またまた・・・オーダーで忙しいのにぃ・・・
ワガママ実兄は、構わず急ぎの依頼をブッ込んで来ます。( ̄д ̄)エーッ・・・
素人判断で「調理機械の下に木の枠で台車を・・・」っと言う
依頼だったのですが・・・現物を確認しに行くと・・・・
錆びてボロボロやーん(○´ε`○)んもー・・・・
これでは、台車うんぬんの前に・・・機械の台座がアングル保持できてません。
そのうち・・・倒れてぶっ壊れるぞぉー!!(*`ε´*)ノ_彡パシッパシッ!
あと・・・この機械、某有名メーカー製なのですが・・・・(´~`ヾ)
溶接のビードがちゃんと乗ってませんでしたよ?(* ´艸`) ○ボダさん♪
だから、スポットも甘く・・・錆びてなくても手で簡単に、もぎ取れちゃう。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
ココに重心を載せてるんだから、応力の向きも突き上げるように反対に掛かりますよ?
こんな溶接では、どの道、持ちませんぞ!( ̄へ ̄;バカモーン!
つー事は、別にして・・・・
1・予想以上に機械が重いので、木製ではぶ厚くなる。その下にキャスターを
つけるので、更に高さがあがってしまう。
2・手前に折り畳み機構があるので、アジャスターで納まるように
できるだけ台車は低く作りたい。
3・台座アングルが取れちゃったので(* ´艸`) アハハ・・本体の下の四辺で支えて
保持するしかないし、保持して囲うようにしてあげないと機械が歪む。
・・・・・つー事で、鉄アングルで四方組みして台車にしないとダメって訳。
(*`ε´*)ノ_彡パシッパシッ!
先ずは、鉄アングルを45度にカットして・・・それぞれの内寸にカット。
(簡単に書いてますが、クリアランスを見て、内寸を合わせないとダメです)
次に木の枠で寸法&直角を保持するように冶具を作って・・・
アングルの内面にビードを乗せると、熱で歪んで起き上がってくるので
四角の内側も押さえまーす。
これで、どんなド下手がヨソ見しても・・・バッチリ!直角&平行です♪(≧∇≦)b
んで・・・溶接。_φ(□□ヘ)ジジジィー
表面からもビードを乗せて・・・更に外角にアングルで補強して・・・
完璧に寸法通り(≧∇≦)b 平行&直角の四方角鉄アングルの出来上がり♪
あのぉ・・・コレって、鉄工所なら当たり前の朝飯前ですが、普通の木工屋さんは
こんな事しませんので、こんな仕事は言わないであげてくだちゃいネ?(´~`ヾ)
んで、今回はボルト留めのキャスターを使うので、取り付け台座!
四角の内側にナットを付けて・・・裏に座金を補強板として共溶接♪
今回は、調理場と言う事で、水&酢&塩&洗剤&ハイターと
錆びやすい環境なので、思いっきり厚めに黒塗装しておきまーす。
でもぉ・・・たぶん・・・いずれ錆びます(* ´艸`) ンマ、シャーナイ。
んで、キャスターを取り付けて・・・完成っ!(≧∇≦)b
手前の右車輪だけ、ストッパー付きのキャスターにしてます。
もっと重たくて、歪むようなら・・・斜めに補強を足したりもOK♪
んで・・・ぶっつけ本番で・・・・
ドキドキの・・・現物と合体!!パッコーン!ヽ( ´ ▽ ` )ノ ピッタリですぢゃ♪
これで、本体の底面保持も兼ねてるので、まだまだ、当分使えますね♪
こーする事で、脚の高さを究極まで低く出来たので、手前に折り畳みの
追加板があるのですが、その高さ調整もアジャスターで回避できました♪
木工なので、主に木で何でも作るのですが・・・・鉄も得意で発想が広いので
こー言う時は、あっさり・・・「鉄の方が良いや♪」と切り替えます。(≧∇≦)b
ただ・・・何度も言いますように、これは私ならではの・・・・変わった発想なので
(鉄には鉄の、木には木の特性&組み方があって、精度の取り方も違います。)
木工屋さんだったら誰でも溶接も出来る?って訳では無いので、ご理解をm(__)m
っと・・・・これ以外にも、オーダー品製作は進めているので、ご安心を。(´~`ヾ)