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チギリ補強

えーっと先に(≧∇≦)b

昨日になっちゃいますが(´~`ヾ)

梱包&発送完了が完了してます♪( ̄▽ ̄)ゞビシッ!

ラージ便の適合サイズ220まで目一杯の6枚セット

ですから、サイズも大きいし木製キャンバス一枚は軽くても、

さすがに6枚も入ってると相当に重いです。

(*´д`*)ヒィ!

厳重に梱包&タイロープで結束してますが、どうか

無事に届きますように♪(別途運送保険に加入しています)

ヽ( ´ ▽ ` )ノマッテテネェー♪

んでからぁ・・・簡単な椅子の修理の筈が(´~`ヾ)

座面を引き裂くように応力が掛かる特殊な構造で

しかも「非分解で修理」と言う・・・なんとも難しい

修理だと発覚した訳ですがぁ(´~`ヾ)タハハ

くれぐれも言っておきますが、大袈裟に、ややこしいだの

言い訳したい訳でも無いし、嫌嫌で仕方ないから修理って

意味でも無いですよ?

┐(´д`)┌ソージャネェー

でも、単に「簡単に引っ付けるだけっしょ?」

なーんて安易に思われてると・・・直す気も失せるw

(* ´艸`)アハハ

っと言うか「ちょっと難しいっすねぇ?(´~`ヾ)」とか

テキトーな事を言って断れば良いだけのトコロを・・・

私を信頼頂いてる訳ですし、何事も経験&ノウハウになります。

なので「面白そうだから修理してみよう!」って話。

(* ´艸`)クスクス

んで、修理プランが立ったのでぇ、早速(≧∇≦)b

先ずは、広い目に合わせた木板を差し込み・・・

(*´д`*)ムギギィ!無理矢理、座面奥側の亀裂の

隙間を大きく開けます。

背板&裏面脚の接合位置的に、僅かに座面を挟む

応力も加わってるので、こうやってます。

φ(°ρ°*)チマチマ

隙間を確保出来たので、接着力&硬化速度&信頼性の高い

2液エポキシを板の接合面の全てに隙間なく塗布充填し・・・・

座面のズレをピタっ!っと修正しながら・・・

強靭に締め付け&固定保持。

こう言う接着と言うのは「接着剤がはみ出てこそ

隙間なく充填」出来ます。つまり、はみ出す事が前提。

β(□-□ ) フムフム

なので、接合部ギリギリにマスキングを施してからです。

(≧∇≦)bダイジ!

先ずは、座面を接着して、椅子本来の形に戻す。

ただ、この時に微妙なズレが出ると椅子脚の高さも

微妙にズレてしまうので、エポキシ硬化まで(*´д`*)アワワ

急ぎながらも慎重にφ(°ρ°*)チマチマ

んで!接着完了♪( ̄▽ ̄)ゞピタッ!

前後&左右もピッタリ!んま、コレだけでも

エポキシなので、大丈夫っちゃあ大丈夫なのですがぁ・・

座面の接合部ね?一見、上手くピッタリについてますが

座面の手前と奥側はピッタリ合ってるのに・・・

微妙に中央の凹み部分が合わない。

コレは予見してましたが、木材をしならせて癖がついた

場合、掛かってる癖の度合いが左右ピッタリとは

限らない。右側の板そのものに癖が付いちゃってるの。

( ̄Д ̄;)エッ?

この場合、座面の広い面の方が撓みが大きい為、

平らな手前と奥を合わせても、微妙に段差が出来てるの。

( ̄~ ̄;)ウムム

因みにコチラは座面裏。裏面は平面なので、

この面はピッタリ、隙間も段差もほとんど無い。

(厳密に言うと平面の筈が、板自体が微妙に撓んでます)

なのに・・・んね?不思議と言うか、ピッタリ合わせれば

絶対にピッタリ!とか・・・・

木の癖って、そう簡単には上手く行かないモンにゃの。

┐(´д`)┌ソーイウコト

なのでぇ・・・

各部に使い込んだ塗装剥げもある事ですし・・・

この色はチーク色。なので上手く調合すれば、

ほぼ判らない程に塗装タッチアップ出来ると踏んで・・・

座面の段差をペーパーで消してしまおう!( ̄Д ̄;)エッ?

手間うんぬんでは無くて、こー言う補修の際は、

「元に戻せませんでした」「塗れませんでした」では

取り返しがつかない。余程に慎重に考えて英断してます。

(´~`ヾ)

んで、座面の表面は再塗装するとしてぇ・・・・

肝心の引っ付けた座面を引き裂く応力に耐えうるだけの

強靭な強度が欲しいのでぇ ( ̄~ ̄;)ウムム

平坦な裏面にチギリ補強を施しまーす♪

(≧∇≦)bソレェー♪

リボン状の堅木に合わせて裏面を同形状に彫って・・

φ(°ρ°*)チマチマ

んま、難しいっちゃあ難しいのですが、先に

チギリのパーツを作って、それに合わせて彫ってる

(微妙にテーパー側面にしてるので、ホンの少しキツイ)

だけなので、ノミでジックリ時間を掛けて彫って行きます。

φ(°ρ°*)ゴリゴリ・・・

んで・・・・計3か所。これだけ入れれば相当に強い。

ガバガバだと全く意味を為さないので、慎重に彫りますが

そんなに匠の技・・・って程じゃあ無いです。

(* ´艸`)イッチャウ?ソレ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

ただ・・・コレは昭和の木工人に多いんだけど、木は湿度で

膨張&収縮します。んで、ビスケットジョイントの場合も

そうなんだけど、水分を含む木工ボンドの水分で膨らんで・・・

的な説明を良く書いてますが、厳密には木殺し(角を叩いて

キツ目に嵌める)は有効ですけど、木工ボンドの水分膨張分を

期待しても、結局、(接着時に)水分で膨張した後、木工ボンドが

乾いて水分が蒸発した後、その膨張を保持できるとは限らない。

( ̄Д ̄;)アッ・・

膨張したままボンドが固まれば、僅かなボンド内部がスカスカだし、

通常「ひけ」が出る分、水分膨張の体積分(キツイ塩梅)は

フツーに乾燥後に収縮します。それではキツくなってない。

乾燥後に強引に割って、実際、自分の目で確かめれば一目瞭然。

んな机上の憶測話にならない筈なのになぁ?なんで信じるの?

(* ´艸`)バーカ

なので、木工ボンド使用時の水分膨張を期待するのは、そもそも

間違ってます。

私は2液エボキシ樹脂ボンド(重合硬化なので、ほぼヒケ無し)

で、木殺し&キツい目にカチ込んで、隙間なく充填接着しています。

(´~`ヾ)

んで、カンナで均してペーパー掛ければ完了♪

たまたまココの周囲が空き気味だったので(* ´艸`)

パシャッ! Σp[【◎】]ω・´)

これが木工ボンドだと、乾燥後に僅かに空いてしまうって事。

だけど、私はエポキシ充填接着なので、むしろこの周囲が

木質より硬質でガッチリ互いに接着出来てるから乾燥後

(硬化後)の緩みも割れも誘発しない。って事です。

(≧∇≦)bソーイウコト

コレでシッカリ座面強度が出たので、後は表面の再塗装ですね。

上手く経年劣化に合わせて暈し塗装が出来るかなぁ?

(* ´艸`)ワクワク♪

もう9月(* ´艸`)ハェェ!

早いもので、もう9月(≧∇≦)b

そう言えば朝晩の気温も過ごしやすくなって

来ましたもんね♪ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪

そそっ!男前バージョンの新作スツールも完成♪

ヽ( ´ ▽ ` )ノカックイィ!

んでからぁ・・・

ちょっとテストしてみたかったのでぇφ(°ρ°*)ゴニョゴニュ

2液エポキシ樹脂を使ったカラー充填実験♪(* ´艸`)

よく樹脂そのものに色を付けたい時は、専用の

樹脂染色塗料を混ぜるのが通説みたいに思われてますがぁ・・

配合量(樹脂に対して塗料の分量)を10%前後に

抑えるなら、硬化前に通常のラッカースプレーや

顔料塗料でも色付け出来るか?実験してみたのら♪

(≧∇≦)bアハハ

言っちゃえば塗料=不純物を配合する事になるので、

硬化不良の失敗を避ける為、ついつい無難に高価な

樹脂専用染料を使っちゃうのですがぁ

(´~`ヾ)ワタシモ

フツーの顔料塗料でも硬化不良を起こさず、

ちゃんと硬化しますね♪硬化時間も硬化強度も問題無い

みたい♪

っと言う事は、樹脂染料に限らないなら、色の選択肢も

増えるし手軽♪やってみるもんだ。

β(□-□ ) フムフム

っと言う事で(≧∇≦)b

肉球マークを彫り彫りφ(°ρ°*)チマチマ

ソコにエポキシ樹脂を充填してみた♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ

つまり絶対消えない&表面ツルツルの座面も

創れちゃう♪(* ´艸`)カワユス♪

流行の木工&エポキシ充填が出来ちゃいますネ♪

補強部分にも肉球を彫ってたりします♪(* ´艸`)

EPOXYのコツ(* ´艸`)

いやはや・・・夏並みの気温になって来ましたねぇ?

(*´д`*)アヂアヂ

暑いのもだけど、そろそろ蚊も増えて来てるのでぇ・・

今年も蚊取り線香を引っ張り出してきました♪

(* ´艸`)

えーっと・・・んで、最近、私が良く使ってる

2液エポキシ樹脂ボンドの話。(≧∇≦)b

接着性が高いのも魅力なんだけど、木工に限らず

接着強度と共に精度を上げようとすると、僅かな隙間に

硬質な樹脂が入り込んで硬化する利点は大きい。

β(□-□ ) フムフム

そもそものトータル接合面積が増えますし、僅かな

隙間にもクサビのようにしっかり充填した方が、

捻じれや曲がりの強度が格段に上がるのだ。

(≧∇≦)bイイネ

んで、ボンドの樹脂自体が熱重合硬化するので、接着面との

密着度が高く、肉やせが少ない。

なので、無垢材の反りや捻りも修正しやすい。

ヽ( ´ ▽ ` )ノスンバラスィー!

また、プラスチックや金属など、殆ど何の部材にでも

硬質にカッチリ接着出来るので、良いとこ尽くめ。

(≧∇≦)bイイネ♪

最近では、自動車や飛行機などの金属同士の接着、また

カーボンなどの異種接合にも主要骨格にはエポキシ接着が

断然に増えてて、今や溶接よりも主流になりつつある。

(≧∇≦)bスンバラスィー!

しかし・・・エポキシボンドにも成分や品質に違いがあって

例えば100円均一の安価な2液エポキシはホントに剥離(剥がれ)

しやすいし、衝撃でボンド樹脂そのものが内部で割れたりもします。

( ̄~ ̄;)ダネェ?

本来は100円で買えるようなほども安くないモンです。

(´~`ヾ)アマーイ

んで、優れた接着ボンドのエポキシですがぁ・・・

難があるとすれば「そもそもの価格が高価」なのと、

「使う度に2液を同量混合しなきゃいけない面倒さ」に

ある。良いのは判ってても、煩わしさでツイツイ・・・

一液の強力なボンドが無いか?探してしまうw

んま、一液ボンドなら以前にも書きましたが「スーパーX」が

ダントツに優れてます。ただ接着性能を弾性に頼る性質上、

剥がれはしないけど、何となくニュルっと感は残ります。

┐(´д`)┌シャーナイ

んで、2液だったらエポキシが断然良いんだけど・・

ちょっとだけTIPS(≧∇≦)bコツ!

入手しやすさだったら、硬化時間5分のクイック5が

お勧め。800円以上と木工ボンドとかより遥かに

高価だけど、瞬間接着剤(シアノアクリレート)よりは

分量的に安い。

んで、A液(主剤)とB液(硬化剤)を目分同量を混ぜて

使用するんだけど・・・

使い慣れてる人は判ってると思いますがぁ・・・

同じ分量と表記されたA液とB液。

実は微妙にB液(硬化剤)の方が多い。

( ̄Д ̄;)マジカ!

比重が微妙に違うのもあるんだけど、エポキシや

レジンなど、2液を同量混ぜて使う重合タイプは

重合反応で懸架(分子同士が手を繋ぐ=硬化する)

際にピッタリ同量で相手が僅かにでも足りないと・・

重合できずに硬化不良を起こす。

具体的に言ったら、いつまでもグチグチで固まらない。

こーなったら、混合分量ミス&攪拌不良なので諦めるしか

無いんだけど(どうしようも無いです。諦めて下さいw)

こーならない為にも、微妙に硬化剤が多めに入ってる。

コンマ3gで言ったら僅かなんだけど・・・

コンマ3って言ったら、この位の量。

目分で同量合わせてる筈なのに、最後B液がチューブに

この位余る。( ̄Д ̄;)アリャ?

余って正解とも言えるけど、硬化不良を招かない為にも

目分同量よりもホンの気持ちB液が多い位で丁度良い。

(≧∇≦)bソッカァ!

混ぜた時にB液の黄色っぽさが少し出てる状態が◎。

これは2液のポリウレタンレジンなどでも同じ。

β(□-□ ) フムフム

メーカーさんはちゃんと考慮して、商品全量同士で

混ぜてピッタリに合わせて配合してくれてるって訳。

んでから、ココも大事。混合反応した時に発熱を伴う

重合(熱重合)は温度管理も大事。

真夏なみに大気が暑いと硬化が促進され(硬化時間が短く)

冬場は反応温度が足りずにナカナカ硬化し難い。

硬化時間を長めに取るのでは無くて、反応促進の為に「温める」のよ?

β(□-□ ) フムフム

冬場に粘度の高くなったエポキシを無理くりニチニチ

混ぜるんじゃ無くて・・・( ̄Д ̄;)エッ?

ドライヤーで温めれば、シュルシュルになります。

そうやって反応促進させた方が攪拌不良も硬化不良も起こらない。

エポキシはボンドも透明樹脂も、温めるとシュルシュルに流動性が

上がって、それで熱反応し始めると一気に重合反応で硬化する。

そんな感じ。

私は冬場は混ぜる時にファンヒーターに当てて柔らかくして混ぜてます。

β(□-□ ) フムフム

エポキシは難燃性なので、バーナーで炙って気泡を抜く&硬化促進

させるのも良い。

逆にレジン(ポリウレタン)は可燃性なので、やったら引火して

大炎上になっちゃいますよ。

(´~`ヾ)ゴチュウイヲ

なのでエポキシはA液&B液同量混合が大前提なんだけど・・・

「微妙にB液を多めに」「熱反応だから温めて硬化促進」すると

ほぼ硬化不良は起こらないです。(≧∇≦)bキッパリ

EPOXYボンドは慣れれば扱いやすく、布地や革にも

抜群の接着が可能なので「どうも好きになれない」人は

上記に注意すれば随分、特性が判り易く&扱いやすいと

思います。

して・・・あれから数日経った訳ですがぁ・・・

毎日、着実にφ(°ρ°*)コツコツ創ってるので、知らぬ間に

6枚完成。ヽ( ´ ▽ ` )ノンネ?

しかも・・・・全部、同サイズでバッチリ立つ!

ヽ( ´ ▽ ` )ノキャッキャ♪