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ピザ窯の内部設計

えーっと、先日でピザ窯のベース基礎が出来たので・・・・

いよいよ!その上に耐火レンガを敷き詰めてφ(°ρ°*)チマチマ

火床と焼き床を作って行きます。

先ずは、ブロック4段積みで腰高さまで上げた

基礎ベースの天板に耐火ブロックを敷き詰めます。

9×4=36枚分の平面積がピザ窯全体の大きさです。

β(□-□ ) フムフム

っで、前から3列分、アーチ状にR曲線で構成します。

ざっくり並べると、こー言う断面イメージです。

(判りやすく窯の断面を寝かせた状態で説明してます。)

下(手前)が薪を焚く火床で、真ん中の横一列の

上(R曲線の上部との隙間)がピザを焼く焼き床で、

窯の天井は並べてるようにR曲線のアーチ状です。

β(□-□ ) フムフム

設計的には上部のアーチ状のR曲線をワザと緩くして

焼き床の全高を下げてます。

こうしないと、良くある半球アーチ状では真ん中が

高過ぎて天井面が蓄積せず輻射熱が足りない上に、

ピザとの距離が遠過ぎて、上手く焼けないようです。

β(□-□ ) フムフム

つまり、下の火床の炎を焼き床側面のすき間から

上部に伝えてR曲線天井を熱し輻射熱で焼く。

(実際は、この積み方で立たせた立体構造に組み立てます。)

β(□-□ ) フムフム

それと、火床の背面の炎も焼き床上部に導きたい

ので、本来では立体的な半球状となり、その立体的な

曲面を耐火レンガで苦労して積んだりするものですが・・・

私はそんな事はしないで、耐火セメントで立体半球を

別に作って乗せれば良いじゃん?っと思ってます。

炎の流体力学的にはティアドロップ(しずく形状)立体が

良いようですが、正面から見てアーチ状に組むと、

背面が真っすぐになってしまうので、ソコを良い形状で

炎の周りを良くしたい。って事は・・・っと言う感じ。

四角いおもちゃのブロックでは半球に組めませんよね?

それと似たような感じです。

燃焼試験での仮窯は四角く平面に積んだだけでしたが、

やはり四角は吹き溜まりが出来て無駄が多い。実際には

燃焼ガス(炎)は気体的に立体に振る舞い、温度が上昇する程、

上に上にと上昇気流を生み出します。

炎の流れを邪魔しないように効率よく、上手く窯内部壁面に

蓄熱する為に・・・・出来るだけ流体がスムーズに無駄なく

流れるような滑らかな内壁にしたい。そー言う発想です。

β(□-□ ) フムフム

簡単に言うと、お椀をひっくり返したような窯内部が良いのですが

ソレを四角い耐火レンガでどう積むか?ピザを出し入れする

出入り口や煙突を何処に配置するか?

そして、アーチ半径や窯の奥行き直径によって積む個数と角度が

違ってきますし、初めての私でも組めるようにしなきゃいけない。

( ̄~ ̄;)ウムム

中には、そー言う専門書やピザ窯事例紹介ブログをまんま真似れば?

っと思う人も居るかも知れないけど・・・違うんだよねぁ・・

それだと、人が成功した事をなぞるだけ。知恵を使わず真似ても

何も工夫も面白みも湧かない。その例にはベストでも、私が実際に

使うのにベストとは限らない。

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

作り手のコダワリとかじゃ無くてね?真似るだけで満足しちゃうなら

自分が作らなくても良いんじゃね?ワザワザ費用も時間も掛けて、

もう人が味わった満足感の二番煎じって・・・意味あんの?

それなら単純に業務用のピザ窯買うか?職人に作らせる方が早くない?

(´・ω`・)アッ・・・

モノを創らない人は、そー言う根本が無いから安易に真似る方が効率が

良いように思っちゃうケド、効率だけなら自分で作る意味無いし、

自分で作る経験に意義があるなら既にあるモノを真似ちゃあ意味が無い。

今、私がやってるように「どのくらいの直径にするかなぁ?」

「斜めでしかも球体に組むには・・」とか自分の頭で考える事が

楽しくて、意味があって、自分の経験値となり、上手く行っても

失敗しても、自分が納得行く。

そー言う事です。ググってスグに真似る人はココがスッポリ無いから

中身が無くて、自身や経験にもならず、満足度が低くスグに飽きちゃうの。

遠回りしてるんじゃ無くて、ソレで何を得るか?基礎の基礎です。

んま、週末に飲食イベント出店しながら、平日に木工オーダー

しながら・・・なのでノロノロですが(*´σー`)エヘヘ

頑張って進めまーす♪

試作テスト窯

えーっと・・・色々と水面下で同時進行してるので

載せる順番がズレちゃってたらゴメンなさい。

(* ´艸`)モゴモゴ

以前にチョットだけ書きましたが、実姉apoisの

九度山町古沢の喫茶店「オールドストリーム」敷地内に

私がピザ窯を自作して併設しよう!って話の進捗状況。

春先には・・・っと思って準備してましたが、逆算すると

寒い2月頃に着手の計算。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

さすがに雪が舞う屋外工事は辛過ぎるので(*´σー`)エヘヘ

チョットだけ3月まで延期してましたが・・・

木工オーダー製作の合間に、いよいよ!

本番の前の「試作テスト窯」に着手。

(´・ω`・)エッ?

やはり、やってみないと見当も付かないので・・・・

今回はサイズ感と燃焼具合を把握する事を目的として、

「簡易でバラせる、組み立て式のテスト窯」を

先ずは作ってみる事に!ヾ(*´∀`*)ノ

んで、実際に燃焼させて試作ピザでも焼いてみて・・・

おおよそのサイズ感と燃焼効率の感覚を掴む。

それから本格的に設計&制作に着手する、その「前段階」です。

最終的なサイズを割り出すべく、最もポピュラーな

「基本ブロック8枚基礎(1140×1170)」で

簡易基礎を作って、この上に耐火レンガ約100枚で

6枚縦並び長手3列並びの簡易窯を作ってみます。

こー言う火床のサイズ感ね?本番はもっと屈まなくて

良い位にブロックで高く積んで作るけど、今回は接着せずに

積むだけの簡易テスト窯なので、万が一にも倒れない為に

今回は、この低さから積んでいきます。

大きさも大きいような小さいような・・・色々な意見が

あるでしょうけど、先ずやってみないとね?

β(□-□ ) フムフムゞ( ̄∇ ̄;)ソーイウコト!

最終的には、外周も蓄熱の為に一回りレンガで囲って

結構大き目の本格的なピザ窯になるんだけど、実際の中身の

窯のサイズを確かめてる。って意味ね?

積み重ねてるだけので、アッと言う間に「仮テスト窯」が

完成。コレは目地接着もしてない仮組み状態だから

倒れないように台座無しの地面設置状態です。

何度もになりますが、コレは「テスト窯」で完成では

ありません。テスト後は跡形も無く解体します。

β(□-□ ) フムフム

本番の窯製作時には、この程度の高さ(腰高さ)までブロックを

積み上げて、その上に窯を製作する予定。

ヾ(*´∀`*)ノ

一見、まろっこしいように感じるかもしれませんが、

こんなのは「ある程度、予見できる事」もありますが、

実際にやって、私自身が体感して「想像上では無く」

感覚的に理解する。と言うプロセスが重要なの。

これは今どきの大人にも多いんだけど、ネットで情報が溢れ

自分で体験して無いのに、判ったような気になったり・・・

やった事も無いのに、このくらい簡単だろうと想像したり、

一発目から失敗せずに成功出来るのでは無いか?と勘違い

してしまい気味。

何度も言うが、もし、そうなれば最も無駄な労力やコストが

省けて効率的で素晴らしいとは思うけど、それこそ、

経験して無いがゆえの安易な楽観的予測。

実際、現実は、自分の実体験に基づく「体験した経験」が無ければ、

そうはならない。

人生の全ての経験値は、自分が実際にやって体験した事でしか

判りようが無く、どれだけ知慮深く空想や憶測を巡らせても、

所詮は「現時点で未体験の自身が知り得た経験から空想&想像

するしか出来ない。」だから、見当違いで的中率は低く、

恐ろしく失敗回避が低く、成功確率が精度が低くなる。

┐(´∀`)┌ソーイウコト

コレは将来的にも絶対にAIやビックデーターや情報では補えない。

楽しい事も、苦しい事も、幸せも、不幸も、全てね?

限られた人生、時間の中で自分が体験できる事は限られるので

余計に失敗しないように、慎重に先回りして情報を搔き集めても

自分が丁度良いサイズなんて誰に聞いても判んないし、何処にも

書いてない。失敗を避ければドンドン成功確率は遠のく。

でも、実際にテストでもやればスグに明白に

正解と言うより、感覚的に自分に納得の行くカタチで判る。

その為に、私はよく事前にテストや実験をやってるの。

それこそ、最終的な成功確率を上げる為にね♪

ヾ(*´∀`*)ノ