日別アーカイブ: 2018年8月28日

異種金属接触腐食( ̄Д ̄;)

えーっと・・・・のんびり屋の実姉apoisを

急かすべく(* ´艸`)(私も忙しいのでね?(´~`ヾ)

本日も実姉apoisのリノベーション計画の続き。

(≧∇≦)bイクゼッ!

ココは正門の真裏の職員用通用門(裏口)

この汚ねぇ錆だらけの鉄扉を修復&塗り直し。

(≧∇≦)b

正門は大きいので、皆に手伝って貰ってワイワイと

塗るのも良いが・・・コチラはチト面倒。 ( ̄~ ̄;)

なので・・・

外してオンボロ小屋(アトリエ)にて作業しまーす。

あっ・・・・この手の鉄扉は(どんなに強靭に鍵を掛けようが)

ヒンジを上から抜けばスコン!っと外れます。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ!

なんで?ワザワザ外して持ち帰ったのかと言うと・・・・

コレね?たぶん、職員さんが後から設置したであろう

ステンレス製のポスト。 ┐(´ー`)┌

左扉の角の上に取り付けてました。 ( ̄~ ̄;)ウムム

何が?つーと・・・今日の題名。

良ーく見ると・・・下の鉄扉がボロボロでしょ?

外せば判る。ステンレスポストが接触してた

二か所から、一気に錆が回って・・ボロボロ。

┐(´д`)┌

「電蝕(電位差腐食)」って言ってますけど・・・

正確には「異種金属接触腐食」らしい。 β(□-□ ) フムフム

んま、要は違う金属同士を接触させると、それぞれの

金属固有の電位差(Hイオン)によってイオン化傾向が違う。

だから付けてただけで片側の負けた金属が電離&酸化して

腐食(錆)が一気に進む。

一般人はドンドン無知になってて知らないと思うケド

昔から異種金属は常識的に付けてはダメにゃの。

そー言う場合はゴムブッシュ等で絶縁したりするべき。

(良質なステンレス製品には、ゴムブッシュやゴムパッキンが

付属してたりしますがクッションじゃ無くて、この為)

┐(´д`)┌ヤレヤレ

例えば、鉄フレームのバイクに社外アルミ製のステップだと

一気に腐食が進むし・・・

鉄とアルミ、ステンレスとアルミもマズいです。

ステンレスは銅とイオン化傾向が同じくらいだったような?

要は異種金属を引っ付けたまま放置すると、イオン化傾向で

負ける金属側が極端に腐食(錆び)する。

アルミが負けると白い斑点が出てモロモロに脆くなるし

例えばステンレスの流し台に鉄を置くと一晩で錆びます。

メカニズム的に言うとややこしくなるけど、要は

電解質(空気中の水分は無論、特に雨風、海水)などの

状況下だと、電気メッキの逆バージョンみたいな現象で

イオン化的に弱い側(鉄とかアルミとか)の金属腐食が

加速化されるの。 ┐(´ー`)┌

たぶんね?このポストを付けた職員は「錆びないように」と

ワザワザ、ステンレス製のポストを選んだと思うけど・・・

( ̄~ ̄;)ウムム

確かにステンレス側には錆ひとつない。( ̄Д ̄;)エッ?

ただ・・・・数十年間は錆無しで耐えてたであろう鉄扉が・・・

ポストを設置した途端(十年以内だろう)接触した鉄扉は

一気にボロボロになった。

画像のステンレス製の取り付けステーの鉄製の蝶ボルト&ナットも

無茶苦茶、錆びてるでしょ?

って訳。 ┐(´ー`)┌ ソリャ・・・ソーナルワ

鉄だから錆びるのでは無い。錆を促進させる行為が原因。

┐(´ー`)┌ソーイウコト

こー言うのは素人メカにも多くて、錆びないように!と

やたらと鉄の取り付けにステンレス・ボルトを使うと、逆に

その取付穴から腐食促進します。

( ´,_ゝ`)プッ

つーか・・・こんな事もイチイチ言わなきゃなんないのか?

って呆れちゃうんですが・・・んま、時代ですな。

( ̄~ ̄;)シャーナイ

なので、もしご家庭で、こー言う場合にはゴムブッシュで

絶縁するか?鉄製ポスト付けた方が、逆に錆びないです。

(≧∇≦)bナルヘソッ!

まぁ・・・左扉はこー言う訳で溶接修正&補強しますが

先に(≧∇≦)b

ポストが付いて無い側の右側。

コチラは一般的な経年劣化&錆だけなので・・・

イチイチφ(°ρ°*)チマチマ・・・塗膜と深層錆まで除去。

こー言うのはサンダーって機械でφ(°ρ°*)チュィーンって、

やるのですが、コレでも2時間くらい掛かりますよ?

┐(´д`)┌アマーイ

んで・・・ココまでやってからのぉ・・・

実姉apoisが図ったかのように現れて、( ̄Д ̄;)エッ?

いそいそと・・・錆び止め塗装を始める。

( ̄~ ̄;)ッタクッ!

最後の美味しいトコだけ・・・・んま、いつもそう。

( ´,_ゝ`)プッ

最終的にはこげ茶色に塗装しますが、一旦乾燥させて

次は・・・厄介な左側扉を溶接して補強しますか♪

(´~`ヾ)