以前、実兄の料理屋さんの厨房で使う木箱を
修理&リサイズしたのですがぁ・・・(≧∇≦)bアザース
今度は、もっと以前に製作された底板も杉材の
木箱が7箱。
もう十年以上使ってると思うんですが、木部材的には
まだまだ使えそう。だけど・・・
抜け難いスパイラル・ステンレス釘を
使ってるものの・・・
釘は垂直方向に拘束力は無いので、引き抜かれる
(木箱が外側に開こうとする応力)には、とても
弱い。釘=ダメでは無くて引き抜きに弱いから
こー言う構成組みには適してないって意味です。
β(□-□ ) フムフム
こー言う風に(言わば釘抜で抜かれたように)
一旦抜け掛けてしまうと釘穴の摩擦抵抗が無くなって
何度叩いても抜けて来ます。
( ̄~ ̄;)ダネェ・・
なので、釘を全てビスに打ち換えて欲しいって
ご依頼なんだけど、構成サイズがこのままだと
釘と同じ穴にビスを打っても効かないし、違う
位置を打つと、今度は釘穴がホールで残り、
ソコに水が溜まって内部から腐りやすい。
β(□-□ ) フムフム
なので・・・サイズ的には変更しなくて良いらしい
ケド、上記理由で、元の釘の穴だけ切り飛ばす事で
若干、リサイズしてφ(°ρ°*)チマチマ
その際に(全分解してるので)全ての部材を4面
プレーナー掛けて研磨し直して・・・
新品並みに生まれ変わりました♪(≧∇≦)bイイネ♪
ただ、厳密に言うと外周&底板全ての厚みを
削った事と同じなので両辺の裏表分を削った分
2mm程度は薄く&全体サイズも小さくなってます。
当時に各部のひび割れなども穴埋め&接ぎ補修してます。
β(□-□ ) フムフム
つまり、再利用&リサイクルと言うのは・・・・
元々の部材を使って、全ての部材をキレイに
し直すのは(全分解の手間は発生しますが)出来ますが
当然、削った厚み分&釘穴分は小さくなるので
「全く同じサイズのまま」ってのは物理的に不可能。
新しい部材で作り直す方が安く&確実です。
β(□-□ ) フムフム
っと言う訳で、リサイズ&修理は完了♪
今度はビスなので、シッカリ頑丈で、部材も
新品みたいにスベスベ♪また長く使ってくれるでしょう♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノヘラヘラ