日別アーカイブ: 2013年11月26日

ゴブラン織り木製トランクその1

依頼者さまのリクエストで・・・・

「木製トランクの表地にゴブラン織りを貼って欲しい」って

無理難題なオーダー品です。(≧∇≦)b

 

「ゴブラン織り」ってのは、ご存知の通り「タペストリー」の事です。

(* ´艸`) ゴブランラン♪

 

当初リクエストは、「トランクの表面全面に(巻き込んで)貼って欲しい」との

依頼だったのですが・・・・・(´~`ヾ)

 

さすがにココまで・・・・布地がぶ厚いと、角を折り込めませんし・・・

布地のカットする切り口は、全て何らかの形で解れ防止&カバー

しなければ、収まりようが無いので、却下。(´~`ヾ)ムリハ・・・ムリデス。

 

なんとか・・・正面&裏面の平面2面にゴブラン織りを貼る事で

合意頂いたので・・・早速、製作してみます。(≧∇≦)b

 

そそ!ゞ( ̄∇ ̄;)オーダー時に判り難いと思うので、説明しますと・・・

薄手の布地を木製トランクの内貼りや表皮に貼ることは可能です。

接着自体は、強力なボンドで行なうので問題ないのですが・・・

 

布地は、カットしっぱなしって訳には行かないし、布→木材と

素材の境目が「そのまま」ってのも無理ですから・・・・・

「押さえ棒」や「見切り」で布地の最後(四辺)を押さえる必要があります。

 

それが、角を巻き込みしないと、全周(全辺)に取り付けるので・・・・

野暮ったく見えちゃいます。極力減らして、布生地を巻き込めれば少なく

出来るのですが、今回のような「ゴブラン織り」とか「デニム地」や

「コーデュロイ地」だと、ぶ厚くて角を巻き込めないの。(´~`ヾ)

 

んで・・・考えたのが・・・・

2013-11-25 18.22.46

先に、表面板にゴブラン織りを、超~強力に接着します!(≧∇≦)b

四辺は、まだ、切りっ放しですがぁ・・・

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トランクの側面構成材に、さっきの「ゴブラン織りを貼った正面板」に

ピッタリのミゾを予め、両面に彫り込んでおいて・・・・

全周に、キッチリとボンドを塗りこみながら・・・箱組みすると・・・

 

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こんなん出来ましたぁ♪(* ̄(エ) ̄*)ポワーン♪

q(≧∇≦*)カンペキー!(*/∇\*)キャッキャ

アンティークな伝統工芸品みたいに、ピッタリ!スッキリ!

超~キレイに納まってます♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ

 

コレをベースに・・・・トランク化していきまーす♪

依頼者様♪ゴブラン織りの貼り込み成功ですヨン♪(←ぶっつけ本番(* ´艸`)

 

クリアランス・ゼロでピッタリ構成したので・・・・(≧∇≦)b スゲー!

帯板も無しで強度OKなので、側面は(丁番&金具の保護で)四角の補強と、

正面の四角には三角の木製カバーのみで仕上げますね♪

 

私的には・・・・側面にもゴブラン織りを廻すよりも、遥かにスッキリとしてて

見栄えが良いように思いまーす♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ カックィィー!