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EPOXY実験

近年、youtubeやインスタなどでも良く動画に上がってる

回転させてマーブルに混ぜたり・・・原木の中央に透明な樹脂で

川に見立てたリバーテーブルなど・・・

それらは「エポキシ樹脂」を使ってるのね。

β(□-□ ) フムフム

ただ、このエポキシ樹脂は欧米では人気があるんだけど

日本ではイマイチ・・・・

( ̄~ ̄;)ウムム

エポキシ樹脂とはA液(ビスフェノールA)とB液

(エピクロロヒドリン)を混ぜる熱硬化性樹脂の事ね?

プレポリマーと言って重合を途中で止めて、硬化剤で

ポリマー重合(硬化)させる仕組みの2液性です。

なお、2液別容器で保管は冷暗所ですが、それでも

吸湿&酸化しやすく、プレポリマーの長期保管は

いずれ経年劣化で硬化不良を招きやすい。

ケミカル系は「(精製からの)鮮度が肝」になってきます。

でも、全然普及して無いんじゃあ無くて・・・例えば

カーボンファイバーってのは、炭素繊維をエポキシで

固めたモノだしiPhoneの内部基盤を固めてるのもコレ。

( ̄Д ̄;)ヘェ・・

ビスフェノールをエポキシ基じゃなくて、ホスゲンで

カーボネート基で重合すれば、ポリカーボネートですね。

β(□-□ ) フムフム

色々な用途に製品としては使われてるんだけど( ̄Д ̄;)ヘェ・・

こと「自分で2液を混ぜて硬化させる」と言う原液からの

用途は少なくて・・・・「デブコン(米デブコン製)」や

「クリスタルレジン(日新製)」など、樹脂アクセサリー用途に

微量に使われる程度。ハッキリ言って日本で買えるのは割高だけど

ケミカル系は「大量=安い。少量=割高」の代名詞ですからね。

( ̄~ ̄;)ウムム

欧米ではキッチンの模様替えにテーブルや床を丸ごと

カラフルに着色コーティングしたり、カヌーや小型船の

修復用にも使われてたり・・・・バケツ量単位なのに。

そんな中で、硬化前の独特の粘りをマーブル着色に応用したり

透明から微妙に着色したり、さっき言ったリバーテーブルにも

応用され、普及&人気があるんだけど・・・・

日本には全くと言って良いほど普及して無い。

┐(´д`)┌

これは「2液を正確に比重混合する」「長期保管が難しい」と

言う扱いにくさもあるけど・・・・やはり断然「高価」な事。

日本の自称DIY小僧なんかも(* ´艸`)

きっと「面白そう!やってみたい」とは思うだろうけど・・・・・

下調べ時点で予算的に尻ごむのかな?

( ´,_ゝ`)プッ

あっ!そそっ!さっきから言ってる真ん中が透明エポキシの

リバー・テーブルね?エポキシの流動性と透明度、それと

木材や他のマテリアルにも強靭に接着性質を生かしてますが

だいたい、アレでエポキシ樹脂の原材料コストだけで1~2ガロン

(3万円分以上)は流し固めてます。(* ´艸`)

そう。確かに欧米の方が流動性2液エポキシは普及してて

日本国内よりは安いけど、それでも数千円では出来ない。

ガッツリ、エポキシ材料費だけでも数万円は掛かる。

┐(´д`)┌アマーイ

日本で左右の朽ちた原木で・・・モノによるけど2万円程度。

天板だけで原価5万円以上は最低ぶっこまないと実現出来ない。

んま、それだけ日本の自称DIYがショボいケチケチ貧乏主体に

成り下がってるだけなんですけどね?(´~`ヾ)

確かに・・・じゃあ今の日本で半分以上が合成樹脂(エポキシ)で

出来たクソ重たい(しかもエポキシは経年劣化で必ず白濁り&黄ばみが

出てくる)テーブルを10万円以上で製作してコンスタントに売れるか?

つーと・・・微妙かも知んないし。

重合とか化学式とか日本人は妙に苦手だし(* ´艸`)アハハ

┐(´д`)┌ヤレヤレ

一昔前に自動車チューニング・ブームでカーボンボンネットが

流行った時に、ウェットカーボンの耐候性の低さに(白くボケて

黄ばんで来てペリペリ剥がれる)腕に覚えのある日本人でも

エポキシを避けて2液ポリエステルか?2液ウレタンに

なっちゃうもんねぇ。

( ̄~ ̄;)ソッカァ・・

しかし、全然駄目なのか?つーと、室内だったら、ほぼ紫外線

劣化は無いし、今はUVカットクリアーコーティングを施すのが

常套だから、ウェットカーボンも釣り竿やゴルフクラブ、スキー

なんかにも今でも主流ですしね?(* ´艸`)ソウソウ!

そんなにアクリルやウレタンとも大差なく気にする程の弱点って

のは無いんだけどね?(≧∇≦)b

さっきからウェットと書いてるのは・・・・

ボーイング777主翼やF1やレーシングカーのモノコックに使われてる

金属よりも硬くて軽い超硬質な炭素繊維「カーボン」ってのは

「ドライ・カーボン」と言って真空高圧高温窯で成形する

オートクレープ製法で造ったヤツね?それはメチャ固いが

ひとつ創るのに数百万円以上は掛かる。

んで、まがい物の汎用ウェット・カーボンってのが、

高圧高温脱泡工程を省いてFRPと同じくエポキシで

手作りで貼り重ねて作れる、なんちゃってカーボン。

(* ´艸`)ミタメダケ

コッチはFRPより硬いけど、プラスチック同様、

普通にパキンと割れます。重量もFRPと同等重いです。

( ̄Д ̄;)アレ?

だからこそ、カーボン竿やスキー&スノボの板、自動車チューニング

パーツなど「巷で個人が買える価格帯」って訳。┐(´д`)┌

「ドライ」と「ウェット」は同じカーボンでも強度&価格は

全くの別物です。

一般人が買えるカーボン製ってのは大半がウェットです。(´~`ヾ)

ちょっと脱線しましたがぁ・・・・

それと・・・

以前は、米アマゾン等から個人でも購入出来たんだけど

去年あたりに日本の危険物輸入の大幅規制が掛かって、

もう個人レベルでは安い海外エポキシを輸入し難く

なっちゃってるのも・・・あるの。 ( ̄~ ̄;)ウムム

これは1ガロン(3・4L)単位ね?今は2万円以上します。

しかし、私は元々、接着用途としてエポキシを良く使ってるし

↑こー言う目止めの時ネ?(≧∇≦)bこー言う時に

エポキシ樹脂が抜群に素晴らしいのを知ってるから・・・

( ̄~ ̄;)ウムム

どーにか天板コーティングや(海外の真似だけでは無くて)

違った使い方も出来るんじゃないかなぁ?とか

思って、密かに実験してたりします。(* ´艸`)ムフフ