えーっと・・・早いもので、もう9日(≧∇≦)b
宵えびすですね?ホント、この1月前半って一日が
アッと言う間に感じますね♪
(* ´艸`)ニャハハ
んで、またまたワガママ実兄からの新春依頼。
大きな業務用の洗米機能付き炊飯器の鉄製キャスター。
もう(調理器具なので)ボロボロに錆びちゃって
キャスターも動かなくなっちゃってるから・・
新たにサイズピッタリのキャスター付き台車を
新調して欲しい!ってご依頼。
・
ご覧のように30mmL字アングル(山形)で
新規構成して、補強も追加して溶接製作。
φ(°ρ°*)ジジジィー
元々の台車は機械にピッタリ過ぎてハズれ難かった
ので、5mmずつ余裕クリアランスを足して設計。
β(□-□ ) フムフム
実兄にも「ワザワザ鉄製じゃ無くても良いよ?」っと
言われてるのですがぁ・・・この手の台車は強度&
耐腐食性だけでなく、キャスターの全高も加わるので
単に鉄じゃない方法が取りにくい場合もあります。
β(□-□ ) フムフム
例えば、今回の場合は、上に乗せる機械の下側(四角)が
ピッタリ、台車アングルの内側に嵌ります。
っで、キャスターは車輪のコロ直径だけでなく、キャスター
(クルクル回る部分)で全高が決まるのでぇ・・・
・
簡単に言うと載せる地上高が実際、ほぼキャスター全高と
同じになるのね?β(□-□ ) フムフム
コレを木製で作ろうとしたら・・・ベニヤ板に直接
キャスターを付けた簡易じゃ無いと高くなっちゃう。
( ̄Д ̄;)ソッカァ・・
モチロン、大きくて大人2人で持ち上げる重量の機械を
ベニヤ板では受け持てない。台車の周囲にズレ防止の
ストッパー段を付けなきゃいけないし、強度の為に
木製骨組を入れるなら少なくとも50mm角材ほど
入れなきゃなんない。
つまり、キャスター全高+骨格50mm+ベニヤ板13mm
木製で創ると現状より63mmも高く出来上がっちゃう。
( ̄~ ̄;)ウムム
たかが63mmでも、たったこれだけで今までより
高くなった分、作業し難くなったり、重心が高くなって
圧倒的に不安定になっちゃう。木だと経年で水回りだと
腐るしね?
┐(´д`)┌ソーイウコト
つまり、この形状(L字アングルで内側に嵌る構造)の
時点で、同じ鉄製アングル1択になっちゃうの。
・
例えば、それほど重量が無かったり、元々の台車自体が
ある程度の高さがあるなら、木製も選択肢に入るけど
「安くなるように・・」みたいな好みで選択できる感じ
じゃ無いの。
(*´д`*)ソッカァ・・
逆に言うと高さを稼げない&制約がある際には、実質
Lアングルの片側の厚み分で強度が出せる鉄製アングルは
大きな利点があります。β(□-□ ) フムフム
つ~訳で、キャスター(コレもコマの直径で耐荷重
&寿命が大きく変わります)のコマの負担を減らすべく
5mmだけ直径がワンサイズ大きいのを採用。
んで、調理場の床は次亜塩素殺菌の場合が
多いので、耐薬性&防錆重視で2液ウレタン塗料で
塗装を施してます。
こー言う配慮が足りないと壊れやすかったり
数か月で錆でボロボロになっちゃったりしますからね♪
(* ´艸`)ウンウン♪
調理経験もあって・・・キャスター構造も理解してて
鉄溶接も防錆特殊塗装も難なく出来る。
コレも私ならではの利点だったりしまーす♪
ヽ( ´ ▽ ` )ノオマタセー♪