えーっと・・・実姉apoisの新事業発足に向け
現店舗の閉店準備を進めてますがぁ(´~`ヾ)
昭和レトロ感満載の(* ´艸`)陳列に使ってた
「水屋箪笥」を譲って貰いました♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ
あっ!水屋(みずや)ってのは台所の事ね?
要は、今でいう食器棚の事です。β(□-□ ) フムフム
当時は水屋は基本的に土間だったりしました。
釜戸なんかがあってね?
時代背景的にはトトロに出て来る古民家くらいかな?
(* ´艸`)クスクス
ただ・・・貴重で立派な水屋箪笥ですが・・・
だからと言って国宝級とかでは無く、あくまで
日用家具です。(´~`ヾ)
・
当時は、それなりに高価であったろうし、誰でも
造れるモノじゃあ無いんですが、今の技術を持って
すれば、そんなに秀でた技術や、特段、良質材を
採用してる訳でも無い。あくまで庶民&日用ですから。
┐(´д`)┌
ひいおばあちゃんが大事にするのは、その当時だったら
給料数か月分だったでしょうし、扱いが良ければ現存
しますし、機械カンナが無かった時代、コレを全て
手工程だった訳ですから、そりゃあ大事にすべき。
・
ただ(良く判ってない人ほど)やたらと貴重がったり
腫れ物に触るように感じてしまうかも知れないけど
コレは日用家具で、今の私の設備&技術なら完全再生も
可能です。
見くびってるのでは無くて真正面から見てる。って意味ね?
・
それと、やはり当時の収納量(特に奥行)は現代には
少しそぐわないので・・・解体しちゃいまーす♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン
先ずは、外装パネルを構成している杉板を外す。
しかし、水屋だけあって湿気で鉄釘はほぼ全滅。
┐(´д`)┌アーア・・・
んま、基本骨格まで解体しました。
良く、日本箪笥や日本建築は骨組みがあってこそ
みたいに言いますが、本当は(軽いけど)
それなりに外装を外すと骨格強度は格段に落ちます。
・
外国みたいにパネルで強度を持たせるほど偏って
無いけど「互いに持たせる」ような構造ですね。
(≧∇≦)b
んで、骨格も背面からバラして行きます。
ちゃんとホゾ組みだし、木工ボンドも無し。
ホゾと釘だけで組み立ててますね。(≧∇≦)b
んで、当時にそんなに良質材は使ってないので・・・
ココにも工夫が(* ´艸`)この色の変わってるトコロ
(桟の内側の2本目)を境に木材を接いでますね。
こー言うのは、外から見えないので勉強になります♪
β(□-□ ) フムフム
ただ、家具屋と言うより村の大工さんが作ったような
日用品なので(´~`ヾ)節の埋め木に新聞紙を
ねじ込んでたり・・・(* ´艸`)アハハ
ちょっと釘のスカ打ちも目立ちますね。(´~`ヾ)
あくまで日用品。だから躊躇なく解体出来てますし
逆に私の場合、再現リビルドするにしても・・・・
一旦はココまで分解するでしょうね。
つ~訳で、全バラ解体が完了♪
松と杉の構成でカナリ軽く頑丈な構成ですが
ほとんどが薄杉板なのが良く判る。(* ´艸`)
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コレはコレで、時を重ねた良い古材の味があるので
温故知新で違うモノに生まれ変わりまーす♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノ