前回、アクリル板のCNC切削は、詳しく
理解を深められたんだけど・・・次は
真鍮(ブラス)の切削に挑戦。
(≧∇≦)bイェイ!
CNC導入時に、鉄や、真鍮やアルミなど非金属も
切削テストはしてあったんだけど・・・
やはり仕事として請け負うにはノウハウが
足りないのでぇ・・・更に理解を深めたい。
β(□-□ ) フムフム
鉄は金属の中でもカナリ切削には硬い部類だし
ステンレス含めて、今のCNC機種&エンドミルでは
無理。それはもう少し先に修得するとして・・・
・
非鉄金属でも、アルミはカナリ柔らかい。銅も。
っで、それより硬いのが真鍮(銅と亜鉛の合金)で
超硬エンドミルでギリ行けるかなぁ?って位。
β(□-□ ) フムフム
硬いエンドミル切削刃なら、柔い木もアクリルも
アルミも真鍮も硬い鉄もオールマイティに切削出来る?と
思われるかも知れないけど、超硬でも設定を間違えれば
アルミでもポキンと折れたりしますし回転数や負荷を
掛け過ぎれば木やアクリルでも熱を持ったり、食い込んで
折れます。そう大(硬質)は小(柔い)を兼ねないの。
( ̄Д ̄;)エッ?
流石にマテリアル全部にそれ用のエンドミルを揃えるのは
大変なので、設定次第でギリ切削出来ると目論んでるのが
真鍮で、アルミは既に試してます。
特に使ってるCNC機器がマシニング工場とは比較にならない
安価で剛性もパワーも低いから・・・負荷を掛けない方向。
β(□-□ ) フムフム
だけど・・負荷を減らせば、それだけ切削時間が数時間は
掛かるハメになっちゃうので、刃持ちが良くて時短できる
バランスを探ってるって感じです。
っで、単なるテスト切削じゃあ無くて、例の
背面照明額縁を壁付けする「コーナー吊り金具」
を製作。図面からCAD→CAM→NCデータ化なので
手間は手間なのですが、こー言う風に同じモノや
左右対称が精度良くCNC切削出来るのは大きな利点。
(≧∇≦)bスゲェ!
元々、金属金具も自作してきましたが、CNC切削で
より精度が上がるし複雑な形状も創れるし、例えば
〇〇専用のオリジナル金具とか、もう市販廃盤で
市場では入手できないような金具も思い通りに創れる。
(* ´艸`)ウンウン♪
金属は圧倒的に部材そのものの原価が高いし、CNC切削には
データ作成が伴うので激安には作れないけど、もし外注出せば
数万円&100個単位しか創れないので、ワンオフや
数が少なくて良い特注とすれば、破格値で承れる予定。
β(□-□ ) フムフム
コレは、真鍮1mm厚です。1mm厚と言っても
真鍮ですから素手では曲げられませんし、金切り
ハサミでは切り出せませんよ?
こー言う風に取付ビス位置も正確に施せて
長穴(調整穴)も正確に施せますし、コレは
単板ですが、コレに折り曲げ加工やロウ付けを
組み合わせれば、何でも創れるっちゃあ作れますね♪
(* ´艸`)ホホォ♪
バフ掛けすればピカピカ光沢にも出来ます。
真鍮は錆び褪せもエイジングの味になるし
硬さも丁度良いので、扱いやすいですね。
ただ、最終的にココまで上手く切削するのに
調整しながら高価なエンドミル2本折ってますw
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
例えば、今回の加工だと斜めライン切削する箇所。
(エンドミルの回転方向と)切削を進める向きと
負荷を減らす方向、彫り下げる方向が合わないと駄目
なんだけど、ロスを減らす為に後から形状を逆さまに
レイアウトし直した際にチェックしなかったら・・・
逆向きに斜めラインを切削をして負荷過多で折れる。
みたいな事。
エンドミルの切削回転方向と形状を彫り進める向きを
気を付けてチェックしてるけどセッティングを含めて
見直す箇所が多過ぎて・・見落としてしまうって事ね。
あと、送り速度(切って行くラインを追う速度)などや
スムーズに切削させる切削潤滑油の給油量とかね?
β(□-□ ) フムフム
まぁ・・・勉強と言うか授業料みたいなモノですが
プログラムミスなどの失敗が部材も工具もダメに
しちゃうので失敗のリスクはカナリ高い。(´~`ヾ)
でも学ぶ方が多いし2度と失敗しない独自ノウハウの
蓄積と考えたら(失敗率は下がるので)安いモノ。
っと言うか、そう割り切らないと高価なだけに凹むw
( ´,_ゝ`)プッ
こー言うのは、出来上がる品物よりも、それを
失敗無く上手く加工出来ないと駄目な一発勝負!!
なので誰でも、そりゃあ請け負うのを避けられるし
高額になって当然。加工屋さんってホントに凄いw
ただ、失敗する度に原因を探ったり、ノウハウは
蓄積され職人の勘と言うか範疇が広がるので、
面白がってやってるんですけどね?
(* ´艸`)ニャハハ
でも、切れ味が落ちた刃や残り材料で試せば良いんだけど
ホント、実際の部材で良く切れる刃で試さないと学べない
事が多くて、悩ましいトコロ。(* ´艸`)アマーイ