「思考」カテゴリーアーカイブ

建築業の施工依頼

えーっと・・・以前から建築仕事を受注してた建築資材店さんから

久々の電話。

私が3年前に脳梗塞で入院したのを知ってか?知らずか?

(依頼する仕事が無かったのか?それとも風の噂で既に

知っていたのか?)今まで音信不通だったのに急にグイグイ近況を

色々聞いてくる。

「うーん・・・申し訳ないけど、脳梗塞を発症して・・・・・

リハビリでカナリ良くなったけど、さすがに建築仕事は・・」

やんわり、お茶を濁して、どうにか角が立たぬように断ろうと

してたんだけど、急に翌日、作業場に来たw

Σ( ̄ロ ̄lll)エッ?

「もうスッカリ良くなってるじゃないですか?」と話を続ける。

聞けば、建築仕事の人手が足りないのは無論だけど、特にこんな

田舎でチョコチョコと数日で片付くような施工が出来る大工や

軽天職人が(ほぼ後期高齢者で引退して)ほぼ居ないらしい。

まぁ・・・業界用語で言えば「小間使い」。一昔前なら町の大工さんが

現場仕事の合間にチャチャっと2~3日で請け負ってたような雑用仕事。

確かに儲けは少ないのだが、実際の施工内容は、その場で臨機応変に

設計施工できる知識と経験が必要で、見様見真似で出来るものではないし

技術伝承も全く無い。

大工や建築業界の多くは、団塊世代がメインで、その下の中間層が

ほとんど居なくて、私たち位の団塊ジュニア世代の2極化だから・・・・

(私くらいの世代は建築不景気の時期に辞めてる人も多い)余計に

「(地元では)全く居ない」過疎状態が続いてる。

まぁ・・・建築ラッシュは過ぎ、業界自体のダウンサイジング化は、

やむを得ないが、地方の田舎で全くのゼロ人と言うのも困ったものですね。

大半の方は「へぇ?」っとしか感じないと思いますが、工務店や地元の大工さん

との伝手が全く無く、絶対数が少ない地方地域だと、相見積もりなど以前に

都会からの出張費など含めて、来て貰えるだけ有難い&言い値になってしまう事も

今後は増えてくるのは避けられないでしょうね。

(*´σー`)エヘヘ

逆を言っちゃえば(技術的な参入障壁が高いので)一級技術施工者は

特に田舎ではライバル無しの寡占状態で仕事にあぶれる事は無い筈なんだけど、

ここに来て、脳梗塞でポンコツになっちゃった私。ホント悔やまれる・・・・。

ホント、一人で考えてると

「千載一遇のチャンスで、こんな筈じゃあ無かったのになぁ・・」っと

泣けてくる。

(TωT)シクシク

とは言え、退院後に冷静に考えて「もう二度と建築仕事は無理だろうな・・」っと

諦めてたが、更に踏み込むと、今まで日々のリハビリで驚異的な回復なんだから、

どうにか頑張れば、完全に諦めるのは早いのではないか?・・・・

またまたおバカな脳みそ筋肉思考w

(* ´艸`)プッ

既に脚立には登れるし毎朝、ウォーキング時に一本線の上を歩くような

トレーニングも続けてるので、絶対に事故や怪我はNGの大前提だけど、

曲がりなりにでも出来ないものか?真剣に考えてみる。

( ̄~ ̄;)ウムム

っと言うか・・・・

判って貰いにくいと思いますが、若い頃から料理人や建築技術者、木工職人を

経て「なんでもやってみるマン」で今までやってきた私が、脳梗塞で「器用さ」

を失って、全部を諦めるしかないのは、本当に精神的にも辛くて歯がゆい。

んま・・・往生際が悪いだけかも知れないですけど。

(*´σー`)エヘヘ

まぁマジな話、諦めるしか無いモノは諦めるしかないんだけど、一方で

絶対に無理だと思われた奇跡のような「為せば成る」も実感してるので

諦めるのは、まだちょっと早いのかも???

って事で・・・・

万全のサポートの上で「建築仕事をやってみる(お試し)」って事で

請けてみた。

流石に元本職なだけあって、ササッっと現場を見ただけで瞬時に施工手段と

必要材料の計算や手配も現役並みに滞りなくできた。

現場は、京奈和道で行けば家から10分程度で、昔ながらの

二階建てテナント店舗。

この度、1F美容院さんの玄関前のシャッターを新しくやり替えた

らしく、そのシャッターBOXを下地→ケイカル板貼りまでの施工依頼。

こう言う巻き上げ式のシャッターは、巻き上げたシャッターを

ガレージの規格シャッターみたく軒先側にBOXを作って収納する。

左の既存側を見れば分かるようにシャッターって出っ張ってる

部位も多くカナリ内部は狭いので、大工の木製下地では不向き。

出来れば既存の左側と同じように軽鉄下地を連結して繋がるように

貼りなおして欲しいとの事。

こー言うのは、殆どオーダーメイドになるので、シャッターBOXは

メーカー付属品では無くて、建築側に施工依頼して新規製作します。

(*・ω・)ヘェ?

さてさて、飲食大イベントの直後、週末イベントも続く合間の平日に

上手く出来るかなぁ?

まぁ・・・危なっかしくもありますが、現役時代なら半日仕事ですが

事故無く何とか迷惑が掛からない程度に、折角、気に掛けて内情を

知った上で私を指名してくれたのだし、私なりに自分自身の自信を

取り戻せればラッキーかな?っと思って頑張ります!!

秋イベント目白押し!

秋も深まり出店するイベントが増えてます。

っと言っても、私の場合、木工出店より飲食出店が多いのです。

(*´σー`)エヘヘ

先ずは九度山の大イベント「大収穫祭」に飲食ブース出店です。

こちらは春の真田まつりに並んでイベントの規模が大きいので

私は「ひたすら黙々と揚げまくる」に徹してます。

(*´σー`)エヘヘ

毎年クタクタになってイベントを楽しむ暇も無いのですが

それがまた心地いい気合が入る飲食イベントです。

んで、次の週末「土曜日」に毎年恒例の

「紀の川手作り市」主催者さんも代変わりして

今年で20周年らしいです。(*´σー`)エヘヘ

こちらは久々の木工出店なので、新作を

たくさん!持っていきますよぉ♪

ヾ(*´∀`*)ノ

んで、11月第四日曜は恒例の橋本魚市場にて

「いこら市」に飲食ブース出店です。

んで、さらに12月最初の5・6・7日の3日間は!

第23回目となる関さま邸宅にて恒例の「蚤の市」です。

同じく今年最後の木工イベントになりますから

惜しみなく全部持っていきますよぉ!!

ヾ(*´∀`*)ノ是非!

飛び飛びですが(*´σー`)

ナカナカ以前のように毎日ブログ更新出来てないですがぁ・・・

先日からのオーダー品製作は・・・

コチラはご自身の造花作品を六角形の壺に差して

展示したいために「六角形の台座」の製作ご依頼。

寸法は事前に六角形の壺を参考計測しぴったり合う

サイズに設計してます。

作品展示&ご予算も多めに見て貰ったので、奮発して

一枚物の杉板2種をベースに採用。

一つは「素朴で温かみのある木肌色」と、もう一つは

「渋く濃いウォールナット色」のご依頼。

それに合わせて、うねりのある銘木木目と素直な

正目に近いシンプルな一枚板から切り出しました。

六辺を囲いウレタンクリアー塗装済。

いい感じに同サイズで全く印象の違う2種が完成。

価格はそれなりにしますが、物価高騰の今日、

この価格でも製作できるのは稀かと?(* ´艸`)

続いては・・・・

いつも御贔屓くださってる作家さんからの什器依頼。

以前に製作したことのある折り畳みの糸車。

依頼者様はコレを什器の足として使うらしいです。

こちらは既にお持ちの什器がスッポリ入るように

「内寸指定」の杉材の大箱什器。収納にも什器にも

使えるように・・・っとのご依頼です。

制作を進めていたものの、私の連絡不備でお客さんを

待たせるカタチになった上に・・・・(*´σー`)スミマチェン

焦った私の判断ミスで雨天の塗装が祟り「白ボケ現象」

・・・全く、初心者みたいなミスをしてしまいました。

全面、磨き直し→塗り直しに更にお待たせしちゃった。

(/_;)スビバチェン

こちらは既に梱包&発送済みです。

(*´▽`*)

しかし、せっかく納期にご猶予頂いてるのに、私が

「イチイチ連絡するよりは完成画像を」と連絡が遅れたのが

返ってお客さんに「え?忘れてない?」っと不安にさせる

結果に。っで、私は急がなきゃと慌ててしまう。

( ̄~ ̄;)ウムム

こうならない為に頑張ってるツモリですが、行き届いて無いと

「聞くと急かしてしまいそうで・・」のお客様のやさしさすら

無下にしてしまう結果になってしまった。

猛省してます。m(__)m

んで、水面下で進めている「某邸宅の裏庭改造計画」

依頼者様はご夫婦でDIY好きで・・・・本来なら私に

デザインから設計、製作、施工に至るまで全部お任せしたい

らしいのですが・・・・私には、もう施工作業は難しいので

「デザイン、設計のアドバイス&施工のアドバイザー」として

お手伝いさせて頂く事に。

んで、石畳み敷やタイル床と施工してきて・・・今度は

金属プレハブ製の納屋の壁をおしゃれに変えたい。っと言う

無理難題(* ´艸`)

デザイン&計測&施工手順&実地アドバイスの予定が・・・

結局、私が脚立に乗って作業する羽目に(* ´艸`)アハハゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

中央の窓には、私が別付けのアンティーク窓縁を製作して

嵌める予定。

木工オーダー含めて、ちょっと忙しいのでタイミングを

見ながらになりますが進めていきまーす。