日別アーカイブ: 2019年5月27日

側面テストピース試作

えーっと・・・他のお待たせしてるオーダーなど・・

順次進めてるので(*´д`*)ヒィ!

製作スタートは、もう少し先になるのですがぁ・・

(´~`ヾ)スマーン

先日、お承りさせて頂いた椅子の側面パーツ。(≧∇≦)bアザース

β(□-□ ) フムフム

特にソコが「肝」と言うか、このオーダーの最大のネック部分

なのでぇ・・・(´~`ヾ)

早速、「組めるのか?」「強度が出るのか?」「歪まないか?」

の試作テストをしてみまーす♪

(≧∇≦)bイクゼッ!

使う部材は、粘りのある25mm厚の白木のスプルース材。

(無論、自分で製材して挽割ってます)

参考見本はポプラ材(中国産)なのですが、ナカナカに

タイトに設計してるので、無垢杉では軽く出来るけど

接合部の捻り強度が足りない可能性があるので。

(´~`ヾ)ソーナノ

最終的には黒っぽいバリサンダ色なんですけどね?

依頼者様は、ご自分でフルリノベしちゃうほどの

DIY経験者。持ち込み時に型紙まで用意頂いてます。

(≧∇≦)bスゲェー!

こー言う風に組み上げて、側面の構成ピースとする。

んま、周囲は後から「ならい」で切れば、全く同じ

ピッタリ形状に切れますが、問題は、この構成。

( ̄~ ̄;)ウムム

デザイン上の穴は(開けても開けなくても良いらしいが)

後で開けるとして・・・ココの接合部ね?

平面にピッタリ接合するのは出来るんだけど、特に・・・

この薄い方向に平面強度がシッカリ出ないといけない。

( ̄~ ̄;)ウムム

因みに・・・もし、特に指定が無くて私が設計するなら

こー言う風にビスを打ちます。β(□-□ ) フムフム

何故か?って言うと・・・この形状だと・・・

こー言う方向に応力が掛かるから。( ̄Д ̄;)ソッカァ・・

つまり「抜けてくる」感じに接合部が開く筈だから

この方向にビスを打ち込んで引っ張り強度を上げるべし。

(ビス痕はダボ埋めで判らなくも出来ますが、今回はNG)

たぶん・・・見本も中華工場生産なので、ダボ打ちか?

ドミノ・ジョイントだと思うので、今回は2連ダボ打ち

を採用。(≧∇≦)b

因みに、ダボは丸いのでクルクル回っちゃう。それだと

回転してズレやすく&捻りに弱いので、こー言う風に

ダボ打ちは並列2連以上で接合します。(≧∇≦)b

んで・・・組み立て&接合。φ(°ρ°*)チマチマ

( ̄Д ̄;)ハヤッ!

この場合、木工ボンドでは不十分な筈。本当は

ユリア系とかが良いんだろうけど・・・

この接着スピードで判るように、信頼性が高く剛性の高い

2液エポキシボンドでφ(°ρ°*)コネコネ強靭に接着してます。

(≧∇≦)bガッチリ!

横の座面ラインは後から切るので下の余白多めですが

ハイっ!(≧∇≦)b型紙にもピッタリ♪

ボンド接合面強度が足りるか?心配だったのですが・・・

持ってみて「あー。こりゃ大丈夫だ」っと判るほど

頑丈に組み上がりました♪ヽ( ´ ▽ ` )ノセイコー♪

んで・・・肝心の捻り強度&平面強度。

観て判るようにバシッ!っと真横から見ると一枚に

通ってます。コレも合格♪(≧∇≦)bイェイ!

つーか・・・・

コレだけで立つじゃん♪(* ´艸`)

んま、こー言うのが成功した時に私が良くやってますが、

1ピースが自立する。木工やってる人ならどれだけ高精度か?

判ると思います♪(* ´艸`)

(≧∇≦)bスゲェ!

つまりは、シッカリ強度が出て平行度が出て、重量バランスも

均等だから・・・こんなパーツ単体でも立つ訳です。

つ~訳で・・・・シッカリ強度を出して構成できる事が

判ったので一安心♪(*´д`*)ホッ♪

んま・・・本番では4脚、つまり、この側面パーツだけで

8枚もピッタリ同じに作らなきゃいけないんですけどね?

(*´д`*)フゥ・・・

んま、依頼者さま。無事に構成出来るので、製作スタートまで

今しばらくお待ち下さいネ♪ヽ( ´ ▽ ` )ノララーン♪