ)なのでぇ・・・
低い目に作り直してます。(≧∇≦)bモーイッカイ!( ̄Д ̄;)エッ?
・
んで・・・・ビス穴を開けて&焼きなましして歪みを
抜いたらぁ(* ´艸`)ムフフ♪「油焼き」します。
・
鉄を黒くするには、幾つか方法があって・・・
・単純に黒く塗料を塗る。(* ´艸`)アハハ
・ブルーイングで黒錆(四酸化三鉄)を発生させる。
・黒錆&油焼きする。(中華鍋・薪窯オーブンなど)
・黒錆&焼きウルシを施す(南部鉄など)
・赤錆をカテキンやタンニンを使って黒錆に還元させる。
・
・・・・等々、いろんな方法があるんだけど(´~`ヾ)
実は違いがあったり、同じような事だったりします。(* ´艸`)
・
赤錆(酸化鉄=Fe2O3)ってのは、皆さんご存知の赤いサビ(* ´艸`)
腐食(酸化)して鉄を朽ちさせてボロボロになって行きますね?
(≧∇≦)b
黒錆(四酸化三鉄=Fe3O4)は、赤錆を防ぐ綿密な良質な
不動態コーティング(酸化被膜)として、良くブルーイングと言って、
拳銃やモデルガン&ゴルフのアイアンなど、表面を強制酸化させて
黒錆を発生させるたりする場合もあるけど、
要は・・・・・
良質な黒サビ(酸化被膜)で、表面を先に錆びさせて・・・
赤錆の浸食を抑えるって事。
(≧∇≦)b
でもぉ・・・・実は・・・別に特殊って言うほどでも無い。
(* ´艸`)クスクス( ̄Д ̄;)エッ?
例えば、今回、ホームセンターで買ってきた平鋼。
(≧∇≦)b
青黒っぽい、あの色は・・・・鉄地の色では無くて( ̄Д ̄;)
これこそが!
その「黒皮」とか「ミルスケール」って言われる黒錆被膜なの。
(* ´艸`)アハハ
製品を錆びないように、フツーに鉄製品には一般的に施されてます。
黒錆は、防錆では無く、「先に黒錆で錆びてるので錆びにくい」って事。
┐(´д`)┌
四酸化三鉄って書けば、特殊っぽいケド・・・・・
砂鉄や餅鉄、そもそもの鉄の材料の磁鉄鋼(マグネタイト)の事です。
(´~`ヾ)
とっても難しいケド、鉄が錆びるのは酸化する事。(* ´艸`)
なんで?錆びるか?って言うと(≧∇≦)b
鉄は科学的に酸化してる状態が一番安定している。
逆に言うと・・・・
自然界にある鉄は、全て酸化鉄で世の鉄は全て!酸化鉄を
溶鉱炉で炭素で脱酸還元して作る。( ̄Д ̄;)ソーナノ?
・
エネルギー工学的に言うと・・・β(□-□ ) フムフム
高熱のエネルギーを与えて溶かして還元して脱酸して
人工的に成型した製鉄。(≧∇≦)b
それが自然のチカラで・・・・徐々に浸食劣化&酸化して錆びる。
その部分からエネルギー開放が起こって、酸化鉄として、
より自然界で安定する物質に還る。自然に還るって事です。
β(□-□ ) フムフム
だから、錆びは絶対に避けられないし、ステンレスは
錆びないのでは無くて、別の金属(クロム)が先に錆びて、
それが表面を酸化被膜を覆ってる。
アルミに施すアルマイト処理ってのも、酸化被膜(不動態被膜)。
・
つまり・・・錆びる金属(鉄やアルミを含む金属)は、
空気(酸素)がある限り・・・酸化から逃げられない。
(ノД`)・゜・。
だから、自己で酸化して被膜を形成する(錆びる)前に、
故意に浸食性の低い良質の錆びで酸化被膜を構成させてる。
ってのが、基本です。
(≧∇≦)bヘェ!
・
黒錆(四酸化三鉄=Fe3O4)は自然には発生しない錆び・・・・
けど、酸素濃度の低い高温下だと、フツーに形成されます。
( ̄Д ̄;)エッ?
つまり・・・
中華鍋を空焼きしても出来るし、普通、鍛冶屋やバーナーでも
焼き入れして表面が青黒くなってる=既に黒錆酸化被膜が構成されてるの。
( ̄Д ̄;)ソーナノ?
・
んま、それを意図的に&人工的にムラなく&常温で科学変化
させる科学薬品塗布処理がブルーイングってだけです。
┐(´д`)┌ソレダケ
中華鍋は、黒錆(空焼きされた時に既に表層に形成)っと言うよりは
後の油焼きで酸化油膜を構成してる事の方が大きいし・・・
・
南部鉄なども、窯入れで既に黒錆被膜が構成されてる上に、
表面をワザワザ削って、漆を塗ってコーティングしてから、更に
焼き漆を施した後に磨いてる。(単なる黒錆処理とは違う。)
・
んま・・・別にどーでも良いのですが(´~`ヾ)
ガンマニアは、ブルーイングを何か特別な皮膜処理だと
過大評価してるし、南部鉄や中華鍋を黒錆処理だと、
ごちゃ混ぜに考えてるし、単体工程よりも、それらの併用で
ある事が多い事を知らない。
┐(´ー`)┌アホラシ
ブルーイングを施して、オイルでフィニッシュコーティングしてるなら、
中華鍋とやってる事は同じなのに。 ( ´,_ゝ`)プッ
・
水道管や工業管の赤錆を黒錆に還元する画期的で
素晴らしい装置なんかもあるのですがぁ(´~`ヾ)
黒錆の無知さで情報が錯綜しちゃってるし、高価な赤錆還元とは
違うのに、自動車用塗料に、そう言う事を謳った安価商品が
出てたりもします。 ( ̄~ ̄;)ンモー!
・
んま、鉄を黒くするには色々あるんだ。って事と、黒錆は赤錆を
発生させ難い。って利点のがあるのね?(≧∇≦)b
・
んでも、薬品でブルーイングを施して黒錆コーティングさせると・・・
鉄製独特の・・・あの錆び臭い がスゴイの!( ̄~ ̄;)
それが嫌なのでぇ・・・(´~`ヾ)
・
焼きなましの後に、フツーに「油焼き」を施しまーす♪(≧∇≦)b
何てことは無いです。鉄を熱しウォォー!(炎∀炎)メラメラ
(↑この時に黒錆被膜が既に出来てる)
ボイル油にジュー!(*´д`*)ジュワワー
これを何度か繰り返して・・・・
ボイル油の酸化油膜でコーティングさせるって訳(≧∇≦)b
んで!油焼きが完了♪(≧∇≦)b
ムラがまた・・・良い感じでしょ♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ油焼きと言っても
酸化重合させた被膜なので、ヌルヌルじゃ無くて・・・
スベスベって感じです。(* ´艸`)
錆び臭さもないし、水&汗&錆びにも強い。
・
んま・・・・中華鍋や油コテコテの厨房( ̄Д ̄;)ゲゲッ!
と、やってる事は同じなんですが(* ´艸`)クスクス
ご存じのように・・・頑固な油汚れはナカナカ落ち難いし、
その下は、ほぼ錆びてないモンでしょ?(≧∇≦)bソッカァ!
・
それを「油焼き」で人工的に施してる。って事です。(* ´艸`)
・
別に上記の知識があろうが無かろうが、油焼きは出来ますが(´~`ヾ)
判ってやってるのと、判らずにテキトーにやるのとでは違いますし、
黒錆でコーティングすれば100%錆びない訳でも無いです。
・
それ程、自然界の酸化還元力は凄いし、人間の手汗だけでも
強力な酸化剤です。
また、こー言うアンティーク風の素朴な取っ手の場合、微妙に
錆びたり&剝げたり&ムラが出来るのも良い感じ♪
なので、施してる訳です♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ♪
錆びないだけなら・・・・既製品メッキ製や、液体ゴムや塗料・・・
木製やプラスチック製でも良い訳ですからね♪
(≧∇≦)bソーイウコト!
そそっ!明日は・・・・ちょっと所用でお休み&不在です。(´~`ヾ)ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
トタン屋根の補修で錆びた鉄の所をバーナーで煽ってから
冷めた後に、グラインダーで削ってみて
パテ等で穴を塞ぐと言うのはどうでしょうか?
赤錆をバーナーで煽ると、黒錆に転換すると聞いたので