アプアの市で・・・とある作家さんから・・
厄介な修理を頼まれました(*`ε´*)ノ_彡ンモー!
言っておきますが!他社製品などの修理は承っておりません。
逆に、「こーやれば、直せますよ?」と言う意味で、出来るだけ
自分で&他の方が修理して頂けるよーに・・・って参考例です。
先ずはコレ・・・・組み立て式コートツリーのジョイント部分。
ネジ式の組み立て機構なのですが、ボルトを挿すナット側が
2重タイプ(内側と外側にネジを切ってある)で、良くある故障。
コレは、組み立てるときに「ギュー!」っと、シッカリ締めようと
(内側は目一杯締まってるのに)チカラ任せに締めちゃうと、
こーなって、固定側(木)のネジ山が、もぎ取れちゃいます。
本来は、もう1サイズ大きいナットに交換すればOKなのですが、互いの
ピッチ&サイズを合わせるには、オス側も変えなきゃなんない。
こー言う時は・・・
木工ボンドに、おが屑を混ぜます。(≧∇≦)b
木工ボンドだけでは(引っ付くのですが)強度が足りない&かさ増しの為。
因みに・・・・出来るだけ、ねじ山の隙間に、キッチリと詰め込み、
(中の乾燥に時間が掛かるので)このナットに半田ゴテを
突っ込んで、中から熱して強制乾燥させると、スグに修復できますヨ。
今度は・・・
トルソー・・・・コレも、大抵・・・ココが壊れちゃいますね。
本体の中身が発泡スチロール製なので、ビスでは利きません。
本来はビース状の発泡スチロールを、オレンジ・オイルで溶かしながら
突っ込めば、修復できるのですが・・・そんなのは面倒です。
トルソーって新品は、もの凄く高価だったりします。(≧∇≦)b
でも・・・これ、「安いから買った」とか「安価で分けて頂いた」って方も
実に多いですが・・・「簡単には修復できないから安価」なのですよ?(*`ε´*)ノ_彡
でも、応急なら修理出来なくも無いです。(´~`ヾ)
元の穴は、馬鹿になって使えませんし、そもそも、このビス4点で
固定させるから、壊れやすいの。
なので・・・内寸ギチギチに木材をぶち込みます!
んで、横にあるのが、アルミ複合板で作った専用パネル。別に
ベニヤ板でもOKです。これも内寸ギチギチに作ってます。
要は、この取り付けの凹みの面全体で、受け持たせるわけです。
んで、通常の木ネジよりもピッチの荒いネジ(イエロービスなど)で
さっきの木材ごと貫通させて、(少しでも抜け難いように)放射状に
荒ネジを「手締め」で、打ち込みます!(≧∇≦)bガッチリ!
(インパクトで締めると、またその穴も馬鹿になりますよ)
そそ!もし、ボンドを使うなら、エマルジョン系ですぞ?シンナー系だと
スチロール樹脂は溶けちゃいますからね?
これで、応急と言うか・・・・手荒に扱わなければ、少々の期間は持ちます。
こんなの何処かで習う訳でも、教えてくれる訳でもありません。経験です。
しかし・・・直し方が判らなかったり、面倒がって・・・修理を断るケースが多い。
一昔前なら、気の良い大工さん&器用なオジサンが直してくれてたような事が
現在、急速に、そー言う色んな知恵をお持ちの方がご隠居なさって・・・・
「ちょちょいのチョイ」が激減してます。
だからと言って、私に振られても、そんな時間的余裕は・・・私にはありません。
そー言いながらも、身内だけでも「お願い!」って、頼みこまれてカナリの数、
修理をしてますが・・・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
そんな便利屋さんでは生計は立てられませんし、数百円しか頂けない割には
100%直すのは、ほぼ不可能だし、もの凄く手間が掛かって面倒です。
モッタイナイ精神は大事ですし、世の中、チョット直せば、まだまだ使えるモノが
沢山あります。もう買えないってモノも・・・沢山ありますよね。
世知辛くて冷たい・・・・ってのじゃないんですが、なんと言うか・・・
「1000円くらいで直して欲しい」ってのが、実際は、少なくとも倍以上は
掛かる・・・・それでも断られる位、面倒で割が悪い・・・って感じでしょうか?
高額&断られる&頼めるようなところが無いと言う事は・・・
自分で直すっきゃ無い!って事です。(´~`ヾ)
・・・・っと、何度も言いますが「この位、コレで自分で直せるでしょ?」って
意味で、持ち込まれても私は修理しませんよ。(キッパリ!お断りします)