えーっと・・・昨日、灯油ポリタンクに
18Lタンク(従来の縦長ジョリ缶タイプ)と
20Lタンク(ズングリした低高タイプ)が
混在してるって話を書きました。
・
そもそも灯油タンクに2種類以上ある事も知らなかったり
低くて、こじんまりしてる方が逆に20Lと沢山入ったり、
だとしても・・・・灯油を買いに行けば18L単位販売。
┐(´ー`)┌ネェ?
・
なんか中途半端だなぁ? ( ̄~ ̄;)っと感じる人も
多いと思います。
他にも、米国が使ってる「ヤード・ポンド法」や
「インチ」日本建築や着物に多い「尺貫法」など
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なんで、こんなヤヤコシイ事になってんのか?
「世の中全部、メートルの方がキリが良いんじゃない?」って
思っちゃいません? ( *´艸`)アハハ
・
でも、それは逆説。・・・・ハッキリ言ってしまうと
「メートル法」の基準制定が間違ってるから。( ̄Д ̄;)エッ?
自分が国際メートル法で習って来たから、それ以外の単位が
中途半端に感じてしまうだけの話って事。 Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
・
あっ!長さと質量(重さ)には密接な関係があって、
10センチ角の容積を1リットルと言い、1リットルの
真水の重さが1kgって事。(メートル法)
つまり「長さ」さえ制定されれば「重さ」も「体積」も
すべてその単位で統一に定められるって意味ね?(≧∇≦)b
・
「ヤード(長さ)ポンド(重さ)法」とか
「尺(長さ)貫(重さ)法」って呼ぶのは、その為。
・
そもそも、昔からヤード・ポンドやインチ、尺貫法など
世界各地で「人間の身体や身近な穀物を基準に」単位が
その国々独自で決まってたのね。
β(□-□ ) フムフム
例えば尺貫法の「寸」ってのは、元々は日本人男性の
親指の幅なのね。一寸法師の1寸。一寸先は・・・の寸。
・
インチってもの、大人の男性の親指の幅で25、4mmで
1フィート(304、8mm)の12分の1で
1ヤード(914,4mm)36分の1。
・
インチも寸も起源は同じなんだけど、日本人と白人の体格差や
インチは「12分の1(12進数)ダース」に対して
尺貫法は「10分の1(10進数)」にしたから・・・
一寸は30,3mmとインチよりも大きくなっちゃってます。
・
尺は中国から伝わり、象形文字。もともと親指から中指までの
18センチくらいだったんだけど、単位は年貢など税収にも
使われる性質から、時代と共にドンドン長くなる(それだけ多く徴収できる)
傾向があって、最終的に30センチほどに伸びたんだけど( ̄Д ̄;)
日本だけでも時代によって違ったり、中国各地の尺も日本との尺も
時代と共にバラつきがあったりします。
・
しかし、ちょっとゴチャゴチャ違いがありそうですがぁ・・・
現行の1尺(10寸)は、日本人男性の尺骨(前腕)の長さで、
約303mm、
1フィート(12インチ)は白人男性の足の長さで、
約304mm・・・・
全く違う風習や人種でも、おおよそ扱いやすいモノの
長さは、万国共通で大体その程度。
30センチ定規とかね?メートル法の定規なのによ?( ̄Д ̄;)アッ!
・
尺貫法の「歩」は一歩の事で6尺(約1818mm)
で「1間(けん)」の事。面積で言うと「1坪(つぼ)」の事。
両手を広げたほどの長さで、日本の柱から柱までの間で
1ヤード(3フィート)910mmの約2倍。
畳やベニヤ板、石膏ボードなど(910mm×1820mm)は
覚えにくそうな数字だけど「約303mm(尺貫法)」を基準に
考えると簡単で「3×6判」と言って「大人が一人で運べる大判」の
サイズ。(≧∇≦)bナルホド!
・
910は約303の3倍。455は910を半分に切ったサイズ。
(メジャーに455刻みに赤いマークがあるのは、その意味)
2×4材の長さ(フィート)が1820mm(6フィート)や
3640mm(12フィート)なのは、この為。
2×4って部材自体も2インチ(約38mm)×4インチ(約89mm)
(乾燥収縮するので微妙に違いますが)の意味です。
・
一斗缶が18リッターなのも(コレによって、灯油も
18リッター単位で販売された)1升瓶が1,8リッター
なのも尺貫法がベースの重さなの。
(昔は米1俵(約60kg)が人間が持てる重さ、
2俵が馬に載せる重さとされてたんだけどネ?)
・
んで、話が前後しちゃうけど・・・世界各国の長さ、ひいては
重さの単位(基準)が昔はマチマチでした。
やがて近代化が進み、各国同士が貿易し、流通が進み
グローバル化が進むと・・・・
「インドで作ったのがフランスでは入らん!」とか
なっちゃうと困るのでぇ・・・(*´д`*)アワワ
「世界共通の長さを決めよう!」ってフランスが決めたのが
今の「国際メートル法」。(パリ万博の頃の話)
・
ただ、世界が納得する共通の長さ(他国でも計測が出来て
誤差が少なく共有できる)にアレコレ悩んだ末・・・・
「北極から赤道までの長さの1000万分の1の長さ」
と言うのを基準に国際的に普及させたの。ゞ( ̄∇ ̄;)ナゼダァ!
・
後に、天体の地球は一定では無いし、0,0001mm僅かに
違うだけでも、各分野に多大な誤差影響が出てしまうので、
今では、秒(時間)も、メートル法の基準の1m定義も
「分子の大きさや光の速さなど、もっと精密で不変な基準に
制定され直されてる」が・・・
・
「普及させたの」って書いてるくらいで、庶民&商人&大工には
不評だったのだが、(新しい単位に馴染めないだからでは無くて、
人体を無視した単位で扱い難く&それによって世の中の色々なモノが
中途半端な数字になる事を嫌った)各国が法律で制定&罰則金を
課してまで、強引に一般にも普及&国際共通化させたの。
・
因みに、今でも尺貫やインチ表記は製品のサイズ表示に使うと
アウトなので「20インチ型」とか妙な言い回しになってますし、
日本の木材や建材には必ず()でメートル表示されてます。
つまり・・・
元々が「不変とされる地球を基準に・・・」ココがミスった。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
今までの説明で判っただろうか?
・
そもそも各国違いがある風で、世界各地の身体尺は
だいたい等しく、メートル法で言うと「フィート」や「尺」つまり、
3の倍数に近い。
303mm、910mm、455mm、1820mm・・・
( ̄Д ̄;)ソッカァ・・
人間が使うモノ、扱うモノ、生活必需品、自動車や椅子、
ドアや家・・・・・全てが割り切れない中途半端?
では無くて(≧∇≦)b
「地球の大きさ基準では無くて、人間に馴染み深い
91センチ(約303の3倍)を、もし、1mと設定すれば
殆どスムーズに共通出来たのでは?」と思います。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
特に、建築や木工、つまり人間が使う&触れるモノを作って来た
私にはハッキリと判る。
・
「建築部材には中途半端な数字が多い。」そう思う人も
居ると思いますが、それは逆。
┐(´ー`)┌
オーダーをお伺いしてると判るのですが、机や椅子、箱で
キリの良いメートル寸法のオーダーと言うのは、実は
ほとんど無くて、座りやすい&使いやすい&丁度良い大きさ
と言うモノは、インチや尺貫法で表すとキリが良く、部材も
それに合わせて切っていくと、無駄が無く帳尻が合う。
( ̄Д ̄;)エッ?
メートル法でキリの良いオーダーは「ちょっと大きくて
なんとなーく使いにくい」傾向があります。( ̄Д ̄;)エッ?
・
当時、国際加入してなかったアメリカが「メートル法」に従わず、
今でも自国だけ「ヤード・ポンド法」を採用してるのは・・・
逆に言うと、もの凄く理に適ってる。
アメリカ人にしてみれば「なんだ?あのヘンテコリン単位基準は?
地球サイズで割り切れて何の意味がある?人間が基準だろ?」
┐(´ー`)┌ ハァ?っとなる。
・
何も難しい話では無い。
貴方が「持ちやすい重さ」「手頃なサイズ」「大体このくらいの・・」
その長さや重さの感覚を・・・定規で計って見れば良い。
( ̄Д ̄;)エッ?
必ずメートル法でキリの良い数字では無く、ややそれより小さい
(20Lより18Lほど、2mより1、8mほど)尺貫法や
ヤード法で割り切れる丁度良い数字ですから。( ´,_ゝ`)プッ
・
当時から日本は加工貿易国だったので、日本の製品が
世界中どこにでも合う国際サイズ「メートル法」に、
日本全土も国際加盟国も従うしかなかったのだろうが・・・・
・
人間に関わる商品やモノの殆どに3の倍数&割り切れない&
中途半端な数字になっちゃうのも・・・納得いくでしょ?
( ´,_ゝ`)プッ
人間のサイズを無視して、地球のサイズを基準にした大ミスで
「メートル法」を基準にしてるので、家具でも自動車でも家でも
何もかもに中途半端な数字に感じてるだけ。
軽トラの荷台は中途半端な数字の1820センチが乗る長さ
では無くて、単に「1間(けん)」「6フィート」なの。
( ̄Д ̄;)エッ?
┐(´ー`)┌ソーイウコト
今さら・・・どうにもならないけど、18リッターが
都合が良いとか、20リッターが今後の主流になるとか
言うのは「メートル法を基準に考えてる」だけの話。
・
ポリタンクや灯油の量が中途半端な18リッターなのでは
無くて「一斗(いっと)」なだけ。
米を計るのも「1合=0.18リットル(焚くとご飯が約2杯強)」
ってのが未だに単位として残ってるのは、この為。
・
ただ、扉の幅や、椅子の高さ、自動車のサイズや家の部品、
生活にまつわる全てのモノ、そしてどんなに巨大な建造物でも
人間が作る以上・・・人間のサイズ基準から抜け出せる訳では無い
・・・やっぱり1mの扉は「デカすぎない?」って誰でも思うし
50センチジャストの椅子は座り難い。 ( ̄~ ̄;)
・
今後もメートル法で表す限り、「中途半端な数字」は、ずーっと続く。
(ノД`)・゜・。ソーイウコト
・
なんと・・・その、当時の国際統一化の波は・・・
「秒」も60進数では無く10進数にしようとしたりゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!
1週間(7日)や1ヶ月の単位も10進数にしようとしてたけど
それは、阻止され、秒は60秒だし、24時間は24等分だし、
1年も365日(+うるう年)に収まった。
・
ややこしくしたのは、むしろ「メートル法」の方で、貴方が今
「中途半端は止めて、統一してスッキリさせた方が・・」と
思う方が・・・実はオカシイ。っと言う事になってしまう。
( ̄~ ̄;)ウムム
こー言った事は、世の中で意外に多くあって・・・・
「なんでこーなってるの?」「ややこしい」「中途半端」っと
疑問に思う事の殆どが、実は、自分を基準に見てるだけで
「その基準自体が重大なミス」と気付かないからとも言える。
・
「メートル法」が正しいのか?どうなのか?今さら議論しても
意味は無いし、従うしかないのだが・・・・長さと言う基準は
世の中の物質の大きさ、重さ、質量を推し量る上で最重要なのに
私に言わせれば人類史上「基準をミスった」大失敗だと思う。
・
当時の学者の誰か止めなかったのか?(ノД`)・゜・。とも思うし、
それを鵜呑みにして正しいと信じてしまう&自分で考える事をしないと・・・
とんでもないミスが(正しいと思い込んでた)自分だった。( ゚д゚)ハッ!
と言う事に気付かなかったりする。
・
人間も、社会も、法律も、まだまだ未熟で、まだまだ成長過程。
常識に囚われず・・・と言うのは「常識」「当然」「正義」
それらが「確立された間違いのないモノ」だと勝手に固定化する
事で、思考しなかったり大きな失敗や、身動きが取れなくなるから・・・・
常に自分の頭で考えなアカン!って話。
・
上記のようなクダラン知識を知っておく必要など無い。
だが、「えー?ソッチの方が良いんじゃないの?」
「判り易いんじゃないの?」と安易に流れちゃうと・・・
物事の本質や、自分の未来や信念、理想や夢すら・・・
揺るぐどころか・・・・根底から覆ってしまいかねない。
┐(´ー`)┌ アリャリャ?
「キチッ!パシッ!っとキリの良い方がスッキリするわ!」
でも・・・
その肝心のキリの良いと思ってるメートル基準が、人間のサイズや
普く地球上の全てのモノからすれば、キリが良くない・・・・
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
「信じる」と「正解だと決め付けて、考えずに進んで良い」
とは全く違う。だから常に考えなきゃダメだよ♪って話。
(≧∇≦)bンネ♪