えーっと・・・昨日、運よく不要になった和箪笥を
譲って頂けたのでぇヽ( ´ ▽ ` )ノアザース
早速、オンボロ小屋アトリエまで運び終わったと同時に
分解作業へ!
(#`Д´)ノノイクゼェ!
先ずは2m超えの長い和箪笥。
上部、下部左、下部右(着物棚)の3組構成。
この手の和箪笥には一般的に・・・
接続部に「隠し取っ手」が内蔵されてて竿で
吊って運んだり「基本的に一人で持てるように」
分解出来るのですがぁ・・・これだけ長い構成だと
持ち難くて運び出しが大変でした。(´~`ヾ)ハァハァ
昨日、紹介しましたが、正面板&飾り装飾は
昭和に流行ったメラミン合板製かな?(´~`ヾ)
(後に本物の極薄の松化粧板だったことが判明)
ただ・・・蔵を持ってるような邸宅所有ですから
当時でも安価な量産品では無い筈。β(□-□ ) フムフム
引き出しの側面を見て・・・・
(手間の掛かる)「隠しアリ組み」してあって、
正面化粧は貼りだけど他は無垢檜製なのも確認済。
(≧∇≦)bチャッカリ!
あと背面板も無垢檜、棚板&底面も一枚板だったし、
引き出しを抜き出した裏面を手で触ってみて
「構成が殆ど無垢材構成」だと見抜いてるから
スグに即答して「是非とも」と譲って頂きました♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノラッキー♪
ただ・・・引き出しが固くなってたり、部品が欠損してたり
してますが、本来は、地元に家具屋さんが居れば修理すれば、
まだまだ使えますよ?
しかし、それなりに修理費用が掛かりますし、家具屋さんが
激減した昨今、普通は修理は考えないで、もう使えない=捨てる
しかないと言うご判断も理解出来ます。
・
また、今回以外でも古材パレットなどや中古水屋とかでも
素人目にみれば・・・
「ベースがタダなら丸儲けじゃない?(* ´艸`)」って
思っちゃう人も要るかも知れないけど(´~`ヾ)
・
古材素材として再利用する場合、余程にシッカリ、後に
付加価値を高められる計画を建てて無いと、最終的に
付加価値を生みだせず、単純に赤字になっちゃうのよ。
・
分解工程は全く利益を生まず、敢えて損益を取りに
行くような行為ですからね。(≧∇≦)bダイジ!
んで・・・早速、順次バラバラに分解を進めてます。
φ(°ρ°*)チマチマ
部材使い道や良し悪し、金具や使える部材を吟味しつつ
前に言ったように「古釘や小石」が一つでも残せば
電動工具の刃物は一発で痛むので、慎重に且つ手早く
進めて行きます。φ(°ρ°*)チマチマ
コチラの長箪笥3組の方は無垢材構成なので
使える部材も多いけど|ω・`)チラリ・・と映ってる
4個目の別の箪笥ね?(≧∇≦)bコレコレ!
・
例えばコッチのは見た目は他の箪笥に似てるのですがぁ
引き出しは全段無垢材構成だったのに・・・
骨格は荒材&ベニヤ合板仕様。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
昭和の時期に、こー言う「目に見える引き出しだけ
良いのを使って本体は安価材構成」と言うのも
結構多い。私も急いでたので見抜けなかった。
(ノД`)・゜・。
もうコレは、残念ながら引き出し以外、画像の
どこも部材としても使えないのでバラバラに
分解して処分しました。難しいねぇ・・・
引き出しが部材として取れたから、まだマシかな?
(´~`ヾ)タハハ
んで、先ずは先行の2台分を分解して、やっと素材に。
(´~`ヾ)フゥ・・
こうやって箪笥&引き出しなどの収納家具は、
ほぼ空っぽ構成なので「あれ?これで全部?」
って程に、取れた良質部材は実にコンパクトになっちゃう。
・
ただ・・・・
切ったり分解したり、釘を抜いて「使える部材」
にするにはφ(°ρ°*)チマチマ相当な時間が掛る。
これ2台でおおよそ搬入を含めた解体が8時間
掛かってます。ココの考慮がムズイところ。
( ̄~ ̄;)ウムム
コレで終わりじゃない。今日の分解労力は最終的に
新しい商品に仕上げて「古材だからこそ」の付加価値で
販売してこそ!回収できる訳です。
・
簡素に言えば、この部材が、もし何処かで1万円で
手に入るなら買った方が安いし今日の人件費&時間も
不要な訳。
のんきに「これはタダで手に入った部材だから」
なんて言ってられない。解体した手間分、既にマイナスなの。
┐(´д`)┌ソーイウコト
ナカナカ手に入らない良質古材と言うのは、分解手間分、
ある程度のリスクと言うかコストを考慮出来ないと・・・
単純に無駄な手間=赤字だけ増えちゃいますからね?